-ページ〔108〕- 谷津田だよりのトップに戻る 2022
1. 18
日本最北の地、稚内に引っ越しされた M.Iさんから第二弾の情報が届きましたので掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 稚内の自然 》 2022年1月17日
今日は外気温-0.6度温かい方です。
先週は-17度で窓ガラスに氷が付着して外が見えないような事がありました。今回の雪は水分が多く、屋根に50~60㎝積もりました。それが気温が上がるとドドーンと地響きを立てて落ちてきます。
たちまちブロックの山ができて怖いです。息子が落ちた雪をブルドーザーで毎日かき集めています。
さて、一昨日トウモロコシを入れた餌箱を枝に吊すと早速ゴジュウカラがやってきました。もう一台餌箱を用意しているので古米を入れてみようと思っていますが場所が決まりません。
今日はアカゲラの雄がきています。1羽ですが枯れ枝の間をあちこち走り回っています。コツコツとか細いドラミングが聞こえました。
結構大きく、ムクドリぐらいのサイズです。(コアカゲラというのもいるらしいですね)
小さな森の木はヤチダモ、ナナカマド、コリンゴ、ダケカンバ、もみの木、エゾマツ、オンコなどです。今は葉っぱがないので分かりません。 といっても葉っぱがあるモミやエゾマツも正しく区別できていません。
イチイ=オンコは12月まで実がなっていたので分かりました。( W市 M.I )
※写真はM.Iさんから届いたゴジュウカラとアカゲラの写真です。
(^_^;) メールありがとうございます。稚内の様子が少しずつ分かる気がします。餌台も面白そうですね。
私も家内の菜園の餌台にもそろそろ餌を置いてみようかなあ。
私はもっぱらバードケーキ(ラードまたはマーガリンに小麦粉と少量の砂糖を混ぜて練ったもの)ですが・・・。
アカゲラの写真いいですね。北海道ですから亜種エゾアカゲラですかね?
オンコはイチイですね。イチイの木の実はとても綺麗ですね。
それに甘味があり美味しいですが種には毒がありますから噛みつぶさないように気をつけなければなりません。
なお、伊藤左千夫発行の歌集「アララギ」はイチイの木の別称から付いた名です。 ( J より )
💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛
2022
1. 19
◎ 新型コロナウイルス オミクロン感染が急拡大、朝の新聞で市内の感染者数を見るのが辛くなっています。
M.Iさんから稚内の自然情報の続きが届きましたので掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 稚内の自然 続き 》 2022年1月18日
私の息子は乳牛の牧場をやっています。土地は広いので母屋から10メートルくらい離れた所に平屋住宅を建てました。南側に広い窓が3面。東側に小さい森、森の奥に牛舎。西側に境界線のような林、今は家から出ずに生き物の観察をしています。
今日(1/18)の16:00頃、夫があっと声を出し、鹿の親子が雪原を帰っていく姿を見つけました。写真撮って!と騒ぎ、なんとか間に合いましたが夕暮れでちょっと見にくい感じでした。この間はもっと手前に雄鹿が1頭歩いてました。
今日の鹿の家族は母鹿と子鹿3頭、一頭は雄でした。
ロケーションはバッチリです。でも今は積雪でアイスバーンになっていて外に出られません。又森の中は雪がふかふかでズブズブと潜ってしまい歩けません。この間は息子がスノーモービルで友達と遊んでいました。鹿のいる辺りの雪原をスノーモービルで連なって走っているのは楽しそうでした。(公道は走ってはいけない車なのかもしれません)
不便なことがいっぱい。楽しい事もいっぱい。だから楽しい事だけ考えて過ごそうと思っています。ちょっと無理してます。( W市 M.I )
※写真はM.Iさんから届いたエゾジカの親子の写真です。
(^_^;) メールありがとうございます。
この所の大雪情報、いつもTVの天気予報を見ながら稚内地方の雪の情報に目が行ってしまいます。
不便なことも多いが楽しいこともいっぱいとのこと、素敵な出会いがいっぱいできますね。
※随分前に羅臼湾に沿って雪の中を一人で歩いたことがあります。その時道の脇に2頭、エゾジカの雄が立っていました。距離にして5~6メートル位だったでしょうか。ほんの1~2秒の出会いでしたがとても印象的な場面でした。
その時のエゾジカの写真を添付します。一瞬の出会いでしたのでピントも甘く証拠写真になってしまいました。
