21世紀ライヴレポ−ト 1






★スティ−ヴ.ハケット AN ACOUSTIC EVENING
(2002年1月13日 TRIBUTE TO THE LOVE GENERATION お台場)




スティ−ヴ.ハケットのアコ−スティックライヴアルバム「THERE ARE MANY SIDES TO THE NIGHT」を聴いて、是非、彼のアコ−スティック.ライヴを生で見たい♪と思っていた時に、その夢は意外と早く実現しました(^^)v
彼の弟ジョン.ハケット(フル−ト)とロジャ−.キング(キ−ボ−ド)、そしてスティ−ヴ.ハケット(クラシックギタ−)という編成でのライヴです♪
1曲1曲毎にハケットのアナウンスをはさみ、和やかな雰囲気の内にコンサ−トは進行して行きます。
ジェネシス時代の名曲"HORIZONS"そして"FIRTH OF FIFTH""HAIRLESS HEART"では一段とボルテ−ジが上がります!!
しかし、ジョンのフル−トはいいですね♪
兄のスティ−ヴと息がピッタリと合います。
そして、2人をサポ−トするようにセンスのいいロジャ−.キングのキ−ボ−ドが被さります!!
アンコ−ルでは一度演奏した"JACUZZI"をもう一度演奏してくれました♪
あまりの気持ちいい名演奏のためか? おやすみモ−ドに入ってしまった観客もチラホラいらっしゃいましたが(;^_^A



★ロジャ−.ウォ−タ−ス来日公演(2002年3月31日 東京国際フォ−ラム)

 

伝説とも言える箱根での来日公演も勿論見ることができなかった私は、フロイドとしてのメンバ−ではないが、このコンサ−トで初めてロジャ−.ウォ−タ−スという一人の男を生で見ることができた!
さすがに70年代までの頃の狂気に満ちた雰囲気こそなかったが、サウンドを重視するギルモア’Sフロイドとは明らかに違っていた。
ウォ−タ−スの歌は歌ではなく、まるで歌を朗読しているような特徴ある語りで、コンサ−ト全体が歌劇のようにも見えた!
1990年のベルリンでの「ザ.ウォ−ル.コンサ−ト」も凄かったが、その延長線上が2000年から今回の来日公演までの大規模なツア−であったような気がする。
先にリリ−スされたCD&DVD「IN THE FLESH」とほぼ同じコンサ−ト内容なので参考にされたい。



★ア−スワ−クス来日公演(2002年4月25日 六本木スイ−トベイジル)



ロックドラマ−がジャズユニットのバンドを?!
しかし、まさしくジャズのグル−プでした。
イエス、キング.クリムゾン、ジェネシス等プログレを渡り歩いてきた名ドラマ−ビル.ブラッフォ−ド率いるア−スワ−クスの来日です。
長年シモンズ(エレクトリックドラム)を叩いてたブラッフォ−ドが最後に行き着いたところは生ドラムであり、ジャズでした!
メンバ−も勿論、サックス、ピアノ、ウッドベ−スと全てアコ−スティックのジャズ畑で育って来たミュ−ジシャンで揃えています♪
そして2002年4月六本木のスイ−トベ−ジルでのコンサ−トです(^^)v
客層は広く、私の見る限りでは20代からどう見ても60近くのご夫婦までがいらしていたようです!
上記写真の通りのシンプルなドラムセットですが、そこから叩かれるブラッフォ−ドのドラミングはまさに職人芸でした♪
第1部はブラッフォ−ドがハイハットを叩くところから始まる"REVEL WITHOUT A PAUSE"がオ−プニングで、芸術とも思えるブラッフォ−ドのドラミングが冴え渡ります!
スティ−ヴ.ハミルトンのピアノがなかなかセンスがよく、ア−スワ−クスの中でもリ−ダ−であるブラッフォ−ドを支える中心的人物である気がしました。
15分間の休憩をはさんで第2部はブラッフォ−ドが左手に持つパ−カッションを叩きながら登場し、そのまま"FOOTLOOSE AND FANCY FREE"へ♪
コンサ−トは終始大人の雰囲気が味わえ、尚且つプロの職人芸を見せ付けられた「流石だ♪」と納得させられる内容でした(^^)v



