Jan Akkerman & Thijs Van Leer
Focus








彼等の音楽との出会いは私が小学校4年生の時に遡る!
そして、彼等との生演奏の出会いは翌年1974年私が5年生の時だ!
勿論、フォ−カス初来日公演である。

フォ−カスVから始まり悪魔の呪文のアルコ−ルで終わる正味2時間半のコンサ−トは今にして思えば夢のような公演でした。

数年後にヤン.アッカ−マン氏がフォ−カスを脱退し、ニュ−ギタリストを加入されるも、結局70年代後半には解散してしまったフォ−カス。
85年に『Focus』なるアルバムタイトルでヤン氏とタイス氏によるコラボレ−ションアルバムがリリ−スされたことがありましたが、そこにはもはや70年代を象徴するプログレッジヴなフォ−カスはありませんでした。

そして時は経過し、2003年4月にはタイス氏が新メンバ−を引き連れてのフォ−カス来日公演
2006年11月にはヤン氏がソロとして来日してくれたのであります♪

タイス氏が中心となったフォ−カスはニュ−アルバム『フォ−カス8』からの新曲を挿んでやはり旧曲が演奏され、ヤン氏も自らのソロを中心としながらも、セットリストの半分はやはりフォ−カスの名曲のオンバレ−ドでした。

お互いクラシックの教養を活かしながらの音楽活動でしたが、ギタリストとフル−ト&オルガン奏者という違いなのでしょうか?
やはり2人がまた同じステ−ジに立つことは無いような気がします!?

それでも70年代のオランダ.プログレを支えて来た2人のミュ−ジシャンをこれからも応援したいと思います♪

下記は私Yutakがお勧めするフォ−カス、そしてヤン氏タイス氏両名の作品です。



Focus

★In And Out Of Focus


01 Focus [Vocal Version]
02 Black Beauty
03 Sugar Island
04 Anonymus
05 House of the King
06 Happy Nightmare (Mescaline)
07 Why Dream
08 Focus [Instrumental]

記念すべきフォ−カスのデビュ−アルバムです。

とは言うものの、セカンド『ムーヴィング・ウェイヴズ』やサ−ド『フォ−カスV』のようなインパクトはないですが、名曲「ハウス.オブ.ザ.キング」が収録されてます。

ヤン.アッカ−マンのギタ−が思う存分堪能できる「Focus [Instrumental] 」は聴き応え十分です。

★Moving Waves

01 Hocus Pocus
02 Le Clochard
03 Janis
04 Moving Waves
05 Focus II
06 Eruption

本作品もフォ−カスを語る上で忘れてはならぬアルバムです。

オ−プニングの「悪魔の呪文」
ヤン.アッカ−マンの強烈なリフと、タイスのヨ−デルが交互に展開され、一度聴いたら忘れられないインパクトがあります!

「フォ−カス2」もライヴでは必ず演奏されてたナンバ−であり、そして、アナログ時代はB面にマルマル収録されてた組曲「エラプション」

聴き応え十分です!

★Focus 3

01 Round Goes the Gossip
02 Love Remembered
03 Sylvia
04 Carnival Fugue
05 Focus III
06 Answers? Questions! Questions? Answers!
07 Elspeth of Nottingham
08 Anonymus Two

この度(2006年11月)、来日してくれたヤン.アッカ−マン氏。
70年代彼が在籍してたフォ−カスを語る上で忘れてはならぬのが本作品『フォ−カスV』です。
アルバムタイトルどおり、フォ−カスの3作目に当たります。

ヒットナンバ−「Sylvia」他
「Focus III」
「Answers? Questions! Questions? Answers!」
等、当時のライヴの定番になってるナンバ−が収録されてる名盤です。

★At The Rainbow

01 Focus III
02 Answers? Questions! Questions? Answers!
03 Focus II
04 Eruption/Orfeus/Answer/Orfeus/Answer/Pupilla/Tommy/Pupilla
05 Hocus Pocus
06 Sylvia
07 Hocus Pocus (Reprise)

