-ページ〔107〕- 谷津田だよりのトップに戻る 2021
12. 11
日本最北の地、稚内に引っ越しされた M.Iさんから第二弾の情報が届きましたので掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 稚内の自然 》 2021年12月11日
こんにちは。 稚内に来て20日過ぎました。
一面雪景色の日もありましたが、直ぐ溶けて車で出かけることができる日もありました。
近くの兜沼公園にはカメラマンが数人いつも来ています。
この間はリスがいますよ。‥と教えてくれました。
餌を食べている所で移動も少なくうまく写真が撮れました。
風が冷たい日で尻尾をコートのように背中に背負っていました。 しばらくすると、こちらの枝からあちらの枝へと走り回っていました。
写真は、M.Iさん撮影
シマエナガも来ていましたが写真は撮れませんでした。
別な日、車で出かけようとすると家の敷地をキタキツネが横切りました。 車に乗っているので安心して振り返ったりしてゆっくり歩いていました。立派な長い尻尾をしていました。 ( W市 M.I )
(^_^) リスというと冬眠すると思っている人が多いと思います。
確かに本州などで見られるニホンリス、そして北海道に生息するエゾシマリスなどは冬眠します。
ですが、同じく北海道に生息するエゾリスは冬眠せず、冬中元気に駆け回っているそうです。
秋、冬に備えてあちこちの地面に木の実を埋めておき冬場はそれを掘りだして食べるのだそうです。
冬毛は長く特に尻尾の毛は凄いです。
M.I さんから届いた写真を見ると、尻尾を背負ったお得意のポーズでこの実を食べている姿が素敵ですね。 ( Jより )
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2021
12. 13
◎ 菜園でお昼を食べていた時、上空を何度も何度も航空機が飛んでいました。低空で同じルートを繰り返し飛んでいる機体は形からして自衛隊機のようでした。でもいつも見ているP3C対潜哨戒機ではないようです。撮影しネットで調べたら航空自衛隊のkawasakiC-2という輸送機でした。風向きとかその他の条件で飛行ルートは変わるのでしょうが、これが何度も続くと騒音など大変でしょうね。撮影した輸送機の写真を参考に添付しておきます。
『身近な自然』
◎菜園周りと近隣の市街地で見られた自然について報告します。
〈プラタナスの木に止まるヒヨドリ〉ズズカケノキ科 和名はモミジバスズカケノキ。プラタナスは属名。落葉高木、漢字は紅葉葉鈴懸の木。
菜園の隣にある林の中に高く聳えるように立つ樹木があります。遠目に見ると枝先に小さな丸い実のようなものが沢山ぶら下がっていました。その木にやって来たヒヨドリがそれを突いているようでした。
しかし、暫く見ているとどうも突いているのでは無く、脇に立つユズやサザンカの木に移るための待機場所としてやって来るようでした。1~2羽でやって来ては脇の木に飛び移り、また次の数羽がやって来る、これを繰り返していました。
撮影し家で画像を拡大してみると樹種はプラタナスでした。丸い実は多数の実が集まった集合果で2から3個が連なって付いていました。
スズカケノキの名の由来は山伏が首にかけた篠懸(すずかけ)を連想したことから付いたということです。
〈グラデーションが美しいイロハモミジ〉カエデ科落葉高木、漢字はいろは紅葉。
菜園を借りている地主さんの家の入り口付近にとても綺麗な紅葉がありました。高さは2メートルも無いようでしたが葉色の変化が美しかったです。鮮やかな黄色から暗紅色へと徐々に変化していました。良く観察してみたら1枚の葉の中にも色の変化のあるものもあり、まさにグラデーションの芸術作品のようでした。和名は葉に5~7ある裂片を「いろはにほへと」と数えたことから付いたといいます。別名イロハカエデ
〈種が美しいマサキの実〉ニシキギ科常緑低木 漢字は柾。
市街地の生け垣に小さな赤い実を見つけました。生け垣によく利用されているマサキでした。
本種は葉が厚い皮質なので火災に強く、阪神淡路大震災時に常緑の生け垣が延焼を止めたという話を聴いたことがあります。触ってみると確かにマサキは葉が厚くサンゴジュやモチノキと同じように防炎機能が強いようです。赤い実を観察すると直径7~8ミリほどの球形で、沢山の実の中に皮が裂けて中から綺麗なオレンジ色の種が覗いているものもありました。
光沢のある葉と鮮やかな実や種の対比がとっても綺麗でした。なお、マサキという名の由来は、冬でも葉が真っ青な木=真青木が転訛したのだと言います。他にいくつか説があります。
〈ナワシログミの地味な花〉グミ科の常緑低木、漢字は苗代茱萸。
