「新・伝統食」とは?
Q&ANo.15
ホリスティック健康学・栄養学研究所で勧める「新・伝統食」とは何ですか?
「伝統的な日本食」と「長寿村の食事」をモデルに、最新の栄養学的知識を応用して伝統食の利点を引き上げ、さらに強化したものが「新・伝統食」です。ホリスティック栄養学における食生活の改善とは、日常の食事を「新・伝統食」にすることに他なりません。具体的には、次の「食事改善の10のポイント」と「メニューづくりの3つのルール」を実践することで達成されます。
食事改善の10のポイント
- 加工食品・インスタント食品をできるだけ減らす
- 脂肪・油をできるだけ減らす(オメガ3脂肪酸を摂る)
- 肉・乳製品・卵を摂らないか、ごく少量にする
- 砂糖をごく少量にする。白砂糖を摂らない
- 主食を精製度の低い穀類にする。雑穀を加える
- 豆類を摂る。種子・ナッツ類を摂る
- 野菜をたっぷり摂る。果物を摂る。海藻を摂る
- 魚貝類を少量摂る
- 発酵食品を常に摂る
- 食材・調味料は自然で新鮮なものを使う
※1~4は、排除すべき食品です。5~10は、積極的に摂りたい食品です。
メニューづくりの3つのルール
- 主食と副食の比率を守る……主食6:副食4
- 食材間の比率を守る……穀類5:豆種子類1:野菜海藻3:魚貝類1
- 植物性食品と動物性食品の比率を守る……植物性食品9:動物性食品1