(2)

突然プッツリと刈り取られた意識がゆっくりと覚まされていく。

 

何かがのしかかるような重苦しい圧力が身体を無理やり押さえつけ、息苦しい感覚に襲わ

れる。

 

だが、意識がはっきりすると、徐々にその感覚がなくなっていき、彼は目を開けると共に

ホッと息をつく。

 

スーパーマンは自分の状況を見回しながら、何があったのかを思い出そうとしていた。だ

が、思い出そうとしても全く思い出すことが出来ない。彼の意識は新聞社の部屋を出た瞬

間に途絶えていた。思い出そうとしても思い浮かぶ物は出る直前の同僚の顔くらいで、自

分に何が起きたのかも分からなかった。

 

今、目を覚ましてみれば、自分は直立不動の状態でスポットライトを浴びた縦長のカプセ

ルの中にいることが分かる。それも、スーツ姿ではない、スーパーマンの姿になっている。

意識を途絶えさせた時はまだ、スーツ姿だったのに……。

 

――い、一体、何が……?――

 

目を瞑ったら、一瞬で世界も状況も変わっていた。そういう言葉が似合うような状況だっ

た。実際、彼は唐突な睡魔に襲われた感覚でしかなく、一瞬意識がぬけたかと思った瞬間

に、今のような状況に襲われたような感覚なのだ。だから、未だに状況を把握できていな

い所もある。彼の頭には戸惑いしかなかった。

 

彼がいる場所は両腕を伸ばせないが、曲げた腕を動かすには十分な幅のカプセルだ。上に

は確かにスポットライトのようなライトが一つあり、このカプセルを照らしている。しか

しカプセルは強固なものなのか、スーパーマンのパンチでもひび一つ入らない。周囲にク

リプトナイトがあるような苦しさが感じないことから、地球外の特殊な物体だろうとスー

パーマンは考えた。身体を軽く動かしてみたが、五体、四肢、目から鼻、口に至るまでに

違和感も変化も全くない。カプセルの天井は高く、両手を伸ばしても届かない。マントを

使って飛び上がってみると、1メートルくらい足が離れるくらいの高さだと判別できた。

 

――私の力を奪わず、ただ閉じ込めるだけなのだろうか? しかし、何のために……――

 

壁や床を壊すことはできないが、天井にも壁にも床にも仕掛けはない。ただし、力が多少

封じられているのか、透視能力やヒートビジョンが使えなかったため、周囲の状況をさら

に把握することはできなかった。それでも何もされていないだけマシだろう。そう思いか

けたが、不意にスーパーマンはあることに気づいた。突然の状況と周囲の調査で意識が集

中しており、冷静さが欠けていたのだろう。彼は大きな変化に気がついたのだ。

 

――マントは確かに私のものだ。しかし、このコスチュームは偽物じゃないか!!――

 

スーパーマンは生地を凝視して気がついた。このような状況であることも関係し、飛べる

事もあって疑いもしなかったが、コスチュームの生地を凝視し、布地の編みこみを拡大し

てみると、一目瞭然だった。スーパーマンのコスチュームは地球に存在しない、故郷の布

が使われている。しかし、今スーパーマンが身につけているのは誰かが真似して作っただ

けのコスプレ衣裳だった。よく見て、よく考えれば分かったが、それまでは意識が不安定

だったために気づけなかったようだ。それを理解すると、自分が妙な物を着ていることが

実感できてくる。

 

コスチュームはゴムのような生地で作られており、多少の暑さから汗をかき始めている事

もあり、汗によって自分の身体にピッタリと張り付き、窮屈さを感じさせている。多少の

伸縮性はあるものの、布地が違うために違和感は大きい。赤いブーツもブカブカ感があり、

足を動かすと脱げてしまうのではと思えてくる。

 

