暗黒の英雄伝説

 

第3話 〜 待ち伏せ(1)

 

話は、総統等幹部が祝杯を上げる時間より時系列を40分ばかり遡る。


暗闇をヘッドライトが切り裂き、バイク2台と装甲護送車が爆音を上げながら猛スピード

で走行していた。

各地で捕らえた捕虜をダークセーバー統合本部に搬送する為の定期便である。

この護送車はアレーナガード護送の為に開発された車両で、護送車と言うよりは

戦車に近い姿をしている。屋上には2砲の銃座を配備しその機銃からは強制射精弾が連射され、

アレーナガードの急所である股間から、エナジーを一瞬に放出させ、

パワーを奪い動きを封じた。

護衛のバイクも、機甲機動部隊直属のプロテクターに身を包み、

特殊バトル競パンにより急所を強化された、戦闘ライダーが乗車し、バイクの機動性と

防御力の強化により迎撃の効率をアップさせていた。

何度か捕虜奪還の為に、アレーナガードの強襲を受けるが、それをことごとく排除し、

逆に捕らえ捕虜としていた。


その車列が統合本部のある都市に入る谷間の一本道に入った時、

進行方向前面の暗闇に突然光が現れた。

「うぅ…な…何だあの光は…」

「全車停止だ!」車列は急停車した。

「どうやら、工事のようだぜ…」

「工事の報告なんてきてねぇーよな…」

「怪しいぜ…ライダーに調べさせるか」装甲車の攻撃兵はレシーバーを取り、

ライダーに指令した。

「ラジャ!」バイクの爆音を轟かせ、2台のバイクが光の方向に突進していった。


光の根源に近づくにつれその全貌が明らかになった。

数台の灯光器に照らされ、数台の工事用重機が道を塞いでいた。

戦闘ライダーは、バイクを走らせながら、装甲車に報告した。

「工事の様だぜ!これから現場監督に内容確認する」

戦闘ライダーが現場に到着すると、一人はバイクに跨ったまま待機し、一人はバイクを降り、

近くにいる作業員に声を掛けた。「おい!ここの監督はいるのか!」

ライダーを無視するように背中を向け作業を続ける作業員。

「てめぇーに聞いているんだぜ!」作業員に近づき肩に手を掛けた瞬間!

作業員は振り向きざまに、戦闘ライダーの股間を鷲掴みにした!

「ぐがぁっ…てめぇ…何しやがる!オレが誰だか…わかっているのかぁあ…ぐぅ…」

作業員はライダーのゴーグルに顔を近づける、

「あぐぅ…てめぇ…アレーナの…ケ・ケンかぁぁーっ!」

「ヘッヘッ…粋がるんじゃね…雑魚が…」ムギュ〜!更に股間を捻り込む!

「アギャーーーっ!」その叫び声と異変に気が付いたもう一人のライダーが、

腰から強制射精銃を抜こうとした瞬間!背後から忍び寄った作業員がライダーの口を塞ぎ、

バイクのシートに押さえつけた!ドカッ!バイクに跨った状態で背中をシートに

押さえつけられた為、股が開き、肉棒がバトル競パンを押し上げ、左右に大きく隙間が出来た!

別の作業員が押さえつけられたライダーに素早く近づくと、競パンの隙間に指を滑り込ませ、

指を金玉に突き立てると一挙に圧縮!

「これじゃ…自慢の特殊バトル競パンも役にたたねぇな〜バイクのアンちゃんよ!死ね!」

更に金玉に指がめり込む!金玉が圧迫され、竿が競パンに張り付き、その姿を浮きだす…

ゴリグリゴリ…グチャ!!鈍い音が辺りに響く…


「お前…相棒のようになりたくねぇだろ…」

最初に捕らえたライダーに問いかけるケン。

「うぐぅぅ…や…やめろぉ…き…金玉だけは…破壊されると…再起不能にぃ…」

仲間の股間破壊を目の前で見せつけられ、怖じ気づくライダー。

「俺らに懇願かよ…ケッ…ダークセーバーも落ちたもんだぜ!