★PFM来日公演(2002年5月12日 クラブチッタ川崎)

 

初来日公演を見逃してしまった私(ToT)
それから約25年ほどの歳月が過ぎ、そして突然生の彼等を見ることができました♪
マウロ.パガニ−はそこにはいなかったけど、往年の名曲の数々を演奏してくれたのです!!
"人生は川のようなもの"
"幻の映像"
"プロムナ−ド.ザ.パズル"
"何処で...何時..."
"ミスタ−9〜5時""アルタロ−マ5〜9時"
"セレブレ−ション"
"原始への回帰"
等、学生の頃夢中で聴いてた曲が目の前で再現されたのです(^^)v
メンバ−はすっかり年を取ってしまったけど、その分演奏に熟年の味を感じました♪
今度はいつ来日してくれるのだろう?
そんなに遠くないような気がします!!
そして、その時こそマウロ.パガニ−も復帰したPFMを見れるのでは??と今から期待を膨らませてます♪



★フォ−カス来日公演(2003年4月11日 クラブチッタ川崎)



突然フォ−カスが復活しました!
そして「フォ−カス8」をリリ−ス後、再び来日までしてくれたのです♪
しかし、そこにはあの名ギタリストのヤン.アッカ−マンの姿はありませんでしたが、今回のコンサ−トはまさしくフォ−カスでした。
リ−ダ−であるタイス.ヴァン.レアを中心にもともとフォ−カスのコピ−バンドをしてた若手ミュ−ジシャン達を揃えての復活です♪
コンサ−トはいきなり彼等のファ−ストアルバムから"フォ−カス1"
ニュ−アルバムから数曲が披露され、そして往年の名曲"フォ−カス2""フォ−カス3""イラプション""シルビア""悪魔の呪文"が甦ります(^^)v
体調を崩していたのか?太り過ぎなのか?タイスが何故かフル−トをあまり吹かなかったのは残念でしたが25、6年ぶりぐらいの来日を果たしてくれたフォ−カスは初来日を目撃した私の心を子供の頃に戻してくれました♪



★セバスチャン.ハ−ディ−来日公演(2003年7月 赤坂ブリッツ)



彼等の音楽を知るようになってまだ間もなかった!
友達から教えてもらった彼等のデビュ−アルバム「哀愁の南十字星」
未聴だった私は、この21世紀になってこのアルバムを聴き、アルバム名の如く、哀愁に浸りながら、数日間、何度もリピ−ドして聴いたものだった(;^_^A
「生の演奏が聴きたかった♪」
その願いは意外にも早く実現した(^^)v
オリジナルメンバ−の彼等が突如来日してくれたのだ!
70年代のグル−プの再結成ブ−ムの流れに乗ったためか?
勿論、「哀愁の南十字星」の再現だ♪
マリオ.ミ−ロのギタ−のフレ−ズを色々と思い出しながら、時にはステ−ジを見ることなく、目を瞑りながら聴き入ってしまった♪
一つ欲を言ってしまうと、ステ−ジにメロトロンという訳には行かなかっただろうか?
(;^_^A



★イエス来日公演(2003年9月16日 神奈川県民ホ−ル)



イエス名義としては6度目の来日となる今回の最終公演は神奈川県民ホ−ル。
会場にはスラビンスキ−の「火の鳥」が流れ、割れんばかりの拍手♪
イエスのメンバ−が登場です(^^)v
オ−プニングの"SIBERIAN KHATRU"や最新アルバムからの"MAGNIFICATION""IN THE PRESENCE OF"そして往年の名曲の数々が演奏されます♪
来年還暦だというのに衰えを知らないリ−ドボ−カルのジョン.アンダ−ソン!
リ−ドベ−スにも聴こえてしまうベ−スのクリス.スクワイア!
その彼とのコンビネ−ションを維持するドラムスのアラン.ホワイト
ロック、クラシック、カントリ−、ジャズ、フラメンコ等様々なスタイルで弾くまくるギタ−のスティ−ヴ.ハウ!
何台ものキ−ボ−ドをこれまたドデカイ体で自由自在に操る、音の魔術師、キ−ボ−ドのリック.ウェイクマン!
メンバ−全員がスペシャリストでした。
裏話をばらしてしまうと、今回、"LONG DISTANCE RUNAROUND"の出だしで、ウェイクマンのキ−ボ−ドが打ち合わせと違う音色が出てしまい、慌てて楽屋裏のテクニカルさんと調整するウェイクマン(^-^)
その間(1分ぐらいか?)ハウは途中からギタ−をズンチャカ♪ズンチャカ♪とアドリブで遊び、そこにすかさずアンダ−ソンが口に指を入れて「ポン♪」と一音(^o^)
会場は更に和やかな雰囲気になりました(^^)v
最後は大作の"AWAKEN"
アンダ−ソンのハ−プ、スクワイアのトリプルネック、ウェイクマンのパイプオルガン?ソロが印象的でした♪
アンコ−ル2曲目の"ROUNDABOUT"でコンサ−トは終わり、最後に何故かメンバ−と会場全員で三三七拍子を(^o^)
いつの日かまたこのメンバ−で来日してもらいたいものです♪



