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2016
11  3

◎ 御岳山で鹿の食害が広がっていると新聞に出ていました。私の居住するi市では、ここ数年イノシシの農作物被害が増えています。これらの状況を考えてみると、野生の動物達の生息域やえさの減少など自然のバランスが何らかの原因で崩れてきているのかもしれません。

『菜園の中で楽しむ』
◎先日、仲間内で恒例になっている〝菜園の中でのバーベキュー”を行いました。場所はS市の南に位置するYさんの菜園です。
 ざっと見たところ40坪ほどの家庭菜園には、里芋・キャベツ・小松菜・白菜・大根・ゴボウなど色々な野菜が栽培されていました。実はここで数年前から年に1、2度仲間で集まってバーベキューをしているのです。
   
 今回は「さんまバーベキュー」をテーマに総勢9名で楽しみました。もっとも〝さんま”の他に焼き肉と芋煮鍋もやりました。どれも格別に美味しかったですが、最大のご馳走はこの菜園で採れた野菜でした。採ったばかりの大根で作った大根おろしは、辛味も適当で上品な味でした。摘み取ったばかりの小松菜・サニーレタス、ミズナは洗っただけでそのまま生でOKでした。焼肉と一緒に食べたり焼きサンマに合わせて食べたりしました。どの野菜も採れたては、シャキッとして食欲が増す気がしました。
・また菜園で採れた里芋を主体とした芋煮鍋も人気でした。やはり目の前の畑で栽培主が心をこめて育てた野菜(もちろん無農薬)は最高ですね。


   
・バーベキュー時のもう一つの楽しみは、Sさんのハーモニカ伴奏で歌を歌うことです。今回は仲間の一人が作ってきた歌集をもとに10曲ぐらいをみんなで歌いました。大声を出しても周りに迷惑をかけることもありませんので皆自由に歌っていました。屋外で気温が低い日でしたが、バーベキューと歌の相乗効果で温かく過ごせました。菜園の中のバーベキューは、いいものですよ。
   
 菜園の様子はYさんのHPに出ています。YさんのHPアドレス
 http://hokusou-soien.private.coocan.jp/

◆バーベキュー時に歌った歌…八百屋のお店、北帰行、浜辺の歌、紅葉、赤とんぼ、旅愁、遠い世界に、風、若者たち、忘れな草をあなたに、Blowin' In The Wind、戦争は知らない、あの素晴らしい愛をもう一度、手のひらを太陽に


2016
11  8

◎ 11月8日は「いい歯の日」だそうです。11(いい)8(歯)のごろ合わせで日本歯科医師会の制定です。先日歯科医院で歯の掃除をしてきました。終了後、先生が〝口は雑菌の繁殖が非常に多く、特に歯の汚れの部分での繁殖が多い”と言っていました。年齢とともに免疫力が下がるので、できるだけ口内の雑菌を抑えることが必要で、定期的な歯のクリーニングが有効だということです。

 『身近な散策会』
◎特別に遠くに出かけなくても、街中や市街地からさほど離れていない場所で自然や歴史を探す、そんな散策会を最近いくつか実施しています。
 先日、〝身近な散策会”の候補の一つとしてi市役所から歩いて15分位の場所に位置する古刹と古墳巡りのコースを歩いてきました。

・長楽寺…小山一つがまるまる寺の境内のような寺院で、ごく普通の住宅地の車道から脇道へ入り下り坂を歩いて行くと鬱蒼とした木々が続く昔道になりました。さらにまっすぐな細道を進むと本堂が見えてきました。ここは承和年間(834~847)に慈覚大師(円仁)によって創建されたという、長楽寺です。
   

 本堂内には応安2(1369)年に本寺に奉納された梵鐘(総高80.5センチ、口径48.6センチ)が置かれています。この鐘の表面には、大きな刀傷があると伝えられています。
(鐘は県有形文化財指定)
   


     
・住宅街にある個人宅の伸縮型門を開け、敷地内を数十メートル進むと竹林に出ました。タケノコ採取用か綺麗に維持管理された竹林が広がっていました。この竹林の中に目的のありました。上宿古墳と呼ばれる本古墳は、横穴式石室を有する方墳で、石棺の入口が露出しています。
   
