特撮小説「リュー・ナイト」(第二部・第4話)

 

 三宅は、涼子の中に全てを放出した・・・・・

・ ・・・・様に見えた。

そこには、三宅の屈辱で真っ赤になった顔が、せっぱつまって苦痛の表情をしめしていた。

「グゥッッ・・アッ、イテェッ・・・。」

射精の瞬間、ジャッカルは三宅を涼子から抜き出し、ペニスをちぎれるほどに鷲づかみしていたのだった。

あまりの強さに、血液と精子のまざったものが尿道から滴っていた。

「ふふふ、おしかったね。だって、せっかく苦しめてんのに、そんな優しい顔で射精されてもつまんないからね。」

ジャッカルの言葉に、涼子を気遣う三宅は、搾り出すように言った。

「てめぇ、・・・てめぇ・・・・・・。」

井ノ原は、円盤に乗った。もう、考える猶予は無かった。

井ノ原を乗せた円盤は、飛行し静かに上昇した。

それを見た、ジャッカルも円盤に乗って、二機の円盤は吸い込まれるようにして空中の戦闘宇宙船に入っていった。

井ノ原が吸い込まれた部屋には、10人ほどの衛兵が立ち、その奥にはジャッカルが立って、井ノ原を見ていた。

「いらっしゃい。ヒーローさん。君の前のリューナイトには、随分とかわいがられたもんだから、

しっかりお返しさせてもらったよ。ガード・レンジャーって言うんでしょ?君がレッドだよね。

ミサ姉は、君たちに瀕死の重傷を負わされたんだよ。でも、・・・。」

 ジャッカルの奥の影が動き、井ノ原の方に歩いてきた。

そこには、ミサがいた。すっかり復活したミサの顔には、新しい獲物を料理する淫乱な眼光が見えた。

「今回は、僕も参加するよ。楽しみでしょ。」

しばらく、恐怖で声もでなかった井ノ原は、やっと一言発した。

「お前も参加するって、なにするんだよ。餓鬼っ。」

ジャッカルとミサは、眼を合わせて微笑んだ。

「僕たち兄弟で、君を竜と同じようにするんだよ。ボーヤ。」

餓鬼にボーヤと言われて、井ノ原はカッとして言った。

「ふざけんじゃねぇー。てめぇら変態兄弟なんかに誰が・・・。」

声は途絶えた。三宅の悲鳴が聞こえた。そうだった、反抗できないんだ。

後は、簡単なことだった。井ノ原は堪えつづけるだけだった、死ぬまで。

井ノ原の下半身に、早速ミサが手をのばした。

「あってめ、やめ・・・。」

井ノ原が避けようとすると、ミサはにっこりしながら言った。

「腰を前に突き出しなさい。仲間が死ぬよ。さぁ、逃げるんじゃないよ。」

 