( Jより)
2022
1. 27
◎ 戸神調整池オオハクチョウ情報です。
ちょこっと現れてはすぐ戻り、またやって来る。そんな繰り返しが今冬の戸神調節池の白鳥さんの動向です。
ただ、今回1/25(火)に現れてからまだ留まっているようです。
このまま残っているといいのですが・・・。
今日《1/27》いっぱいは、いるのではないかと思います。
もし、行かれるのならニュータウン大橋の北側の池面にいる可能性が高いと思います。
※しかし、まだ残っているか,、或いは見やすいところにいるかは全く分かりません。
◎この所の戸神川防災調節池の白鳥の動向は以下の通りです。
2022年 (飛来情報は主にR.Uさん)
1/2 正午頃 2羽飛来確認 午後2時頃確認その後未確認
1/6 午前7時半頃 〃 午前10時頃未確認
1/13 午前8時頃 〃 その後 不明
1/23 午前10時前 〃 午後5時 確認
1/26 午前6時40分〃
1/27 午前9時前 〃 滞在3日目の模様
※R.Uさんから届いた白鳥の写真を2枚添付させていただきます。 ・・・阿部 純 ・・・
2022
1. 31
◎ 新型コロナウイルス オミクロン感染拡大が急増していますが、皆さんいかがお過ごしですか。
何人かの方から自然情報が届きましたので谷津田だより情報コーナーに掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 野鳥情報 》 2022年1月30日&31日
① T調整池の白鳥
先日は素晴らしい情報をありがとうございました。
当方早速29日午前10時ごろオオハクチョウをウオッチングに出かけました。北側の調整池の葦が生い茂る中の方に白鳥が見えましたが葦原から出てこないで、首だけを動かしている風でした。出てきてくれるといいですのに~と思い乍。
何時も情報をよせていただき有難うございました。H公園の池の方には最近よくカワセミも現れるようです。(写真 A-1、A-2 )
A-1
A-2
② H公園のカワセミとエナガ
いつも新鮮な情報をありがとうございます。
1月28日に、H公園の修景池でカワセミとエナガを見かけました。カワセミは池に飛び込み小魚をゲットした画像です。
(写真 A-3、A-4 ) i市 J.M
A-3
A-4
《 房総に出かけて 》 2022年1月30日
・梅は、上総二ノ宮、橘木神社(茂原市)に咲いていました。良い香りで癒されました。嬉しかったので写真をお送りします♪ (写真 B-1 )i市 R.S
《 白鳥とサギ 》 2022年1月31日
相変わらず寒いです。ご機嫌はいかがですか。
昨日調整池で白鳥を見ました。北側の枯れ木の中に2羽いました。
先日お知らせ頂いたのと同じでしょうか?カメラにおさめたし、アオサギも撮影しましたので添付します。
コロナ、印西では昨日116名の感染者が出てます。お互い十分に気をつけましょう。( 写真C-1 & C-2) i市 E.S
C-1
C-2
(^_^;) 3名の方からのメールを掲載させていただきました。今年はツバキの開花も早く春が早いのかと思います。
I市の調整池のカモたちも早く移動するのかも知れません。房総では梅を初め色々な花が咲き出しているようですね。コロナ禍が過ぎ、穏やかな春を迎えたいものです。
昨日1/30にi市のT調節池に行ってきました。2羽の白鳥は餌のマコモを水に潜って食べていました。池の南側に回るとなんと数百匹のトモエガモの群れがいました。距離が遠く写真はうまく写せませんでした。野鳥観察デッキの手摺りに止まっていたルリビタキの写真を貼っておきます。( 写真D-1 ルリビタキ )Jより
💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛
《 T調節池白鳥情報 》2022年1月31日
本日(1/31)朝のオオハクチョウ観察時に2羽が仲よくニュータウン大橋南側の調節池を行ったり来たりしながらゆったりと泳いでいました。
池の北側にいるときは柳などの枝が邪魔をして見えにくいですが、南側では2羽の色々な挙動がくっきりと見えて良かったです。 ( i市 S.S) 写真を4枚添付します。
(^_^;) T調節池の白鳥の写真ありがとうございました。
今回の飛来は今季6回目となります。もっとも5回目までは日帰りのようでした。
今回は今日で6日目になります。このまま北に帰るまで留まっているといいのですが・・・。 ( Jより )
2022
2. 1