古墳の石室は、龍角寺古墳群の岩屋古墳同様に、木下貝層から切り出された貝化石岩のブロックを積み上げたものです。
古墳時代末期7世紀代に築造された本古墳は規模は小さいが、前述の岩屋古墳に匹敵する歴史的な価値をもつ古墳だそうです。市街地にこのような文化財があることに驚きながら帰途につきました。
※本古墳の見学を希望する際は、事前にi市の教育委員会に問い合わせをして下さい。
・なお、歩いたコースには明治10年に設立されたプロテスタント系の大森教会の跡地もありました。江戸(東京)と利根川を結ぶ交通の要衝の地で、西洋の文化をいち早く受け入れる土壌があったようだとi市発行の{新名所図会}に出ていました。

古墳…高く土盛りした古代の墳墓。日本では多くは当時の豪族ら有力者の墓。その形状により円墳・方墳・前方後円墳・上円下方墳などがある。(広辞苑)


2016
11 15

◎ 11月15日は、一般鳥獣狩猟解禁日でした。「狩猟法」に基づき、この日から翌年2月15日まで鳥獣の狩猟が解禁されます。 私の居住するi市は以前はカモの出荷が盛んだった所であったことから、現在もカモ場(カモ猟を行う場所)をあちこちで見かけます。

 『どんぐりクッキー作り』
◎当会では10月には県立公園の一室を会場にしてどんぐりワークショップを実施しました。
 今年は1日だけでしたがワークショップに来てくれた人が450人と盛況でした。特にワークショップの中でも人気だったのが、どんぐりを使ったどんぐりクッキー作りでした。

・先日、どんぐりワークショップをF市の小学校でもクラブ活動の一環として行いました。小学4年から6年までの22名とクラブを支援するボランティアスタッフ(私を入れて11名)、そして顧問の先生が3名の総勢36名でした。
 最初に、どんぐりクッキーを作ることについて話しました。
それは、この活動は大昔(縄文中期頃か)の人々が食べていたと思われるどんぐりを食べる縄文体験であること、よって普段食べているクッキーとは違った素朴な味わいがするということなどです。
 使うどんぐりは実が大きい種類のマテバシイ。
最初一人5個ずつどんぐりを選び、班ごとに開始しました。作り方は、下記のレシピを見て下さい。
 ①どんぐりをゴムハンマーで割り中の実を取り出す。
 ②実をハンマーで叩いて細かく砕く。
 ③すり鉢で粉にする。
 ④蜂蜜、塩、長芋、少量の小麦粉を入れて練る。
  (硬ければ少量の水を加える)
 ⑤好きな形に成形する。
 ⑥ホットプレートで焼く。
 ⑦出来上がり 
 ※小麦粉はつなぎとして使うが縄文の時代にはなかったことを伝えておく。

 すり鉢とすりこぎ棒を使うのは初めての子が多かったですが、だんだんに慣れてすり鉢をおさえる人とどんぐりをする人の息も合って、楽しそうに粉を挽いていました。
 焼き上がったクッキーはそれぞれ形が色々で、子どもならではの発想が見られました。
その後試食。
 うまい!と笑顔で食べる子、少しちぎって食べる子、全部お土産にする子など様々でしたが、どの子もどんぐりクッキーを自分の手で1から作ることができて満足そうでした。
 きっと心に残る何かを感じとってくれたのでしょう。


   
    F小学校のクッキー作りの様子
   

・朝のTVドラマ「べっぴんさん」の映像にどんぐりパン用に集めたどんぐりが出てくるシーンがありました。戦後の食糧難の一場面ですね。
   
 最近はどんぐりを食べられることを知る人も少なくなってしまったようです。ちなみにお隣の韓国では料理用のドングリ粉が売っています。


◆どんぐり…トチグリ(橡栗)の転化。
カシやクヌギ・ナラなどの果実の俗称。
椀状の殻斗(かくと)があり、果実の下半を包む。
秋の季語。(広辞苑より)


