連載小説
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3、「出会い」
ムラクモミレニアム 薬品準備施設兼実験所

アナザーの乗り込んだ車のエンジンが止まる。バタン!と音に続き車から降りる足音・・

しばらくして車から様子を伺う。

そこには辺り一面砂漠と化した・・さっきの町景色とは異なる物が目に映る

「ここは・・・ザーク砂漠か?」

ザーク砂漠。数年前に謎の爆発が起こりそれ以降、植物や動物類が絶滅したという怪奇な所・・・。
何かの兵器実験で起こったものとの噂もある砂漠だ。

「さて・・ここからどうやって中にはいるか・・・・」

アナザーは中にはいる手段を探していると1人の男が休憩なのかこちらに来る

【あ〜、あの荷物何がはいってるんだ〜。重い、臭い、ねちょねちょする。気持悪いったらありゃしねえぜ。しっかしもう1つ・・いや1人か?あれはよかったな、柔らかかったしそれに揉みごこちも最高だぜ、生きてたら1ッ発やりてえな!】

そういって男は汗だくの作業着を脱ぎ近くにある自販機へ飲み物を買いに行く

「あれだ!」

アナザーはその男の作業着を奪い、堂々と施設に潜入することに成功した。

「さて・・なにがあるか・・」



フェンリルとアインはムラクモの施設へと進撃する。

無駄なくシピーディーにこなす・・・任務とはそういう物。

「以上、作戦は貴方が奇襲。私は狙撃でバックアップ、制圧後アレを確保離脱いいわね?」

アインは冷静にフェンリル大尉に作戦をつたえる。

「くすっ。了解しました・・・」
ムラクモ施設移動から1時間以上すぎている、ましてフェンリル大尉の遅れで2時間・・これ以上は任務に支障がでる。

「制限時間は10分。10分すぎたら私も援護にいくわ・・・・、貴方には必要ないかもしれないけど」


すこし嫌味気のあるアインの言い方
「それは頼もしいですね・・・」

2人はACのブーストを吹かし施設へと奇襲をかける準備をする。


アインは長距離のスナイピングによる長距離射撃。フェンリルは両碗部のブレードによる奇襲。

「・・・・・・ミッションスタート」
アインの声でフェンリルが動く。

先ほどとは比べ物にならないスピードで施設に向かう。

そうするとムラクモの施設からアラート音が響く、アインの距離からでも聞こえるくらい。

フェンリルはブレードで施設のゲートを左ブレードで切断し、右ブレードで警備ロボを一刀両断する。時間わずか5秒

警備ロボのもう1体がフェンリルに銃口を向ける・・・刹那。

ガッ!

警備ロボの腕は吹っ飛んでいた。だがフェンリルは動いていない。

アインだ狙撃用レーザーライフルのレーザーが警備ロボの腕を捕らえたのだ。

警備ロボはもう片方の腕を出そうとするが其の前にアインの銃口が警備ロボの動力炉を捉えていた・・。


「おやおや・・滾っていますね、中佐」

「・・早く行きなさい・・ばか」

ツンデレというのだろうか。フェンリルも今のアインの発言に少し可愛げがあるなと思ってしまう

施設内に潜入したフェンリル、アレの「居場所」は解る。本能だ。

一番奥の部屋に行くと・・
そこにはACとは比べ物にならないくらいの巨大な機械兵器と呼べるような代物と1人のバイオ液に浸かった少女がそこに居た。
「おやおや・・また会いましたね・・」


「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」



巨大兵器は咆哮とともにフェンリルに襲い掛かる


巨大兵器は眼球を赤く光らせる・・。

11/07/02 21:39更新 / PF大佐
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まろやか投稿小説 Ver1.50