◎ ◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 T調節池水鳥情報 》 2022年2月1日
谷津田だより情報コーナーの皆さんのベストショット写真を楽しませていただきました。
さて戸神調整池のトモエガモですがこのところやや橋に近いところの枯れ木のあたりにも沢山いるようになり橋の上からでもよく見えるようになりました。
今シーズンはオシドリとトモエガモが一緒に行動しているのが目立ちます。
逆光の午前中より順光の午後になると水面に出て活発に泳いでいる姿は壮観です。
貼付の写真・オシドリとトモエガモは、1/31午後4時半頃沢山群れて泳いでいるところを目撃して慌てて撮りました。証拠写真にしかなりませんがなるべく沢山の鳥を画面に入れたいと思い判別できる程度にトリミングしてみました。
昨年の繁殖地への旅立ちは3月上旬でしたがその頃は橋の北側も南側も池がトモエガモで一面埋め尽くされているような光景が度々見られました。これから繁殖地へ旅立つときまでこのような光景を目にする機会が多くなると思いますのでおすすめしたいと思います。 ( i市 R.U )
(^_^;) T調節池の水鳥の写真ありがとうございました。
日本野鳥会千葉県支部の会報(2月号)に掲載されている千葉県内のカモ調査(2021年1月調べ163地点)によると、オシドリは調査地点全体で531羽、トモエガモは4183羽でした。
この内、T調節池の確認数はオシドリ140羽、トモエガモ0羽でした。オシドリの数は全調査地点で2位でした。
トモエガモはその時には確認できませんでしたが、その後3月におよそ500羽を確認しており、これも全調査地点で2位となります。T調節池の環境がカモたちにとって過ごしやすいということですね。 ( Jより )
2022
2. 5
◎ 感染拡大がものすごい勢いで広まっています。でも、2月を迎え自然界では梅の花がちらほら咲き始めています。そういうときには心が安らぎますね。
『身近な自然を見つけよう』
◎ラジオで、初めての山登りで買ったグッズについて視聴者からの投稿を紹介している番組がありました。キャラバンシューズ、笛や鈴(
熊除け)などでした。思い出してみると私も登山帽、チョッキと登山ズボン、キャラバンシューズなどを買いました。
その時一緒に買ったグッズですが、正式名は分かりませんが地図計測メーター(自分で勝手に呼んでいた呼び名)を最近見つけて懐かしくなりました。男物の腕時計位の大きさで盤に針が付いていて下側に出ているギザギザの小さな円盤で測った数値を読み、縮尺と対比して距離を計算で求めることができます。山岳地図とこのメーターは私の山行きの際の必携物でした。なお、盤の裏面はコンパスになっています。これが山行きの電車の中でいつも仲間に自慢していた私の山登りグッズでした。
《 もらいもの 》 日本にはお裾分けの文化があると思います。
裾分けとは、本来もらいものの余分を分配することであり、採れた野菜を人にあげるのは少しニュアンスが違うのかも知れませんが、人との交流という意味で大変大切な文化だと思います。この数日に頂いた品は東京の自宅の庭で採れたというレモン、知り合いのお宅で採れたキンカン、木下の骨董市の出店で売っていたばらっぱまんじゅう(サルトリイバラの葉を敷いたふかしまんじゅう)です。
どれも農薬や添加物の無い安心で素朴な味で美味しかったです。
コロナ禍でこのような交流がだんだん減ってしまうことに危機感を持ってしまう私ですが、皆さんは如何ですか。
《 餌を探して水面を凝視するカワセミ 》カワセミ科の留鳥。全長17センチ。漢字は翡翠。
u谷津は風も無く日差しが暖かく気持ちがいい散策でした。谷津中央を流れるu川の橋を渡っている時、流れの脇に生えていたヤナギの枝に止まるブルーの鳥を見つけました。カワセミでした。水面を見つめては場所を変え、藪に覆われた水面に飛び込んだりしていたようです。ただ、見ている限り獲物(小魚)は捕れませんでした。しばらく観察を続けていましたが相変わらず場所を移動して水面を見つめていました。
《 地上に降りて採餌するツグミ 》ヒタキ科の冬鳥。全長24センチ。漢字は鶫。いつも歩いている緑道に立ち並ぶクロガネモチの赤い実がほとんどなくなってしまいました。
木の実を主として採餌していた鳥たちにとっていよいよ厳しい食糧難の時節になってきました。大陸からやって来たツグミにとっても餌探しが大変になってきたのです。主食も木の実から地上の枯れ葉の下や地面の中でじっとしているミミズや虫達に変わってきています。地上をチョンチョンと飛び跳ねピッと体を斜めにして止まる独特の動きが見られるのもこの頃からです。
