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2022
6. 16

◎ 梅雨の晴れ間、菜園ではチョウの種類も数も増しています。今日は真っ赤な体のトンボ、ショウジョウトンボもやって来ていました。
 谷津田だより情報コーナーへの投稿を掲載させていただきます。

 ◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆

《 たよりのお礼と感想 》 2022年6月12日
 稚内からの、お便り素敵ですね。特に、セッカは(※注1)、虫を捕えているようで、良く撮れたと感心しました。カッコウも良く撮れていますね。
稚内の方に宜しく仰っておいてください。( s市 T.K )
※注1 ・・・ 6/12付の情報コーナーに投稿したセッカの写真ですが、ノビタキの雌でしたので訂正させていただきます。

《 オールドカメラ 》 2022年6月14日
 ライカはカメラメーカーとして現存しているのですからすごい事だと思います。
私はNikon派ですが、代表機もついに国産では無くなったと何かのニュースで読みました。
 0マーク機はレンズ交換出来るという事はシャッターがレンズの後ですよね。
 以前皆さんとの話でお見せした父のカメラを又出してみました。「コレレ」というドイツのメーカーでレンズシャッター、フィルムはブローニー半裁です。レリーズもタイマーも動きました。(タイムもバルブも可動でした) 昭和10年頃?のもののようです。標準品はF4.5とネットで見ましたが、これはF2.9でした。そういえば父がこれはレンズが明るいんだと言っていたのを思い出しました。
 携帯に便利な構造でさしずめ現代のコンデジといった所かな、皮のケースも随分頑丈に出来ています。
 私が中学の頃いじらせてもらってフィルムを背面の赤い丸窓の数字が次の番号まで巻き取るやり方でした。古いアルバムにベタ焼きの写真が有りますが、多分蛇腹から光が漏れてます。それで使わなくなったと思います。 ( i市 T.H )
 ※T.Hさんから届いたカメラの写真添付します。
   


(^_^;) T.Kさん、T.Hさん情報ありがとうございました。
・T.Kさん いつもメールありがとうございます。そういえば、30年近く前には私の住むi市でも初夏になるとカッコウの声が良く聞こえていました。でもこの所一度も聞いていません。でもホトトギスは菜園で毎回聞けますし、時には姿もちらっと見られます。 ( Jより )

・T.Hさん、貴重なカメラの写真と話題ありがとうございました。
 デジカメになってフィルムの準備や入れ替え、現像・焼き付けなどの手間がなくなり大変便利になりましたが、昔のいわゆる写真機の良さが思い出されますね。もしかしたら皆さまの所にも貴重な一台が眠っているのではありませんか。もし宜しければ投稿下さい。( J より)

《 タンチョウヅルの脚環情報について 》
 6/12付の「谷津田だより情報コーナー」に出ていました「タンチョウヅルの黄色い脚環」について気になりましたので、山科鳥類研究所に問い合わせをして回答を頂きましたので載せてみます。
          記
 写真の個体の放鳥時のデータがわかりましたのでお知らせします。
・足環番号:15B-00426 カラーリング黄黄 発信機付き
・種名:タンチョウ
・性別:雄
・年齢:成鳥
・放鳥日:2021.10.30
・放鳥地:北海道天塩郡豊富町
 ※リングの装着はNPO法人サロベツ・エコ・ネットワークによるタンチョウ保護増殖事業の一環として環境省の協力を得て行われました。
・黄色の426の番号が付いた足環は環境省の標識調査の金属足環(登録番号:15B-00426)です。
・発信機は現在も稼働中です。
5/12付のタンチョウヅルの写真(部分)を再掲します。( Jより )
   

《 野鳥名の訂正 》
 T.Hさんの投稿のところ(※注1)で訂正させていただきましたが、6/12付の情報コーナーにあった野鳥(小鳥)は、セッカではなくノビタキ(♀)でしたので訂正させていただきます。( J より )

