9月19日(月)〔B〕 “被爆60年 7〜9月事務局のサンパウロでの活動報告”

 その後お元気ですか。
 協会の方はもとの状態が戻ってきました。
 9月17日に被爆者協会の定期例会が有り、盆子原さんより日本滞在中の報告があり、こちらブラジルでの報告は渡辺がしました。その時の原稿を送ります。

被爆60年 在ブラジル原爆被爆者協会
 森田会長ら訪日団不在時の、サンパウロ事務局の活動記録

 8月に入ってより1日に10件以上(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)取材の申し込みが有りました。
 又 外国からは イギリス、ポルトガル、コロンビア、ベネズエラからありスペイン語で森田さんの息子さんが応対して下さいました。
 8月5日、19:30より ジョウジ羽籐・サンパウロ市議の主催による(19:30分)「平和の日」記念式展原爆写真展とあわせて、サンパウロ市議会で行われました。
 8月6日、8:00より西本願寺で広島被爆慰霊ミサがとり行われ 21人の出席が有り、森田会長の代わりに堀岡貢さんに挨拶をお願いしました。
 8月6日、11:00より サンパウロ大学の主催による原爆絵画展示会、「ヒロシマ、証言と対話」と題して広島平和記念資料館所蔵の86点と森田会長の書かれた10点が展示されています。
 場所はイピラプエラ公園のビエナル館、3階で10月9日まで開かれているので、ぜひ 見に行って下さい。月曜日は休日です。
 8月9日、10:00よりサン・ゴンサロ教会で長崎被爆慰霊ミサがとり行われ、11人の出席と森田会長の息子さん夫妻のお骨折りで良いミサが出来ました。
 8月17日、元サンパウロ市議の下本八郎さんよりファクスが入り、日本の日系人大会に出席するのでその前に協会と話しをしたいとの連絡が有り、被爆者の現地での申請と治療を望んでいる事を話し、それを日系人大会で取り上げることを言われました。
 マリリア市でも市役所で被爆者が招待され60年祭がとり行われたと、協会員の久保栄作さんより連絡がありました。
 VINHEDOのエスコテイロで原爆展をしたいとの申し出が有り、協会より原爆のポスターを貸し出しました。そこでも署名活動をしていただき289名の署名をいただきました。
 8月23日サントアンドレの文化協会主催の「日本祭・日本文化の紹介と原爆展」と題して9月4日までサントアンドレ市議会で催され、やはり協会より原爆のポスターを貸し出しました。そこでも署名活動をしていただき(まだ持って来ていただいていませんが)3000ぐらいの署名が集まったそうです。又 署名していただいた人にメッセイジカードをつけた「鶴」を渡して それにそれぞれにメッセイジを書いて有り感激でした。
 8月24日サンパウロ市議会のTV(チャンネル カマラ)の取材もありました。
10  現在まで学校より講演の依頼が 5つ 来ています。
11  この様に、ブラジルの「日本祭り」で日本から来られた松尾美咲さんが始めた“戦争の無い、核の無い 平和を願う署名活動”は ウスピ、ヴィネイドのエスコテイロ、サントアンドレ、それからこれからも確実に いろんな学校に受け継がれて行くと思います。
12  最後に。
 森田会長ご夫妻と盆子原さん、とても暑かった日本での沢山の日程をこなされ、奥さんは体調をくずされ、本当にお疲れさまでした。
 又、やす子さん、留守をまかされた我々の為にブラジル語の応対に薬を飲みながら頑張っていただきありがとうございました。
 岡田公生さんにもブラジル語がお解かりになるので色々手伝っていただき有難うございました。
 又、いろいろな所からの 取材を受けて下さった協会の皆様有難うございました。
 

(渡辺 淳子)

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