皆さんも公園や空き地の地上を跳ねるように動きじっと止まるツグミの姿を探してみて下さい。
《公園の低木の下を縄張りにしているシロハラ 》ヒタキ科の冬鳥。全長24センチ。漢字は白腹。
野外で野鳥を探すには目視が基本ですが、それだけでは葉が茂った樹木の中に止まる鳥や藪に潜む鳥は見つけられません。そこで必要になるのは鳴き声の聞き分けです。しかし、鳴き声には囀りや地鳴き、その他縄張り宣言、雌へのアピール、若鳥のこもったような声など様々あります。シロハラは腹部が白っぽい鳥ですが、これと鳴き声がそっくりの腹部が赤褐色のアカハラというやはりツグミ科の鳥もいます。シロハラの鳴き声は私には「バチ、バチ、バチッ!!」と聞こえます。シロハラとほぼ同じような場所を好み鳴き声も似ているので声だけの見分けが大変難しいです。
そこで野鳥ガイドをしている時は、この声を聞くと‘大形ツグミの赤か白”と言うようにしていました。
※最近はアカハラの姿はほとんど見られず、ほとんどがシロハラのようですが・・・。
シロハラの記事は1/14付けのたよりにも載せてあります。
《 トゲトゲの蔓に沢山の実 サルトリイバラ 》ユリ科の落葉蔓性木。漢字は猿捕茨。
骨董市のお土産で頂いた”ばらっぱまんじゅう”は里山に生えているサルトリイバラの葉を、ふかしまんじゅうの下に敷いたことから付いた名といいます。ばらっぱとはサルトリイバラの葉を指します。
谷津に降りる細道の斜面の途中に沢山の実を付けているサルトリイバラを見つけました。道脇の鉄条網のバラ線に絡みつくように蔓が伸び、直径5ミリほどの実がなっていました。この実は秋に赤くなりそのままずっと残るので、リースなどに利用する人もあるようです。
この葉のことを、まんじゅうに利用するので「まんじゅっぱ」と呼ぶ人もいます。 なお、HP谷津田だよりp33に「ばらっぱまんじゅう」の記事が載っていますので見て下さい。
◆谷津田だよりミニ知識
《 野鳥の鳴き声 》
①さえずり‥繁殖期に主に小鳥類のオスが発する特徴的な美しい鳴き声。縄張り宣言とメスを誘引する機能がある。
②地鳴き‥さえずり以外の鳴き声。一般に単調で短い。同種の仲間に対する呼びかけや警戒時などに使われる。
③ぐぜり‥さえずりに似た口ごもるような小さな鳴き声。
(参考 永岡書店「野鳥」真木公造著)・・・ 阿部 純
2022
2. 6
◎ 自然情報が届きましたので谷津田だより情報コーナーに掲載させていただきます。
◆◆谷津田だより情報コーナー【投稿】◆◆
《 たよりの感想 》 2022年2月3日、& 6日
①遅くなりましたが、何時も野鳥の情報ありがとうございます。
白鳥もカワセミも綺麗に撮れていますね。特にカワセミは魚を咥えているところは素敵ですね。
火曜日のメールのトモエガモも綺麗ですね。
最近、付近を歩いていたら、清水口の調整池の方から8羽の白鳥が南西の方向へ飛んで行きました。付近に餌をとるところが有るのでしょうかね? まさか江戸川まで行くことも無いでしょうが。
それとシジュウカラとセグロセキレイをよく見るようになりました。特にセグロセキレイは新鎌ヶ谷の駅の付近でも見られるようになってます。野鳥も人間社会に溶け込み始めているのでしょうか。( S市 T.K )
②何時もありがとうございます。こちらでは、ツグミが何時もより少ないようです。ツグミもコロナを避けているのでしょうかね。( S市 T.K )
《 白鳥の羽繕い 》 2022年2月5日
2/3に南側に居たときの羽繕いの様子を添付します。羽繕いしていたのは同じ1羽のみで、もう1羽の方は何事もなく見張り役のような感じでした。
くちばしを水面にこすりつけている動作はまるで犬が痒がっているようで滑稽に思いました。こんな様子でしたので飛ぶ準備なのかと思いましたが北帰行の準備としては早すぎですよね。なにか羽に異変を感じて広い南側でこのような動作をしたのでしょうか?その後はずっと北側にいますが羽繕いの様子は見ていません。写真は、T調整池の白鳥写真です。( i市 R.U )
(^_^;) いつも情報を送っていただくお二人のメールを掲載させていただきました。この数日、家の近所の調整池2カ所に行ってみました。そこにはカモが沢山いたのですが、どちらもほとんど見られませんでした。まだ2月初旬ですが早くも北への移動が始まったのでしょうか。皆さんの近くではどうですか?
※U調節池のカワウの営巣の写真を添付します。( Jより )
前に戻る 次に進む