2022
7. 1

◎ 連日の暑さにほとほと参っております。
 菜園には昼間は酷暑でダメ、朝は起きられなくて無理、よって夕方に行くようにしています。皆さんはいかがお過ごしですか。
 谷津田だより情報コーナーへの投稿を掲載させていただきます。

 ◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆

《 道北の自然 》 2022年6月25日
 6/22 サロベツ湿原に行って来ました。
エゾカンゾウの満開を見逃さないように湿原センターに通っていたのですが、ノゴマにもやっと出会えました。
湿原センターの建物の裏側は木道が整備されていますが、そのバックヤードが広いのです。今回エゾカンゾウの咲く姿を見てサロベツ湿原の広さを知りました。
   


  

 サロベツ湿原センター(天塩郡豊富町)でタンチョウヅルについて聞いてきました。現在、10 つがいがサロベツに住んで居るそうです。
2021/10/30、増えてきたので初めて1羽に脚輪をつけたのだそうです。( 道北の M.I )


(^_^;) M.Iさんいつもながら道北の素敵な自然情報ありがとうございました。雪が溶け一気に花が咲き、小鳥たちが囀っている時節になったのですね。また情報を送って下さい。
 ※添付の写真は、M.Iさんから送っていただいたエゾカンゾウの花と、ノゴマです。( Jより)

2022
7. 7

◎ 7月7日は七夕です。七夕(棚機)は、中国・日本・韓国・ベトナムなど中華圏における節供・節日の一つで五節句の一つにも数えらます。また、笹を用いて行事をすることから、別名「笹の節句」と呼ばれていますし、星祭りともいわれています。

『身近な自然・その他』
ホオズキ 》 ナス科 アジア原産と言われる多年草。漢字は酸漿・鬼灯。畑の隅にホオズキが何本かあります。以前この畑を使っていた人が植えたものが今でも半野生化しているのです。葉っぱをめくって覗いてみるとまだ青いが立派な袋状の実が付いていました。そう言えばホオズキを盆飾りとしてお盆に使う地方がありますが、それは先祖や精霊が帰ってくるときの道しるべの提灯に見立てたものらしいです。畑のホオズキの実はまだ色づいていませんが、昨年この場所で採れたものがまだ家にあったので写真に撮って添付します。まだ赤みがしっかり残っていました。
   
   

ベニバナ 》 キク科 西アジアから地中海地方原産の多年草。漢字は紅花。ベニバナはTVなどでは何度も見て知っていたのですが、実物は見たことがありませんでした。たまたまホームセンターで種を見つけたので購入し、畑に蒔いてみました。冬越しの間にほとんどが枯れてしまい残ったのは僅か4株でした。でもその4株がしっかりと育ち念願の花が咲きました。とても綺麗な花で観賞用としても見栄えがよいものですね。花はアザミによく似た形の筒状花で、初めは黄色でやがて赤く変わっていきます。ベニバナは花から染料をとるために古くから栽培され、特に江戸時代には山形県で栽培が盛んだったそうで、現在山形県の県花になっているそうです。
   



ヤブカンゾウ 》 ユリ科 有史以前、中国から渡来したといわれる多年草。畑の畝の間に数株あるのですがどれも一斉に花をつけ出しました。花はオレンジ色の八重咲きで目立ちます。高さは1メートル近くになり、花の直径は10センチほどになるとても存在感のある野草です。なお本種はオニカンゾウの別名もあります。若芽は、山菜としても知られています。
    


 ◇ 番 外
《自宅マンションを含む一帯がたちまち靄(もや)に包まれる?》
ベランダから部屋に戻る際、何かズンズンとした音が聞こえたので振り返ると、隣のマンションの駐車場の向こう側のO小学校の一帯がもやっていました。そしてほんの数秒後、靄(もや)は広がり私の住むマンションをも巻き込んでしまいました。 一帯が急にガスってしまったのです。これって何だろう。
 その後(およそ20~30分)また、ズンズンと響く音が聞こえたので窓外を見ると、小学校の上空にヘリが一機見えました。ドクターヘリでした。この学校のグランドはヘリポートになっていたのです。
連日の乾燥で校庭の砂ぼこりが舞い上がったのですね。着陸後と離陸後の学校の様子(特に着陸後の埃が凄い)の写真を撮ってあるので添付します。砂ぼこりが見えるかなあ。
   
