特撮小説「リュー・ナイト」(第二部・第3話)

 

三宅は、何も考えずに怒りに任せて、空中のジャッカルの載る戦闘機に向かった。

しかし、もう少しでジャッカルにたどりつこうというところで、二体のロボットが後ろから三宅の足を掴み取った。

三宅は、バランスを崩し、落下しそうになったが、二体のロボットが、一体は、両手を抑え、

もう一体は、両足を抑えたまま、空中に浮遊したため、落下しなかった。

しかし、三宅は、全く自由を失う状態になり、さらには、さっき智之を攻撃した、ロボットが近づいてきた。

井ノ原は、三宅を助けようと、飛ぼうとしたが、プロテクター装着時のスーツの誤作動で、飛べなくなっていた。

「三宅――――!」

しかし、井ノ原の叫びは、空中の三宅たちには、まったく聞こえない。

「さぁ、こいつは、姉貴をやった奴だから、どんな風に料理してやろうかな。

そうだ、まずは、ここで、お前の着てるもの全部とって、一緒にミサネエのところまで来て貰うか。よし、やれっ。」

ジャッカルの命令で、残りの一体が三宅の前に立ち、マスクに手をかけた。

まるで、ダチョウの卵でもつぶすかのような手つきで、三宅のマスクを潰しはじめた。

相当の握力なのか、三宅のマスクに一本、ひびが入った。

パリ・・・。

マスクは、この衝撃で、火花を飛び散らしている。当然中の三宅には、マスクの電子装置からの漏電が襲っていた。

「ぐわーーーーーーー!!!」

ロボットは、ひたすら、潰しつづけた。三宅の悲鳴は、井ノ原までも聞こえるほどだった。

マスクは、いよいよ壊れ、三宅の目の部分が、あらわになってきた。

すると、ロボットは、面倒になったのか、三宅のマスクに思いっきり、パンチを入れた。

「グヌーーーーーッッッグハーーーー!!!」

一気に崩れるマスク、何発もパンチは、三宅にお見舞いされ、ついには、マスクは、吹っ飛だ。

中からは、負けん気の強い、少年のあざだらけの顔が出てきた。

「なかなかの美男子じゃん。リューナイトもそうだったけど、今回は、僕が君を料理してあげるよ。

さぁ、ガード・ハンター、スーツも脱がせてしまえ!」

ロボットは、三宅のスーツをマスクの破壊された、部分から広げるようにして、引っ張り始めた。

ガードレンジャーのスーツは、とても密着していて、本来は、引っ張ることもできない。

しかし、このロボットは、三宅のマスクの破壊部分から、少しだけほつれたスーツの一部を引っ張り始めた。

ガード・レンジャーのスーツがこれだけ、密着するのは、竜のように、ただ彼らがスーツを着ているからなのではなく、

彼らの皮膚とスーツの間に化学反応を起こさせているからなのである。

そのため、ちゃんとブレスレットを使って、装着、解除すればよいが、それをしないと、不都合が生じるのである。

その不都合は、誰もまだ知らないが、三宅は、それを体験しようとしていた。

バリバリッッッッッッッーーーーーーー!!!!