井ノ原は、屈辱に耐え震えながら痴漢行為を受けつづけた。

握り締められた拳は、ギリギリと音を立てている。井ノ原の怒りと屈辱の音・・・。

ミサは、井ノ原の密着したスーツ越しに、これでもかというほどに形作られたペニスを

執拗になぶりつづけた。

ただ、仲間を守るということによってのみ、体の自由を拘束されている井ノ原の純粋でヒーローぶりを、

屈辱という形でじっくりといたぶっていた。

鮮赤色のスベスベのスーツは、井ノ原の若さを表現するのに素晴らしい媒体だった。

開き直ったかのように完全に勃起した井ノ原のペニスは、しっかりと裏筋をスーツに密着させていた。

ミサは、その井ノ原という男を覗き込んで楽しんでいた。

密着のあまり、井ノ原の睾丸は陰嚢などないかのように、はっきりと二つの球を浮かび上がらせていた。

まるで、きれいな光沢のある金属の玉であるかのようだった。

それを見られているという井ノ原の屈辱の震えによって、あたかも精子が睾丸から精嚢へと流れ行くさまのように、

その部分は見えていた。

さらに、そこから急峻に立ち上がっているペニスには、その中心に一本ひときわ逞しい筋がはっきりと見えていた。

その幹には、何本かの細い血管がとくとくと脈打つのもはっきりと確認できた。

何より、ミサを興奮させたのは、亀頭のふくらみまでが、はっきりと浮き出ていたことだった。

亀頭の裏の割れ目の光沢は、この世で最も熟れた果物のような甘味を想像させた。

しゃぶりつき、井ノ原の全てを吸出したい。

それも、この男を竜のときのように、痛めつけず、ただ、正義感というものだけを刺激するだけで拘束できているという、

状況があった。

「しっかり、感じてるじゃん。さすがに、僕も興奮してきたよ。」

ジャッカルも近づいてきた。井ノ原の恥部を二人の魔物が覗き込んでいた。いつのまにか、

二つの顔は井ノ原のペニスの前まで来ていた。

今なら、二人を殺せるかもしれない。でも、三宅や智之のことを考えると動けない。

「レッド、お前はなんで、我慢してるの?何にも、反抗しないの?」

ジャッカルの分かりきった質問に、井ノ原は怒りを抑えていた。

しかし、さすがに餓鬼と思っていたジャッカルに次のようなことをされ、怒りは爆発した。

「こんなに筋張っちゃって、元気なんだね、ここ気持ちーでしょ。」

と、ジャッカルは井ノ原の亀頭をくりくりと指先で弄んだ。

「てめぇぇぇぇぇーーーーーっ!!!」

ぼすっ!!

ジャッカルに向かった拳は、ジャッカルまで届かず、ジャッカルの目に睨まれた井ノ原の腹部に、衝撃波が走った。

ぐっはぁぁっっっっっ。

「そうそう、僕は超能力が使えるから、反抗しないほうがいいよ。仲間のことも忘れたの?・・・

僕のこと、ちょっとなめてるのかな。どっちが強いかはっきりさせとこうか。」

ジャッカルは、そう言うと前かがみで苦しんでいる井ノ原の前身を見つめた。

すると、井ノ原の四肢はしっかりと伸びきった状態になった。

「な、なんだ?こりゃ。体が言うこときかねぇーよ。」

あせる井ノ原に、ジャッカルが言った。

「まだまだ、僕が君の大事なところをみて、こうやって上下すると・・・。」

ジャッカルは、井ノ原のペニスを睨み眼を亀頭から睾丸まで何度も上下させた。

なにも無いはずの、井ノ原のスーツがざわざわとゆっくりとうごめき始めた。

「っっっな・なんだーーー、アッ、アッ、アアアアーーーーーーッッッ!」

井ノ原は恐怖と、ジャッカルに自分の弱さを教えられたショックに動揺しながら、

それ以上になりつつある刺激に襲われた。ジャッカルの眼の、上下運動はやがて手の運動限界速度以上まで上昇し、

井ノ原をなぶった。

「レッド、どっちが弱いかわかった?ねぇ?君が弱いと思ったら、返事してね。君の方が弱いよね?」

井ノ原は、快感の中で堪えた。絶対に餓鬼には負けたくなかった。

しかし、

「ねぇっーーー?」

ジャッカルが怒りの声をあげた。同時に、超能力は井ノ原の前身の性感帯を刺激した。

「っっ、っ・・・あ、アッッッッハッウンンンッッッーーーーー!」

スーツが一瞬持ち上がるほどの射精だった。

ジャッカルは、井ノ原のスーツに丸い染みが広がってゆく様を見ながら、微笑んだ。

「わかったみたいだね。」

ジャッカルは、奥へ下がった。

と、井ノ原は、その場に倒れこんだ。しかし、倒れこむ井ノ原の前には、ミサが近寄り言った。

「このぐらいで、こんなにくたくたになっちゃって、竜以上に楽しませてもらうんだから、しっかりしてよ。」

そこに、部下からミサに報告があった。

「ミサ様、地上にて逃亡中だった、もう一人のガード・レンジャーを捕獲しました。いかがしましょう。」

ミサに悦びの表情が顔いっぱいに広がった。

「私が、まずお相手しましょう。いや、そうだ、やつらのプロテクターを装着した三体のロボットと戦わせましょう。

ぼろぼろにしてあげるものいいわね。コロシアムにすぐ、入れて。私もすぐ行きます。」

井ノ原もはっきりと聞こえていた。

「やめろ、智之は・・・、だめだ・・・。約束だろ・・・。」