Robin in an exam room  

(10)

悪魔の囁き

 

 田舎の高校生による犯罪研究会。

その部員と称する3人の高校生にいいようにオモチャにされ、

とうとうヒーローの遺伝子を完全に奪われてしまったロビン。

 逃げ場もない、体も動かない、助けは来ない、バットマンはいない。

 今まで、ゴッサムシティを守ってきた彼でさえも経験したことがない

地獄を味わっていたのだった。

 敵の組んだ機械に種を謙譲し涙を流し直立を余儀なくされていると、

そこに今まで久しく姿を現さなかったクリスが現れた。

 全く身動きが出来ない状態で敵の目的である種は全て差し出した、

この段階で現れたクリスは死神にすら見えた。

 ロビンの前にはいるのは高校生ではないのかもしれない、

ジョーカーなんかよりも厄介で強く冷酷な、関わってはいけない敵だったとロビンは後悔した。

 

クリス お疲れ様、ロビン。君の種は有効に使わせてもらうよ。

 

ロビン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

クリス そう、怒るなよ。僕のお楽しみタイムが残っているんだから。

 

ロビン (こ、この上・・・何を・・・・・・・・)

 

 陰部のホースを優しく取り除き、直立を余儀なくされているロビンを抱え部屋を移動するクリス。

 いかにもスポーツなどしないであろう風貌からは想像も出来ない力で

ロビンを1人で抱えて難なく移動するクリス。

 今まで使われることがなかった部屋にロビンは移された。

 そこは部屋の飾りはまったくなく、クリスの足下を見る限り床はクッションの様な素材だった。

 照明のスイッチが入っていないのか、真っ暗なその部屋の中央部分に来ると

ロビンを床に下ろし仰向けの状態にした。

 クリスがロビンを下ろすとドアが自動で締まり、ライトがついた。

 その部屋の照明はピンク色のライトだった。

 

ロビン ?!

 

クリス 体、自由に動くだろう?

 

ロビン な、なんで・・・・・

 

クリス あれ?ジョージは言ってなかったのかい?

 

ロビン ?

 

クリス 固めることも溶かすことも出来るように作っているのさ。

    兵器というのはそういうものさ、解除もできなきゃね

 

 仰向けで唖然とするロビンの太ももの部分にゆっくりとゆっくりと腰を下ろし、

そして左手はロビンの胸板を撫で回しながら話を続けた。

 

クリス 僕は動くロビンで遊びたいのさ。置物なんて楽しくないからねぇ

 

ロビン (チャンスだ!こいつが油断したところで、こいつを人質に・・・)

 

 姿勢を崩し、ロビンに重なるように体を滑らせるクリス。

ロビンを前に興奮が抑えられないのか、股間がパンパンに膨らみ、

その膨らみがロビンに押し当てられる。

 

 ここに来て冷静になりつつあったロビン。

敵の油断を待つために様子を見ようとしたが、ネルのお楽しみタイムでもされたような

仕打ちにロビンの心は怒りに震えた。

 

ロビン (こ、こいつら・・・も、もう我慢出来ない・・・・!)

 

 今までの屈辱を倍にも3倍にもして返すチャンスが来た!

そのことに心躍るロビンは正確なチャンスを待たずに興奮を隠せない

クリスの行動に行動を起こそうとした、その時!

ピカッ!

 さっきまでピンク色だった部屋のライトが赤に変わった。

そう、あの悪魔のライトに変わったのだ。

 

ロビン (・・・・な、何!)

 

クリス 僕らをあまり馬鹿にして欲しくないなぁ・・・・

    完全な自由なんてあげるわけないでしょ?

 

ロビン (さ、最初から・・・・・そのつもりで・・・・・)

 

クリス お仕置きだ!

    ジョージ、頼む!

 

 クリスの声に返事もせずにジョージは遠隔操作で部屋のライトを操作した。

 一見するとどこにも異変は感じられなかったが、その操作の意味はすぐにわかった。

 クリスが顔色一つ変えずにロビンの体を動かしているのだ。

しかし、相変わらず自分の意思ではどこも動かすことが出来なかった。

 

クリス 不思議かい?教えてあげるよ・・・

    今、ライトの色彩を変えて、外部からの力では動かせる程度に硬度を落としたのさ。

    これで君は僕の操り人形だよ

  

クリスは実に楽しそうにロビンの体を動かした。

 ロビンがクリスを抱いている、そんなポーズを取らされるも抵抗は出来ず。

 クリスを人質にするどころかクリスの興奮の度合いを引き揚げることしかロビンには出来なかった。

 女の子が着せ替え人形で遊ぶみたいにロビンをいじり、クリスの興奮は最高潮に達した。

 ロビンの顔を両手で掴み自分の興奮しきった股間に押しつけてみたり、

口を開かせ自分の先走りで濡れた竿を咥えさせてみたり、

女の子のお人形遊びとは似ても似つかないことをロビンでしていた。

 そして仕上げとばかりにロビンを“気を付け”をした状態にして仰向けにした。

 

クリス ジョージ、顔だけ元に戻せるか?

 

 ここでもジョージは返事をせずにリクエスト通りにロビンの顔だけをピンクの

ライトで照らして元に戻した。

 

ロビン さっさと殺したらどうなんだ!俺をオモチャにしやがって・・・・・

 

クリス 君はバットマンを捕まえる時の疑似餌にもするんだから、ダメだよ

 

 クリスはロビンに優しく答えるときょうつけをしているロビン胸板に座り

先走りの出ている竿をロビンの顔の上に近づけた。

 

ロビン ま、まさか・・・・や、止めろ!やめるんだ・・・・

 

クリス 前からこれ、やってみたかったんだ・・・・・はぁはぁ・・・・・・

 

 クリスはロビンの言葉に耳をかさず、竿を扱きロビンの顔の上に大量の精子を吐き出した。

 端正なロビンの顔は見る間に白く汚されていった。

 口に入らないように口を閉じるロビンだが、顔はどこもかしこも精子で汚されていくばかり。

ペチャ

 自らの精子で汚したロビンの顔をクリスは楽しそうに両手で撫で回し始めた。

綺麗な艶のある茶髪の髪も、綺麗な肌も全てを精子で汚していった。

 まるで大切なものでも抱えるようにクリスは両手で優しく優しく撫で回した。

 ロビンは抵抗する手段を持たないため、悔しさに顔を震わせただただ耐えた。

 クリスが満足するまでその行為は何度も何度も続いた。顔だけにとどまらず、

その行為は体中に施された。

 文字の通り、ロビンの体は隅々まで汚されつくしていた。

ヒーローにとって体中を敵の精子で汚され尽くす、これ以上の仕打ちはなかった。

 

クリス はぁはぁ・・・・ありがとう・・ロビン、楽しかったよ

 

ロビン ・・・・・・・・・・・・

 

クリス そんな君に良いこと教えてあげる、バットマンが帰宅したそうだ。

 

ロビン ?!

 

クリス 彼がここに助けにくるのと、君が僕らのオブジェになるのはどっちが早いだろうね?

    くくく・・・・・・・・・・・

 

 心をズタズタにされたロビンにとって、バットマンがウェイン邸に帰宅したという知らせは

心に希望を保つには十分だった。