特撮小説「リュー・ナイト」(第二部・第7話)

 

限界は、やったきた。

智之は、その美しい光沢のスーツにできていた、小さな恥辱の染みは、

さっと広かるように大きなものへと変化した。まるで、手品でも見るようだった。

智之は、失禁した。その失禁は、智之がいくら歯を食いしばってもとめどなく流れ落ちていった。

「はーーーっっ!!・・・んんんんんんっっっっっっっっっっちくしょーーーー!!!」

いままで、光沢を誇っていた智之の体は、その智之の恥汁で光沢を失っていった。

それは、まるで智之の生気が失われていく様子を見ているようだった。

ルビーのように輝いていた逞しいペニスは、いまや光を放つことの無い、黒ずんだ色へと変わっていた。

股間を中心に汚してしまった、智之の周囲の床は、水浸しだった。

そこに、たたずむ智之は、淫靡なまでに身を縮めて屈辱に耐えていた。

「随分、恥ずかしいことになっちゃったじゃない・・・」

ミサの言葉に、智之は声も出なかった。しかし、何も言わない智之に腹を立てたミサは智之の

周囲の濡れた床に、高電圧の導線を放り投げた。感電が智之に走った。

ビギギギギキギ・・・・・ッッッッッッッッッッッッ

「グゥォオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!」

・ ・・・痙攣と悲鳴・・・・・・智之はその場に倒れこんだ。ぐじゃぐじゃのスーツに身を包んだ智之に近づいたミサは、

智之を部下に運ばせた。

そして、朦朧とする智之に言った。お風呂に入らないとね、ヒーロー君。しっかり、洗ってあげるよ。

・ ・・じっくりと。

智之が、気が付くと目の前には銭湯ほどの大き目の湯船があった。

しかし、そこには、なんともいえない不気味な彫刻がほどこされ、まさに宇宙海賊の好みが反映されたものだった。

うっすらと、湯気がたちこめる、その空間では周囲はあまり見えず、一瞬智之は、

なにか夢でも見ているような心地になっていた。

自らの肢体が、尿で汚れていることなど気づかないほど、よい香りにも包まれていた。

そんな、目をうつろにした智之に、くぎをさすように声がした。

「ヒーロー君。何ぼーとしてるの?そうか、私たちにそんなに、・・・ふふふっ。」

ミサを中心に3人の女海賊が軽装で湯気の中から現れた。

一瞬に現実にもどり、身構えた智之だが、密着したスーツの上から、手足にリングのようなものを

巻かれているのに気が付いた。そのせいか、体の自由がきかない。

「なんだよ、この変な趣味のリング?体がへんだ・・・ちっくしょー」

「まあまあ、いいじゃない。これから、ヒーロー君の体洗ってあげるんだから、あんまり暴れないように、

ちょっと細工したのよ。」

そう言うと、三人は智之に近づいた。ミサ以外の二人が智之を湯船に運んだ。

股間に強引に手を回し、ペニスを鷲づかみにし、尻もつねるようにして、雑に湯船の中に放り込まれた。

まるで、大人に投げ飛ばされる子供ように、軽々と跳ぶ智之。

ざぼっっーーーーん!!

以外にも脚もつかない深さの湯船の中で、自由が利かずに溺れ苦しむ智之にミサが言った。

「じゃあ、いくよーーっ」

三人が、静かに湯船に入った。三人は、巧みに立ち泳ぎしながら、智之の体を擦り始めた。

まず、ペニスのあたりを手のひらでさすり、じっくり揉みこむようにして洗った。

他の者は、尻の溝を執拗に擦り、スーツのために入る筈も無い肛門をさがし、ゆびで弄んだ。

さらに他の者は、智之の首筋、唇に淫靡な手つきで刺激を与えていた。

おぼれた状態の智之は、そんなことをされても、しがみつくように三人に身を寄せていた。

逞しく美しい太もも、ふくらはぎ、腹筋、どれも刺激のあまり痙攣していた。

それらすべてに、三人が入れ替わり愛撫を加えていた。

しかし、智之の最も逞しいものが、スーツに美しい隆起を形成した時、

三人の手は一斉に奪い合うかのように、その一筋のものをむさぼり始めた。

すさまじかった・・・。智之の勃起したペニスが浮き出たスーツごしに、ペニスの血管ひとつひとつを

何度も爪先でなぞられ、亀頭の頂点の唇がちぎれるほどに愛撫され、

裏筋の筋肉が筋肉痛を起こすほどに上下されていた。

溺れそうな智之は、その淫乱な行為に対してただ、彼らに強くしがみつくしか抵抗を表現できなかった。

なによりも、智之に恥辱を与えたのは、陰嚢を何度もスーツの上からもまれ、

陰嚢の皺の一本一本までも綿密スーツの上から爪先で追われ、

時よりすさまじい力でつぶされる精巣による鈍痛による刺激だった。

さんざん、弄ばれたが、いきそうになると刺激をやめられ、勃起は持続していた。

それでも、智之の息づかいは確実に高まっていった。

と、智之は、仰向けに三人にされ、水面に浮いたような形になった。

手足を持たれ、背泳ぎで大の字になったような姿勢にされた。

「ヒーロー君、随分きれいになったでしょ?でも、最期にちょっと汚しちゃうよ。

そう、最期だよ・・・最後じゃなくて。」

そういうと、ミサは、仰向けの智之の股間に手を這わせた。

「あっっ!!ヤ・メ・・・・」

三人のペニスへの痴女行為が再開された。

「ウッッッンッンンッッッッッ・・・グゥンンンッッッ!あうっっっ!!それは・・・ヤメッ

ッッ・・・nnnnn!!・・・・・・・たのむっっっどぅぅぁぁぁああ!!・・・アアアッッッッ・・・あ、ん、

・・あもうっ、アモゥッッッいくっっっ!!!!!」

ミサは、スーツをも切り裂くナイフを用意していた。

そして、智之のペニスの頂点に一センチほどの切れ込みを入れた。

びんっっっ

切れ込みから、逃げ出すように林立する智之のペニス、その飛び出したと同時に、白い液体が、舞い上がった。

まるで、鯨の潮吹きのようだった。

破れたスーツは、ペニスの周りに皺をつくっていた。

そして、智之の逞しい顔は、強く歯を食いしばるあまりにゆがんでいた。

・ ・・三人は、手を放した。

智之は沈んでいった。

3メートもあろう、湯船の底に・・・まだ、出し切っていなかった精子が水中で線を

ペニスから放射するようにして出つづけていた。

美しい肢体は、その底で淫靡にまだ、喘ぎつつけていた。

時より、白い線状のものを水面へと放出しながら・・・・・。

水面に顔をつけ、沈んでゆく智之を見たあと、三人は、湯船から上がり、去っていった。