洗脳(14)

 

(んあぁ・は・ぁ・・ うぅ・・ も・もう・・ダメ・だぁ・・

 ガマンできないっ!! イクッ!!!)

「あ・あぁっ はぁあっ!」

ドクンッ! ドクンッ!

堪えきれない衝動に張りつめた肉棒が脈打つ。

青いコスチュームに包まれた腰を激しく突き出して性感を高めながら、

拍動する肉棒を猛烈な勢いで遡る熱い迸りを感じ、

スパイダーマンは快感に真っ白く吹き飛んだ。

 

隆起した全身の筋肉を痙攣したかのようにピクピクと震わせ、

股間から広がる快感に浸るスパイダーマン。

「はぁ はぁっ はあっ」

腰を上下させながら、

勃起した肉棒がテラテラと光を映しながら淫猥に突き上げていた。

 

猛烈な快感に襲われたスパイダーマンだったが、

心の中には屈辱を味わう理性も未だに存在していた。

(あ・ぁ・・・ 俺は・・イカされてしまった・のか・・・)

重くのし掛かる恥辱に打ちのめされながらも、理性は失われておらず、

ヒーローは射精後の気怠い満足感に浸っていた。

 

しかし、快感は瞬く間に消え去り、全身を包んでいた快楽の波動は、

焦れったいようなねっとりとした痛みにも似た感覚となって、

今もなおスパイダーマンの全身を包んでいた。

それは、股間から突き上げてくる快感と苦痛の入り交じった形容しがたい欲望だった。

困惑しながら、自らの股間とアマゾネスを交互に見つめるスパイダーマン。

 

「なっ なにぃ・・・!?」

ヒーローは、驚愕に思わず声を上げてしまった。

精を放ったはずの肉棒は未だに限界まで屹立したまま、

白濁液を噴き上げることなくビクビクと震えていた。

竿と陰嚢の付け根をアマゾネスにきつく押さえ込まれ、

猛烈な快感を感じながらも射精には至っていなかったのだ。

 

それどころか、巨大に聳り立つ肉棒は解放を拒まれ、今もなお快感の巣窟となっていた。

それを認識するのと同時に、再び全身が射精への欲望に沸き立つスパイダーマン。

隆起した筋肉が堪えがたい衝動に再び震える。 

「フフフフッ 私のワザを気に入ってもらえたかしら?」

「・・・・!!?」

意識が途切れる程の快感を味わいながらも精を放つことを封じられた驚愕と、

未だに欲情する肉体が解放を求めて悶えている事実に、

スパイダーマンは言葉を発することすら出来なかった。

 

「イッたはずなのに射精していない事に驚いているようね?

 お前は脳の中だけでイッたのよ、スパイダーマン」

勝ち誇ったように笑うアマゾネスの言葉にスパイダーマンは驚愕した。

(そ、そんな・・・バカな・・)

絶望的な感覚がヒーローの全身を重く包み、アマゾネスは更なる責めを開始した。

片手で男根の根元を締め付け握り、精液の迸りを妨げながら、

もう一方の手で優しく触れるように勃起を撫で始めた。

「射精さえしなければ、雄の肉体はいつまでも欲情し続け、

 何回でも、いや何十回でも絶頂感を味わえるのよ」

そう言うや否や、アマゾネスは再びヒーローの青い股間を強く扱き上げた。

(う・ぁあ・・ あ・あああぁぁ)

再び強烈な快感に襲われるスパイダーマン。

精を放つことを封じられた肉棒は、一層激しく解放を求めて猛り、

竿全体をヒクつかさせながら刺激を貪っていた。

 

最大に勃起した肉棒は、

アマゾネスの射精封じによって一段とその大きさと感度を増しており、

左手が上下される度に目の前が白い光に霞んでいく様な幻覚に囚われるのだった。

「はあっ あう・・ はぁぁっ ああっ」

(く・あ・・・ あぁ・・イ・ク・・・)

全身を強ばらせながら快感に喘ぐスパイダーマン。

汗ばんだ肉体に、赤と青のコスチュームがピッタリと張り付き、

腹部には、ボコボコに割れた腹直筋が盛り上がり、

クッキリと筋肉が浮かんだ身体を脈動させ、腰を上下させて射精の動作をする。

 

カリの括れにアマゾネスの指が掛かり、ヒーローの弱点を刺激する。

「あ・あぁっ く・ぁ・・」

(イク! イクッ!!)

