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ハーレーにだまされ、捕まってしまったロビン。

工場に、しかも夜中に1人で歩く女性がいること事態不自然であるのに、

そこを疑わずに罠にはまってしまった。

誰も知らない工場の地下、目の前の人を助けようとしたがばっかりに

敵のアジトに捕まってしまったロビンが1人

ロビン:(んっ・・・・こっ、ここは・・・・・)

ハーレーの催眠ガスで気を失ったために自分がどこにいるのかわからずに1人困惑するロビン

 

起きあがろうとしたその時だった

ロビン:(なっ、どうしたんだ?動けないぞ・・)

ハーレー:あれ?起きたの?コマドリちゃん

ハーレーは哀れにも捕まってしまったロビンの元へと歩み寄り話しかけた

ハーレー:あなたも馬鹿ねぇ、こんな工場に女の子が1人で歩いてるわけないじゃない

ロビン:んんっ、んっ(俺を離せ!)

ハーレー:そんなお馬鹿さんなあなたにはその格好がお似合いよ はははははははっ

 

気を失っている間にロビンは体を守るためのバットスーツを脱がされ、

ユーティリティーベルトももちろん剥奪され、

サーカス時代に着用していた衣装を着せられていた

それだけじゃなく、口には猿轡がされ、頭の後ろでしっかりと固定されていた。

黒い布で目隠しをされているロビンは自分がどういう状況にいるのか、

どこにいるのかもわかなかった。

しかし、見えなくても両腕を背中側に肘と手首の二カ所でしっかりと束ねられ、

両足も膝と足首の所をしっかりと束ねられているのがわかった。

いくら体技に長けているロビンでもこの状況で逃げ出す事は出来なかった。

 

ガシャン ガシャン

 

それでも逃げ出せるかもしれないと諦めずに床を這って動こうとしたが、

どうやら手首と足首の結び目を壁からの鎖につながれているらしく、

全く持って動く事が出来なかった。

埠頭に向かっているバットマンが助けに着てくれる事を信じてロビンはじっと耐えていた。

 

 

ハーレーに捕まってからどれくらいの時間が経ったのだろうか、

ロビンの体がきつく拘束されているために次第に痺れてきてしまった。

 

ハーレー:コマドリちゃん、生きてる?

ロビン:・・・・

ハーレー:あらぁ?怒ったの?困ったわねぇ・・・・そうだ!

ハーレーは何かを思いついたらしく、手下達に向かって合図をした。

ハーレーの合図を受けて手下達がロビンに近寄ってくる。

ハーレー:ジョーカー様が戻ってくるまで、一緒に遊びましょう?

ロビン:(!?)

 

ハーレーの言葉の後に、巨体の手下が鎖を外し、身動きの出来ないロビンを抱え上げ、

近くにあった変わった形の椅子の元へと移動した。

その椅子は、まるで歯医者の診療台の様なもので、少し斜めになっていた。

歯医者の診療台と違ったのは脚を置くだろう部分が左右に開ける様に歯車がついていることと、

首、四肢、胴体の部分に頑丈そうなベルトがあることだった。

ロビンを抱えた手下は乱暴にロビンを椅子に寝かしつけた。

ハーレー:逃げたいのなら、逃げてもいいのよ。まぁ無理でしょうねぇ はははははっ

 

ハーレーの言葉の通りだった。

長時間、同じ格好をさせられていたために体が痺れて自分の意思では動かす事が出来なかった。

ハーレーがロビンの拘束を解いて椅子に縛り付ける間も逃げるどころか、

何一つ抵抗も出来ずに人形の様に椅子に寝かされ

首、四肢、胴体を固定されてしまった。