ただ、赤いビキニだけは素材が違っていた。表面が異様なくらいテカテカと光る素材で作

られている普通のビキニパンツを改造した物らしく、黄色いベルトをつけているが、それ

は飾りでしかない。赤いビキニパンツはサイズも小さく、彼の臀部や肉棒の形をそのまま

露にし、彼のかいた汗によって、さらに卑猥な様子を描く。

 

青い上着とタイツは身体にピッタリ張り付いているため、赤いビキニパンツと青いコスチ

ュームとの間から肌が覗いていた。周囲が真っ暗なため、ガラスに光が当ることで鏡とな

っているのか、彼のスーパーマンのようでスーパーマンではない姿が周囲に映し出され、

彼に一言で言い表せないほどの屈辱、恥辱を与え、怒りを高めさせる。

 

――……まさか、今度の写真は私が標的なのか? だが、私のコスチュームをこんな物と

同じにされては黙っているなど出来ない!!――

 

大切な故郷の布を使い、育ての母親がせっかく作ってくれた一品が奪われ、こんな姿にさ

れてしまった屈辱と怒りがスーパーマンの中で大きくなっていく。標的が自分なのかと思

いかけたものの、それをすぐに脳裏から押し出し、犯人を捕まえたいという気持ちをいっ

ぱいにさせていた。だが、それでも身体を少しでも動かせば感じてしまう違和感が彼を追

い詰めていくようにも見られる。赤いビキニパンツと青いタイツの間に肌が見え、ビキニ

パンツが隠し切れない毛が覗いていることを見つけてしまった時は非常に悲しげに満ちた

表情が浮かんだほどだった。

 

その時、周囲が急に明るくなった。上を見上げると、無数のライトが点灯している。どう

やら広い部屋の中にいるようだ。だが、スーパーマンは周囲を見回して驚いた。スーパー

マンのいるカプセルは部屋の壁の中央に置かれているのだが、部屋の左右には彼が入って

いるカプセルと同じような物が無数置かれており、中にはマネキンが入っていたのだ。し

かも、自分のコスチュームを含む、様々なヒーロー達のコスチュームをマネキンが身につ

けていた。しかも、スーパーマン以外のコスチュームはどれも、亡くなった者達の所有し

ている、色違いを含む全種類だったのだ。

 

思い出してみれば、彼らがなくなった直後、ヒーロー仲間が彼の自宅を調べたが、ヒーロ

ーであったことを示す一品は全て姿を消していたのだ。やはりスーパーマンが考えたとお

り、写真の犯人がスーパーマンをこの場所に閉じ込めた犯人で、同時にヒーロー達の所有

物を奪った犯人でもあるだろう。

 

その時、ドアが開き、一人の青年が部屋に入ってきた。首からはカメラを下げているが、

スーパーマンは彼が引きずっている物を見て驚いた。青年は左手でバットマン、右手でロ

ビンの首根っこを掴み、部屋の中まで引きずってきたのだ。スーパーマンが必死に2人の

名前を叫んでいるが、ガラスの向こうには声が届いていないらしい。必死に壁を叩いても、

青年さえも反応を示さない。その時、スーパーマンは部屋にある時計を見て、時計のそば

にある窓の外を見て、目を疑った。時計の針は全く進んでおらず、飛び立つような姿のま

までいる鳥たちがいる。

 

――まさか、時間が止まっているのか? しかし、何故私や彼が動けるんだ……?――

 

スーパーマンは自分で疑問を持つと同時に、自分で頭を悩ませる要因を作ってしまった。

そんなことを知らない青年は2人を部屋に入れ終えると、次にはバットマンとロビンの山

のようなコスチュームを台車に積んで現われ、それらを部屋の片隅に積み上げた。バット

マンとロビンのこれまでに身につけたコスチュームが、装備品と共に無造作に積み上げら

れていく。その中には怪人たちから没収したと思われるコスチュームや歴代の失敗作、武

器等、バットマンが大事に保管している物が全てある。セキュリティが厳重になっており、

保管しているバットマンでさえも気軽に取れなくしているはずのものを青年は全て持って

きていた。それらを無造作に積み上げると、青年はその山の中から適当なものを見繕い、

バットマンたちのそばに戻った。そして、バットマンとロビンのコスチュームを引き剥が

し始めた。

 