ナワシロ(苗代)といってもぴんとこない人が多いかもしれないし、グミといえば木の実より果汁をゼラチンで固めた菓子を思い浮かべる人が多いでしょう。ナワシロ(苗代)という言葉も、実のグミも今や死語になりつつあると思いますが、ましてやナワシログミの実を食べたことがある人は少ないのではありませんか。
果実は5月頃(稲の苗床を作る時期)に熟し食べられますが、小さく甘味も薄いためほとんど食べる人もなく、そのままになってしまうことが多いようです。その花期は10、11月で今も花を沢山付けています。
小さくて黄白色、釣り鐘状で目立たない地味な花が幾つもぶら下がるように咲いていました。私は、もったいないのでこの場所を覚えておいて実が熟したら食べてみたいと思っています。
◆谷津田だより豆知識
・混群・・・森にすむ小鳥は繁殖期以外の時期、すなわち秋から冬の間は数種類の鳥が一緒になって集団で行動する習性があります。その、違った種類の鳥が入り混じった群れのことを混群(こんぐん)といいます。
よく混群を作る鳥は、東京近辺の場合、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、エナガ、ゴジュウカラ、コゲラ、メジロなどです。
なぜ混群を作るのかについては、いろいろな説があり、一緒に行動したほうが危険を察知しやすいなどです。(Webより検索コピー)
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
◎ 『ツイスター』(Twister)は、1996年に公開されたアメリカ映画で、アメリカの竜巻多発地帯が舞台で竜巻に極限まで接近し、危険な観測に挑む竜巻研究者夫婦の姿を描いた作品でした。
この映画の内容と同じような現象が今回米ケンタッキー州で実際に起こったのです。これも地球の気候変動が原因なのでしょうか。
谷津田だよりに投稿がいくつかありましたので掲載させていただきます。
谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 稚内の自然 シマリス 》 2021年12月12日
いつも便りを送っていただきありがとうございます。稚内はこんなリスに会えるなんて素敵ですね。( I市 T.M )
《 たよりの感想 》 2021年12月14日
いつも楽しい谷津田だよりありがとうございます。楽しく拝見させていただいております。( K市 M.T )
《 たよりの感想 》 2021年12月14日
何時も、珍しい写真をありがとうございます。イロハモミジの語源は初めて知りました。面白いですね。
自衛隊機の飛行が同じところを繰り返すのは付近の人達には迷惑ですね。米軍機のように付属品を落とさなければ、宜しいのですが。( S市 T.K )
(^_^)カエデには種類が幾つもあります。
たよりに載せたイロハカエデの他にメープルシュガーが作られるサトウカエデ(砂糖楓)、葉が濃い紫で濃紫(のうむら)が転じたノムラカエデ(野村楓)、雨宿りが出来るくらい葉が茂って板で葺いた屋根のようなことから名の付いたイタヤカエデ(板屋楓)、葉が大きく天狗の羽団扇のようなことから名が付いたハウチワカエデ(羽団扇楓)などです。
※添付写真は、以前に八ヶ岳高原で撮影したニホンリスの写真です。唐松林の中で餌を探して走り回っているところを撮影しました。遠くてピントが甘いのですが添付します。 ( jより )
2021
12. 17
◎ 先週の12月7日は80年前、旧日本海軍がハワイ州オアフ島のパールハーバーにで奇襲攻撃を行ない、太平洋戦争が開始した日です。私の父が収集していた切手の中にパールハーバーの記念切手がありましたので写真添付させていただきます。
谷津田だよりに何人かの方から自然情報が届きましたので掲載させていただきます。
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《 何蝶? 》 2021年12月17日
おはようございます。
昨日、孫をベビーカーに乗せて散歩していたところ、舗装路の足元にチョウを見つけました。死んでいると思いましたが、よく見るとノロノロ歩いていました。体長が小指くらいだったと思います。
この寒い時期にチョウがいるなんて。場所は川崎市です。
Google Photoで検索すると、姿形が似ているのが、ゴマダラチョウとかアサギマダラとか出てきましたが、まったく分かりません。これはなんて言う種類でしょうか? ※写真あり ( S市 M.S )
(^_^;) タテハチョウ科のアカボシゴマダラですね。
ゴマダラチョウに似ていますが、後翅に赤い斑があるので見分けは簡単につきます。本種は中国から蝶マニアにより持ち込まれたと言われています。本蝶は、ゴマダラチョウの生息に影響を与えてしまうので特定外来生物に指定されています。
美しい蝶故に人為的に持ち込まれた悲劇の蝶でもあります。( Jより )
《 キジを見た 》 2021年12月17日
