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体の中に異物をねじ込まれ、スーパーパワーが使えない、

それに加えて男性の急所である竿が意に反して強制勃起状態を余儀なくされ

絶望と困惑が次第に鋼のヒーローの精神を染め始めた

キシャァァァァァァァァァ

ヒートアイが使えないのを確認したマザーは磔になっているスーパーマンを見て

喜びの雄叫びを上げた

そして、先程スーパーマンを壁に磔にした触手とは先端の形が異なる触手が

一本スルスルと迫ってきた

体まで来るとフラフラと接着場所を探してウロウロと体の上を移動してから動きを止めた

 

スーパーマン:この上、一体何を・・・・・・・

 

完全に動きを封じられ、脱出のチャンスもゼロに等しい状況で更なる攻撃に対して

戦う心が折られてしまったスーパーマンには触手の一本も恐怖の対象としては十分だった

動きを止めた触手は迷うことなく股間部に向かい、グローブの様な形をした先端を

まるでビキニの様にスッポリと股間部を余すことなく覆う様に張り付いてきた

竿を包んだのを確認すると先端の形が変わり股間をより完全に隙間なく覆える様に大きさを変え、

密着状態で急所を覆い隠した

 

スーパーマン:・・・・くっ・・・・・何をするつもりだ・・・・・・

 

消化液をかけられることを予想していた超人は予想外の行動で困惑の色を強めた

股間に着いた触手は微量の消化液を分泌し、スーパーマンの自慢の赤いビキニを溶かし始めた

クリプトン星の布はあらゆる攻撃に耐え抜ける物で、

地球ではマントやスーツ同様に破れたことさえなかったが、触手から出される消化液を受け、

砂糖を溶かす様に溶けてしまった

触手と股間の間を遮っていたビキニがなくなり、先端部はより小さくなり竿を含め

完全に股間部にフィットする形で張り付いた

 

スーパーマン:・・・くっ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・

         そ、そういう・・・こと・・・か・・・・・・

 

完全に触手と超人が接続された途端、触手の先端が活発に動き始め超人の竿を扱き

強制的に精子を採取し始めた

吸い取られた種は管を通りマザーに吸収され生み出される卵に注入された

 

スーパーマン:・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・

         これ・・以上・・・あいつの・・・・好きには・・・させない・・・・・・

 

自分の力の含まれた精子を使った卵からふ化したエイリアンは

今までよりも遙かに強くなってしまう

他のヒーローがマザーやこれから孵化するエイリアンを倒す可能性が下がり、

いずれ止められなくなってしまう

この最悪の事態だけは避けなくてはならない

スーパーマンに出来る最後の抵抗は、種の採取に耐える以外なかった

残された力で必死に射精しないように努めた

 

身動きの封じられた鳥かごの中の鳥と化したスーパーマンは今や脱出の機会を待つのではなく、

いかにして目の前の敵に力をつけさせないか、

卵に注がれる精子をどこまで少なくできるかに全力を注いでいた

グワァァァァァァァァァァァァァァオ

必死に射精に耐える超人に気がついたマザーは怒りの咆吼を上げた

触手を三本スーパーマンに走らせた

触手の先端は形を変え、二本はヒトデの様な星形に、

一本はイソギンチャクの様に先に細い触手がさらについたものだった

先程とは違い、接着場所には迷わなかった

ヒトデ型の二本の触手は乳首に張り付き、残るイソギンチャク型の触手は口を覆い

細い触手は顔の後ろに回り込み外れない様にしっかりと固定する様に動いた

乳首に張り付いた触手はすぐに千切れて乳首を覆うヒトデ型の部分だけが体に残った

ヒトデ型の乳首に触れる部分は徐々に形を変え、人間の舌の様に変形した

顔の後ろに回った触手は左右から伸びた触手同士が同化して外すことが不可能な状態になり、

ヒトデ型の触手と同様に先だけを顔に残し千切れてしまった

口に密着した直後から顔の後ろに回ったのとは別の触手が超人の口の中に侵入し、

管を数本口腔内に這わせた

壁に繭で磔になり、股間には管を付けられ、顔はマスクの様に、

乳首にはヒトデ型の触手が張り付いていた

火炎や怪光線をも防ぐスーパーマンのスーツを、股間の時と同様にいとも簡単に溶かし、

ヒトデ型の触手は乳首に直に張り付いた

何のために新たな触手が取り付けられたのか、スーパーマンは直ぐにわかった

 

スーパーマン:んぁ・・・んんっ・・・・・んっ・・・・・・

 

乳首の部分の邪魔なスーツを溶かした触手は舌の様な部分で超人の乳首を撫で回し始めた

エイリアンの体を包む粘液のせいで湿ったその舌は、

ちょうど人間に乳首を舐められている様な感触を超人に与え始めた

そして、口に張り付いた触手は口腔内に這わせた管から粘性の強い液体を分泌し始めた

吐き出そうにも口は完全に塞がれているために嫌でも体内に取り込まねばならなかった

その分泌液は直ぐに効果を発揮し、残された力で興奮を抑えようとしていた超人の竿に

更なる勃起状態を引き起こし射精に対する最後の抵抗を打ち砕いた

二つの触手の効果で堰が崩れた様に股間の触手へと精子は流れ込み

マザーへと超人の種が届けられた