花水木 ;泣いてなんかいられないっていうのもあって、あまりにもすごくて。

映画はひとりで観ることが多いというおふたり、最近よかった映画はなんだったんでしょ?

k; 最近観た映画はなんですか?
C ; なんですか?花水木さんー
花; えー、最近・・・3月は観てないんです、ここ一ヶ月、忙しくて、ほんとに観てなくて。。。
まー行けないのはしょうがないから、がまんしようかなーって。
えーなんだろー最近。。オペラ座?ちがう、オペラ座のほうが後だったかなー
花; 今年は『ネバーランド』がイチバンかな、自分の中で。
あ、『北の零年』もわたしは観たんですけど、残念ーってカンジかなー

k; 自然が、きれいって。。
花; うん、映像はね、四季の花とかね、雪もいっぱい、吉永小百合は、ああ、そうかーって。
k; ああ、そうか?
花; 年齢からいうと、ああ、きれいだなーって
k; アイヌの描き方とかがステレオタイプだってー
花; それとか、“ああじゃないよねー”っていうのが、北海道に住んでるとわかるっていうかね。
で、渡辺謙が、ヘン!

C ; へん??ふーん
花; えー、なんていうんだろう、男の人の、弱さとかいやらしさとか。。。
でもそういう風には宣伝してないじゃない?
渡辺謙が、妻思いで、かっこいい、切り開いていくっていうイメージでね、
だけど、結局は妻や子を置いて行っちゃって、みんなのために戻ってくるつもりだったけどーーー
もう観ませんよね?

C ; みません
花; だったら・・・(kibana注;この先はネタバレ話です〜)
静内から札幌に行って、自分たちの生活のために、何かを持って帰ってくるーっていう使命を
帯びていたはずなんだけど、病気で倒れちゃった。
その時に、助けてくれた女性と一緒に暮らすようになっちゃうとか。。。

k; 役がーいやなんですねーー
花; あ、そう、役がね、渡辺謙の役がいやー
あの映画の作りとして、渡辺謙の役が、とても不自然だったし、
なんかすっきりしないっていうか、観た後がね。
最初は、過酷な気候とか、子供が死んだりとか、いろんな大変なことがあるんだけど
最後は吉永小百合が、誰の手も借りずに、馬主になって馬に乗ったりして、自分の力でー
夫に裏切られちゃったわけだから、同士からも白い目で見られちゃうわけ、
帰ってこなかったじゃないかって。
妻としても、私を置いていったって、ね。
だから娘とふたりで、つらい立場に置かれちゃうんだけど、
そこで、アイヌの、私があまり好きじゃない役者さんのーえーと

k; ここで花水木さんの好みが明らかに。。。
C ; 男のひと?女?
花; 男・・・えと、えと・・・
C ; あ、わかった、えーとねー
k; ふたりでわかってないで(笑)わたしにもわからせてください。。。
花; 顔はここにあるのに、、、
C ; えーと大きい人。。。
花; ちょっとアウトローっぽい。。
C ; ん、トヨエツ!!
花; そう、トヨエツ!!(笑)
その、豊川悦史が、ほんとはアイヌじゃないんだけど、アイヌの姿をして、
吉永小百合親子をカゲながら助けてくれるっていうかっこいい役なの。
でも、それも考えてみれば不自然なの。
ほんとのアイヌのひとに、彼もかばってもらいながら身をかくしていてー
なんかねーああいう映画だから不自然なのが多いのかなって。

