レッドタイガー・惨劇の虎(6)

 

 俺はミカエルに俺の必殺技を決められ不様なぐらいに大股を開かされ

頭から床にのめり込む・・・・・

ピクンピクンと激しい痙攣が全身を襲いその振動がミカエルの手にも伝わる。

ミカエルは

「どうした?。正義の味方の坊ちゃん・・もうお寝んネの時間か?。ヒヒヒ・・・・

それとも・・・ここを捻ってやると、また威勢の良い台詞を吐いてくれるか・・?」

と言いながら半失神している俺の股間を再び鷲掴みし反時計回りに捻る。

「グオォォォォォォ」

股間に走る不快感と激痛に一瞬にして覚醒させられるレッドタイガー・・・・。

「イッ・・痛ッテェーんだよ。俺のモノ勝手に何時までも触つてんじゃねぇー、

このバケモノ野朗がぁ!!!!!」と叫びながらミカエルの鳩尾目掛けて

ストレートパンチを叩きこむ・・・・・はずだった・・・・いやパンチは決まった

はずだった!

俺のパンチが決まる瞬間、奴の両目が怪しく光ると、一瞬にして全身が

金縛りにあったかの様になり動かなくなった・・・・。

そして・・・・虚しく突き出した俺の左手・・・。

そして・・・M字に開いた脚・・・・。

ミカエルは

「フフフ。。。ガァハハハ・・・・」と不敵に笑い

「俺様が力技だけの妖獣と思ったのが貴様の命運の最後だ!。

只、貴様をここで打ち倒して亡骸を大主教聖下に捧げようとした、が

俺様の恐ろしさを貴様に叩きこんで、恐怖に怯えきった貴様の

身体を捧げることに予定を替えようか。

さぞ、聖下もお笑いになられるだろう・・ハハハ・・。

『地球の戦士の意気込みなど所詮はこの程度のモノ・・・・。

観よ我が教徒等よ。これが・・この情け無い奴輩を・・地球という辺境の地の

戦士を名乗る蛮人の正体を・・・フゥハハハ・・・・ハハハ・・・』とな」

奴はそう言い終わらないうちに、今度は俺の両脚を思いっきり開脚させると、

鉛のような硬い踵を俺の股間に押し付け、まるで狂ったかの如く電気按摩

を仕掛けてくる・・・・・。

かなり強烈な・・・常人なら数秒で失神しそうな・・・。

「あわあぁぁぁぁぁ・・・・や、やめろーテメー・・・・うううぅぅぅぅ・・・・・

そ・・そんな。。。。つ・・潰れるー」

情け無い悲鳴を上げるレッドタイガーだった。

 しかし、その哀願も虚しく、レッドタイガーの股間には鉛のような踵が

リズミカルに打ちつけられ続け、ミカエルの脚に刺激を与えられ

意に反しながらもレッドタイガーの「男のシンボル」は膨張を続けざるを得ない。

極薄のライクラのコスチューム越しにどんどん変化を増してゆくレッドタイガーの

「男のシンボル」に気を良くしたミカエルは・・・・・・・・。