連載小説
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第十話 形だけの理想
「そろそろ着くわ準備して・・・」
目的地に着いたらしい
俺はACに乗り指示を待った

通信機からコールがかかった
「こちらエア。アッシュ、イシュタル応答せよ」
「こちらアッシュ異常なし」
「こっちも異常はないわ・・・」
「もうすぐ作戦ポイントに入る。各自ACを投下ポッドに収納し待期」
「「了解」」  
ACをポッドに収納し投下準備を完了し、通信が入った
『まもなく投下します。準備して下さい』
その時エアから通信が入った
「アッシュ1つだけ言っておくよ」
「何だ?」  
『カウント5、4、3・・・』
「君はもう、後には戻れない」
「何だと、何を言っている?」 
『2、1 投下』      
ACが収納された3つのポッドは遙か上空から地上へ一気に投下された
地上が見えてきたとこでポッドが開き3機の悪魔が地上に降り立った
そこはかつて本社だった建物と7、80近いACがいた
「こ、これは!?」
俺は驚きを隠せなかった
「アッシュ手加減はするなあいつ等は全員敵だ!」
「一人足りとも逃さない・・・」
二人は敵に向かっていった
「俺は、俺は・・・」
二人に遅れながら敵に向かった
自身の理想はもはや形だけになっていた・・・
10/03/02 19:31更新 / フィンレイ
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まろやか投稿小説 Ver1.50