ビクビクと蠢く肉棒からの快感がスパイダーマンの意識を白濁させた。

全身を仰け反らせ腰を突き出して、逞しい肉体が痙攣するように震えた。

射精によって得られるはずの満足感を求めるヒーローだったが、

再びイカされたものの、相変わらず肉棒は根元をきつく握られており、

射精は封じられたままだった。

 

逞しい肉体のヒーローが射精を求めてよがる姿を見つめながら、

残酷な歓びに満ちた表情を浮かべるアマゾネス。

「こうやって何度でもイカせてあげる。もっともっと気持ちよくしてあげるわ。

 そして、いずれお前の精神は射精への欲求に犯し尽くされ、

 完全に欲望の虜となるのだ!」

「な・なんだとっ ぉあぁっ お・あぁ・・ぁあ・・・」

(あぁ・・ そ、そこ・・・ イ、イイ・・・)

アマゾネスが親指と人差し指で裏スジを摘む様にカリの括れを撫で上げる。

絶頂を迎えたまま尚もいきり立つ肉棒は、

最大の性感帯を責められてビクンビクンと震え踊った。

(イ・・イクゥッ!!)

四たび、真っ白な閃光がスパイダーマンの意識を包み込んだ。

僅かなヒーローの理性の抵抗すら、たちまち快感に飲み込まれた。

 

アマゾネスの竿さばきは熾烈を極めた。

しかも、精液の放出を封じられたスパイダーマンの肉棒は限界を超えて勃起したまま、

些細な刺激すら漏らすまいと、あらゆる感触を敏感に貪りながら屹立していた。

自発的な解放を封じられた今、

通常の勃起時の何倍もの感度まで性感と欲望が高められているのだった。

たちまち理性は吹き飛び、全身を射精への欲望に高鳴らせるスパイダーマン。

数回扱かれただけで、昇りつめた肉体は精を放つことなく、

ヒーローの脳内でエクスタシーを導いたのだった。

正義の男は敵の技によって、しだいに快感に蝕まれていた。

 

敵の女幹部の想像を絶する技によって、

スパイダーマンは、満足することのない欲望の業火に飲み込まれ、

解放を求める逞しい肉体は淫らな本能に焼き尽くされ、

ヒーローの理性は絶え間ない絶頂感に焼け落ちる寸前だった。

 

「はぁっ はあ はぁぁっ」

何度も繰り返される終わりのない残酷な責めで陵辱され尽くしたヒーローは、

ただ快感を貪ることしか出来なくなっていた。

 

アマゾネスにイカされるたびに、股間の絶望的なまでの欲望は膨れ上がり、

解放を求める疼きとなってスパイダーマンを苦しめていた。

イカされ、快感に塗れて白く濁った痺れに蝕まれた思考が回復する度に、

目の前で扱き続けるアマゾネスと自らのいきり立つ肉棒が目に入るが、

未だ射精は封じられたまま、ヒーローの雄の欲望をさらけ出していた。

(あ・あ・・ くそお・・・ 気が・変になりそうだ・・)

 

「あぁっ はっ はぁっ うっ ああっ」

ヒーローの口から漏れるのは、最早快感への喘ぎ声だけだった。

アマゾネスは、スパイダーマンの肉棒の敏感な場所を的確に責めていた。

カリ首、亀頭、裏スジなどを抓り、擦り、扱き捲った。

快感は幾度も幾度も正義のヒーローを襲い、

その度に、筋肉の塊のような全身を弓のように反らせながら

解放を封じられたままイカされ続けるスパイダーマン。

 

(うぅ・・ も、もう・だめだ・・・ だ・・だしたい・・・)

ヒーローの理性は、次第に欲望の支配を受け入れつつあった。

脳が快感を感じれば感じるほど、肉体は限界を超えてますます登りつめ、

射精への欲求は一層強くなっていくのだった。

拘束された四肢を揺り動かし、解放へ向けて必死で腰を動かすスパイダーマン。

焦らされ、理性すら欲望に塗り替えられつつあった。

 

「どうだ? 射精したいんだろう? でもお前の全ては私の手の中にあるのよ」

アマゾネスは、陥落寸前のヒーローの精神までも徹底的に陵辱した。

鉄十字団との闘いに全てを捧げてきた正義の戦士スパイダーマンは、

罠に落ちて四肢を拘束され、絶え間なく加えられる快感に悶え苦しみ、

射精という満足感を得られないまま、

脳の中だけの実体のない絶頂感に蹂躙されていた。