毎日「日本食レストラン」で食事をすれば健康になれるでしょうか?
Q&ANo.12
海外では日本食がブームですが、毎日「日本食レストラン」で食事をすれば健康になれるでしょうか?
日本食レストランで定番となっている天ぷら・トンカツ・すき焼きなどは、毎日食べれば健康を害する“悪い食事”です。天ぷらもトンカツも油料理であり、せいぜいたまの楽しみにとどめるべきです。特に最近の日本食レストランで出されているものは、油が酸化していたり、食材自体も劣化したものが多いなど、病気を引き起こす原因となる欧米食と大差ありません。
人間を健康にする本当の「日本の伝統食」とは、昭和30年以前に一般庶民が日常的に食べていた食事のことです。現在、海外で日本食として流行しているものは、たまに食べるご馳走であり日常食ではありません。
また世界の長寿村には独自の伝統食があり、90歳・100歳まで元気に生活している人たちは、そうした食生活をしっかり守っています。ホリスティック栄養学が食事改善のためにモデルとしている日本の伝統食とは、どこまでも「長寿村の日常食」のことなのです。