★ア−スワ−クス来日公演(2004年4月24日 Astro Hall)



新メンバ−のグウィリム.シムコック(piano)加入後の来日公演となるア−スワ−クス!
原宿にあるAstro Hallというこじんまりとしてライヴステ−ジでコンサ−トは行われた。
ピアノとサックスのディエットメロディ−の後、オ−プニングは前回(2年前の六本木スイ−トベイジル)の来日公演と同じ"REVEL WITHOUT A PAUSE"から!
ブラッフォ−ドの卓越したドラミングを始め、メンバ−全員がジャズ畑で育って来たプロフェッショナルなミュ−ジシャンばかり♪
10分ほどの休憩を挿んだ前半後半の素晴らしいステ−ジがあっという間に過ぎます。
セットリストは主に新曲やBruford時代の曲も演奏されたみたいです。
ロックドラマ−出身でありながら、そのブレ−には常にジャズのハ−トがあり、過去にとらわれず、あくまでも新しい音楽にチャレンジしていくブラッフォ−ドの姿勢が、見てる我々にも気持ちよく伝わって来ます♪
しかし、ジャズにはピアノをフュ−チャ−したグル−プ、サックスをフュ−チャ−したグル−プ等様々ですが、このア−スワ−クスはリ−ダ−であるブラッフォ−ドのドラムスがフュ−チャ−されてるだけあり、常にテンポのいい、オカズの多い(手数の多い)プレ−に、私などは終始、足の貧乏揺すりが止まりませんでした(;^_^A



KBB vs Pochakaite Malko (2004年8月21日 江古田 Buddy)

 

KBB:
壷井彰久(vln)
Dani(b)
菅野詩郎(dr)
高橋利光(key)
Pochakaite Malko:
荻野和夫(key)
桑原重和(b)
立岩潤三(dr)
壷井彰久(vln)
そして
Special Guests:
鬼怒無月(g)
金澤美也子(key)

バ−のような会場での日本を代表するプログレッシヴロックグル−プ2バンドのコンサ−トだ!
第1部をKBBが務め、第2部をPochakaite Malkoが♪
両バンドとも、バイオリンの壷井彰久氏が参加し、同じバイオリニストにも関わらず、バンドにより楽曲やバイオリン奏法までをも使い分け、同じミュ−ジシャンであるということを忘れさせてしまうような名演奏だった。
ステ−ジでは「双子の同姓同名の弟があとで出演します(;^_^A」等と冗談を飛ばしていたが、誰が見ても服を着替えただけの本人に間違いなかったのだが(笑)

さて、そのステ−ジの内容だが、KBBの方は、時折変拍子を混ぜながらの比較的聴きやすい美しいサウンドだったのに対し、Pochakaite Malkoでは変拍子の嵐かつ美しいながらも更に荒々しさのような感じも加わり、見てる観客はノックアウトさせられた!
正直に言うと、私個人は、日本のバンド形式のコンサ−トは、80年代後半のカシオペアとTスクエアだけなのだ!
ましてや日本のプログレなんて見に行ったこともなかったし、自分の心の中でちょっと馬鹿にしてた部分があったかもしれないのだが、それがどうして!どうして?
外国のプログレに十分対抗できる、またテンションの高さからいったら、それ以上のものを感じた白熱した演奏だった!

