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新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
賀状添付します。
2023
1. 8
◎ 七草も過ぎ慌ただしい毎日が始まった方もいると思います。
コロナウィルス感染の急増にインフルエンザの感染も増えているようです。皆さん気をつけてお過ごし下さい。
自然情報(戸神調整池オオハクチョウ情報)です。
《戸神川防災調節池の白鳥情報》
【情報 1】
①日時 2023年1月6日(金)AM 8:00
②数 オオハクチョウ7羽
③状況 池面で休んでいた。マコモをついばんでいた。
午後は1羽も確認できなかった。
④情報提供 印西市Tさん
⑤備考 今冬、本池への飛来は初確認
※写真2枚添付 撮影Tさん
【情報 2】
①日時 2023年1月8日(日)AM 7:50
②数 オオハクチョウ7羽
③状況 池から北に向かって飛び去って行った。
④情報提供 印西市Tさん
⑤備考 6日に7羽確認された同個体群と思われる。
前日あるいは当日の朝からいたのか不明だが、
また飛来してくると思われる。
・・・・・・ 阿部 純
2023
1. 11
◎ 戸神調整池オオハクチョウ情報です。(続報)
《戸神川防災調節池の白鳥情報》
【情報 3】
①日時 2023年1月11日(水) AM8:00
②数 オオハクチョウ 2羽
③状況 大橋の北側の水面で休んでいた。
情報提供 (印西市 Tさん)
⑤備考 情報 1と 2の個体と同じかどうかは分からない。
【情報 4】
①日時 2023年1月11日(水)12:00
② 数 オオハクチョウ 2羽
③状況 大橋の北側の水面で2羽がマコモをついばんで
いた。 午前中に確認された個体。
④情報提供 (印西市 J.A )
⑤備考 昨年1月に飛来した2羽に似ているが個体識別は
していない。
この2羽が本調整池にいつまでいるか分からないが
しばらくいて欲しいものだ。
写真撮影はしたが、マコモの中の為証拠写真にしか
ならなかった。
※ 添付の写真はその後に印西市Y.Sさんが撮影したもの
・・・・・・・・・・・ 阿部 純
2023
1. 15
戸神調整池オオハクチョウ情報です。(続報)
《戸神川防災調節池の白鳥情報》
【情報 5】
①日時 2023年1月15日(日)AM9:30
② 数 オオハクチョウ 2羽
③状況 大橋の北側の水面で餌(マコモ)を食べていた。
④情報提供 (印西市 T.Hさん)
⑤備考 1月11日にやって来た2羽の個体である。
このまま本池に留まるかどうかもう暫く観察が
必要である。
添付の写真は印西市T.Hさんがスマホで撮影
したもの (距離があり映像が小さいのですが参考
に添付します)
・・・・・・・・・ 阿部 純
2023
1. 16
◎ 《戸神川防災調節池の白鳥情報》
【情報 6】
①日時 2023年1月15日(日)PM 4:00
② 数 オオハクチョウ 3羽
③状況 大橋の北側の餌(マコモ)が繁る水面で休んで
いた。1羽増えて3羽になっていた。
新しく増えた個体は嘴が黄色くないので幼鳥で
ある。(写真左上部の個体)
④情報提供 (印西市 Tさん)
⑤備考 1月16日の AM 10:00 にTさんが観察に行った
ときには幼鳥は見られなく2羽になっていた。
今後もまだ変化が見られると思われる。
※添付の写真はTさんがプリントアウトして届けて
くれたものを接写したものです。
3羽とも写っている写真と、幼鳥1羽のみが大きく
写っている写真です。
・・・・・・・・・ 阿部 純
2023
2. 7
◎ 戸神池の白鳥はまだいてくれているようです。近くに行ったら橋の上から覗いてみて下さい。
橋の北側の方が見られる可能性が多いです。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
戸神調整池オオハクチョウ情報です。(続報)
《戸神川防災調節池の白鳥情報》
【情報 7】 (i市 T.M )
・日時 2023年1月20日(金)
・ 数 オオハクチョウ3羽(成鳥2羽、幼鳥1羽)
・写真 ①オオハクチョウ成鳥
②オオハクチョウ幼鳥
③飛来しているトモエガモとオシドリ
④オシドリのオスがメスに何かを口移ししたようです。
・備考 立春が過ぎた今は白鳥やカモたちがそろそろ
