2・1・1 愛
第2話
寝ていても体の興奮は高まるらしくサトシの股間は素直にその興奮を体現していた。
エースの手が胸板からさらにくだり、股間におよび、勃起した竿をさするようにしてサトシの興奮を高めていった。
知らず知らずのうちにエースの興奮も高まり、カラータイマーは青から赤へと変わり、点灯していた。
腕枕をそっと外し、ベッドから起き上がるとサトシの足元へと移動した。
エース:・・・・サトシ・・・
サトシ:・・・んふぅ・・・・んんっ・・・・・んんっ・・・・
意を決したエースが勃起し塗れたサトシの竿を勢いよくしゃぶりついた。
もちろん、過去にこの様な経験はないエースには不慣れな行動なため、
アイスキャンディーを舐める様に銜えたままで舌で舐めていった。
サトシ:・・・・んはっ・・・・?!・・・・エ、エース??・・・な、何やってるの???
エース:す、すまない・・起こしてしまったか・・・・
サトシ:よ、よしてよ・・・エース・・・・・
エース:・・・?!・・・サトシ?・・・・
サトシ:ご、ごめんなさい・・・・く、首輪とか・・・その・・・
ご、ごめんなさい・・・ご、ごめ・・・・
サトシは自分の股間に顔を埋めるエースを押しのけ、涙を流しながら謝り続けた。
予想していない行動に少々混乱するエースだったが、
泣きながら謝るサトシを抱き寄せ、きつく抱きしめた。
サトシ:・・・・?!・・・・エース?・・・・・
エース:なんで謝るんだい?
サトシ:・・・変なもの・・勝手につけたし・・・そ、その・・・体・・・汚しちゃったし・・・・・
エース:そ、そんなことか・・・首輪とこの下腹部のもの・・・・
これをつけた私を見て興奮してしまったのか?
サトシ:・・・・・・・・う、うん・・・・・・・・・
エース:そうか・・・いいじゃないか・・・
君が好きな様にしていいと言ったのは私だ・・・
サトシ:・・・で、でも・・・・
エース:君は私の命を2度も助けてくれたじゃないか?
それに比べたら・・・・
私はまだまだ恩返し出来ていないくらいだ・・・
サトシ:・・・・・・・・・・・
エース:サトシは本当に優しいな・・・・私はその優しさに応えたいと思う・・・
サトシ:・・・?・・・・・・?!・・・・・・・
トクトクトクトクトク・・・・・
ヌラァァァァァァァァ・・・・・
本当はエースを好き放題にしたい・・・・
サトシはそう思っているが、今のサトシにはそれが出来なかった。
自分を好きにする!
そのことが出来ずに悶々としているサトシの気持ちを知り、
再びエースは自ら行動に出たのだ。
ヤプールが開発した忌まわしき品々をあさり、目的のものが見つかったのか
何品か手にしてサトシのもとへと戻ってくるエース。
何をするのか不思議そうに見るサトシの目の前でエースは驚く行動に出た・・・。
体を妖しく光らせ体への刺激を何倍にもする効果があるローションを頭から被ったのだ。
見た目は透明な水ともとれるその液体を勢いよく頭から被ったが、
その液体は見ているサトシを焦らす様にゆっくり・・・ゆっくりとエースの頭を流れ、
顔を汚し、首をつたい胸板を妖しく光らせていった。
ローションが体を包むにつれてエースの息遣いは荒くなり、
カラータイマーも徐々に暗い赤へと変わっていった。
この行為だけでもサトシには驚きであったが、
エースのサトシへの恩返しはまだ終わりではなかったのだ・・・。
カチャ・・・カチャ・・・・カチャ・・・・
サトシがつけた首輪から連想し行ったことであろうと予想できるが、
エースは拘束具を自ら身に着け始めたのだ。
まずは両足を束ねる足枷を嵌め、バランスを取りながら、間に鎖などは見当たらないが、
手首を包み込むアンチスペシウム鋼の拘束具を両手首に装着した。
すでにローションはエースの全身を漏れなく包み込んでいるため、
枷を嵌めることさえも快楽につながる刺激としては十分なものだった・・・