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9. 24
皆さん!いかがお過ごしですか。
谷津田だより情報コーナーへの投稿を掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 道北の自然 》 2022年9月24日
ご無沙汰してます。9/10の満月。団子とススキを飾ってこちらも見ていました。関東のみなさんも同じ美しい月を見ているのかなと思っていましたので嬉しく思いました。
さて、こちらはガンの渡りが始まりました。
9月9日15羽ぐらいの集団で飛ぶ姿を見かけました。少しずつ増えていく感じでした。9月21日久しぶりに兜沼に行ってみました。
アオサギが3羽、目の前に降り立ちました。空の高いところでオジロワシが飛んでいる姿もありました。沼の反対側から鳴き声が聞こえましたが、姿ははっきり見えませんでしたので、兜沼川に行ってみました。
春頃、カモ類がたくさん見られた場所です。しかし、何もいませんでした。すると近くの牧草地にガンがいました。500羽ぐらいの集団で全部ヒシクイでした。
前回はマガンがほとんどで、ヒシクイは数羽という感じでした。マガンに先だってヒシクイが移動するのかこれから様子を見ていきたいと思います。
丁度その時、オジロワシが牧草ロールの上に1羽いました。近くにいたもう1羽のオジロワシが飛び立つとヒシクイが一斉に飛び立ちました。ロールの上のオジロワシも追いかけるように飛び上がりました。 (道北のM.Iより )
(^_^;) M.Iさんいつもながら道北の素敵な自然情報ありがとうございました。ヒシクイ類は千葉県には印旛沼にオオヒシクイが数羽飛来することはありますが、こちらではとても珍しい野鳥です。
私は茨城県稲敷郡江戸崎に以前は毎年正月に出かけてオオヒシクイの観察をしていました。とても警戒心の強い鳥ですね。
それにしても500羽とはすごい数ですね。また、道北情報を送って下さいね。 ※ 添付写真はM.Iさんから送っていただいたものです。( Jより)
2022
10. 19
◎ 寒くなりました。皆さんはいかがお過ごしですか。
道北のIさんから届いた自然情報の投稿を掲載させていただきます。
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《 道北からのたより 》 2022年10月10日
10/9 朝、―0.1度、初霜。10/10 今日は7度で畑の春菊、大根、ネギ、ノラボウは元気でした。 青々とした畑を眺めて枯れてしまう前になんとか全部食べたいなあと思ってしまいました。
牧草地でタンチョウヅル2羽が草を食べていました。春見たのとは違い脚輪がありません。
兜沼川にカモが戻ってきて増えているようですが、カモの種類は全く分かりません。河川敷の草が刈ってない。静かに泳いでいる姿が見えない。逃げて飛ぶ姿はまだ見分けられない。
9/21 たくさんいたヒシクイもだんだん減っていなくなりました。
10/7 探し回って集団を発見。116羽いました。マガンはまだ見ていません。ガンは牧草地にいるのでカモ類よりわかりやすい。
さて、スズメバチを畑で見かけました。スズメバチ捕獲容器を設置したらたくさんスズメバチが寄って来ました。オオスズメバチとキイロスズメバチです。
捕獲容器を開けると、スズメバチの佃煮のようでした。
この捕獲容器は2個組で1000円ぐらいです。ホームセンターで売っていました。
この間テレビでチャイロスズメバチというのがいると言っていました。羽がチャイロで身体に黄色い線はありませんでした。獰猛な奴らしいですが、シマシマがないとスズメバチと思えないから困るなーと思いました。寒くなるのでこの捕獲容器も片づけました。
来年は早く仕掛けて女王バチを捕まえ繁殖させないようにしたいものです。 ( 道北のM.Iより )
(^_^;) M.Iさん、道北の素敵な自然情報ありがとうございました。
今朝、TVで稚内にコハクチョウがやって来たと言っていました。この地で数週間過ごし本州に渡っていくそうです。
これから続々と北からカモたちが渡って来ることでしょうね。また自然情報送って下さいね。
※ 添付写真はM.Iさんから送っていただいたものです。
( Jより )
2022
10. 19
◎ 寒くなりました。皆さんいかがお過ごしですか。
i市のM・Sさんから届いた自然情報の投稿を掲載させていただきます。
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《 野鳥情報 》 2022年10月18日
いつもお世話になっています。先日10月16日(日)に散策した時に、早々とオシドリ(番)を戸神川防災調整池で見かけました。
その他の野鳥(カワセミ・キセキレイ)と合わせて写真を添付してお送りいたします。( i市 M・S )
オシドリ
カワセミ
セキレイ
