9月26日(月) “総領事館の被爆者担当にご挨拶 良い話し合いで、今後が楽しみに”
海外からの申請を理由に被爆者援護法に基づく健康管理手当や葬祭料の支給を長崎市に却下された韓国人被爆者、崔季Kさん=昨年7月に78歳で死亡=と遺族が不支給処分の取り消しを求めた2件の訴訟の控訴審判決が26日、福岡高裁であった。石井宏治裁判長は「不支給は違法」と述べ、いずれも請求を認めた1審長崎地裁判決を支持、市側の控訴を棄却した。 |
―― まずは福岡高裁で在韓被爆者勝訴とのニュース。こちら一同とても喜んでいます。
たくさんの人達の援助があっての事と感謝しています。上告されない様願うばかりです。
ブラジルは春に入りましたが、今日は23℃と朝から小雨の降る寒い日です。
森田会長夫妻、盆子原さん、渡辺の4名で、サンパウロ総領事館の原爆担当の沖田豊穂(OKITA TOYOO)領事にご挨拶に伺いました。
ブラジルの被爆者協会の現状を説明し、福岡高裁判決に対して長崎市が上告を断念すること(我々はそう思っています)を前提に、現地での指定病院の件についても触れました。
又 毎年の健康管理手当と保険手当の継続に「在留証明」がそれぞれ32レアル(日本円で約1500円)ほどいります。ただ一方では、同じ「在留証明」でも年金や軍人恩給の為の継続には、“ただ(無料)”で出してくれます。どうして被爆者だけがお金を取られるのか憤慨です。その事についてもお話しました。
お忙しい中 45分ぐらいお話しました。とても 感じの良い方で私達の話を一生懸命に聞いて下さり とても良い話し合いだったと これからの事が楽しみになりました。
日本は次々台風が来て大変ですが気をつけて下さい。
(渡辺 淳子)