バットマンとロビンはマスク、グローブ、ブーツ、ベルトを奪い取るような手つきで外さ

れ、そのままグレーの全身を覆うボディースーツも剥ぎ取られ、さらにはアンダーウェア

や下着さえも脱ぎ取られ、全裸にされていく。無理やりな手つきで青年は2人を裸にして

いくが、2人が目を覚ます様子は愚か、抵抗する様子もない。スーパーマンがいくら叫ん

でも無駄に等しかった。

 

青年は彼らのコスチュームを引き剥がし終えると、まずバットマンのそばに山の中から持

ってきたものを置いた。それはロビンが過去に着ていたサーカスのコスチュームを改造し

たものだった。それを青年は手に取ると、下着からスーツに至るまでをバットマンに着せ

始めたのだ。だが一つ問題があった。それは2人の体格に差があることだ。ロビンはバッ

トマンと同じようなスーツを着るようになったが、それでも背の高さは頭2つ分ほど違う。

多少小柄なためにコスチュームがあうとは思えない。それでも青年は、バットマンにロビ

ンのコスチュームを着せ始めた。

 

ロビンが先ほどまで身につけていたパンツにバットマンの足を通し、臀部を覆う。ブリー

フパンツは小さすぎ、Tバック状態で臀部に装着された。だが、本当に時間が止まってい

るのか、無理やりが通ったにも関わらず、破れる様子がない。パンツが終われば、次は同

じように脱がせたばかりのアンダーウェアシャツを無理やり着せていく。これも小さすぎ、

胸部までしか届いていないが、青年は生地を無理やり伸ばすように引っ張ると、シャツの

裾に何かを塗りつけ、パンツの上部に押し付けていた。どうやら接着剤らしく、シャツの

裾とパンツの上部は貼り合わせられてしまった。だがそれだけに終わらず、青年はシャツ

とパンツに別の液体も塗りつけていく。これに関しては全く何か分からなかったが、青年

は凄く楽しげな笑みを浮かべていた。

 

それらを終えると、今度はコスチュームに移った。緑と赤を基調とした上着をバットマン

の身体に通し、赤いビキニパンツのようなパンツを履かせ、黄色いマントをつけさせ、緑

色のグローブとブーツを手足に装着させていく。だが、アンダーウェアも上着も胸板に少

しかかる程度しかないのを無理やり下まで着せ、パンツについたベルトで固定しているた

め、いつ破れてもおかしくないくらいに見える。臀部を覆うパンツもまた、下にはいてい

るのと同じようにTバックになってしまっている。マントも小さい上に、グローブもブー

ツも手足に無理に挿入された感があり、こちらも確実に破けるだろうという状態だった。

また、マスクはロビンのものではなく、仮想パーティー用の派手な怪しいラメつきマスク

がつけられ、変人さを強調させているのが分かる。ちなみにこれらも下着と同様、接着剤

が使用されていた。こうして、まずは小さすぎるロビンコスチュームに身を包んだバット

マンが完成した。

 

だが、青年はそれだけで終わらせはしない。バットマンの身体を立たせ、謎の液体を刷毛

で頭部以外の全身へと塗りたくると、いくつかのマネキンをそばに設置し始めた。まず2

人のマネキンの肩をバットマンが抱くように腕をかけ、マネキン2人によって肩を借り、

支えられるような形にして倒れないようにする。マネキンが若干中腰になることでバラン

スは保たれた。次に別のマネキンを座った態勢にすると、彼の前に設置し、バットマンの

股間をマネキンの片手によってぐっと掴ませた。もう片方の手は腕を伸ばして股下を潜ら

せ、人差し指の先をバットマンの双丘の間に止めた。また、さらに別のマネキンがバット

マンの乳首を人差し指で押し付ける態勢にされていく。ポーズが整うと、青年はマネキン

達の足をその場に接着し、バットマンの両腕と足、マネキンの肩までも接着剤で固定して

しまい、丹念に謎の液体を塗りたくっていく。全てを塗り終えると、青年はバットマンの

口をこじ開け、中に筒状の猿轡を噛ませた。筒の中に小さなホースを入れて固定してしま

った。

 