2016
11 22

◎ 11月22日は二十四節気の小雪(しょうせつ)です。そろそろ雪が降る季節といいます。天気予報では週の後半かなり冷えるということです。インフルエンザや風邪に注意しましょう。

『難読漢字の読み方クイズ』
◎先日の散策会の時に訪問した水辺文学館の館長から漢字の読みのクイズ用紙をもらいました。明治9年創刊の農業雑誌の中に載っていた「野菜の名称」から作ったということです。次にクイズの問題を載せておきますのでやってみませんか。答えは次回のたよりに載せます。
「コチラ八百屋でゴザイ」
 茄子(  ) 玉蜀黍(  ) 野蜀葵(  )
 柘榴(  ) 胡蘿蔔(  ) 甘藷  (  )
 青芋(  ) 牛芳  (  ) 菠薐草(  )
 甘藍(  ) 莢豌豆(  ) 蕃椒  (  )
 黍  (  ) 大角豆(  ) 紫蘇  (  )
 薤  (  ) 蒟蒻  (  ) 葱  (  )
 葡萄(  ) 款冬  (  ) 蓮根  (  )
 蒜  (  ) 獨活  (  ) 著蕷  (  )

◆水辺の文学館…利根川・手賀沼・印旛沼の畔に関わった文人に関する資料や書籍を展示してあります。開館は不定期ですので見学希望は事前に連絡する必要があります。希望あれば連絡ください。連絡先をお教えします。
   


※水辺文学館の展示の写真を貼ります。クイズの問題の出どころは確か写真に写っている雑誌「郷土学習長」だったと思います。
   

   


☆追記
 以前、本たよりで何度か取り上げたことのある大相撲の力士「里山」ですが、本場所は東十両最下位で踏ん張っていて、結構成績は良く十日目で7勝3敗です。
 今場所も負け越しなら引退かと思っていたのですが、後1勝で勝ち越しです。
(里山散策を主催する私は、「里山」という四股名が気に入って、応援しています。里山は本名だそうです)


2016
11 28

◎ 大相撲九州場所が終了し、鶴竜が3度目の優勝に輝きました。私は上位戦にはあまり関心がありません。この場所は十両最下位の力士「里山」の星取表を毎日見ていました。
 今場所を負け越すとおそらく引退かと思っていました。しかし前半調子が良くて後半に連敗をしましたが、最終的に9勝6敗という上々の成績で終わりました。私のやっている活動「里山散策」と文字が一緒だけの繋がりですが、それでも応援しています。
里山頑張れ!

『紙芝居の公演』
◎i市の公民館祭りで紙芝居の公演を行いました。この公民館祭りでの紙芝居も今年で10年を超えました。公演を始めた当初は、まさにお邪魔虫の活動でしたので皆さん方の邪魔にならないようにロビー、玄関先、中庭、果ては階段の踊り場と紙芝居の舞台を持ち歩き、公演したものでした。公民館祭りは、館に登録している団体の発表の場であり、実行委員会を組織して行っているのですが、私はその組織には入っていませんので、場所の確保など難しいこともありました。その後、公演の実績を皆さんが認めて下さり、1階ロビーの中心部に椅子まで準備して会場づくりまですべて館の方でやって頂けるようになりました。
 今回は2日のお祭りの内1日だけでしたが、4公演を実施しました。始まる前から色々な方が「頑張って」とか「楽しみにしてたよ」など声をかけてくれ励みになりました。
   

   

 この日は天候がすぐれず出足が心配でしたが、それでも時間が経つにつれて少しずつ祭りに訪れる人も増えてきました。


 今回も紙芝居に集まってきたのは就学前から小学校1,2年生位の子とそのお母さんお父さんが中心でした。紙芝居の内容はゴミや水や生き物など環境に関するものを1つ、恒例になっているアンパンマンシリーズを1つ、それに昔話か大型絵本の読み聞かせです。今回も小さな画面に子供たちはくぎ付けで最後までしっかりと観てくれました。映像文化のあふれている中で却ってアナログ画面が新鮮に感じられるようでした。終了後、お土産に渡した「もったいないぞう君」を握りしめ笑顔で戻っていく子供たちを見て、私も一緒に頑張ってくれたスタッフの皆さんもやって良かったという思いでいっぱいになりました。4公演で全12作を読み切った後は声がかすれ気味でしたが気持ちの良い疲労感を感じつつ終了しました。4公演で見てくれた人数は、83人でした。