飛び立ちに向け、うずうずし始める頃と思います。
今季はいつまでいるのでしょうか。
【情報 8】(i市 S.S )
・日時 2023年2月6日(月)
本日午後、戸神川防災調節池のオオハクチョウを
撮影した写真を添付しますのでご笑覧下さい。
・ 数 オオハクチョウ成鳥 2羽
・写真 ⑤一日の内ほとんどを過ごしている池の北端の
マコモの生えている場所 (NT大橋の北側)
⑥2羽のオオハクチョウ成鳥
⑦オオハクチョウ2羽とクイナ科のオオバン
・・・・ (阿部 純)
2023
2. 13
◎ トルコとシリアを襲った大地震で死者が3.4万人(2/13現在)を超えたと報道されています。ほんの数日前まで賑わっていた街が消えてしまうほど凄まじい破壊力の地震、生存できたとしても家族を亡くした人や親を亡くした小さな子など悲惨な状況に言葉を失います。
『身近な自然』
◎菜園は依然として冬枯れ色ですが、晩秋に撒いた麦だけは青々と元気に育っていて春の訪れを感じます。今の時期作業はほとんどないのですが寒くない日には畑に出掛けています。作業用イスに腰掛けて近くにやって来る小鳥を観察したり、早くも小さな花をつけている野草を見たり、畑にやって来るネコ(どこか近くの飼い猫)と遊んだりしています。
先日、久しぶりに戸神池で自然観察をして来ました。と言っても、電動自転車でニュータウン大橋まで行き、橋の上から池に訪れている野鳥を観察、さらに自転車で数百メートル移動し観察デッキから対岸に見られるカモを観察して終了というミニミニコースでした。この時見られた自然といつもの菜園で見られた自然を報告します。
●戸神調節池で
《越冬中のオオハクチョウ》カモ科 全長センチ140㎝。漢字は大白鳥。
大橋の北側に広がるマコモや立木が生える水面に2羽休んでいるのが見られました。顔を含めた首から上が灰色で汚れたように見えました。これは、本池の鉄分の多い水に首から上を突っ込み餌を取っているためのようです。2羽とも元気そうでした。
暫く経つとマコモの群生地から出て水面を気持ち良さそうに泳いでいました。時期的にそろそろ北へ帰る準備が始まるのでしょうか。
《早くも亀の甲羅干し》ミシシッピアカミミガメ ヌマガメ科 原産地は、アメリカ合衆国南部。クサガメ イシガメ科 原産地は日本及び朝鮮半島・中国。
マコモの生える水辺に突き出た島状の場所で亀が3匹日向ぼっこをしていました。大きさは甲羅部分で15㎝位でした。双眼鏡で覗いてみると2匹は首の横に赤い模様が見られミシシッピアカミミガメのようでした。ただ、もう1匹にはその赤い模様は見られませんし、甲羅の形も扁平で中央部とその左右に3本のキール(陵)が見られたのでクサガメだと思います。
※クサガメはずっと在来種とされていましたが、今は古い時代に移入された外来種となっています。
※写真(亀 左2匹がミシシッピアカミミガメ、右の個体がクサガメ)
《子育て中のカワウ》ウ科の留鳥。全長82㎝。漢字は河鵜。
以前、本池に集まるカワウの数の調査(環境省)を依頼され10年近く行っていました。最高数は4000羽に上ったのを覚えていますが、最近の数字は把握していません。本池のカワウも初めの頃は冬場のねぐらであって営巣はなかったのですが、今では営巣中心の場所になっています。
池の西側の遊歩道を歩くと木々の間からカワウの営巣の様子が見られました。見ている限りはほほえましいのですが、近隣の住宅からは匂いや鳴き声などの被害が上がっているようです。
《ヒヨドリの水浴び》ヒヨドリ科の留鳥。全長27.5㎝。漢字は鵯。
菜園周りにやって来る野鳥で一番多く見られる野鳥です。名の由来にもなっているヒーヨ・ヒーヨとけたたましく大きな声で鳴きます。木の実が少なくなったこの時期菜園のカリフラワーやブロッコリーの葉を食べにやって来ます。
よく見ると褐色の頬、青灰色の体にすらりとした体形のお洒落な紳士風のスタイルを持つ素敵な鳥ですね。確か私が野鳥に興味を持つ切っ掛けになった鳥が本種でした。
今回は戸神池に注ぎ込む水路で水浴びしている所を撮影できました。
●いつもの菜園で
《近くの杭に止まるハシボソガラス》カラス科の留鳥。全長50㎝。漢字は嘴細鴉。
どうもこの菜園周りに縄張りを持っているハシボソガラスは何羽かいるようです。いつも電信柱や木の梢、畑に立っている竹の杭など大体決まった場所に止まっています。向かいの畑の杭の上ですまし顔をしているハシボソガラスを撮影しました。なかなか精悍な顔でカッコイイですよ。