朝散歩コースの浦部谷津で水を飲みに来ていた?キジが私にびっくりして慌てて隠れました。笑っちゃいました。※写真あり ( I市 T.H )
《 サイクリングの途中で 》 2021年12月17日
今日は、昨日とは打って変わり、いい天気になりましたね。
自転車でそこまで出かけたのですが、信号待ちのときに、ウラナミシジミがヒラヒラと飛んできて、ぴたっと私の自転車にとまりました。
そのまま自転車をこいでも、ずっとついているのです。
つるつるのところによく止まっていられるものです。
思いがけず、ウラナミシジミとサイクリングをすることになってしまい、うれしかったです。自転車をおりて、写真を撮ってしまいました。
また、チョウゲンボウが止まっていたので、写真を撮ったのですが、周りに黒い点々がいっぱい写っていました。
カメラのレンズか汚れているのかと思ったのですが、そうではなく虫かな~。※写真あり ( F市 M.T )
(^_^;)チョウゲンボウの写真とてもよく写っていますね。
確かに写真を拡大してみると、小さな黒い点がいっぱい写っていました。小虫に違いないようですね。種類は何なのでしょう?( Jより )
2021
12. 25
◎ 数年に一度といわれている寒波がやって来ます。皆さんもお気を付け下さい。
お馴染みのM.Iさんから「稚内の自然情報」が届きましたので掲載させていただきます。
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《 ホワイトクリスマス 》 2021年12月25日
こんにちは。
10日ほど前から雪が積もり始めました。それまでは時々雪景色になるのですが次の日は青い草原に戻っていました。
それで車も自分で運転できていました。今は50㎝ぐらい積もっています。買い物も郵便局へも送迎をお願いしています。それが昨日は吹雪いてしまって、孫が予約の歯医者へ行くのも吹雪で運転が怖いと言うことで中止になってしまいました。
寝室からコガラ?(コガラかハシブトガラ)の写真を撮りました。
ゴジュウカラは結構よく見かけますが、残念ながらゴジュウカラは顔がはっきり写っていません。餌台を設置したいと考え中です。
雪に埋もれずに、定期的に餌を補充できる場所となると中々難しいです。できれば餌のないこの時期に餌台を作ると良いと思うのですが。
この間、窓の外をエゾシカの雄が歩いて行きました。
ガラス戸越しに見られている事は気にならないようです。写真は間に合いませんでした。右手の雑木林から左手の丘を横切っていく足跡がしばらく一直線に残っていました。 では又‥。 ( w市 M. I )
(^_^;) 今季一番の寒気の襲来とのこと北海の大雪心配ですね。そんな中での自然情報のメール感謝しています。
吹雪の状況は経験がないのでよく分かりませんがとても厳しいのでしょうね。
大雪といえば千葉県でも、30年近く前になりますが雪のため交通が遮断され学校に通うのに大変苦労したのを思い出します。当時は結構沢山降りましたよね。通勤のバスが動かず車内に長時間閉じ込められたことを思い出します。それ以来携帯電話を持つようになったのですが・・・。
エゾシカは、羅臼港付近を一人で散策している時に至近距離で何頭かに遭遇したことを思い出します。
それからメールに出ているハシブトガラかコガラかは、どちらも大変似ているので同定がとても難しいですね。ただ、次列風切り羽の外縁の白色が目立つような気がするのでコガラでしょうか?でも、これもはっきりしません・・・。 ( Jより )
2022
1. 1
昨年はお世話になりました。
今年もコロナ禍が続く年となりますが
皆さんよろしくお願いします。
賀状を添付させていただきます。
賀状の写真は10年前に印旛沼で撮影した初日の出です。
最近は初日の出見学には行っていません。皆さんは如何ですか。
( 阿部 純)
2022
1. 2
◎ 戸神調節池にオオハクチョウが初めて飛来したのは2006年11月。それから毎年数が増えてきました。
その白鳥がこの数年飛来数が激減し、昨冬はとうとう2羽が何度か立ち寄っただけとなりました。
今年も来ないなあ~と思っていましたが、本日2羽の白鳥が調整池にやって来たという情報が入りました。すぐ出かけて行き確認しました。
大橋の北側で採餌をしているオオハクチョウの成鳥2羽の姿が見られました。状況からして、今日の朝に飛来したと考えられます。
昨年は1月31日に2羽のオオハクチョウがやってきましたが、それと同個体かは分かりませんが可能性はあります。
しばらく本池に留まるのかすぐに移動してしまうのか全く分かりません。また、新しい情報が見つかったら連絡いたします。
※1 見られる場所は確実ではありませんが、ニュータウン大橋の中央部から南側或いは北側の池面でマコモを採餌しているか水面で休んでいることが多いです。
※2 参考に今日撮影したオオハクチョウの写真を添付します。
