洗脳(11)

 

快感による責めと、強要された自らの屈辱的な言葉によってヒーローの理性は麻痺し、

蹂躙され、抵抗する意志の力までもが奪われていく。

アマゾネスの罠に落ちたスパイダーマンは、

一方的に責められる以外にどうする事も出来なかった。

 

敵の女が扱くのに合わせて、はあはあと荒々しく息を切らせるスパイダーマン。

赤と青のコスチュームの下で、逞しい肉体が震えながら不規則に上下する。

大きく膨張する股間の膨らみを白い指で擦り上げられるたびに、

ヒクヒクと震える亀頭の先端からは先走りを滲み、

青い股間には、ヒーローの欲情の証である染みが広がっていく。

 

快感に塗れるスパイダーマンをアマゾネスが追い詰める。

「どう? 気持ちいいだろう? 人質を助けたいなら答えなさい!」

「は・い・・ き・気持ち・いい・・です・・ アマ・ゾネス・・様」

(く、くそ・・・

 だが・・、気持ちいい・のも・事実・・だ・・・

 ま・負けてしまいそうだ・・・)

男としての本能を懸命に抑えようとするヒーローだったが、

アマゾネスの要求によって肉体に従うことを強要され、

そのことによって次第に意志の力まで奪われていく。

命令に従い答える度に、理性による抑制が弱まり、性欲が亢進し、

逞しい肉体を更に欲情させていくスパイダーマン。

 

敵であるアマゾネスに全てをゆだねる様に、

浮かんだ血管やカリの括れまでもあらゆる細部を露わに晒す肉棒は、

扱かれれば扱かれるほど一段と快感を求めて猛り狂い、

青いコスチュームには先走りの染みがますます広がるのだった。

 

鉄十字団の女は、細く白い指を正義の男のいきり立った肉棒に絡め、

根元からゆっくりと先端へ遡りつつ摘みながら刺激していく。

ヒーローの弱点を探るように、敏感になった勃起した竿を弄ぶ。

アマゾネスの指が股間に触れる度に、押し寄せる快感に身を震わせるスパイダーマン。

「うぉっ・はっ・・うう・・・はぁっ・・・」

(こ・このままでは・・俺の・・・一番・感じる・・ところが・・・)

スパイダーマンは、感帯を責められる恐れと悦びの予感に同時に襲われ、

喘ぎ声を上げながら悶えていた。

 

アマゾネスの真っ赤な爪がスパイダーマンの青い股間に浮かんだ竿を這い上り、

押し寄せる淫靡な刺激に、ヒーローの全身の筋肉がビクビクと悦びに震えるのだった。

(くぅ・・ あ、あぁ・・・)

突き上げてくる快感が理性を狂わせる。

 

敵の女の白い指が、青く膨らむ勃起に刻まれた括れに掛けられた。

「ぅ・あ・・・ そ、そこっ」

(ぁはっ・・あ・・・ そ・そこはっ・・くぅぅっ・・・)

スパイダーマンは、敏感なカリの括れを弄ばれ、

引き締まった肉体をくねらせ腰を突き出し、声をたてて思わず快感に喘いでしまう。

正義のヒーローの最大の性感帯を探し当てたアマゾネスは勝利の笑みを噛み殺しながら、

張り出した亀頭冠の裏を焦らす様に撫でさする。

「ここがどうだというの?」

「んあっ ぉ・・あぁ・・・」

(そこ・は・・・ や、やめ・・・)

押し寄せる快感に、絞り込まれた逞しい肉体を仰け反らせ、

腰を捻りながら悶え苦しむスパイダーマン。

 

「ここがどうだというのっ!」

敵の女の白い指先がカリの括れを伝って裏スジまで往復する。

「そ、そこ・・ ぁ・い・いい・・・」

(ああ・・ くそぉ・・・ そこは・感じ・・るん・だ・・・)

掻痒感を伴った微かな刺激に過ぎなかったが、

敏感になっている亀頭の性感帯を確実に捕らえるアマゾネスの責めによって、

スパイダーマンの理性は快感に飲み込まれつつあった。

 

「あぅ・・ あぁっ はぁ はぁ・・・」

アマゾネスの赤い爪が青いコスチュームに浮き上がった裏スジに触れるたびに、

猛烈な快感に襲われるスパイダーマンは引き締まった腰をくねらせ悶えるしかなかった。

身体を捻るたびに、鍛え抜かれた腹に腹直筋の作る深い溝が形成される。

「ここが感じるのね? 答えなさい!」

「あぅ・・う・うぁ・・・

 は・はい・・・そこ・が・・感じ・ます・・ ぅうぁ・あ・・」

(そ、そこは・・・ これ以上は・・堪え・られない・・・)

敵の女の人差し指と中指が両側からカリの裏側を裏スジまで擦り上げると、

大量の透明な先走りが堪えきれずに鈴口から溢れ出し、

青いコスチュームの上に、ヌラヌラと粘液が滲み出してくる。

 

アマゾネスは二本の指で、グチャグチャに濡れた股間をなぞり、

いきり立つ肉棒を形取るかのようにヌルヌルの粘液を亀頭全体に広げていく。

「はあ はぁ はあ はあ・・」

(うぅ・・あ・ぁ・・・く・そぉ・・・もう・・ダメ・だ・・・

 俺の・・・弱点を・知られてしまった・・・)

敏感な裏スジを弄ばれ、ただ荒々しく息を切らせるだけのヒーローに、

敵の女幹部は更に追い打ちをかけた。

「スパイダーマン、無敵のヒーローのくせにもう限界かしら?」

心中の欲望と必死で闘うスパイダーマン。

(くそっ このままイったら、洗脳されてしまうんだ・・・

 耐えてみせる・・)

「なにを・・ こ、この程度の・・責めで・・・」

女は、人差し指と中指の指先に付いた先走りを親指の腹に擦りつけながら、

荒く息を切らせるスパイダーマンの鼻先に付き出した。

3本の白い指に、透明な粘液が糸を引きながらネチョネチョと絡みついている。

「フフッ お前がもう限界なのは分かってるのよ、スパイダーマン?

 強がりは止めなさい。

 じゃあ、これは何なのかしら? 言ってごらん?」

ヒーローの目の前で指を擦り合わせクチュクチュと音を立てながら、

アマゾネスが嘲笑う。

女の細く白い指は、透明の粘液がネバネバと糸を引きながら滴っている。

 

「こ、これは・・・ 俺の・・」

欲情した肉体の限界の証として漏らした先走りを突きつけられ、

マスクを羞恥に歪ませるスパイダーマン。

思わず顔を背けるヒーローに、アマゾネスは容赦しなかった。

「お前の股間を濡らしているコレはなにかと聞いているのよ」

スパイダーマンのマスクの前で、指に絡まる粘液を擦り合わせるアマゾネス。

(くっそぉ・・ そんな事を・・・)

屈辱を突きつけられたヒーローの理性が躊躇する。

 

「これは何かと聞いてるのよ! 答えなさい!!」

突きつけられた指先には、スパイダーマンの透明な先走りが粘りながら糸を引いている。

アマゾネスが冷たく見つめる中、拓也はマスクの下の口を開いた。

「こ・・これ・は・・・」

(く・そぉ・・)

恥辱が、正義のヒーローの理性に重くのし掛かってくる。

 

「お、俺の・・・

 ガ・マン・汁です・・・」

(くぅぅ・・・)

スパイダーマンは、屈辱に押しつぶされそうになるのを懸命に堪えるのだった。