   
   

 暑い日でしたのでもしかしたらどなたか熱中症等で救急搬送されたのかも知れませんが回復なされることを願う次第です。

2022
8. 4

◎ 連日の猛暑、そしてコロナウイルスの感染の爆発的な拡大と心配事が絶えませんが,皆さんいかがお過ごしですか?
 最近は家内の菜園の手伝いも昼間は暑くて行けません。といって早朝は起きられず、結局夕方5時過ぎから行くことが多くなりました。
今回も身近な自然の報告をします。
 なお、後半にセミの調査欄がありますのでそちらもよろしくお願いします。

『身近な自然見つけ ・・自宅付近と菜園で・・』
◎最近畑脇の細道を歩くと大型トンボに出会います。それも1匹が道を何度も何度も行ったり来たりしています。
 種類はオニヤンマでした。そう言えば細い川筋を繰り返し往復するオニヤンマを見たことがありますが、これはオスがパトロールをしてメスを探しているのだそうです。最近出会った小さな自然を報告します。

ヒマワリの花》キク科北アメリカ原産の一年草。漢字は向日葵。野菜を栽培している菜園ですが、少し花も作っています。昨秋に種蒔きをしたベニバナは冬の寒さに負けて4株しか育ちませんでした。それでも5月には花を付け今は立ち枯れし種を付けています。
 今年初めて種を蒔いたヒマワリは矮性種で、高さ1メートル・花の直径は10~15センチくらいです。コンパクトですが連日の猛暑の中、存在感のある頼もしい花です。
   

クロアゲハ ミネラル摂取?》アゲハチョウ科の市街地でも見られる黒づくめの蝶。漢字は黒揚羽。
 公園内の緑道の端っこ、少し湿っていて簡易舗装が剥がれている場所でしきりに口吻を地面に押し当てているのを見ました。おそらく、ミネラル分を摂っているのではないかと思いました。だいぶ長い時間飛んでは止まり飛んでは止まりを繰り返していましたが、その後どこかに飛び去って行きました。
   

マテバシイの実》ブナ科の常緑高木。漢字は馬手葉椎。濃い緑の葉がこんもりと繁り、夏の強い日差しを遮ってくれる緑道散歩者にとってありがたい樹木の一つです。近付いて見上げると枝先に大きくて長細い実(どんぐり)が付いていました。まだ薄緑色でみずみずしい感じでした。9月になると赤茶に熟したどんぐりがきっと沢山落ちるのでしょう。
   


ヤママユ 成虫》ヤママユガ科の大型の蛾。漢字は山繭蛾。朝、ゴミ出しの時、自宅マンションの1階の通路側の窓に大きくて綺麗な蛾が止まっているのを見つけました。
 大きな翅に独特な目玉模様と全体的に茶色の濃淡でヤママユだとすぐ分かりました。大型の蛾に久しぶりに出会ってワクワクしました。 本種は天蚕(てんさん)とか山蚕(やまこ)と呼ばれ、野蚕として古くから絹糸をとるのに利用されていました。成虫は大きな体の割に短命で口は退化して食べ物はとらないということです
   

菜園で収穫した野菜達》 暑い中、夏野菜が採れ出しました。無農薬・無肥料の菜園ですがそれなりに野菜達は育ってくれ、収穫を迎えています。
 今はトマト(大玉、中玉、ミニ)、ナス、インゲン、カボチャ、ピーマン、シシトウ、ミョウガ、オオバ、オクラ、アズキ、パセリ、トウモロコシ、エダマメなどの収穫期です。 それに小さいですが小玉スイカも2個採れました。一部の野菜の写真を添付します。
(実物をお届けできず、写真だけですいません。写真2枚有り)
   