◆見に行かれた方 どんなことでも良いですので連絡下さい。
《戸神調節池オオハクチョウ情報投稿》
・見に行った日時 ( 月 日 時刻: )
・白鳥の数 ( 羽)
・その他 気の付いたこと何でも
※写真があれば1~枚送付下さい。
お名前( )
※その後の経過:
1/ 6 束の間ですが飛来していたようです。
1/13 おそらく同じ個体と思われる2羽が、
(1/13現在) また飛来しています。
ただ、これもいつ居なくなるかは全く不明です。
とりあえずお知らせします。 ・・・阿部・・・
◎ 寒いですがお天気の良いお正月ですね。これでオミクロンが収まれば言うことはないのですが‥?
年末年始に頂いたメールの中からいくつかを情報コーナーに掲載をさせていただきます。※ 各メールとも部分を切り取ったものです。
◆ 谷津田だより情報コーナー【投稿】◆
《その1》
新年おめでとうございます。昨年はコロナ禍のなか楽しい便りを配信してくださり誠にありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今朝、初詣と初日の出とウオーキングを兼ねて宗像神社と花の丘公園を歩いてきました。まだ気温は氷点下でしたが思ったより寒くありませんでした。でも初日の出を兼ねた早朝散歩は今年限りになるかもしれません?(R.U)
《その2》
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。( S.Y)
《その3》
賀状ありがとうございました。額に入れて飾っておきたいような素晴らしい写真です。こんな素晴らしい初日の出を見て一年を始められたらステキですね。 恥ずかしながら、初日の出を見たことがありません。( M.T)
《その4》
穏やかな正月を迎え、慶ばしく思います。でもカメラを持ってあちこち行く気にもならず、トモエの今シーズンの珍顔はまだ見ていません。( K.M)
《その5》
明けましておめでとうございます。いつもウエットランドガイド情報をお送り頂き、楽しく拝見させて頂いています。今年こそはコロナ禍が終息し、自由に町や山や海や観光地などを闊歩したいものです。今後とも宜しくお願い申し上げます。( T.O)
《その6》
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。早々に素敵な印旛沼の初日の出写真を添付くださり有難く、嬉しく拝見しまた。ここ何年も初日の出、二年間も初詣もお参りしていません。何とかコロナ禍の収束を願い初日の出・初詣・旅行へ出かけたいものです。( S.I)
《その7》
ご無沙汰しています。今年も鳥、植物、蝶々、物の名前のいわれ、その他沢山のこと教えて頂き有難うございます。各月のカレンダーも楽しみです。今後、観察会に参加できたらと望みます。( E.S)
《その8》
早々と、お年賀状、ありがとうございました。私も、初日の出は見に行っておりません。今年もよろしくお願いいたします。( T.K)
(^_^;) 皆さんメール情報ありがとうございました。
今日いつもの菜園に自転車を置いてi市の名所「光堂」に行ってきました。木立の中にお堂がひっそりと建っていました。お参りをして裏に回ると素敵だった茅葺きの屋根の後ろ側半分にシートが被せられていました。
前にここを管理しているs寺の住職が「国の文化財はやたらに修復もできない」と言っていたことを思い出しました。これってダメになってからでは遅いですよね。I市の宝物でもありますので・・・。
※それから、菜園脇の民家の植木に来ていたイソヒヨドリ(雄)の写真も載せておきます。( Jより)
2022
1. 4
◎ お天気の良いお正月ですが皆さんいかがお過ごしですか。もっとも今日4日からお仕事という方もおられると思います。
戸神池に福の神のようにやって来た白鳥はたったの1日で居なくなってしまいましたが、またやって来てくれるかもしれません。
何人かから野鳥に関する情報が届きましたので掲載させていただきました。質問や意見感想等ありましたら連絡下さい。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 残念でした 》 2022年1月3日
今日1月3日の午前10時半頃に調整池に行って、橋から南北の両岸を見ましたが白鳥はいませんでした。昨日に散歩をしなかったことが残念でした。( I市 E.S )
《 調整池周りの野鳥 》 2022年1月3日
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、私は今日1月3日午前11時頃にT調整池に行きましたがオオハクチョウは見当たりませんでした。
その後、花の丘公園をぐるりと歩いてきました。相変わらずカワウが元気いっぱい子育てしている様でした。シロハラやジョウビタキ♂、ルリビタキ♂にも会えてラッキーでした!