C ; どうもああいうーってどういうのっていっていいかわかんないけどね、
ああいう、読めちゃう、きっとこういう映画だなってわかっちゃうのは。。。
k; 観に行かないんですね
C ; その時点でもう行かない
花; 私が観に行きたかった理由はね、予告編かな?スタバトが流れていたのー
C ; えーー!
k; なくてはならないんですねー(笑)
花; 吉永小百合展で、過去の主演作品の映像をいっぱい写してて、
「北の零年」が流れてた時に、バックにスタバト(スタバト・マーテルという曲)が流れてたのね、
それで、もしかして映画の時もバックに流れてるのかなーって思ったけど、流れなかったの。

k; それは残念ー
花; COSMOSさんの最近の映画は?
C ; 私が一番最近観たのは、先週の今日かな?
えーと、とりあえずキノに行ったら『運命を分けたザイル』ってやってて、タイトルを見たときに、
これは絶対“私のみたい映画”じゃないなーって
k; ザイルって、あの、登山の綱?
C ; そう、でも、観たらすごかった、映画としては。どうやって撮ったの?って。
実話を元にしていて、遭難して戻ってくる登山の場面も、すっごい場面なのね。
なんていうの、登山靴の爪があるでしょ?一個の爪が、それが氷のほとんど絶壁にひっかかって
それで一歩ずつあがっていくんだから。それをホントに撮ってるー
花; えー、それはドキュメンタリーじゃなくて?
C ; えーと、モデルの人は他にいて、でも登山家の人が役をやっていたから、
並の登山映画とちがって、すごい。
で、クレバスー狭い溝みたいな所に落っこっちゃって、どうやって撮ってるんだろうって・・・
すごかった。
k; ほおー
C ; そうね、私が今年観た中では、『ネバーランド』と『君に読む物語』がよかったなー
3行で言えちゃう話なんだけど、割とよかった。
わたしはやっぱり、素直に泣けたか、笑えたかーっていうのが大きいかな。
花; んん、最初からぼろぼろーって場合もあるし、泣けない、悲しすぎて泣けないって時も。。。
C ; そう!
花; 泣いてなんかいられないっていうのもあって、あまりにもすごくて。。。
C ; それはちなみになんですか?
花; ふふ、『オアシス』って韓国映画の。。
C ; あれはね〜
花; 今の韓流映画とぜんぜん違う・・・・あの役は日本人の俳優さんじゃ無理ですね。
k; 大竹しのぶでも、無理?
花; ああーやっちゃうかなあ〜
C ; うーん、ちょっと無理かも。大竹しのぶはー大竹しのぶでしょ?うーん
花; 寺島しのぶのほうがー同じしのぶだ。
C ; あれはすごかったねー去年のベスト1が私も『オアシス』かなー
花; 『オアシス』と、あれでしょ?『ジョゼと虎と魚たち』
C ; はい、別格です、あれは。
k; あれは、池脇千鶴も朝ドラで観てたし、原作も田辺聖子で読んでましたー
でも原作のあるものって、映画でみちゃうのがいやでー

C ; ああーそれはわかる、うん。
でも、あれは全く違うから。。。ストーリーを追ってたりすると、違ってていやだけど。
k; 小節って、行間と行間のニュアンスっていうか。。
花; うん、想像できるからねーそう考えると、本を先に読んじゃうと、がっかりすること多いけど、
あれはね、別!

C ; 別だと思えばいいから・・・
k; おふたりともいいって言ってたから、気になって。
C ; あれはね、ウチの息子もけっこう映画うるさいんですよ、娘もうるさい!
そのふたりに薦めたら「すっごくよかった」って。珍しい。。
娘も「あれで妻夫木が好きになった」って。。
花; で、情報が。。。(笑
C ; んー妻夫木クン情報がいただけるようになって。。。
花; ははは
C ; 妻夫木はねーちょっとねー別格(笑)
ただキレイーとかいうんじゃない、なんていうの、なんだろうか、オーラじゃないし。。
花; ウォーターボーイズの時もね、すごいふつうの顔してて、
ぜんぜん、ねえ、ずばぬけてうまい演技でもない。。でも。。

C ; 引きつけるーね、なにかが。。。
ね、あんな笑顔でね、ねだられたら、なんでも買ってあげちゃいそう!
k; わははー

男性の好みはかなり似ている?お話は日本の妻夫木クンから、外国の俳優さんへと、かなりミーハーな方へ。。。

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