第17話 (6日目)
負けられない!負けるわけにはいかない!
恥辱にまみれた体を奮い起こし戦いに臨んだsuperman。
しかし、彼を待っていたのはさらなる屈辱の時間と自らがバットマンの処刑執行人になるという罠だった・・・・。
マケット:では、変態supermanに聞きます。
あなたはどうして1戦目ですでにコスチュームを着ていなかったのですか?
superman:(へ、変態・・・)そ、それは・・・
マケット:どうして淫乱supermanのコスチューム一式が
私のギャラリーに飾られているのでしょう?
superman:・・・・・
マケット:そうそう、あなたは昨夜、私の自室でも卑猥なことをなさっていましたね?
もしや、その代金として差し出したのですか?正義の象徴を?
superman:・・そ、そんなわけ・・・
んぐっ・・ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・
マケット:正義の象徴を捧げる代わりに奴隷のように扱って欲しいとお願いしたのですか?
superman:はぁ・・はぁ・・・・・わ、私は・・・正義の象徴・・である・・・コスチュームを・・
ま、マケット様に捧げて・・・一晩・・ど、奴隷に・・していただきました・・・・。
マケット:おやおや・・・ではあなたはもうsupermanではなくslavemanですね?
あなたは何者ですか?
superman:・・・・私は・・・淫乱で卑猥で・・・卑劣で変態な・・性奴slaveman・・・です。
カシャ!カシャ!
突然、コロシアムに響くシャッター音。
それはいつの間にかsupermanをX字に磔にしたロボットの側に立ち、
シャッターを切るフィードの発した音だった。
superman:(・・・な、何故、フィードが・・・・・)
マケット:気にしないでくれたまえ、彼は今回のこの戦い、slavemanが
バットマンを助ける戦いを取材に来た記者だ。
フィード:今、どんな気持ちですか?superman・・あっ、元superman?
superman:・・・く・・・悔しいです・・・・
フィード:それは、この晴れの姿を世界中の人に見てもらえなくて?
ということですか?
本当にslavemanは変態だなぁ・・ははははは・・・
superman:ち、違っ・・んぐぅぅぅぅぅぅっ・・
がぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・
フィード:マケットさん、これじゃあslavemanが可愛そうだよ、
この後、バットマン、助けるんでしょ?
マケット:確かに・・では、こうしよう・・・バットマンが助かったら
録画している映像を世界配信しようじゃないか?どうだね?
フィード:それはいいアイディアですよ、早速、ロイスやジミーにも連絡しなくちゃ
superman:・・・?!・・・そ、それは・・・
マケット:なんだね?変態奴隷のslaveman?
まさか、バットマンを助けるつもりがないとでも言うのかね?
superman:た、助ける!必ず・・し、しかし・・・
フィード:バットマンを見殺しにするのか、全世界放送で配信するのか・・・どっちを選ぶのだね?
superman:・・・バットマンを・・・助ける!・・・?!・・・
ぐっわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・
マケット:卑猥な言葉しか聞こえないのか?お前は
superman:はぁ・・はぁ・・・・・ぜ、全世界ほ、放送で・・配信・・を選びます
マケット:全世界に淫乱変態性奴隷slavemanの痴態をみていただきたいです
だろう?
superman:・・・・ぜ、全世界に・・・い、淫乱・・変態・・性奴隷・・・
slaveman・・・の・・痴態を・・・見ていただきたい・・・です
マケット:では、バットマンが助かった時に備えてフィード君、インタビューを許可しようじゃないか
フィード:いいんですか?ありがとうございます、マケットさん
superman:はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・
フィード:では、まず、元supermanさん。
今、あなたは戦いの真っ最中、敵に磔にされているわけですが、
興奮して気持ちがいいんですか?
superman:な、何を・・・んぐわぁぁぁぁぁぁぁっ・・・んぐっ・・・・・
フィード:だって、気持ちよすぎて先走りたくさん流して
二人のヒーローを溺死させかけてるじゃないですか・・・
気持ちいいんですか?
superman:・・・・は、はい・・・・き、気持ちが・・・いいです
フィード:マケットさんのお宅の監視カメラ映像を見せていただいたのですが、
これ、何をしているところですか?
superman:・・・そ、それは・・・・・・
フィードが磔られたヒーローに見せたのは股間に顔を接着された姿と、
頭を脚で踏みつけられている姿をキャプションした画像データだった。
ここで起きた全ての屈辱的なシーンは秘密になどできないのだと思い知らされた。
マケット:ちゃんと映像が見えない人にもわかるような説明をしたまえよ?
superman:こ、これは・・・・マケット・・様にお願いして・・・さ、竿を・・・しゃぶらせていただきました・・・・・
フィード:こっちは?
superman:・・・・こ、言葉遣いを注意され・・・・
罰を受け・・ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・・
マケット:違うだろう?私に躾をしてもらっていたのだろう?
superman:はぁ・・はぁ・・・・・マケット・・様に・・・・躾をしていただきました。
心をずたぼろにされたsuperman・・・。
そのぼやける視界にはもう鼻の下まで水位が上り詰めている
ロビンとバットマンが映っていた。
勝たなければ助けることが出来ない・・
しかし、今の自分は勝つことも負けることも出来ない囚われの身に成り下がっているのだ。
superman:・・・・バットマン・・・ロビン・・・・・
マケット:うん、うん・・・受け答えに満足した褒美をやろうじゃないか、slavemanよ
superman:・・・ほ、褒美・・・
マケット:このままでは君の手で二人は死んでしまう・・
これは逃れられないことだ。しかし、チャンスをやろうじゃないか
superman:・・・・
マケット:その忌まわしい拘束を解いてやろう、
そして1撃でもそのロボットに入れることが出来れば二人は解放しよう。
superman:・・・?!・・・・
マケット:しかし、攻撃できずにロボットに動きを止められるようなことになったら
死ぬよりもつらい罰則が二人を待っている。どうするね?
superman:(死ぬよりもつらい罰則・・・しかし、このままでは確実に死んでしまう・・・・・)う、受けさせてください
マケット:いいだろう・・・
グオォォォォォォォ・・・・
溺死寸前のところで二人を沈めていた液体が排出されていく。
ぐったりとしたロビンとは違い、懸命に顔を横に振りsupermanに何かを伝えようとするバットマン。
しかし、彼らを溺れさせていた液体に恥じらいを覚え、バットマンを直視できず彼の努力は無駄に終わってしまった。
体からホースが外され、ゆっくりと地面に下ろされ鉄球が解除されていく。
よろよろとしながらもロボットに向き直り拳を握り締める。
マケット:では・・・はじめっ!
ふらふらになりながら、今出せる可能な限りの速度でロボットに向かっていく。
突き出した拳が見事に決まる・・・・かと思った瞬間、
目の前にいたはずのロボットは4つに分離し視界から消えてしまったのだ。