写真を 6枚添付します。 ( I市 Y.S )
ジョウビタキ
ルリビタキ
ヤマガラ
シロハラ
メジロ
セグロセキレイ
《 再飛来を期待 》 2022年1月3日
早々にオオハクチョウ情報をお知らせくださり有難うございました。白鳥がT調整池に再び戻ってくれることを願っています。( I市 S.I )
《 S市S調整池の白鳥情報 》2022年1月3日
今日1月3日、午前10時過ぎにS市の S調整池 へ行ってみました。
未だ池の表面に薄い氷が張っていて、白鳥も他の鴨たちも車座になって動いていませんでした。寒いときは車座になるのですね。初めて見て驚きました。
その内に白鳥が、ゆっくり動き出しましたが、他の鴨たちは車座のままでした。白鳥は成鳥が7羽、幼鳥が1羽に見えました。
幼鳥がちょっと少ないように見えましたが私の見間違いですかね。その内、1羽が飛び立ちましたのでエサを探しに行くのかと思いましたが、すぐ戻ってきました。
S調整池ではエサは与えていないようです。写真がなくて申し訳ありません。 ( S市 T.K )
(^_^;) 昨冬も2羽のオオハクチョウがT調整池にやって来たのですが定着せずに時々現れ、水面に顔を突っ込みマコモ(水草)の茎や根を引っ張り出しては食べていました。
今回はこれからどうなるか分かりませんがまたやって来てくれることを願いたいものです。
ここでは十数年前に飛来して以来、餌付けはしていないため、自然採餌の様子など白鳥の自然の生態の様子が観察できる貴重な場所となっています。
※ T.Kさんの白鳥情報の調整池は、T調整池とは別場所ですので誤解のないようにお願いします。
ただ、T調整池の白鳥の個体群とS調整池の白鳥の個体群は関連性があると思われます。 ( Jより )
2022
1. 14
◎ 新型コロナウイルスの感染がまた急増しています。今後更に急拡大することが予測されます。厳しい状況の中ですが皆さまお体を暮れ暮れもご自愛下さい。
『身近な自然を見つけよう』
《初雪に映える富士山》
今月の6日、低気圧や寒気の影響で厳しい寒さとなった千葉県内に全域で大雪警報が発令されました。その日一日で辺りが銀世界になるほどの積雪が見られ、初雪ということもあって大変驚きました。県内での大雪警報発令は4年ぶりだそうです。私の居住しているi市では団地の敷地内の日陰部分には数日間雪が溶けずに残っていて転ばぬように気をつけて歩きました。写真はベランダから見た雪景色の向こうに見える富士山です。
《正月にやって来た2羽の白鳥》オオハクチョウ カモ科大型の水鳥(冬鳥)。全長140センチ。漢字は大白鳥。
オオハクチョウは体重が10キログラムに達する大きな水鳥で、成鳥は全身が真っ白な存在感のある人気の鳥です。ここT調節池には十数年前から毎年飛来していて、飛来を心待ちにしている白鳥フアンが多くいます。しかし、3年前から環境か何かの条件の変化か越冬のために飛来することはなくなっていました。ただ、数羽が時々やって来て数日過ごし、また居なくなるということを繰り返しています。今年もそのパターンのようです。1月2日に2羽が飛来、翌日未確認、6日にまた2羽飛来、午後未確認。そして13日2羽飛来、午後未確認。今後はどうなるか分かりませんがしばらく留まって欲しいものです。いつも野鳥情報を届けてくれるTさん撮影の写真を添付します。
《ヒヨドリ通り》ヒヨドリ ヒヨドリ科の留鳥。全長27.5センチ。漢字は鵯。
U公園から戸建ての住宅地に続く緑道の両側にはツバキやイチョウ、スダジイなどの様々な樹木が植栽されています。コミュニティセンターの西側付近の緑道にはクロガネモチが沢山あり、枝には赤い小さな実が鈴なりになっています。その実を狙って沢山の鳥たちがやって来ます。特に多いのがヒヨドリで全体の9割ぐらいです。その他にはキジバト、メジロも来ていました。ヒヨドリは次から次へと移動しながら赤い実を啄んでいました。見ているとしばらく食べては飛び去り次のヒヨドリがやって来る・・・という繰り返しが行われているようでした。まだ、たわわに実がついている木もありますがほとんど食べ尽くされてしまった木もありました。いつまでここがヒヨドリ通りになっているのか気になるところです。