   

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◎ 蝉の声は聞こえていますか。暑くなり蝉の合唱が盛んになってきました。皆さんのお住まいの地域でセミの鳴き声は聞こえますか。
 下記の調査に協力頂ける方メールで返信を下さい。

セミの鳴き声調査
 ※該当の括弧内に○を付けて下さい。
問1、お住まいの周りでセミの声が聞こえますか?
   ( )聞こえる ( )聞こえない
問2、問1で聞こえると答えた方、お答え下さい。
 そのセミは次のどれですか?いくつでも可
( )アブラゼミ、( )ミンミンゼミ、( )ヒグラシ、
( )ツクツクボウシ、( )ニイニイゼミ、( )クマゼミ、
( )セミの種類は分からない 
問3、セミの事で何か気になっていることや質問等がありましたら自由にお書き下さい。
  あなたのお名前 (           )
  あなたのお住まいの場所(        )
           ・・・・・・・・  阿部 純

2022
8. 13

◎ 連日の暑さにほとほと参って今回は台風直撃と本当に困ってしまいます。
谷津田だより情報コーナーへの投稿を掲載させていただきます。

 ◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆

《 ツバメの幼鳥・他 》 2022年8月10日
 近所の調整池に、今年もゴイサギが住み着いてくれて夕方になるとクワ〜と鳴き声が響いています。ツバメの幼鳥も沢山飛んでいます。
 鳥達は、この暑さは辛くないのかしら?なんて考えてしまいます。
私はお陰様で変わらず元気にしています。猛暑厳しいですが、どうかお身体気をつけて下さい。※ツバメの幼鳥とゴイサギの写真送ります。( I市 Y.Sより)
   
   


   
   

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(^_^;) Y.Sさんいつもながら素敵な写真ありがとうございました。
 夏場は幼鳥たちがたくさん餌を食べて体力をつける時期です。ただ、体は大きくなって大人と変わらないものも多いですが、行動や体つきなどに幼さが出ていることが多いです。
 幼鳥探しも今の時期の楽しみとなります。なお、ゴイサギの幼鳥は体に白い斑が散らばって見えることからホシゴイ(星ゴイ)と呼ばれることがあります。 ( Jより )


2022
8. 23

◎ 終戦記念日の前日(8/14)の某新聞に「B29の墜ちた村」というタイトルの記事が載っていました。それは私の居住しているi市で1945年5月に起きた出来事を扱ったものでした。米軍のB29編隊の飛行コース上にi市が位置していたため迎撃された一機が墜落したのでした。  墜落機のアメリカ兵に対する残虐行為は各地で知られていますが、i市(旧f村)の墜落では乗員11人(3名は墜落時に死亡)中8名が生還し米国へ帰還できたそうです。この時の帰還兵の一人が2015年に孫とi市を訪問しました。帰還兵は当時の過酷な扱いを憤慨していたそうですが、当日案内したS寺の住職と話をしたり墜落時に死亡した兵を安置してあるA寺を訪れたりすることで地元住民と心を通わすことができたということでした。添付の写真は記事欄に載っていたものですが、参考になるのでコピーしました。B29から焼夷弾(?)が投下されている写真です。米軍撮影。
   