バットマンが終わると、次はロビンの着衣が始まった。彼はまだ成長期の身体なのか、多

少バットマンよりも背が低い。それでも高校生ではあるため、それなりの体格を持ってい

た。そんな彼の身体にバットマンのグレーのボディースーツが着せられていく。アンダー

ウェアも下着もないまま、全裸の上にボディースーツを着せられた。こちらは大きすぎて

ブカブカなのがよく分かる。だが、青年はそのまま他のパーツを装着しようとはしない。

代わりに彼が取り出したのは、何とスーパーマンのコスチュームだった。

 

「私のコスチュームをどうするんだ!!!」

 

思わず声が出るスーパーマンだが、青年は彼の方を見ることもなく、ただロビンの着せ替

えに没頭している。スーパーマンのコスチュームをロビンの身体に通し、グレーのボディ

ースーツの上に着せていく。首から下はブカブカではあるが、スーパーマンの青いコスチ

ューム姿に変わっていた。

 

だが、やはりこれで終わるわけがない。青年はその上に、残ったバットマンのコスチュー

ムを覆い始めたのだ。青いコスチュームの上に黒いグローブ、マント、黒いビキニパンツ

に、ベルトが、そしてマスク、そしてブーツが装着された。胸部に赤いSマークが映える

青いスーツを身につけ、黒いパーツを装着したという奇妙なコントラストのロビンが完成

したといってもいい。ただ装着させるだけでは簡単に外れてしまうためか、ブカブカな部

分は糸やクリップ、ピン等で一つずつ留められ、多少マシに見えるようにされていた。青

年はロビンの口に猿轡をはめ、両腕にそれぞれ1本ずつロープを縛り付けると、天井に吊

り下げていく。そのうえ、パンツに穴を開けて肉棒をつかみ出すと、バットマンの口から

出ているホースを伸ばし、もう片方の先の中にその肉棒を押し込んでしまった。肉棒とホ

ースはしっかりと固定され、抜けなくなっている。

 

このような暴挙を目の前にして、スーパーマンは何もできず、ただ佇んでいた。カプセル

をどれだけ殴っても変化は起きず、どれだけ怒鳴ってもバットマンやロビンが起きる様子

もない。窮屈なコスチュームのせいで動くたびに疲労が溜まる感覚を覚え、ついにはその

場に座り込んでしまった。

 

すると青年は、ようやくスーパーマンの方を見た。

 

「疲れ果てたか。無駄に体力を費やしたようだな。まぁ、1ヶ月も動き続けたんだ。疲れ

てもおかしくはないだろう」

 

青年はカプセルに近づくと、スーパーマンを見下ろすようにして笑う。その表情は非常に

嫌らしかった。見下されていると感じたスーパーマンは怒りを覚えるが、青年の言葉の意

味が分からない。

 

「何のことか、まだ分からないみたいだな。そのカプセルの中では時間が通常の倍流れて

いるのさ。だからこの短時間のうちに、その中では1ヶ月が流れたのさ。たとえ宇宙人で

あっても地球人同然で育っている以上、食欲も睡眠も取らずに動き続ければ疲労が溜まる

だろう。スーパーマンとか名前は強そうだけど、緒戦は雑魚だね」

 

「なんだと……っ!!」

 

スーパーマンは青年の言葉に怒りを立ち昇らせ、立ち上がって怒鳴る。だが、その数秒の

動作だけで疲労はピークに達し、そのまま崩れ落ちてしまった。

 