友人に誘われて見に行った今回のライヴであったが、期待以上のいいライヴだった(^^)v



★ブラックモアズナイト来日公演(2004年10月23日 渋谷公会堂)



Ritchie Blackmore (Acoustis & Electric Guitar)
Candice Night (Vocal & Woodwinds)
Lady Nancy (Harmony Vocalists)
Lady Madeline (Harmony Vocalists)
Sir Robert (Bass & Guitar)
Squire Malcolm (Percussion)
Bard David (Keyboard & Backing Vocal)
Tudor Rose (Violin & Recorder & Shawm)

今回が2度目の来日公演となり、今日が最終公演となる。
ステ−ジは中世のお城をイメ−ジさせ、両側には炎が灯されていた!
Nancy & Madeline の美しいハ−モニ−ボイスでステ−ジの幕は開けられた。
後からバックメンバ−が現われ、キャンディス.ナイト、そして大御所リッチ−.ブラックモアの登場だ♪
美しいキャンディスの声が場内に響き渡り、確実な演奏技術により裏付けられたブラックモアのアコ−スティックギタ−が冴え渡る。
ブラックモアという名前を耳にする人は先ず、ディ−プ.パ−プルやレインボ−のギタリストというグル−プ名が頭に浮かぶだろう!
正直言うと、私もそうだった!
だが、元イエスやキング.クリムゾンの名ドラマ−であるビル.ブラッフォ−ドがロックを離れ、ジャズの道で頑張ってるように、ブラックモアもまた今はロックを離れ、キャンディスと中世ルネッサンス音楽をプレ−しているのだ!
10年程前になるディ−プ.パ−プルのメンバ−としては最後となる映像を見たことがあるが、ロックでは全てをやりつくしてしまい、何だか今の自分に苛苛している様にも見えた。
彼は別の音楽を探していたのかもしれない!?
その答えが今日のステ−ジであったような気がする。
そのプレ−はクラシック(バッハやベ−ト−ベン等)からの影響を受け、ロックギタリストだけでは納まらない全てのジャンルを吸収したプレ−にも聴こえた♪



今回のステ−ジだが、途中2〜3回ア−ティストそして観客も感じた大きな地震があった!
新潟(震度6強)を震源地とする地震だった。
ステ−ジ頭上のライトが左右に揺れ、どよめく会場であったが、ブラックモアのちょっとしたお茶目な行動に観客は和まされ、その後更に盛り上がるステ−ジとなった(^^)
東京公演だったからか?他の公演でプレ−されたかどうかは定かではないが、パ−プルの名曲「Woman From Tokyo」のワンフレ−ズを演奏してくれたり、「Soldier Of Fortune」、その他にもファンに対する大サ−ビスであろう約40分にも及ぶアンコ−ルではこれまたパ−プルの名曲「Burn」のワンフレ−ズを演奏してくれたりと、ロックファンのことも決して忘れない演出に終始ボルテ−ジが上がりっ放しだった(^^)v



★キ−ス.エマ−ソン来日(2005年10月15日 東京厚生年金会館)



1996年以来9年ぶりとなるキ−ス.エマ−ソンの来日公演だ!
それも若手ア−ティスト3人を引き連れての初の単独来日公演ということもあり、ファンとしては嬉しい限りだ。
還暦も過ぎ、すっかり老け込んでしまったのかなあ?と思いきや、この人のパワ−の源は何処から?
テンションの高い演奏を今でも聴かせてくれる。

曲毎にプラカ−ドを持ったセクシ−なお嬢さんがステ−ジを通り過ぎるのには笑えた♪
オ−プニングはやはりEL&Pの「悪の教典第1印象パ−ト2」
やはりEL&Pの曲が中心のセットリストではあったが、EL&Pでも滅多に聴けなかった「リビング.シン」やザ.ナイス時代の「カレリア組曲」、またEL&Pのアルバム『四部作』からの「ピアノ協奏曲第1番第3楽章トッカ−タ.コン.フォコ」をロック風にアレンジしたりなど今までにない新鮮さも感じられた。
「アメリカ」〜「ロンド」においてもお決まりの「トッカ−タとフ−ガ」の逆さ奏法!
これは観た人でしかわからない物凄いパフォ−マンスだ(^^)
驚いたのは、名曲「タルカス」のフルバ−ジョン♪
勿論、多少のアレンジを加えながらもこの組曲をほぼフルバ−ジョンで演奏してくれたのには驚いた!
オマケにである!
グレッグ.レイクのクリムゾン時代の名曲「エピタフ」をチャッカリ拝借しちゃったりして(;^_^A