私が小学生の時、兄に連れられて初めて観に行ったロックコンサ−トがフォ−カス初来日公演でした。
その時の感動が甦るライヴアルバムです♪
あのリッチ−.ブラックモアさんが好きなギタリストにその名を挙げてた人物ヤン.アッカ−マンのギタ−は最高です!
タイスのハモンドと素晴らしいフル−ト!
そして、何と言っても「悪魔の呪文」でのヨ−デルです(^^)
レイロロ!レイロロ!ロンパッパ!
一度聴いただけでも忘れることのできないフレ−ズです(;^_^A

★Hamburger Concerto

01 Delite Musicae
02 Harem Scarem
03 La Cathedrale De Strasbourg
04 Birth
05 Hamburger Concerto
06 Early Birth

ドラムスがピエ−ル氏からコリン.アレン氏にバトンタッチ!
フォ−カス初来日記念アルバムとなった作品です。
まさに全盛期の頃の彼等のスタジオアルバムで、当時アナログ版B面をマルマル占める「Hamburger Concerto」は聴き応え十分で、初来日公演でも演奏されました♪

★Live At The Bbc


01 Virtuous Woman
02 Blues In D
03 Maximum
04 Sneezing Bull  
05 Sonata For Flute  
06 House Of The King  
07 Angel Wings  
08 Little Sister/What You See  
09 Hocus Pocus  

1976年、ロンドンでレコーディングされたライヴ。
ギタリストにフィリップ・カテリーンを迎え、アッカーマン時代とは一味違ったスリリングな演奏を聴くことができる、ファンの間では噂になっていた名演を収録!
ヤン.アッカ−マンがいないという寂しさはあったものの、録音状況も良いし、なかなかの熱のこもった演奏♪
「At the Rainbow」の頃の勢いは個人的には感じなかったけれども、ライヴ.アルバムとしての出来はなかなかのもの(^^)v
何と言っても、タイスのフル−トが美しいし、”HOUSE OF THE KING”のライヴ音源が聴けたというのは嬉しい♪

★Focus 8

01 Rock & Rio  
02 Tamara's Move (Allegro-Adagio-Allegro)
03 Fretless Love  
04 Hurkey Turkey  
05 De Ti O de Mi  
06 Focus 8
07 Sto Ces Raditi Ostatac Zivota?
08 Neurotika [Rehearsal Take]
09 Brother
10 Blizu Tebe  
11 Flower Shower  

突然フォ−カスが復活し、『Focus 8』をリリ−スしたのには当時驚きました!
そして、本作リリ−ス後再び来日までしてくれたのには更に驚きました!
しかし、そこにはあの名ギタリストのヤン.アッカ−マンの姿はありませんでしたが、今回のコンサ−トはまさしくフォ−カスでした。

リ−ダ−であるタイス.ヴァン.レア(かなり太ってしまった)を中心にもともとフォ−カスのコピ−バンドをしてた若手ミュ−ジシャン達を揃えての復活です♪

70年代のフォ−カスらしさを残しながらも、21世紀型フォ−カスをアピ−ルしたアルバムに仕上がっています。

★New Skin - Foucus 9

01 Black Beauty
02 Focus 7
03 RememberMozart
04 Sylvia's Stephs
05 Niels's Skin
06 Eddy Voc Jo
07 Aya Yuppie
08 Focus 9
09 Curtain Call
10 Ode To Venus
11 European Rap
12 Pim
13 It Takes 2

期待してた以上に素晴らしい出来でした!
ギタ−がメンバ−チェンジとなり、そしてドラムスにピエール.ファン.デァ.リンデン氏が復帰。
ピエ−ル氏というと、『ム−ビング.フェイブ』や『フォ−カス3』時代のドラムスで、フォ−カス全盛期を支えて来た元メンバ−!

で、ニュ−アルバムですが、前作『フォ−カス8』もそうでしたが、70年代を意識した音作りといった感じで、プログレ全盛期だった70年代の香りがプンプンするそんなアルバムです。
そして、ドラムがピエ−ル氏になったことにより、よりフォ−カスらしさに戻った気がします♪

★Focus ]

01 Father Bacchus
02 Focus 10
03 Victoria
04 Amok In Kindergarten
05 All Hens On Deck
06 Birds Come Fly Over (Le Tango)
07 Hoeratio
08 Talk Of The Clown
09 Message Magique
10 Crossroads
11 Santa Teresa (Bonus Track)
12 Hocus Pocus (Live) (Bonus Track)