まぁ…安心しな…お前の貧相な玉はすぐには潰さねぇ…俺らの為に働いてもらうぜ…

おい!コイツを羽交い締めにしろ!」

近くに居た作業員が素早くライダーの背後に回り込み羽交い締めにする。

「ヘッヘッ、これからお前を俺の奴隷にしてやるぜ…」

「な…何!うっ…何をする…」ケンは、ライダーの競パンの脇から手を滑り込ませる!

そして、マラを鷲掴みにすると、競パン脇からマラを引き出した!

「これがダークセーバーの急所か…雑魚にしては立派なモノぶら下げてやがるぜ…」

「るせっ!この変態やろ…あがぁっ!」ケンは直にマラを捻り上げる!

「あ〜っ?!奴隷のクセにでけぇ〜口たたくんじゃね!」

ケンは、シルバーに輝くコックリングをポケットから取り出すと、

それをライダーの目の前で見せ付けた。

「これをお前のマラにはめ込めば、完全に俺の奴隷に成り下がるって分けだ…ヘッヘッ」

ケンはライダーのマラを引っ張り上げると、コックリングを金玉の付け根まで捻り込んだ!

メシメシッ!

「ぬあぁ〜っ!」リング装着と同時に、ライダーの肉棒がムクムク勃起!

競パン脇からマラがそそり立つ!鈴口からは透明な液体が溢れ、

肉棒は血管が浮き出しグロテスクな姿を晒す。時折ビクッ…ビクッと鞭打った。

「ハッハッ!お前カッコ良すぎだぜ!コックリングはめられただけで、完全勃起かよ!」

ライダーの顎を持ち上げ罵声を浴びせるケン。

「うぐぅ…」そして右人差し指にはめた3連の指輪をライダーに見せると、

中央のリングを親指で軽く回す。

「ぐぎゃあああぁぅぇ--------っ!」

突然、ライダーの股間にはめられたコックリングが締まり、マラの付け根を絞り上げた!

ライダーのマラはパンパンに勃起!!鈴口から白濁液をドクドクと垂れ流しながら、

腹を打った!

「ハハハ、わりわり…」ケンは、逆方向に指輪を回す。

リングの圧縮は停止し、元の状態に戻る。

「ハァ…ハァ…ハァ…」ライダーは、口脇から涎を垂れ流し、放心状態。

羽交い締めにされている為、どうにか立っていられた。

ケンはうなだれるライダーの頬を鷲掴みにし、顔を無理やり上げさせる。

「これでわかっただろ…バイク野郎!お前が少しでも怪しい行動をとったら、

この装置を作動させ、お前の金玉は…グシャ…だぜ。

大事な玉、破裂させたくなければ、俺の命令を素直にきくんだな!」

「………」「おら!オネンねするには早いぜ!!おらおらしっかり返事しろや!!」

頬の掴みを強くし、左右にライダーの顔を激しく振る!

「ブボアッ…わ…わかったぁがぶばっぁ…っ!」「素直でいいぜ…お前よ!ハッハッ!!」

ケンはライダーの半起ちマラをバトル競パンに無理やり押し込める。

「じゃ〜お前の初仕事だぜ。

護送車を誘き出せ!お前…わかっていると思うが…少しでも変な言動したら…」

ライダーの目の前で指輪をチラ付かせるケン

「わ…わかってるぜ!

それだけはーやめてくれ!すぐ護送車を呼ぶ!」

「物分かりも早くなったな!バイク野郎!ハッハッ!!

おい!マサト!そのバイクの上でオネンネしてるダークセーバーの装備コスチュームを

剥ぎ取りお前がそれを装着しろ!」

マサトは、ライダーをバイクから引きずり下ろしコスチュームを剥がした!

ライダーはブラックTバックサポーター一丁で地面に転がされた。

マサトはライダーを担ぎ上げると道脇の林の窪みに投げ捨てた!

ドカッ!そしてライダーから剥ぎ取ったコスチュームを素早く装着した。

「おら!ぼけーっとしてんじゃね!護送車に連絡しろや!」

ゴツン!ケンはライダーのメットを小突いた!


「電波妨害装着は作動してるな?」

「あぁーケン、バッチリだぜ!この谷間の一本道をドーム上に覆ってる!