アンコ−ルは2回!
1回目の1曲目が何とレッド.ツェッペリンの名曲「ブラック.ドック」である!
多分、ギタリストさんが「やりたい♪」とおねだりしたからセットリストにエマ−ソンが加えてあげたのだと推測されるが、そこら辺もベテランア−ティストの余裕か?
(;^_^A
2曲目は毎度お馴染みの「庶民のファンファ−レ」
そしてアンコ−ル2回目は「ホンキ−.トンク.トレイン.ブル−ス」

ハモンドL100との格闘シ−ンが観れなかったのは少し寂しい気もしたが、40〜50代の観客を今尚熱くさせてくれるプレ−に、会場のファンは惜しみない拍手を送った♪

キ−ス.エマ−ソンとイエスのリック.ウェイクマンはロック界のキ−ボ−ド奏者の中ではもう別格の存在だ(^^)v
10年後の70代になってもプレ−し、そして我々もその熱いプレ−をいつまでも観続けたい(^^)





★ジョン.アンダ−ソン来日公演(2006年4月17日 東京国際フォ−ラム)



イエスのジョン.アンタ゜−ソンのソロ来日公演が実現した!
彼自身の来日も3年前のイエス公演以来で、場所も同じ東京国際フォ−ラムだった。

ソロコンサ−トだというのに、会場はほぼ満員!
場内が暗くなり、鳥のさえずりと共にジョン.アンダ−ソンが登場です♪
バックミュ−ジャンを使うこともなく、彼1人でアコ−ティックギタ−やmidiギタ−、そしてピアノを弾きながら素晴らしい歌を披露してくれました♪
ステ−ジセットは実にシンプルですが、彼にとっては派手なセット等いらず、素晴らしい喉があればそれだけでリスナ−を満足させてくれます。

彼のソロからの曲とイエスからの曲が半々ぐらいだったでしょうか!
勿論、ソロからの曲も素晴らしいのですが、会場に観に来たファンの大半は、イエスのジョン.アンダ−ソンを知ってる人達だと思われ、やはりイエスの曲が受けが良かったようです(;^_^A

因みに、私の記憶を辿ると、イエスの楽曲からは
『TIME AND A WORD』
『YOURS IS NO DISGRACE』
『I'VE SEEN ALL GOOD PEOPLE』
『ROUNDABOUT』
『LONG DISTANCE RUNAROUND』
『CLOSE TO THE EDGE』
『AND YOU AND I』
『THE REVEALING SCIENCE OF GOD』
『RITUAL』
『SOON』
『WONDEROUS STORIES』
『LONELY HEART』
これらの楽曲をアンダ−ソンがアコ−スティックバ−ジョンとしてアレンジし、イエスとは一味違った曲に仕上げていました♪

私が個人的に特に感動してしまったのがイエスのアルバム「リレイヤ−」からの組曲『錯乱の扉』の最終曲「SOON」
この曲を生で観たのは初めて!
私の目の前でジョンが本当に歌ってくれたんだという現実が夢のようでした♪

今回の来日公演を見逃してしまった人も、来日公演の夢を再び観たい人も、このDVDを観ればその半分は満たされる筈。
イエスのボ−カリストとしてのイメ−ジが強い彼ですが、そんな彼がイエスを放れても素晴らしいボ−カリストであることに気付かされます♪
シンプルな演出でも、リスナ−を魅了するのは実力あるボ−カリストがなせる業!
それにしても、還暦を過ぎてるとはとても思えない声を聴いて、「この後10〜20年してもこの人の声は変わらないんじゃないのか?」と思えてしまいます!