近年、アルバムごとにギタリストを代えているフォ−カスですが、今回は再結成後の2作品とはうって変わって、「MOVING WAVES」「FOCUS 3」「FOCUS AT THE RAINBOW」あたりを思わせる、緊張感溢れるドラマティックでスリリングな内容に仕上がっています。
「悪魔の呪文」を彷彿とさせる疾走ハード・ロック・チューン「Father Bachus」で幕を開ける本作「X」は、ローマ数字で「10番目の」を意味する記念すべきスタジオ・アルバム。

★Golden Oldies 

01 Hocus Pocus
02 Tommy
03 House Of The King
04 Focus 1
05 Sylvia
06 Focus 3 & 2
07 Aya-Yuppie-Hippie-Yee
08 Neurotika
09 Brother

近年、精力的にレコ−ディングやライヴ活動しているフォ−カス!
現ラインナップ (タイス・ヴァン・レール/ピエール・ファン・デル・リンデン/メノ・グーチェス/ボビー・ヤコブス)による再レコーディング音源9曲を収録しています。
正直言ってファンとしてはたまらない作品です♪
「Hocus Pocus」は勿論、、「House Of The King」「Tommy」「Sylvia」等、バンドの代表曲の数々を披露しています。



Jan Akkerman

Tabernakel (流浪の神殿)

01 Britannia by John Dowland  
02 Coranto for Mrs. Murcott by Francis Pilkington  
03 Earl of Derby, His Galliard by John Dowland  
04 House of the King  
05 Galliard by Anthonie Holborne  
06 Galliard by John Dowland  
07 Pavan by Thomas Morley  
08 Javeh  
09 Fantasy by Laurencini of Rome  
10 Lammy: I Am/Asleep, Half Asleep, Awake/She Is/Lammy, We Are/Last Will a

リリ−スされたのは1974年
ちょうどフォ−カスの初来日公演の頃だったでしょうか?

フォ−カスは人気絶頂だったし、アッカ−マン氏もフォ−カス.マンとして満足してたのかなあ?なんて思ってましたが、どうやらグル−プ内でかなりフレストレ−ションが溜まってたみたいですね!

そんなはけ口は当然ソロアルバムになるわけで、本作の『流浪の神殿』が作られたみたいです!

バックにフルオ−ケントラを使ったり、アッカ−マン自身もエレキよりもアコ−スティックやシタ−ル、その他何かの民族楽器を使ってフォ−カスではできない自分の音楽を楽しんでるように聴こえます♪

そんな中でも、フォ−カスでも取り上げられてる「House of The King」をアレンジし直して再録されてるのはとても興味があります!
タイス氏のフル−トのパ−トをギタ−パ−ト(シタ−ルかな?)で演奏してたのは、如何にもアッカ−マン氏らしいです♪

★Eli

01 Eli
02 Guardian Angel  
03 Tranquillizer
04 Can't Fake A Good Time  
05 There He Still Goes  
06 Strindberg
07 Wings Of Strings  
08 Naked Actress  
09 Fairytale

Jan Akkerman氏とBrainbox時代の旧友Kazlux氏(Vocal)のコラボレ−ションアルバムです!

素晴らしいAkkerman氏のギタ−インストゥ−ルメンタル曲とKazlux氏の渋いボ−カルがフィ−チャ−されてる曲が交互に聴けます。

タイス氏のヨ−デル?を除けば、基本的にはフォ−カスはインストゥ−ルメンタル.バンドでしたが、ブレインボックスはKazlux氏というしっかりとしたボ−カリストがいたことにより、フォ−カスとは一味違ったグル−プでした。

この「エリ−」がリリ−スされた当時、彼等がツア−に出たかどうかは知りませんが、もしそんなツア−でブレインボックス時代の曲を演奏してくれたら、ファンも歓んだのでは?

★寛ぎの時

01 Crackers
02 Angel Watch
03 Pavane
04 Streetwalker
05 Skydancer
06 Floatin`
07 Gate To Europe

今回の紙ジャケ再リリ−スの中では、一番ジャズ色を感じる作品だと思います!