まずは、三宅の大胸筋のあたりが、はがされ始めた。ものすごい、火花と、電撃が三宅を襲った。

さらに、なかなか、皮膚とスーツははがれず、はがれた部分は、赤くやけどのように、三宅の皮膚を変えていった。

「い、てぇーーーーーーー!!!!!ヤメローーーーーー!」

三宅は、自由を奪われたまま、ただその行為に苦しんでいた。

大胸筋のほとんどが、はがれたが、なぜか、乳首のあたりがはがれにくかった。

ロボットは、一瞬躊躇したが、すぐに力ずくで、引っ張った。

「アゥッッッッッッ!!」

はがれる瞬間の電撃が、三宅の乳首を襲った。その電撃は、三宅の性感にも通じた。

「これは、おもしろい。こいつ、こんな状況で、感じてる。じっくり、ぬがせろよー。」

ロボットは、三宅のもう一方の乳首は、時間をかけて、じっくりとはがしにかかった。

「てめぇーーーーっ!・・・ウンンンンッッッ・・・チキショーーーー!」

三宅も、一番、精力のある頃の年だけに、この攻撃には、耐えかねていた。

井ノ原は、こんな三宅をみて、叫びつづけた。

「ヤメローーーーーーー!!!」何度も何度も・・・。

しかし、空中で、あえぐ三宅の姿に、井ノ原は、自分のペニスが反応し始めていることに気がついた。

井ノ原は、自分のスーツをみると、誰が見てもすぐにわかるように、勃起していた。

こんなことは、はじめてだった。

井ノ原は、完全なノンケだし、男の裸なんか、いくら見ても勃起なんかしたことなんかなかった。

しかし・・・。それほどまでに、いまの三宅の状態は、淫靡な状態だった。

美しい、筋肉の肢体が僅かに動く程度の中で、懸命に逃げようとしながらも、快感と痛みの電撃とに体をくねらせていた。

「ふざけんじゃねょーよっっっっっうんっ、あぅ・・・・。」

三宅の抵抗の声は、もはやジャッカルにとっては、お遊びをより面白くする調味料のようなものだった。

三宅の体をつつんでいた、薄いスーツは、もっとはがされ、今や、三宅の割れた腹筋の一部をあらわにさせ始めた。

「そうだ、ミサネエの持ってた、あれ、こいつの赤く腫れたところにつけてやろう。」

ジャッカルは、そういうと、用意してあった。竜をさんざん苦しめた、媚薬を三宅のスーツの剥けた

赤い腫れた部分に、塗りこんだ。

まるで、三宅の体をいたわるように、じっくりと塗りこんだ。

「どぅ?こんなに赤く腫らせちゃったから、お詫びのしるし。」

三宅は、何を言っているのか、わからなかった。

まさか、この自分の赤い炎症を抑えるために、ジャッカルが、薬を塗っているわけではないだろう。

地球のテレビの中継のためにヘリコプターがさっきから、三宅の近くを危険なほど接近してきている。

三宅の姿は、地球中に中継されていた。

と、やがて三宅の体に取り返しのつかないほどの変化が、起こり、誰もが三宅の変化に気がついた。

「・・・て・め・え・・・うっ・・・・なに、し・やが・・・った?・・・」

三宅のペニスは、最大まで勃起した。三宅には、到底抑えられないほどのペニスの興奮が、

体中も熱くし、声さえ、十分に出ない。

三宅の体のしなりは、急激に激しくなった。

まさに、いきのいい海老が踊っているようだった。

薄いスーツからは、三宅のそのしなりを構成する美しい筋肉の走行をみることができた。

そんな三宅の修羅場を目の前にして、井ノ原の横にいた、智之にしずかに触手のようなものが忍び寄り、

一瞬のうちに、智之をしばりあげ、その触手の持ち主であるジャッカルの手下とともに三宅の横まで飛んでいってしまった。

井ノ原は助け様にも飛ぶことができなかった。

すると、意外にもジャッカルは、井ノ原に2メートルの正方形をした円盤をよこした。

ただし、もちろん井ノ原のためによこしたのではなかった。

「これから、二人をここで射精させる。やめさせたければ、その円盤に乗れ。われらの宇宙船にお前を招待したい。」

井ノ原は、迷った。勝てるはずが無い。自分がこの円盤に乗っても、二人が助かるとは限らない。

竜と同じ目にあうに決まっていた。

突然、三宅が一層大きい、悲鳴を上げた。

三宅の前に、ジャッカルが円盤に乗って近寄り、三宅の隆起を揉みしごきはじめたのである。

横目で井ノ原を見ながら、三宅のものをじっくりと攻めあげていた。

男に、それも年下のような奴に、三宅のプライドはずたずたにされた。

しかし、ジャッカルは、これでは足りないとばかりに、三宅にさらなる試練を与えた。

そのジャッカルの乗っていた円盤には、もう一人乗っていた。三宅の彼女だった。

「・・・涼子!なんで・・・。」

三宅は、自分の屈辱的な姿を見られ、動揺した。

「さぁ、女。この男の下半身をじっくりといたぶってあげろよ。そうしないと、この男を殺す。」

涼子は、拒みながらも強引に三宅の隆起までジャッカルに手を引っ張られた。

「っ。」

涼子は、その三宅の熱に一瞬、手を引いた。はじめてだったのだ。三宅の怒りに火がついた。

「涼子、さわるなー。俺はどうなっても、お前にこんな思いさせられねぇーよ」

涼子は、ジャッカルに手を引っ張られ、三宅の隆起をさすり始めた。

やがて、握りしめ、上下し始めた。ジャッカルは、その都度そうするように強制した。

いままでと、異質の攻撃に三宅は精神的にも相当のダメージをこうむった。

「あっ・・・いく・・・。」

こう言いかけた、三宅のペニスから、涼子の手は強制的に放された。

ただむずかゆい感覚と屈辱が三宅にこみ上げた。

そんな、三宅を見て、ジャッカルは、三宅の隆起に5センチほどの切れ込みを入れた。

当然、完全勃起の三宅のしるしが立ち上がった。

頂点からは、涼子への三宅の純粋な思いが、結晶化して美しく一滴のっていた。

それを、ジャッカルは舐めとった。

さらに、涼子に見られているという、恥辱にたえる三宅の前で、ジャッカルは、涼子の着衣しているものを

全てはぎとった。

おびえて、小刻みに震える涼子以上に、三宅は怒りに震えていた。

「てめぇ・・・・や・め・ろっっっっっっっ!!!!」

しかし、三宅は、黙った。ジャッカルに後ろから両足を担がれた涼子は、正面を向き合う形で、

三宅のペニスを挿入されたのだ。

「い・いたいっ!や・いたいよー!」

「涼子大丈夫か。・・・うぁっっっっっ、ちきしょーっっっ」

快感と怒りで、なんともいえない三宅。気持ちと体は正反対だった。

自然と、三宅の腰は律動していた。

少年の性器は既に、女を失神させるほどの快感にひたらせるのに十分な成長を遂げていた。

「さぁ、もう我慢できないだろう。さぁ、さぁ、・・・。」

ジャッカルの涼子を動かすペースが強くなり、三宅の意識はいよいよ跳ぼうとしていた。

三宅は、痛がる涼子に優しい顔で言った。

「ごめん、もう我慢できないよ・・・。涼子好きだからっ・・・うっ!、あ・い・イクッーー

ーーーーーッッッ!!!!・・・???なに?」