ユニレンジャー・ＲＹＯ（３）

ついに、サッカーパンツを脱がされ、下半身丸出しにされたＲＹＯ。

「ほほほ、なかなか良い眺めだこと。

　こうなっては、さすがのユニレンジャーも形なしね」

早速、メデューサが屈辱に唇を噛み締めるＲＹＯを揶揄した。

次はユニフォームも脱がされる。

だが、ユニフォームを脱がされる時が逃亡のチャンスなのだ。

その為には、相手を油断させねばならない。

「はい、メデューサ様。こんな姿を曝して恥ずかしい限りです。

　もう、私はヒーローでもユニレンジャーでもありません。

　どんないたぶりでも謹んでお受けしますので、

　早く邪魔なユニフォームも脱がせて、私をただの奴隷にして下さい」

ＲＹＯは目を閉じながら、屈辱的な言葉を口にした。

「あ〜ら、サッカーパンツを脱がせてあげたら、急にしおらしくなったこと。

　そうね、どうせＲＹＯ君は奴隷として売り飛ばされるんですからね。

　邪魔なユニフォームも脱がせてあげましょうね」

ＲＹＯの言葉にすっかり安心したのか、メデューサは戦闘員に命じて、

ＲＹＯの身体を吊していたロープをゴールバーからはずさせた。

ロープはまだＲＹＯの両手に巻かれたままだが、

これでＲＹＯの両手両足は完全に自由になったわけだ。

早速戦闘員がＲＹＯに群がり、ＲＹＯのユニフォームを脱がせにかかる。

無抵抗のまま、戦闘員にユニフォームを脱がされるＲＹＯ。

しかし、その目は部屋の中を見渡し、出口を探していた。

そして、出口を発見した時、ＲＹＯはユニレンジャーとして復活する。

「テメェら、よくも今までいたぶってくれたな！」

ＲＹＯのパンチが、キックが、次々に戦闘員に炸裂する。

バタバタと薙ぎ倒される戦闘員。

だが、慎也はいっこうに動揺を見せない。

「ははは。ＲＹＯ君、やっぱりユニレンジャーはそうでなければね」

そう言うと、メデューサに目で合図を送った。

「はい、慎也様。男の子は元気が一番でございます」

メデューサはそれに答えて、何やら口の中で呪文を唱える。

すると、ＲＹＯの両手に巻かれていたロープが蛇に姿を変えた。

「うぉぉっ！」

ＲＹＯが驚く間もなく、手に巻き付いた２匹の蛇はＲＹＯの背中を回って、

互いの身体をからませる。

あたかもＲＹＯは後ろ手に縛られた格好になったわけだ。

ＲＹＯは引きちぎろうと力を入れたが、とても切れそうにない。

見ると、２匹の蛇は合体して１本の鎖に姿を変えていた。

手の自由を奪われたＲＹＯに、戦闘員が取り囲む。

「ふん、メデューサ。よく見ておくんだな。

　こんな雑魚ども、手の１本や２本なくったって、屁でもないぜ」

ＲＹＯの言う通りだった。

サッカーで鍛えたＲＹＯのキック力は素晴らしい。

新手の戦闘員も、次から次に蹴り倒されていく。

そして、隙をうかがって出口に向かってダッシュした。

後ろ手に出口のドアのノブを掴むと、追ってくる戦闘員を蹴り倒す。

「慎也！。今日の借りは必ず返させてもらうからな」

「ははは。機会があれば、楽しみにしているよ。

　そうそう、メデューサから君に餞別があるそうだ。

　受け取ってくれたまえ」

慎也の言葉が終わると、メデューサは「さぁ、持っておゆき」と言って、

１本の棒をＲＹＯに向かって放り投げる。

棒は空中を飛んでいる間に蛇の姿となって、ＲＹＯのチンポに巻き付いた。

「うぅっ」

狼狽するＲＹＯ。

だが、ここは取りあえず逃げなければならない。

ＲＹＯは後ろ手にドアを開けると、身体を滑り込ませるように外に出た。

外に出た・・と言っても、そこはほんの１メートル四方程度の空間だった。

正面にはエレベータのドアがあるものの、電源が入っていないのか、

スイッチを押しても反応がない。

このままでは、また中に引きずり込まれて、なぶり者にされる。

どうしたものかと考え始めた時だ。

「うっ」

ＲＹＯは股間に異様な感覚を憶えた。

なんと、ＲＹＯのチンポに巻き付いた蛇が、身体を伸縮させて

ＲＹＯのチンポをしごき始めたのだ。

ドアの向こうから慎也の声が聞こえる。

「それではご説明申し上げます。

　隠しカメラからの映像でお分かりのように、ＲＹＯは今、

　蛇にチンポをしごかれている状態です。

　蛇は決して射精させません。

　寸前でストップするよう訓練を受けております。

　ですから、ＲＹＯは中で生き地獄を味わっている事でしょう。

　この生き地獄から逃れる方法は二つ。

　一つは再び我々のいたぶりを受けるのを承知で、

　このドアから戻ってくる事。

　もう一つは、中のエレベータを使って脱出する事ですが、

　このエレベータはお嬢様大学として知られる

　帝都女子大学のキャンパスとつながっております。

そして、エレベータは大学の女子大生がスイッチを入れないと