7月11日(水) “〈『長崎新聞』より ― 〉ブラジルに来られる長崎の高校生・森さんが抱負語る”

 長崎の「高校生一万人署名活動実行委」メンバーで、16日に来伯される森麻衣子さんの記事が、11日付『長崎新聞』ホームページで掲載されましたので、紹介いたします。

(最近、事務局からの知らせよりも、新聞記事の引用が多くなっていますね。すみません=ホームページ管理者)

1万人署名実行委の森さんブラジルへ 現地で協力呼び掛け
(「長崎新聞ホームページ」7月11日付 から全文抜粋)

 核兵器廃絶を訴える「高校生一万人署名活動実行委」メンバーで、県立諫早高三年の森麻衣子さん(17)が十五日から二十六日までの日程でブラジルを訪問すると十日、長崎市役所で発表した。現地の被爆者や学生と交流し、署名への協力を呼び掛ける。

 署名活動は二〇〇一年に始まり、韓国や米国など海外の高校生にも広がっている。実行委メンバーがブラジルを訪れるのは〇五年の松尾美咲さん=当時・長崎女子高三年=以来二度目。当時は約八千五百人の署名を集め、現地の被爆者と親交を深めた。

 ブラジルには被爆者が約二百人いるとされる。森さんは十六日から二十四日までブラジル・サンパウロに滞在。在ブラジル原爆被爆者協会などを訪問。被爆者と意見交換するほか、二十日から開かれる「日本祭り」の原爆写真展で被爆の実相を伝えるとともに、被爆者や現地の高校生との署名を呼び掛ける。

 森さんは「一万人署名活動実行委で、世界の指導者に核廃絶を訴える手紙を送ったところ、ブラジルから大統領名で返事をもらい、行きたいと思った。被爆者の現状を知り、日本の仲間に伝えたい。現地の市民には核廃絶や、私たちの活動に対する考えを聞いてみたい」と抱負を語った。

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