ダークセーバーの長距離無線は使えないぜ!」「

完璧だな…後は護送車の到着を待つだけか…フッフッフッ…」

装甲護送車の攻撃兵は苛立ちを隠しきれずにいた…

「たくょ…ライダーは何してんだ…」「トラブルでも発生したのか…」

その時、レシーバーの呼び出し音が鳴り響く。

ピーピーピー…ライダーからの連絡だ。

攻撃兵はレシーバーを素早く取るといきなり怒鳴る!

「てめぇーら何してやがった!遅せぇーんだよ!!」

(わりぃ…工事監督が不在でよ…確認に手間取った…)「異常ねぇーのかよ?」

(あぁ…緊急工事とのことだぜ。とりあえず俺らを通してから、

作業を開始するよう命令したんで、早く通過しようぜ)「了解!そっちに向かうぜ」

「統合本部との連絡は?」

「それがよ…この谷間に入った時から本部との通信ができねぇ…電波状態がすげー悪くてよ…」

「しゃーねぇーな…射撃兵には警戒を怠るなと伝えろ!」

「ラジャ!」

「遅れを取り戻す!やべぇーぜ!」装甲護送車はエンジンを唸らせ発進した。

「工事箇所に接近!なんだ〜!」

「ケッ!重機が道を塞いだままじゃねーか!」

装甲護送車は急停車をする!キッキッ------っ!

戦闘ライダーが護送車に作業員3人と共に走り寄ってくる。

戦闘ライダーがコックピットの扉を叩き、鋼鉄の扉が開く!

「てめぇー何して!ぐがぁーーっ!」作業員が攻撃兵の腕を掴み引きずりだす!

空かさず顔面を鷲掴みにし護送車に押し付けると、競パンの膨らみを握りしめ、

一気に握力を掛ける!グチャブシャ〜!

「ノアッガァァ-----っ!」競パンは一瞬に歪み、白濁液が競パン脇から噴き出す!

ブチューー!

作業員が顔面の締めの力を緩めると…ズッ…ズルズ…ドシャ!

攻撃兵は護送車もたれ掛かりながら地面にずり落ちた。

そして大股を開き頭を垂れ絶命した…

歪んだ競パンからは未だに白濁液がドクドクと染み出し地面に垂れ落ちていた…。

扉を開けた攻撃兵を引きずり出すと同時に、開いた扉から、別の作業員がコックピットに侵入!

扉の屋根に両手を掛け、反動をつけると、

運転席から立ち上がろとする攻撃兵の顔面にドロップキックをぶち込む!

バキッー!「あがぁあっ----!」キックの反動で、ぶっ飛び後頭部を反対側のドアに強打!!

ゴツッン!

「ぐぶぅ……」攻撃兵はドアにもたれたまま脳震盪を起こし気絶した…

「ケン!コックピットを確保したぜ!」

「残るは二人…射撃兵…バイク野郎!またお前の出番だぜ!ヘッヘッ…」

屋根上に配置された砲座からは死角の為、この異変に射撃兵は気が付いていなかった…

 

  

 

 

作者 ブーメランからのご挨拶

 

 何時も僕の駄作をご愛読いただき有難うございます。

今回の作品に関し、皆様も色々と含むところもお有りの事と伺い知れます。

「ヒーローが出てこないな・・」「何時もの作風と違う・・・」

「えっ裁判の話なの??」等々、皆様の期待を離れてスタートしておりますが、

某、チャットで親しくなり今も親しくして頂いているダークセーバーさんとの打ち合わせの元

ストーリーを展開しております。

第3話まで素読頂いて、2話と3話の文体に変化が在ったのを気が付いた方は偉い!!(拍手)


 そうです。

ここで、筆者が僕、ブーメランより共同筆者であるダークセーバーさんの筆に変わりました!!

組織の頂点に立つ洸牙総統(ブーメラン)と組織の下部で現場の指揮官として日夜奮戦する拓哉少佐

(ダークセーバーさん)の視野の違い(作風の違い)とその性格の違いをお楽しみください。

これより先、暫く筆をダークセーバーさんにお預けし、皆様期待のアクションシーンへ突入します。

僕は、再び筆者が入れ替わる時に顔を出します。

では皆さん、 ダークセーバーさんの描く世界をご堪能下さい!!