   パネル展風景(虫班共同のパネル等を展示)
   

◎前回のたよりの難読漢字の読み方クイズの解答を載せます。
 茄子(ナス) 玉蜀黍(トウモロコシ) 野蜀葵(ミツバ)
 柘榴(ザクロ)胡蘿蔔(ニンジン)
 甘藷(カンショ、サツマイモ) 青芋(サトイモ)
 牛芳(ゴボウ) 菠薐草(ホウレンソウ)
 甘藍(キャベツ) 莢豌豆(サヤエンドウ)
 蕃椒(トウガラシ) 黍(キビ) 大角豆(ササゲ)
 紫蘇(シソ) 薤(ラッキョウ) 蒟蒻(コンニャク)
 葱(ネギ) 葡萄(ブドウ) 款冬(フキ)
 蓮根(レンコン) 蒜(ニンニク) 獨活(ウド)
 著蕷(ヤマイモ)

もったいないぞう君…本文に出ている「もったいないぞう君」は私がずっと作り続けているエコキャラクターで、椿の種にマーカーで目玉を描いたものです。ノーベル平和賞受賞のケニアの故ワンガリ・マータイさんのMOTTAINAI精神に感銘し作っているものです。もっとも本物の種ですので土に蒔けば芽が出るかもしれません。


戸神白鳥情報(Uさん情報)
11月26日 戸神調整池にオオハクチョウ2羽
   (成鳥1・幼鳥1)が飛来しました。
11月27日 朝、飛び立ち昼頃2羽戻って来ました。
11月28日 朝から姿が見えなかったのですが、
  昼頃1羽飛来し、その後飛び立ちました。
  現在0羽。
まだ、安定していないようです。


2016
12 6

◎ 先日スーパーのつり広告に「ブラックフライデー」の文字がいくつも書かれているのを見ました。
ブラックフライデーとは、米国生まれの感謝祭の翌日に行う大規模セールだそうです。いわばクリスマス商戦に向けたセールの始まりですね。

『21世紀の森と広場』
 このタイトルはM市にある公園名です。当公園は、計画当初「公園名を千駄堀公園にして欲しい」との要望があったといいます。それは、地権者の多くが千駄堀(地名)の住民だったことからだそうです。しかし、M市の未来への遺産として造られたことから現在の「
21世紀の森と広場」と名付けられたそうです。そして要望の名称は園内に広がる池の名称に採用されています。

・先日その千駄堀池周辺を巡ってきました。平日で池の周りはちらほらと散策する人が見られる程度でした。それでも池の北側に位置する自然観察舎には常連さんと思われる先客が何人もいました。
私たちも早速カウンターに設置されている望遠鏡や各自の双眼鏡で観察舎前の水辺や葦原、対岸の林を覗きました。水面を滑るように泳ぐカモの姿を双眼鏡で追っていると、近くにいた常連さんが「対岸の杉の梢にノスリがいるよ」と教えてくれ、早速皆で観察しまし
た。覗いていると今度は「オオタカ!」の声、やはり対岸の林の木に止まっていました。オオタカは胸から腹にかけて真っ白で、肉眼でもはっきり見えました。この後、近くにやってきたカワセミや今日の目玉となった冬鳥のアトリ、渡ってきたばかりと思われるツグミなどを観察できました。
 当日公園内で見られた野鳥は下記の通りです。
オカヨシガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、、コサギ、バン、オオバン、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、メジロ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、シメ、キセキレイ、アオジ、ツグミ、シロハラ(?)、スズメ、カワラヒワ