『身近な自然に触れて』
◎今年の夏は朝起きるとシュワシュワ、シュワシュワの大きなセミの声が窓から飛び込んできて賑やかでした。夏も終わりに近付きクマゼミの合唱も少し弱まったように思います。昼間は暑いので菜園には夕方から1,2時間行くようにしています。
 今の時期野鳥はあまり居ませんがそれでも林の梢からホトトギスの声が聞こえ、上空を集団でサギが飛んだり、畑周りで虫を探して飛ぶツバメの姿などを見ることはあります。いくつか目に付いた自然を挙げてみます。
シオカラトンボ》トンボ科のごく普通に見られるトンボ。漢字で塩辛蜻蛉。この所、菜園では見られるトンボの種類が増えてきています。
 以前に取り上げたオニヤンマ、ノシメトンボ、コノシメトンボ、ハグロトンボ、それとイトトンボの種類(アジアイトトンボかアオイトトンボ?)などですが、一番多く見られるのがシオカラトンボです。行く度に止めてある自転車のすぐ傍まで寄ってきます。
 体が灰色で腹部の先端が黒色の個体は雄で、腹部が黄色と黒の縞々の個体は雌です。どちらかというと雄が多いですが雌も寄ってきます。ただ気になるのはナツアカネなど今の時期に体の色が赤く目立ついわゆる赤トンボが殆ど見られないことです。
   

ナガコガネグモ(ショウリョウバッタを捕食)》コガネグモ科のクモ。漢字は長黄金蜘蛛。雌の体長は20~25ミリ。雄成虫は体長6~12ミリと小さい。
 雌の背面は黄色っぽく、それに細い黒色の横縞が入っています。無農薬の菜園は虫達の天国でもあります。虫達の中には野菜を食べてしまう困り者もいますが、逆にアブラムシなどを退治(捕食)してくれる虫もいます。その中でもクモの仲間はどの種も虫退治をしてくれるありがたい存在です。今回は本種の雌が畑の端にあった2本の支柱に巣を張って、掛かった獲物のショウリョウバッタを食べている場面に出会ってしまいました。弱肉強食の世界これも生物多様性の一環なので静かに見守ってあげましょう。
   


ヤブミョウガ》ツユクサ科の多年草。漢字は藪茗荷と書く。菜園で茗荷と言えば薬味用のミョウガです。今季は小さかったですがたくさん採れました。ただ、ここで取り上げているのはヤブミョウガといってツユクサ科の野草で全く異なります。
 葉っぱだけを見ると確かにミョウガに似ていますが、ミョウガの食べる部分(蕾)はできません。食用ではありませんが藪の中で咲く小さな控えめの白花は可憐で素敵です。いつも自転車を置く菜園脇の木立の中に楚々と咲いていました。
   

ムベの実》アケビ科の常緑つる性低木。漢字では郁子・野木瓜と書く。菜園に行く途中の民家の庭には柿やビワなどの果実、アメリカデイゴの花、その他植物がいっぱい見られます。ただ、空き家なので(たまに庭で剪定などしています)少し荒れた感じがします。庭は丁度信号を待つ場所に隣接しているのでいつもちょっと自然観察の場所にしています。 先日信号待ちの際、ふと見上げると庭のフェンスから大きく飛び出した枝(蔓)についた大きな実が沢山見えました。楕円形の実は大きさが縦5,6セン位で色は薄い緑色でした。形からアケビ科のムベと分かりました。
 写真の実はその内の一部で全体では40個位なっているようでした。食べたことはありませんが食べると甘いそうです。

   
 
◎ 本件は、誤認があり9月12日付欄で訂正しました。(阿部)

》 雲には色々な名が付いているようです。夏空で目立つ入道雲は積乱雲ですね。その他はあまり分からないのですが、写真の雲は何という雲でしょう?横に筋が入っているようなのでいわゆるすじ雲でしょうか。ただ、調べてみるとすじ雲は秋を代表する雲だそうなので違うのでしょうか?いずれにしても青空に気持ちが良い雲でした。暑いのですがちょっとすかっとした気分になれました。
   

番外・おまけ
《菜園から出土した土器》i市の1000年~2000年前の地形は、内陸まで大きく侵入していた内湾(香取の海)が入り込み、これに沿った台地上に人々が暮らしていました。現在の谷津田(水田地区)が内湾の入り江と考えていいと思います。よって田んぼから駆け上がった場所(大体が畑)はずっと人が住んでいた場所なのです。
 家内の菜園もそのような地形の場所なのか畑の土の中から小さな土器のかけらが沢山出て来ます。きちんと調べていないためはっきりは分かりませんが、古い物なら古墳、奈良、平安、もしかしたらもっと古い縄文時代の物もあるかもしれません。
 取り敢えず見つかると小さなビニルの袋に入れて保存しています。すでに30袋位は貯まっています。
   