「言葉が汚いよ。僕を怒らせない方がいい。さっきから僕に命令するように怒鳴ってたし、

今は僕を睨みつけた。悪いけど、その中の時間を1秒で1週間進むようにしてみた。今は

元に戻したけど、これ以上僕を怒らせるなら、1秒で1年進むくらいに設定するよ。宇宙

人とはいえども、1時間も生きれないだろうね」

 

青年は楽しそうな笑みで崩れ落ちたまま、何とか顔を上げようとするスーパーマンを嘲笑

う。数十秒の間に半年以上が経過したのだ。これ以上時間の流れが速くなれば、本当にカ

プセルの中で数時間後に死を迎えてしまいかねない。スーパーマンは怒りを無理やり押し

とどめるしかなかった。

 

「ようやく分かったみたいだね。それじゃ、今僕が彼らに何を塗ったのか、教えてあげる

よ。バットマンとロビンは頭部と臀部以外を空気に触れるとダイヤモンドみたいに硬化す

る液体で塗りたくられたのさ。簡単に言えば、時間が動けば銅像みたいに身体を動かせな

くなっちゃうってわけ。そのうえ、バットマンもロビンも股間を攻められている。バット

マンの場合は足の関節に液体を塗らなかったから、足を曲げることはできるだろうね。た

だ、しゃがめば浣腸されるわけだけどさ」

 

青年は楽しそうに語る。スーパーマンがどんな表情をしているのかも観察しており、青年

が少しでも怒りを覚えているような表情に変われば時間の流れを変えられてしまうため、

スーパーマンは必死で怒りを押しとどめ、青年に下げ面う表情をして見せた。その時、バ

ットマンとロビンの周囲のみ、ライトが点灯する状況に変わった。

 

「とりあえず、彼らの様子を見てみようか」

 

青年は悪びれる様子もなく、スーパーマンの目を見つめながら言う。時間が動けば何が起

きるかが分かっているため、スーパーマンはそれを止めたいと思ったが、止めれば自分の

命が危険に晒される。数分前に一瞬で時間を流された苦しみを知らされている以上、本来

なら自分を犠牲にしてでも誰かを助けたいはずの彼の中に、迷いが生じた。

 

「それじゃ、流すよ」

 

青年の言葉と共に、バットマンとロビンがふっと顔を動かし、早々に自分の状況を知って

動揺を露にした。だが、バットマンもロビンも身体を固められているために動こうにも動

けない。

 

「んむぐっ……、んっ、んぅぐふっ……!!!」

 

バットマンは肉棒を握られ、乳首を強く突かれ、身体を強く締め付けられながらも身体を

動かそうとしていたが、その姿はコスチュームのことも関係してか怪しく、かつ変態にし

か見えず、そのまま身体の力を入れられずに足を曲げてしまい、尻穴にマネキンの指を突

っ込ませてしまった。目を見開き、声を上げるバットマンだが、身体をねじらせることも

できず、そのまま固められていない肉棒やアナルに意識を集中させてしまっている。

 

「んんんっ!! くふっ、っふんっ……!!」

 

ロビンは自分の相棒であるバットマンが、自分の過去のコスチュームを身につけて悶える

姿を直視してしまい、顔を引きつらせ、悔し涙を流している。だが、彼もまた身体を固め

られたまま吊り下げられているため、頭部と肉棒以外に動かせる場所はなく、バットマン

の姿を見ながら徐々に肉棒を勃起させていく。顔を真っ赤に染め、身体を動かそうと頑張

っているが、動くわけがなく、彼の身体のエネルギーは少しずつ肉棒へと集中してしまっ

ていく。バットマン自身はロビンの姿をあまり見れず、自分の事に集中してしまっている

が、ロビンは嫌でもバットマンの淫らな姿を目にする状態にあり、先走りの液体が零れ始

めていた。肉棒はきつく締め付けられていないため、ホースを通じて先走りの液体は少し

ずつ流れていく。バットマンの口の中に流れようと、少しずつ、少しずつ、その液体は肉

棒から零れだしていった。