・この21世紀の森と広場散策会を今週の12月8日(木)に実施する予定です。

千駄堀池…3つの谷津が集まって出来ている人工の池で、広さは東京ドーム約1個分(5ヘクタール)。湧水量は1日で約1,000トンもある雄大な池です。


   カワセミ
   
   キセキレ
   
   オオバン
   

戸神調整池白鳥情報
 〇11月28日に居なくなりました。 
 〇12月6日(火)10:10橋の北側でハクチョウ1羽確認
  (スタッフのiさん情報)

2016
12 14

◎ 2016年を表す漢字一文字が発表されました。
 日本漢字能力検定協会発表の漢字は「金」でした。
 リオデジャネイロ五輪のメダルや東京五輪の巨額経費問題の金に関わる問題などから選ばれたとのことでした。
なお、2位は「選」、3位は「変」ということでした。

 『最近は何でもミニが流行り!』
◎コロッケ、バイク、カー、スカート、スキー、ファミコン、ライブ、これらの頭につく言葉は勿論ミニです。ミニコロッケは一口サイズでダイエットされている方に人気です。
 ミニバイクやミニスカートは特に説明も要りませんね。ミニスキーは幼児が雪慣れのために遊ぶスキー板、ミニファミコンとは最近はやりの手のひらサイズのファミコンです。
 このように〝ミニ”の付く言葉が最近目立つ感じがしますが如何ですか。
 私たちが実施予定の散策会も来年1月は自然観察とミニ講演、2月は自然観察とミニ講座ですのでこれも〝ミニ”続きです。
 ちょっとだけやってみるとか聞いてみるというのは関わりやすいのですね。一つにどっぷりもいいですが〝ミニ”もいいと思います。

・先日ミニ散策をしてきましたので報告します。距離は約1000メートル弱です。自宅前の図書館を出発し、ガード下のトンネルを通ると公園に出ます。
   
 サザンカの花やアオキの実を探したりまだ頑張っているジョロウグモの観察、公園の池のデッキからの水鳥観察などをしました。最初に目にしたのは、サザンカの花に来ていた昆虫、クロスズメバチとホソヘリカメムシでした。
           
クロスズメバチ
   
 ハチのいたおしべの辺りをよく見ると蜜のようなものがついていました。
           
ホソヘリカメムシ
   

 池には最近来たばかりと思われるコガモが数百羽、それに留鳥のカルガモが数十羽など沢山見られました。

   


池の周りの林には、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、コゲラなどの野鳥が見られました。また梢にはモズ、水辺に張り出した枝にアオサギやダイサギの姿も見られました。しばらく観察して歩き出すと緑道の脇にスズメ位の腹部がうす黄緑色の小鳥が歩いてました。ホオジロ科のアオジでした。脇の斜面林からはウグイスの地鳴きの声やシロハラの声も聞こえてきました。
・公園中央部のトイレ前広場で小休止しました。広場には高木のユリノキが立ち並んでいました。近くに立って首を上げ樹の上部を双眼鏡で観察すると、蕾のようにも見える独特の形の実(種)が沢山付いていました。
          
コゲラ(小型のキツツキです。)
   

 その後、また水鳥観察をしたり、土手にころっと置いてあるように生えているキノコ、ツチグリの観察や枯れた枝にしっかりくっついているカマキリの卵のうを探したりしてミニ散策を終了しました。かかった時間はおよそ1時間位でした。皆さんも温かい恰好をして近場の自然探しのミニ散策に出かけませんか。
     スーパームーンほどではないが大きな月(昼間の月)
   

              池の周りの紅葉

   
 
※写真は、いずれもミニ散策時のスナップ写真です。

ミニ講演会とミニ講座…IWG(印西ウエットランドガイド)
の1月・2月の散策会の予定です。どちらもミニのつく行事です。
1月19日(木)自然観察とミニ講演会。
 ミニ講演は「植物トリビア~身近な植物の豆知識」です。
2月21日(火)自然観察とミニ講座。
 ミニ講座は「身近な野鳥観察の勧め」です。


