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スーパーマン:んんっ・・・・・・ん・・・・・・・・・・・

         んん・・・・・・・・・・・・・・・

強制的に休むことなく射精を強いられ動く体力も残っていない超人は壁に

磔にされたまま、動くことを止めた

今までは必死に動くことで防いでいた菌糸類を払うことも出来ず、

顔も繭も全てを菌糸で汚していった

他の男性被害者も、ゴッサムシティの英雄もこうやって動きを止め、

菌糸類の餌食になったんだと理解したが、既にどうしようもなく蔓延りを甘んじて受ける以外なかった

 

菌糸類が這う体は古びた骨董品の様に汚れ果てていた

種の搾取をされているマザーの餌食達にはこの短時間の搾取でさえも永遠に続く拷問にさえ思えた

連続的に続く興奮状態に精神が壊れかけたスーパーマンの目の前で衝撃の光景が繰り広げられた

 

スーパーマン:(?!あ、あれは・・・・・バットマン!!!)

 

股間に取り付けられた触手がバットマンから剥がれ手の様な触手が頭を鷲掴みにした

壁から引きはがされたバットマンはそのままマザーの体にたぐり寄せられた

抱え込んだ腹部の上でバットマンを持つ手は止まり、動きのない人形を落とす様に腹の上に落とした

周りの甲羅とは違い、腹部はブヨブヨと波打っていた

そこに落とされたバットマンは波打つマザーの皮の上に仰向けで倒れていた

数日に渡った搾取で動く体力のないバットマンはそのまま動かずに寝そべっていた

波打っていた腹部は寝ている獲物の体を沈ませ始めた

腕も足も体も沈み始め、完全に沈むまでに時間はかからなかった

バットマンの沈んだ皮膚の境目が急に塞がりバットマンが腹部に取り込まれてしまった

 

スーパーマン:(バットマンは一体どこに・・・・・・・)

 

消えそうな意識の中バットマンの行方を食い入る様に見ているスーパーマンの前でマザーの

背後から大きな触手が怪しげな動きを見せた

モゴモゴと激しく動き触手の先を地面に付けると何かが触手から出てきた

 

スーパーマン:(?!あ、あれは・・・・・・・・・・)

 

触手から出てきたのは石像の様になったバットマンだった

マザーは種の切れた物から腹部に取り込み体の栄養分を余すことなく吸収している様で、

体から一切の養分を吸われたバットマンは炭化してしまった

そして、地面に吐き出されたバットマンの石像は瞬く間に菌糸類の餌食になり、

古びた彫刻の様になった

バットマンを食したマザーは手をロビンに向けた

 

ロビン:た、助けて・・・・スーパーマン・・・・・・・

     俺・・・死に・・・たく・・・・ない・・・・

 

涙を流しながらバットマンと同じ腹の上で助けを求めたが、

彼を助けられる者などいるわけもなく泥に沈む様にロビンをマザーの餌食になってしまった

 

地球では超人であるスーパーマンも、この時ばかりは種が直ぐには絶えない自分の体を呪った

鋼の超人が捕らえられてから何日が経っただろうか

口と乳首の二カ所で射精を余儀なくされ絶えず種を採取され続けた

 

スーパーマン:(も、もう・・・・ダメだ・・・・耐えられない・・・・・・・・)

 

止まらない射精で心が既に絶望に染まり、ゴッサムの英雄の様に炭化されるのを

望むほどにまで打ちのめされてしまっていた

自分の最期を望む様になってから数日

マザーは超人の方を向き獲物を食す例の触手を差し向けた

 

スーパーマン:(やっと・・・・終われる・・・・・・・・)

 

栄養を抜かれ石像になる

そう思っていたスーパーマンの顔は安堵に満ちていた

繭から引きはがされた超人を底なし沼の様な腹部へと誘った

既に助かろうという気力の失せた超人は死んだ魚の様にピクリとも動かずに無気力に沈んでいった

 

スーパーマン:(・・・・・んっ?・・・・・こ、ここは・・・・・・・)

 

栄養を抜かれ死んだはずの超人は見たことのない場所で意識を取り戻した

目の前にはドクンドクンと鼓動を続ける巨大な心臓が見える場所で目を覚ました

乳首と股間には変わらず触手が装着され、口には新たに天井部分から伸びる触手が付けられていた

両手、両足は壁にめり込み同化している様にさえ見えた

 

スーパーマン:(ま、まさか・・・・・ここは・・・・・・・)

 

種が尽きた超人は期待していた末路ではなく予想外な最悪のシナリオを辿り始めた

マザーは超人を体内で飼うことにしたようだった

心臓のある一番体内で大切な場所で

尽きたはずの種は再生力の凄まじいマザーの細胞を流し込まれ耐えることなく

再生を繰り返し、そして止めることの出来ない興奮状態の元で搾取され続けていた

もともと人間よりも寿命の長い超人だったが、

無限の再生能力を持つマザーの細胞のせいで不老不死になり、

自害も出来ず無限に種を取られ続けることになってしまった

種を取るだけであるのに意識を残されているのは超人にとって拷問以外の何物でもなかった

精神破綻を起こしても直ぐに再生してしまい、無限の快楽地獄を一生涯味わうことになったのだった

 

間もなくして地球はマザーの子供達であふれかえり人間は1人もいなくなってしまった