(^_^;) M.Sさん、近隣の自然情報ありがとうございました。
先日、やはり戸神の池で撮影したというオシドリの写真を知合いが持ってきてくれました。もしかしたら同一個体かも知れませんね。
もう完全な冬羽に秋の深まりを感じていました。
貴重な情報ありがとうございました。また自然情報送って下さいね。
添付写真はM.Sさんから送っていただいたものです。
( Jより)
2022
10. 21
◎ 今朝の気温は7度となっていました。道理で朝、窓ガラスが曇っていました。皆さん 風邪など引かれないようにお気をつけ下さい。
「秋の空」
冬場はほぼ毎日、自宅ベランダから富士山を眺めるのが楽しみの一つです。幸いにも南西側に大きな建物がなく富士山が見えるのです。ただまだ富士山が見えることは希で、これから気温が下がり空気が澄むと見える日が増えてきます。
畑でぼんやり座って空を眺めているとサギ類やカワウ、キジバトその他の鳥たちの飛ぶ姿を見ることができます。その他に雲の流れや形の変化なども楽しめます。
今回自宅ベランダから空を見上げていたら青い空に白い雲が漂い気持ちが良い感じでした。
雲の写真①は10/21の14:45、②は15:51の撮影です。僅か1時間あまりですがこんなに変化していました。雲の種類を調べてみたのですが見分けは難しくて同定は諦めました。皆さん雲の種類に詳しい方教えていただければ幸いです。
①
②
なお、雲の写真③は夏に撮影した時雨雲です。たまたま窓から外をみていたら青空だった空が数分でたちまち雲に覆われてしまいました。その変化には驚かされた記憶があります。
③
雲の写真④は今月の初めにベランダから撮影した夕焼けです。この後数分で日の入りとなりました。雲の形がちょっとモクズガ二(淡水生の蟹)に似ていました。
④
便りを作っているとき窓から夕焼け空が見えたので窓際に行ってみたら富士山が見えました。
早速1枚撮影しました。写真⑤
⑤
写真⑥は、おまけで菜園の仲間からいただいた柿を撮影しました。自宅の庭で採れたそうで昔懐かしい味がしました。
※雲のミニ知識(世界気象機関 Web情報より)
10種の雲形:空には、実にいろいろな形や色の雲が出現します。同じ色や形の雲は二度と出ませんから、見ていて飽きないのです。そういう雲でも10種に分類することができます。
10種の雲形とは? 世界気象機関では、雲を10種に分類していま
す。「巻雲」「巻積雲」「巻層雲」「高積雲」「高層雲」「積乱雲」「乱層雲」「積雲」「層積雲」「層雲」の10種です。それらの雲の名前は、高さや形、雨を降らせるかで、あるルールに従って付けられています。
(以下省略~ 阿部 純)
2022
10. 24
◎ 住宅街を歩くとあちこちに見られるサザンカに花が付いています。随分寒くなりましたが、皆さんいかがお過ごしですか。
i市のT・Hさん、S市のT.Kさん、F市のM.Tさん、k市のM.Tさんから届いた自然情報の投稿及びたよりの感想を掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 たよりの感想 》 2022年10月20日
何時も素敵な写真ありがとうございます。どれも綺麗に撮れていますね。又、稚内からのタンチョウヅルの写真も素敵でしたね。寒暖の差が激しくなっていますが私は元気にしています。 ( S市 T.K )
《 キアゲハの羽化 》 2022年10月20日
9月25日にJさんの畑のパセリに付いていたキアゲハの終齢近くの幼虫を飼育していましたが、数日後に蛹化しました。
蛹化後10日ぐらいで2つの蛹は寄生バエの為、ダメになりましたが、残りの蛹の一つが昨晩ケースの中で羽化していました。
羽化した蝶は生まれ故郷のJさんの畑のコスモスの花に放しました。後2つ残っていますが蛹越冬かと思いますがどうでしょうか。
※写真あり①②③ ( I市 T.H )
《 たよりの感想 》 2022年10月22日
いつも谷津田だよりありがとうございます。
先日、千葉ニュータウンに行った時に空を見上げて空の青と雲の形が綺麗だったので写真を撮りました。 谷津田だよりで教えていただいて巻雲のようだと解りました。雲の形もいろいろあって面白いですね。
その日は夜に雨になりました。※雲の写真あり ( k市 M.T )
《 たよりの感想 》 2022年10月23日
谷津田だより、いつも有難うございます。返事も差し上げず申し訳ございません。先日いただいた雲の写真は素晴らしかったです。富士山もいいですね。 あまり空を見上げませんが、秋の空はきれいなので、時々ボーっと見ています。
今日は、アキアカネが気になり、畔田谷津に行ってきました。今年はとても少ないです。久しぶりでしたので、たどり着けるかなと心配しましたが、何とか迷わずに行くことができました。ノシメトンボは沢山いましたが、アキアカネは少なかったです。皆さまの所はいかがでしょうか。ナツアカネは、交尾をしていたのを見ただけです。※ナツアカネの交尾の写真あり ( F市 M.T )