2016
12 28

◎ 「春の海終日(ひねもす)のたりのたり哉(かな)」の句は今年生誕300年を迎えた江戸中期の俳人、与謝蕪村の句です。新聞によると近年新資料が多々発見され蕪村研究が盛んになっているそうで、蕪村の素顔が見えてきたということです。どのような人物だったのでしょうか興味のあるところです。

 『七福神巡りではなく、七像(しちぞう)巡りはいかが?』
◎正月に初詣や七福神めぐりに出かける方もあると思います。私の居住するi市でも七福神巡りが行われています。参加したことはまだありませんが、巡るエリアが広く2回に分けて行っているようです。
・今回、七福神ではありませんが、ちょっともじって身近な市街地での「七像(しちぞう)巡り」を作ってみました。コースは下記のとおりです。
 ≪身近な七像(しちぞう)巡り
 小倉台図書館スタート――①十五夜(石のオブジェ)ー―②節分の鬼(金属オブジェ)――大塚前公園――③風見鶏(金属オブジェ)――④ドン・キホーテ像(鋳造)――⑤小人達の遊び(鋳造)――⑥ノートとインキツボ(鋳造)――⑦竜伝説の竜(金属プレート)――浦幡公園緑道――ゴール小倉台図書館 (約2.5キロ)


 公園や街路樹にやってきている野鳥やまだ樹に残っている木の実をゆっくりと探したり、陽だまりに早くも咲いている春の野の花を見つけたりしながら歩きませんか。のんびり歩いても1時間もあれば回れます。

・歩いてみようと思う方は、メールで連絡していただければ七像巡りのコースが分かるマップを送付します。
※下段に、七像巡りの各オブジェの写真を載せておきます。

七像(しちぞう)巡り…あくまでも個人の散策のために考えたもので公のものではありません。
 どれも(竜伝説のプレートを除いて)当該地の団地の管理下のものですので見学の際にはその点を考慮してください。
 七像巡りは、厄除けや開運とは全く関係ありませんが巡ることで心がちょっと温まるかもしれません。良いお年をお迎えください!

戸神調整池白鳥情報…12月になってからも何度か1、2羽のオオハクチョウがやってきたのですが、ほとんどその日のうちに移動してしまいました。定着してくれることを願いたいものです。


 

小倉台図書館                     十五夜                     節分の鬼  

風見鶏                   ドン・キホーテ                 小人達の遊び場
   
ノートとインキツボ                    竜伝説の竜

 
2017
1  1

 『酉年(とりどし)を迎えて』
◎昨年は色々とご協力及びご支援ありがとうございました。
昨年も皆様方には公私にわたりお世話になり、またずいぶんと御迷惑をお掛け致しました。お蔭様で体調もほぼ安定していて予定した行事を無事終了することができました。それも直接或いは間接的に支えて頂いた皆様方のお蔭と感謝しております。
 また、里山調査(市との協働事業)は、3年計画の3年目でまとめの里山マップ作製に取り組んでいます。今年の3月に発行ですので最後の追い込みに入っています。作製に関わっている方には今しばらくご足労をお掛けしますがよろしくお願いいたします。

・今年は酉年。「酉(とり)」は本来酒の壺を描いたもので「酒」に関する字に使用されてきました。この字はまた収穫した作物から酒を抽出するという意味や収穫できる状態であることから「実る」ということを表しているそうです。私たちの地道にやってきた活動も色々な場で酉の字が表すという〝実り”が見られています。
 今後も無理をしないでお互いに楽しみながらのんびりとやっていきたいと思います。どうぞ今年もよろしくお願い致します。※酉の意味は、Webサイトを参考にしました。

私は、今年も三番瀬干潟での初日の出見学は諦め、自宅団地付近から見ました。ちょっとビルが邪魔していましたが見ることができました。
   


      スタッフのHさんが本日三番瀬で撮影した初日の出
   



   
              富士山  元日朝に自宅マンションから撮影

戸神川防災調整池白鳥情報…なかなか定着しません。
 1月1日の朝1羽飛来、その日の昼前に移動しました。現在0羽(情報 Uさん)

 


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