あのエディ−.ヴァン.ヘイレンに「世界最高のギタリスト」と言わせたり、あのリッチ−.ブラックモアに「フェイバリト.ギタリスト」とその名を挙げさせた素晴らしいギタ−プレ−を聴くことができます♪

Jan Akkerman Live (Montreux Jazz Festival)


01 Transistory
02 Skydancer
03 Pavane
04 Crackers
05 Tommy
06 Azimuth

アナログがリリ−スされたのは1978年で、フォ−カスを脱退してまだ間もない頃でしょうか!?
いつ聴いてもこの人のギタ−は良いですね♪
フォ−カス時代の名曲「Tommy」を熱く演奏してくれてます!

★Focus In Time

01 Home Voyage: A. Intro
02 Home Voyage: B. Where Would I Be
03 Home Voyage: C. I'll Make It Up to You
04 Home Voyage: D. Extro
05 Saudade
06 Nail the Snake
07 Apres un Reve
08 Am I Losing You
09 Wildflower
10 On the Table
11 Elegy
12 Laurie Anne
13 Leading Me There
14 I'll Find My Own Way Home

1996年リリ−スのアッカ−マン氏のソロアルバムです!
タイトルを見ると、やはりフォ−カス時代のサウンドをちょっと期待してしまいますが、確かにその時代のサウンドを残しつつも、クラシックの要素とフュ−ジョンの要素が融合されたような作品で、もろバッハやモ−ツァルトをアレンジしたような曲までもあります。
さすがヤンさんです(^^)v

同じクラシックの要素なら、フォ−カスの元相棒タイス.バン.リ−ル氏のソロアルバムと比べてみるのも面白いかも?

★10000 Clowns On A Rainy Day


■Disk1
01 Intro(10,000Clowns)
02 Puccini's Cafe
03 Skydancer
04 Eruptions
05 Focus 2
06 Pre Madonna
07 Virgin Mary
08 Soft Focus
09 Pedestrians
10 No Hang Ups
■Disk2
01 On The Table
02 Am I Losing You
03 Wake Up
04 Focus 3
05 Weedstalker
06 Akkerstones
07 Pool House
08 Quiet Storm

90年代のヤン.アッカ−マン氏によるライヴ.パフォ−マンスが2枚組CDで楽しめるのですから(^^)v
彼のソロの間にさり気無く挿まれるフォ−カスの名曲の数々!
『At The Rainbow』や74年のフォ−カス初来日公演の感動が甦ります♪

★Passion

01 Suite 1: David's Harp Song/Wildflower/Across the Bridge/In Amorata
02 Suite 2: Monkey/Sweethearts/Close Enough/Central Park/AB-So-Rockin ...
03 Mon Amour
04 Tranquilizer
05 Classic Gaz/Gate to Europe
06 Fellini's Restaurant
07 Passion
08 Countess of Pembrooks Paradise
09 Muy Linda
10 The Knight of the Lute
11 Whispering/Liebestraum

私としたことが!
どうしてもっと早く聴かなかったんだろう?
一昨日(2006年11月30日)STB139での来日公演を観に行った記念に、会場で本作品をゲット!
全曲アコ−スティックによる本作品を聴いて、心が和む雰囲気にさせられました♪
偶然にも数日前、同じ会場で来日公演を実現してくれたスティ−ヴ.ハケットに通じるものがあり、気付いた方も大勢いる筈!
本作品に収録されてる「Classic Gaz/Gate to Europe」はハケット氏も来日公演で演奏してくれてました。

ロック界でクラシックギタ−を弾かせたら、ヤン.アッカ−マン氏、PFMのフランコ.ムッシ−ダ氏、そしてスティ−ヴ.ハケット氏がズバ抜けてると思います♪

C.u.

01 See You
02 In Between the Sheets
03 I'm in the Mood
04 Dance the Blues Away
05 Cottonbay
06 Kloenk
07 Blowing
08 Slow Man
09 Urbanstring

円熟味のあるギタリストとしてのアルバムです!
現時点では彼にとって一番新しいアルバムだったかと。

彼のファンはどうしても、フォ−カスのイメ−ジを捨て切れずにいますが、70年代にどうしてもう1人のフォ−カスマンであるタイス.バン.リ−ルと決裂してしまったのか?
同じクラシックの要素をもつ2人ですが、ギタリストであるヤン氏とオルガン&フル−ト奏者であるタイス氏の音楽性の本質的違い!
本作を聴くと何となくわかるような気がします!