(^_^;) 昨日の午後の空は一面にうろこ雲が広がり青空に映えてとても綺麗でした。
・S市のT.Kさん、いつもたよりの感想を送っていただきありがとうございます。これからぐっと気温が下がる日があるようです。体調に気をつけて下さい。
・i市のT.Hさんキアゲハの情報ありがとうございました。全てが羽化できる訳ではないのですね。残りの蛹の様子また分かった時に教えて下さい。
・k市のM.Tさんの写真は秋空の感じが素敵に写っていてとても気持ちがいい写真ですね。
・f市のM.Tさんの赤トンボ情報ありがとうございます。畑にもアキアカネはやって来ていますが例年よりずっと少ないようです。( Jより )
2022
11. 9
◎ 朝夕は冷え込むようになりました。11月7日は立冬でした。
もう暦の上では冬の到来です。風邪など引かぬよう気をつけて過ごしましょう。
『身近な自然』
◎菜園に咲いているコスモスも徐々に花数を減らし、そろそろ終盤のようです。菜園の荒草達も随分とおとなしくなり、菜園全体が冬に向かっているように見えます。作業の合間に見られた小さな自然を報告します。
《今年もやって来たジョウビタキ》ヒタキ科 全長14センチ。
漢字は尉鶲。10月24日菜園に毎冬やって来る冬鳥のジョウビタキがやって来ました。モズの高鳴きが始まったのでそろそろ到来かと待っていたのですが、先々週やって来ました。
飛来の最初は雄雌の2羽がいたのですが今は雌1羽だけ。菜園をなわばりにしているようです。セイタカアワダチソウの群生の中や樹木の葉陰などにいて中々姿を見せてくれません。それでもヒッ、ヒッ、カッ、カッと鳴きながら、ほんの時々低木や杭、電柱などに止まって尾羽を上下に振る姿を見せてくれます。
小さな体で大陸から本地を目指してやって来た訪問者です。春までしばらくの間この地に留まってくれると思います。
これからは冬枯れで姿が良く見えます。冬場の菜園の仲間の一人(?)ですね。
※今菜園で見られる雌の写真①(ピントが合っていませんが)を貼ります。
参考に雄の写真②も貼ります。
《蚤の夫婦のようなオンブバッタ》オンブバッタ科 大きさ♂20~25ミリ、♀40~42ミリと著しい性差がある。漢字は負飛蝗。
イヌタデの花穂に尖った頭のバッタが止まっていました。よく見ると背中に色違いでずっと小さいが同じく頭の尖ったバッタが乗っているのが見られました。子ども達が大好きなオンブバッタです。
よく「背中に乗っているのは子どものバッタですか?」と質問されることがありますが、乗っている上の個体は雄、下の大きな個体は雌です。分布は日本全土。山地から海岸、市街地と広域です。市街地の公園や民家の庭先にも普通に見られます。なお、個体の体色は緑色や茶色と個体差があります。※写真③
《北上中の蝶:ツマグロヒョウモン》タテハチョウ科 大きさ27ミリ~36ミリ。漢字は褄黒豹紋。菜園のサツマイモ畑に黄色の豹柄のチョウがやって来ていました。ゆっくりと翅を広げ休んでいる感じでした。
本種は雌雄で翅の模様が大きく異なります。雄は豹紋柄で後ろ翅の黒い縁取り、雌は表側の翅先が紫がかった黒色で毒蝶のカバマラダにそっくりな模様です。擬態で鳥から身を守る術なのでしょう。
日本では南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られます。本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったのですが徐々に生息域が北上し、現在では関東地方北部でもほぼ定着し普通種になっています。これも温暖化の影響でしょう。④雄、
⑤雌
《逞しい繁殖力の可憐な小花:イヌタデ》タデ科の一年草。漢字は犬蓼。イヌタデは菜園内のあちこちや隣の野原にたくさん生えています。場所によってはピンクの絨毯のように見えます。紅紫色の小さな花が穂になってびっしりと付きとても綺麗です。
一昔前まではアカマンマ(赤飯)の名前で親しまれ、女の子がままごとに使っていたごく普通に見られる野草です。なお、刺身のつまについている食用のタデは本種とは異なるヤナギタデです。※写真⑥
《実が可愛いイシミカワ》タデ科の一年草。漢字は石見川。湿地や路傍に生え、茎がつる状で周りの草木に絡みついて広がります。
菜園の端にあるノイバラの木に絡みついていました。つるを引っ張ってもしっかりと枝に絡みついて離れません。そこでつるを観察してみると茎や葉柄に大きな逆向きの棘が密生していました。そして枝の先には青紫の小さな球形の実が幾つも鈴なりについていました。まるで巫女の持つ神楽鈴のように見えました。
なお、ママコノシリヌグイは本種の近縁種です。※写真⑦
‥ お・ま・け ‥
《夕焼け空に生える富士山》
自宅ベランダから見た夕焼けの富士山です。※写真⑧
《皆既月食》
11月8日の夜の皆既月食の写真です。※写真⑨
・・・ 阿部 純
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