宇宙刑事ディルバン(10A)

 

 エリート宇宙刑事シンが懲罰室に入れられた翌日、シンへの『お仕置き』が終わり

を迎えようとしていた。シンは強制的に射精を禁止された状態で、10人の女刑事た

ちによる快楽責めを耐え抜いたのだ。

 アルスが懲罰室から退出した後、催淫剤を投与された女たちは欲望の赴くままにエ

リート刑事を嬲り、我先にとシンの肉棒を自らの性器へと挿入した。そして狂ったよ

うに腰を降り、見事な一物から与えられる快楽を貪り喰う。熱く潤んだ膣壁に扱き上

げられるシンの肉棒は、凄まじい快楽の波に翻弄され、たちまち射精への欲求に満た

されるが、陰部に食い込むリングが精管を圧迫し、決してその欲求が満たされること

は無かった。

 憧れのエリートの男根を十分に堪能した女が絶頂を迎えると、待ってましたとばか

りに次の女が交代する。名残惜しくもシンから引き離された女は、再び次の順番を待

つことになるのだが、当然のことながら待っている間はシンの肉体に容赦の無い愛撫

を加えることになる。シンの全身には指や舌だけでなく、幾つもの剥き出しの乳房が

擦りつけられ、中には太股に直接陰部を押し当てている女までいた。

 きつく吸引され続けられたシンの乳首は痛い程に堅くしこり、肛門は絶え間なく指

でほじくりかえされ、赤くプックリと腫上がっていた。強力な催淫剤によって底無し

の性欲に支配された女達は、飽きることなく無防備なシンを陵辱し、何度も繰り返し

シンと交わることを求めたのだった。

 この地獄のような無限ループに、シンは為す術も無くただ喘ぎ悶え苦しむしかなかっ

た。アルスがハイテクを駆使して作成したコックリングは、長時間に渡って血流を止

められた体組織を壊死させること無く、射精を完全にせき止め、強制的に勃起を持続

させ続けたのだ。

 いっそのこと失神か発狂でもしてしまえば、この地獄から抜け出せるのに……

 シンは過酷な訓練と実戦をくぐり抜けることで鍛えられた、自らの肉体と精神の強

靱さを呪わずにはいられなかった。

 

 そして、永劫に感じられた苦しみを丸一日近く耐え抜いたシンの前に、再びアルス

が表れた。

「同僚たちとの乱交パーティーは楽しんでもらえたかな?」

 複数の戦闘員を従えたアルスは、懲罰室に入るなり満面の笑みを浮かべてシンに言

葉をかけた。

「ア・・アルス様、お願いします。イカせて下さい!もう限界です!!」

 さすがのエリート刑事も長時間に渡る極限の責めに耐えかねて、媚びるように懇願

する。辛辣な色地獄に曝されながらも、頑強な精神力で正気を保っていたシンだが、

アルスが目の前に現れたことによって、緊張の糸がプッツリと切れてしまったようだ。

 アルスの許しを貰えればこの地獄から解放される!

 唯一の希望を見い出したシンは躊躇することなく、屈辱とも思える台詞を口にした

のだ。かつては凛とした強い意志の輝きに満ちていた瞳も、今は許しを乞う捨て犬の

ように力無く哀れで弱々しい光りを放っている。

 アルスは戦闘員に指示を出すと女刑事たちからをシンを解放する。シンから引き剥

がされた女達は戦闘員に鎮静剤を注射されると糸の切れた操り人形のように大人しく

なり、すごすごと連行されていった。

「そんなにイキたいのかい?そのリングを外して欲しい?」

 唯一人懲罰室に残ったアルスはシンの背後に歩み寄ると耳元に囁く。後ろから回さ

れた手が、赤く腫上がった乳首を優しく転がし、白くしなやかな指先が唾液と愛液で

ギトギトの股間を這い回る。

「あっあぁっ!・・・くっぅぅ・・・」

 女刑事たちから受けた先程までの激しい愛撫と異なり、さざ波のように優しく打ち

寄せる快楽に、エリート宇宙刑事は女の様に淫らな喘ぎを放った。女達の激情にまか

せた稚拙な愛撫と違い、アルスのツボを押さえた巧みな愛撫はシンをより一層追い詰

めていく。

「ああっ、も、もう許して下さい!お願いします!何でも言う通りに・・ひっ!ひぃ

あぁぁっ!!」

 不意に肛門に指を差し込まれ、懇願の言葉も悲鳴に変わってしまうシン。アルスは

的確に前立腺を探り当てると、指先で何度も突き上げる。男の秘所をピンポイントで

責め立てられ、シンは体をくねらせ悶えた。血管が浮き上がり赤黒くグロテスクに膨

張した股間が更に硬度を増し、アルスの指の動きに合わせてピクピクと震えている。

「あはははっ、まだまだ駄目だよ。だってお仕置き開始からまだ23時間しか経って

ないんだから。残り1時間、しっかり耐えてもらうよ。」

 アルスは肛門に差し込んだ指をリズミカルに震わせ、もう一本の手で弾けそうな程

に膨らんだ亀頭をコショコショとくすぐる。

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

 全身から脂汗を流し、体を痙攣させるシン。

 どうやらこれからの一時間はシンの人生の中で最も辛く長いものになりそうであっ

た・・・