それにしても、衰えを知らぬ、むしろ益々ギタ−を探求して行くヤン.アッカ−マン氏とは只者ではないギタリストです♪

★Cu2

01 In Between The Sheets
02 Tranquilizer
03 You Do Something To Me
04 Focus2
05 Focus3
06 In The Mood
07 House Of The King
08 Dance The Blues Away
09 Slow Man
10 Pietons-Focus Pocus
11 I'll Make It Up To You (Acoustic)

11歳の時、1974年のフォ−カス初来日公演を観に行き、それから32年間待ち続け、2006年11月30日、六本木STBでのアッカ−マンさんのソロ初来日公演を再び観に行った私Yutak!
アッカ−マンさんの変わらぬ素晴らしいギタ−プレ−に感涙し帰って来ました(ToT)
その11月29日30日の模様が収録されたライヴ音源です♪
感動しない訳がありません♪

★Live In Concert : The Hague 2007

01 Answers Questions
02 Anonymous
03 Palace Of The King
04 Tranquilizer
05 Dance The Blues Away
06 In The Mood
07 Slowman
08 Hocus Pocus
09 Sylvia
10 Urban String
11 You Do Something To Me

現時点では母国オランダから直輸入のライヴアルバムで、日本で演奏された曲で上記の『Cu2』に収録されてない曲が本作品には多く収録されてる。
残念なのは、本作品がCDではなくLPだということだ(>_<)
日本の音楽業界がもっと働きかけて、何としてでもCDとしてリリ−スしてもらいたいものだ!
因みに、同じ音源?のDVDも母国オランダではリリ−スされてるらしい!



Thijs Van Leer

Introspection / Introspection 2

01 Pavane, Op 50
02 Rondo
03 Agnus Dei From Mass In B Minor, Bwv 232
04 Focus 1
05 Erbarme Dich From "st Matthew Passion" Bwv 224
06 Focus 2
07 Introspection
08 Goyescas No Iv (quejas O La Maja Y El Rulsenor)
09 Rondo 2
10 Introduction
11 Sicilliano
12 Focus 3
13 Larghetto & Allegro
14 Introspection 2
15 Sheep May Safely Graze
16 Mild Wild Rose
17 Bist Du Bei Mir
18 Carmen Elysium

オルガンもヨ−デルもなく、フォ−カスのイメ−ジとは程遠く、タイス氏はフル−トに専念し、バックにフルオ−ケストラが流れるというモロ.クラシックです!

偉大なるクラシックの作曲家達の作品をアレンジしたり、またタイス氏のオリジナルがあったり。

また興味深いのは、フォ−カスの名曲「Focus 1」「Focus 2」「Focus 3」のアレンジ!
アッカ−マン氏のギタ−パ−トをタイス氏のフル−トでアレンジし直し、それがまたオ−ケストラにとけ込んで名曲に仕上がっています♪

ギタリストのヤン.アッカ−マン氏
フル−ト奏者のタイス.バン.リ−ル氏
聴き比べてみると、音楽的方向性が微妙に違ってたことがわかります。

Introspection 3

01 Reigen Seliger Geister
02 Rondeau
03 Adagio
04 Brother
05 Sicilienne
06 Rondo Iii
07 He Shall Feed His Flock
08 Focus V
Introspection 4

01 Arcangelo [Gigue From Sonata Op.5 No.9]
02 Introspection 4
03 Rondeau Des Enfants
04 Grave Allegro Adagio
05 Le Tango
06 Air
07 Patorale
08 Largo E Dolce
09 Siciliano Allegro
10 Song For Eva [Theme From Exit 7]

タイス氏の「 Introspection」シリ−ズ3&4です。
「1&2」同様、全曲オ−ケストラをバックに、タイス氏が華麗にフル−トを吹いています。
「これだけ、クラシックの教養がしっかりしてれば、フォ−カスでも良い曲作るはずだよなあ」と納得してしまう素晴らしいクラシックアルバムです!
アルバムジァケットに写されているタイス氏の生え際が時代と共に後退しているのが、妙に笑えてしまいますが(^^)