《大陸からやって来たシロハラ》シロハラ ヒタキ科の渡り鳥(冬鳥)。全長24センチ。漢字は白腹。
公園や里山の落ち葉が積もる所や藪の下などで見かけることがあります。ムクドリぐらいの大きさで樹上よりも薄暗い地上で虫やミミズなどを探していることが多く、また足早に移動するのでじっくりと観察することが難しい鳥です。
今回はコブシの枝に止まっている所を撮影できました。本種の鳴き声はキョッキョッキョッとかバチバチバチと聞こえます。藪の中でこんな声がしたら探して見て下さい。ただ、声が似た鳥にやはりツグミ科のアカハラもいます。私はこの2種の声の聞き分けはできません。
《目白押し!》メジロ メジロ科の小鳥。全長11.5センチ。漢字は目白。
メジロが木の枝に止まるとき、押し合うように沢山止まることから‘‘目白押し”の言葉ができたといいます。写真のメジロは2羽で目白押しとは言えないのかも知れませんが、ぴったりと体を寄せ合いながら羽繕いなどをしてリラックスしていました。番(つがい)なのでしょうか?それとも寒いので押しくらまんじゅうをしているのでしょうか?見ていてとても愛らしく感じました。
《日本産キツツキの最小種》コゲラ キツツキ科の留鳥。全長15センチ。漢字は小啄木鳥。
コゲラは今の時期、シジュウカラなどの小鳥と混群になって移動することがあります。公園で十羽を超えるエナガと数羽のシジュウカラに混じっている1羽のコゲラを見つけました。他の小鳥たちが隣の木に移って行った後、まだ松の木の幹に取り付いてコンコンと音を立てて幹を突ついていました。何か虫を見つけたのでしょうか、近くの枝に飛び移った時に口に何かをくわえているのが見えました。そして食べました。
その後、他の小鳥の飛んで行った方向に移動して行きました。木をコツコツと突ついては首を上げ、また突つくを繰り返す時のポーズがとても可愛かったです。
◆谷津田だより豆知識(野鳥用語解説)
野鳥の渡りの型
夏鳥・・・春に国外からやってきて繁殖し、夏から秋に去る鳥をいう。
冬鳥・・・秋に国外からやってきて冬を越し、春に去る鳥をいう。
旅鳥・・・春と秋の渡りの時、通り過ぎる鳥をいう。
留鳥・・・一年中、同じ地方に留まる鳥をいう。
漂鳥・・・一年中、同じ国にすむが、夏は山地や北部に、
冬は低地や南部に移動する鳥をいう。
迷鳥・・・きわめてまれにしか渡ってこない鳥をいう。
(参考 野外観察ハンドブック「山野の鳥」日本野鳥の会)
‥ 阿部 純 ‥
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~ 1月15日 ~
今日は良いお天気ですね。皆さんいかがお過ごしですか。
T調整池に白鳥の姿は見えませんが、オシドリとトモエガモが群れているようです。谷津田だよりの感想が届きましたので掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 感想① 》 2022年1月6日
可愛らしい小鳥の写真を沢山ありがとうございます。昨日家の近くで、シジュウカラを見ました。こんなに寒くては小鳥たちも大変ですね。
《 感想②》 2022年1月15日
富士山は今日朝と晩に見えました。朝は雪の帽子をかぶり晩は夕日のせいか、紫がかって見えました。お写真のように、スカイツリーと重なって見えますね。 ※ ①と②ともに( S市 T.K )
(^_^;) いつも便りを読んでいただきありがとうございます。
なかなかやって来なかったツグミもぼちぼち現れだしたようです。山には積雪のため餌がなくなり、低地や都市部に渡りの鳥たちが移動してきたのでしょうか。これから見られる種類は増えてくると思います。皆さんの家の周りでも可愛い小鳥たちの姿が見られることでしょう。 ( J より )
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