       ‥‥‥ 阿部 純 ‥‥‥

2022
9. _1

◎ この所猛暑も一旦お休みで朝夕は過ごしやすくなっております。しかし昼間の暑さはまだまだ厳しいので畑には相変わらず夕方に行くようにしています。皆さんはいかがお過ごしですか。
 谷津田だより情報コーナーへの投稿を掲載させていただきます。

 ◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆

《 近場で見つけた自然 》 2022年8月29日
 ご無沙汰しております、ご機嫌いかがですか。暑さで外へ出るのを控えておりましたが久しぶりに近くで(私には珍しく)虫をカメラに収めました。わからないものばかりなので教えていただきたいと思います。( i市 E.S )
 【E.Sさんから届いた写真 】
1 サツキの木に巣を作っていたのですが何者の巣でしようか?
 (花の丘公園 7月)
   

2 カタツムリの一種ではないでしょうか?
 (花の丘公園 8月)
   

3 セミの抜け殻。今年は少なかったようですが、この種は何でしょうか。
 (多々羅田公園 8月)
   


4 蝶? 死んでいると思ったのですが生きていました。思わずカメラを向けたのですが、うまく撮れませんでした。
 (花の丘公園 8月)
   

5 2022年度の案山子 結縁寺の池の傍の田んぼに立っていました。例年は5~7体あり、今風の案山子です。今年の案山子は3体で寂しいものでした。
  

(^_^;) E.Sさん素敵な自然情報ありがとうございました。
 お尋ねの写真の同定は以下の通りです。
1,サツキの木にあった鳥の巣は、形や大きさ木の状況からしてヒヨドリの巣かと思われます。

2,カタツムリ科のミスジマイマイです。極普通種ですが、この個体は殻の形が変ですね。
  途中の殻が壊れてしまい開いた所から体を出して行動しているのでしょう。今後このまま生きていけるのかどうか心配ですね。

3,アブラゼミの幼虫の抜け殻です。

4,オオミズアオ(色の美しい蛾)です。
  写真とても良く綺麗に撮れています。

5.案山子、懐かしいですね。  ‥‥  ( Jより )

2022
9. 12

◎ 「谷津田だより」8月23日版に間違いがありましたので訂正いたします。

【訂正部(ムベの実の項目)】
 8/23送付させていただいた便りでアケビ科のムベを取り上げましたが、「ムベ」は間違いでした。正しくは「カリン」です。
先日同じ場所を通ったので近付いて実を見たところ、ムベとは違う感じがしました。そこで手に届く所になっていた実を触ってみたらとても堅く形もムベとは違いました。
 前回見た時は未熟で枝先がつるのように長かったためムベとしてしまいましたが、バラ科のカリンだと分かりましたので訂正させていただきます。

《カリンの実》
 カリンはバラ科の落葉小高木で日本には古い時代に入ってきて庭木として植えられています。漢字は花梨。果実は楕円形でかたくて生では食べられません。砂糖漬けや果実酒として利用するようです。喘息や咳止めにもなるそうです。最近では果実のエキスでのど飴が作られ販売されています。
   

 
《おまけ》
 9月10日の夜に撮影した十五夜の月を添付します。旧暦8月15日(新暦の9月10日)の夜の月をいいます。
 この日は秋(旧暦の7,8.9月)の真ん中に当たるので中秋といい、この日の月を”中秋の月”といいい、団子や芋、栗豆などを盛り神酒を供え芒(すすき)や秋草の花を添えて祭る習慣が各地にあります。
 ※写真は、自宅マンション踊り場から9/10に撮影した十五夜の月。 ( 阿部 純 )
   

 

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