吉野ヶ里遺跡までサイクリング。
国道3号線を避け小郡の高速まで伸びている道路を走った。
かなり遠回りになるが少しでも安全を考えて。
佐賀県は比較的平坦部が多く、走りやすい。
それに季節も秋に入り、一頃のように汗をかかなくなった。
途中、コンビニで休憩する。一口で食べられる小さなアンパンで栄養補給。
吉野ヶ里遺跡は公園となっていて広い駐車場があった。
駐車料金を払おうとしたら自転車は無料だった。
平日とあって見物客は少なく大型バスが数台のみで、私のような一人で見物する者は少なかった。
それにしても、広大な遺跡だ。
至る所で清掃や草刈をしている職員(パートかな)が多くいた。
これだけ広いと手入れも大変だろう。
案内板に従って歩くと復元された環濠や建物が目に入ってきた。
竪穴式の建物は藁葺き屋根だけを地面に置いたような作りだった。
子供時代、周辺の家々に藁葺きが多かったのでどこか懐かしい。
本物に似せて復元しているが、現代的な製材加工をしているので,遠くから眺めたほうがより古代を感じるかも。
藁葺きで燃えやすいので仕方が無いが、至る所にある消火設備が目立ち過ぎ、古代とのアンマッチが気になった。
この遺跡が発見されマスコミに取り上げられたころ、佐賀の仕事帰りに友人と立ち寄ったことがある。当時はまだ発掘調査が始まったばかりで
数箇所の地面にブルーシートを被せただけだった。監視の者もいなくて盗掘にも無防備な状態だった。
あまりにもきれいに整備されていたので驚きだった。
帰りは少しでも早くと国道3号線で帰る。
バイパスは歩道が無く交通量が多いので高架と一般道を繰り返し走りにくい。
本日の走行約70km。






