闇の地下プロレス(5)

 

俺は片手で股間を押さえリングへ戻ったのは良かったのだが、

その時俺も予期しない現象が俺の自身の股間に現れた。

股間を押さえてた俺の左手とビキニパンツの擦れる感触で

少しづつ俺の肉棒が膨張しつつあった。

俺は2号に気づかれないように、少し腰を引いて、片手で股間を覆い

奴の攻撃に対し身構えた。

その時、1号が「おーい、そろそろ俺にも星矢と遊ばせろやー」と2号に声を掛け

2号ははこれに応じ、1号と交替しリングを降りた。

俺は、奴が俺の股間の変化に気づかれる事無く助かったと少し安堵したが、

しかし俺の股間の変化に目を付けていたのは1号の方だった。

奴がゆっくりとしたテンポでリングに戻ると俺の股間を指差し

「なんだー聖矢、フルコースの最初なのに、もう満腹になって腹を隠して

 リングに上がったのか?。ん?。なーんだ、そうだったのか。

 お客さぁーん。星矢の股間に注目ー。

 さっきまではコイツのはウィンナーぐらいしかなかったのに

 今ではフランクフルトソーセージになりつつアリマぁース。拍手ー」と大声で言い、

客席からはドット笑い声が上がった。

俺は堪らず赤面し「このヤロー余計なこと言いやがってー」と

奴の顔面にストレートパンチを決めようとしたが、

奴の放ったヤクザキックが俺の顔面を捕らえ俺はそのまま後ろへひっくりかえった。

テント貼りになったビキニパンツを上にして・・・・・

奴は素早く俺の向きを変え片逆エビ固めをし掛けてきた。

俺の体は柔らかくこの程度の逆エビならばすぐにでも返せると思い、

奴は慌ててもう1度腰を落とし、俺の下半身を思いっきり引き上げた。 

そして、片方の手で俺の太股を持ち、無防備の俺の股間にパンチを入れてから

俺の玉の部分だけを揉み出した。

「や、止めろー。触るんじゃーネー」と叫んだが

俺は玉を握られてるから全身に力が入らずこの技から脱出できない・・・。

その時、和男も片手で股間を押さえながらリングに乱入し1号に蹴りを入れ

素早くリングサイドに戻った。

おかげで俺はこの技から逃れる事が出来たが、今の攻撃で俺の肉棒は膨張し、

ビキニの紐の部分から少し出掛かっていた。

俺は慌ててビキニの中に手を入れ肉棒を横向きに入れ直し、紐をキック結び直した。

奴は俺の背後から迫り、俺の長髪をぐっと掴むと俺を対角のロープへと投げ飛ばした。

俺はそのロープの反動で押し戻され,奴の強烈なラリアットをまともに食らい、

空中で1回転し激しくマットに叩きつけられた。

大の字になってマットにうつ伏せになっている俺に

今度は奴はロメロ・スペシャルを掛けて

「おーい。お客さん達、今日は特別サービスだ。

 これがイケメン星矢のモッコリ股間の大公開だー。

 ゆっくり堪能するまで見てくれー」と叫び

奴は自分の足を右、左交互に「く」の字に曲げた。

その度に俺のテント貼りになった蛍光オレンジのビキニは

「ブルン・ブルン」と大きく右に左に揺れた。

俺は恥ずかしくなり再び赤面し「や、止めてクレー」と叫び

俺は体を振ったら,その時も俺の股間が揺れた。

客席からまた爆笑の声が上がった。