(おすまし顔のカラス)
《枝先に止まるツグミ》ヒタキ科の渡り鳥(冬鳥)。全長24㎝。漢字は鶫。
「今年はツグミが少ないですね」という話を何人かから聞いています。そういえばいつもより見ることが少ない気がします。幸い菜園には大体1~2羽のツグミがよくやって来ます。
今回は菜園のすぐ隣のポポーの木の枝に止まっているところを撮影しました。小さい写真で見にくいかも知れません。
●おまけ
《ホオズキの影絵》
リビングの壁際の本棚の上に置いてあるホオズキ(一昨年採取のドライフラワー状態)に窓から入り込んだ夕日があたり、ロマンチックな雰囲気をかもし出していました。
《菌床栽培の椎茸》
購入した菌床からさっそく椎茸がにょきにょきと出て来ました。まだまだ大きくなるようです。
・・・・・・・・・・・・・ 阿部 純
2023
2. 17
◎ 2月19日は24節気の雨水です。雨水は「うすい」と読み、雪が雨へと変わって積もった雪や氷もとけて時期という意味です。大地がゆるんで草木が芽生え、雪解け水で土が潤い始める頃だそうです。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《たよりのお礼》 2月8日 (i市 M.M )
いつも谷津田だよりの送信ありがとうございます。
今日花の丘公園に行ってきました。白鳥情報をいただいたのですが双眼鏡を持って行かなかったので、ロウバイと梅の花を眺めただけで帰ってきてしまいました。よって明日観察準備をして出直します。いつも情報有難うございました。
《たよりの感想》2月13日 (S市 T.K )
何時もありがとうございます。確かに今年はツグミを見るのが減りましたね。侵略戦争、大地震と暗いニュースが続きますが、何とか気持ちを奮い立たせなくてはと思っています。 添付写真は、公園で見られたツグミ
《たよりの感想と自然情報》2月16日 ( F市 M.T )
冬に逆戻りした日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。いつも谷津田だより、ありがとうございます。
オオハクチョウはまだ健在とのこと、23日も見られるとうれしいです。
カワウの営巣、賑やかなことと思います。住宅地と接近しているので、住宅地側に増えてくると、共存が難しくなってくるかもしれません。行徳でも昨年度から増えています。行徳野鳥保護区の隣にある鴨場はカワウを追い出しており、保護区内では巣やねぐらの場所の範囲が広がっているようです。時々、カワウの吐き戻しの魚のかたまりが見られます。(写真はコノシロ)
ヒヨドリの水浴びは迫力がありますね。バードウオッチングをしている皆さんは、「ヒヨドリかーっ」 と残念そうにおっしゃる人が多いです。ヒヨドリが野鳥に興味を持ったきっかけになった鳥とは嬉しく思いました。
ホオズキの影絵とは、目の付け所が違いますね。幻想的でとってもステキ!!
シイタケ、さていつ頃が食べ頃なのでしょう。楽しみですね。
行徳の保護区で、昨年と同じ場所で、今年もセグロアシナガバチの女王バチが集団越冬をしています。不思議ですが、うれしいです。
添
女王バチの越冬
(*^_^*) 投稿ありがとうございました。
・M.Mさん 白鳥見られましたか?なお、現在(2月17日)白鳥は数日前から姿が見られません。もしかしたら北への移動を開始したのかもしれません。暫く注視したいと思います。 ( jより)
・T.Kさん いつも読んでいただきましてありがとうございます。ツグミもこの所、地上に下りている姿が見られますので見やすくなりました。木々の枝先の実が残り少なくなってきた証拠ですね。
マンション脇の公園の芝生で採餌していたツグミの写真を添付します。( jより)
・M.Tさん 行徳保護区の情報ありがとうございます。戸神のカワウもこれだけ数を増すと今後の対策が気になります。私が子どもの頃、千葉市にある大巌寺の森が「鵜の森」と言われ、写真の撮影スポットになっていたことを覚えています。その当時カワウは全国で3,000羽位といわれ絶滅危惧の保護鳥だったのです。それがいつしか増え、保護鳥どころか狩猟対象の鳥になってしまったのですね。これって人間の勝手かも知れませんね。( jより )
・・・・・・・・・・・ 阿部 純
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