★PFM来日公演(2006年5月13日 川崎クラブチッタ)



健康上を理由にプレモリ−氏の代わりにジャンルカ.タリアヴィ−ニ氏が急遽キ−ボ−ドとして参加。
ファンとしてちょっと不安を抱きながらもコンサ−ト会場に向かいましたが、コンサ−トが始まるとそんなものは何処かに打っ飛んでしまいました!
むしろ、前回の来日公演よりも遥かにテンションの高い白熱した演奏が聴けました!
2003年のイエス公演も素晴らしかったですが、今回のPFM公演は同じぐらいかもしかしたら演奏力ではそれ以上のものを感じました!

『Photos of Ghosts』 (幻の映像)
『The World Became The World』(甦る世界)
『Chocolate Kings』 (チョコレ−ト.キング)
等当時の名盤からの曲が完璧な演奏力により再現されます。

コンサ−トは2部構成で、オ−プニングの「River of Life」〜アンコ−ルの「Celebration」まで約3時間がアっという間に過ぎてしまいました!

前回の公演では演奏されなかった『甦る世界』からの「マウンテン」の演奏が観れたのも個人的に感動しました(^^)

衰えを知らないチョッチョ氏のドラミング
エレキ&クラシックギタ−を巧みに操り、聴くものを魅了するムッシ−ダ氏
をはじめ、メンバ−全員が超一流のミュ−ジシャンです♪

イギリスからでもアメリカからでもない、イタリア人だからこそ出せる躍動感ある公演でした。



★復刻創世記(2006年10月8日 LIVE HOUSE SILVER ELEPHANT)



Tomoki Mawatari(Keyboard)
Yasuo Nakajima(Vocal & Drums)
Takumi Gen-naka(Drums)
Osamu Kamikura(Guitar)
Hironobu Tahara(Bass)


場所は吉祥寺にあるライヴハウス(シルバ−.エレファント)
日本が誇るジェネシスのトリビュ−トバンド
復刻創世記のライヴです♪

[第1部]
01 The Fountain of Salmacis
02 One for The Vine
03 The Cinema Show
04 Guitar solo ["Black Light" "Horizon's"]
05 Blood on The Rooftops
06 In That Quiet Earth
07 Afterglow
08 Firth of Fifth
09 I Know What I Like
10 Drum Duet
11 Los Endos
12 It 〜 Watcher of the Skies

[第2部]
13 Supper's Ready

[アンコ−ル]
14 Los Endos

メンバ−全員の使ってる機材がもうジェネシスしてるのだ!
ギタ−、ベ−ス(勿論12弦ストリングと4弦ベ−スのダブルネック)、ドラム、キ−ボ−ド、そしてベ−スペダル、ここまでジェネシスをコピ−してくれただけでも涙物なのに、更にメンバ−全員の抜群のテクニックと、ボ−カルさんのフィル.コリンズとピ−タ−.カブリエルを意識したキャラが加わわったライヴは、もう100点満点中の120点である(^^)v

普段のプログレライヴは落ち着いて観る私Yutakも、昨日のライヴは珍しく声が出っ放しであった(;^_^A
「Supper's Ready」の後半で、ボ−カルさんが放ったアメリカン.クラッカ−の蓋が最前列右にいた私Yutakのオデコに見事命中したハプニングも(;^_^A

ギタ−さんがもうギタ−も着てるシャツもハケットになりきり、ベ−スさんもラザフォ−ドの様にダブルネックを抱えながらベ−スペタルを操り、淡々と演奏するキ−ボ−ドさんは何故かその表情もバンクスっぽく、ドラムさんのセットはトンプソン、そして後にセットしてあったパ−カッション類はブラッフォ−ドを意識してたのでしょう。

ツインドラムは迫力がありました(^^)v
ステ−ジ後方上に鏡がセットされてて、2人のドラマ−のテクニックが会場の観客全員が観れるような配慮がまた嬉しかったです♪
m(_ _)m

それにしても、第1部はフィル.コリンズになりきり、第2部は奇抜な衣装のピ−タ−.ガブリエル(ちょっと誇張し過ぎだったけど)になりきってたボ−カルさんに、私や今回のライヴに誘ってくれた友達、そして会場全員が大いにも盛り上がりました(^o^)

そうだ!
ジェネシス初来日時にフィル.コリンズが語っていた「ロミ男とジュリ恵」の話も再現してくれました♪♪♪

とても素晴らしく、そして楽しいライヴでした♪
来年もまたライヴがあるとか!
是非、また観に行きたいですo(^-^)o