K ; 前に、掲示板にcosmosさんて底なしの人柄ーとか書いてたことありましたよね
ま ; ああ、ありましたねー
C ; ああ〜
K ; 私、今日は、その真意をぜひお聞きしたいって思って(笑)
ま ; いや、そんな
K ; いや、なんとなく私たちも似たようなことは感じてたんですけど、
ずばりなんか、その通り、そうそうーみたいな気がしたんですよ。
ま ; 素直に・・・深い気持ちで書いたわけじゃなかったんですけどー
C ; うちの掲示板に書いたんだっけ?
ま ; そうです。
C ; なんの話のときだっけ?
ま ; あのー壁紙の色の話ですよ、色をいろいろ変えてた時に・・・
C ; そうかそうか・・・底なし・・
K ; でも、あそこで「底なし」って出てくるのが、面白いボキャブラリだなあって。
C ; でも、当たってるかもね
K ; 何を称してそう思ったのかなーって
ま ; 何を、ってー?うーーーん。。。
ま ; 初めてホームページを読んだ時に、かなわないなあ〜っちゅうか、思ったんですよ、
日記とか読んでて、恥ずかしくなってきて、自分が。。。
K ; へえー
ま ; ほんとに、こんな立派なひともいるんだーって。
K ; 別に、あのーゲストだからって、持ち上げなくても(笑)
ま ; いやいや、そんなー
K ; 無限の広がりみたいな意味の底なし・・?
ま ; ちゅうか、自分がいくらがんばっても、追いつけない人だなって思って
K ; 私、この間、関西の若手のジャズアコーディオニストさんのものすごい演奏聴いて
こう、どんなことしても、私ムダかも・・・って弾く気がうせたことありましたよ。
C ; (笑)
K ; みんなに言うと、何いってんの、うまいひとなんかいっぱいいるじゃない〜って言われますけど。
それに似てるかな?似てないかなー
C ; なんか、つかみどころがない?そんなことはない?
ま ; (笑)
K ; そうとは違いますよね・・・
C ; 違うの?
K ; 日記を読んで、ですか?
ま ; 日記も、全部読んでますよ、エッセイも。
C ; それはそれは。。。
K ; エッセイ、書下ろしが欲しいと思いませんか?
ま ; ああ。。
C ; ・・・うっかり書けなくなっちゃったの。
K ; けっこう、30年前とかのなのでー
C ; あの頃はーそう、あの頃は子育てで家から外に出られなかったのよ。
それで、随筆を、随筆家協会っていうのに入りたくて、で書いてたんですよ。
だから、もう欲求不満の塊を、書くことでかろうじて出してたっていうか。
だからもう、ある意味、こう命がけだったんですよ。
でも、今はいっぱい発散しちゃってるから(笑)
ま ; あのーだんなさまとの・・・
C ; んん?なれそめ?
ま ; なれそめっていうか、なんか・・結婚したら変わったみたいな、
なんかそんな話あったじゃないですか、変わったっちゅうか。
C ; 私の平和論、ねー1975年・・8月
ま ; あの日がはじまりだった、っていうのがあって、それで、年齢このくらいだったんだーって。
K ; そのとき、ぼくはみっちゅでしたーって
ま ; そんなこと書きましたっけ?
K ; それで、3人とも子年だって・・トシがばれた・・・
ま ; ははは
C ; でね、結婚したら変わったんじゃなくて、正体をあらわしたっていうか。
それがもう一回変わったとこが、うちのだんなのすごいところなんですよ、
ちょっとほめとこうかなー
K ; ほぉ〜〜
C ; だから、ほんとに典型的なオトコ、だったの、結婚してみたらね、
で、もうラブラブで、もうほんとに出会ってしまったと思ってすぐ結婚したでしょ?
結婚した途端、いや結婚する前からだなあ、なんかこう、
横柄な態度を取ることが、オトコとして魅力的だと、まちがってたオトコだったんですよ。
K ; ははははー
C ; それで、結婚直前にグループで出かけて、汽車で向かい合わせになった時に、
私のハンカチを、貸してとも言わずに取って、自分の汗拭いて「ふん」て返したのー
もうむか〜〜って、私絶対そういうのだめで、
でもその頃はまだ、こんなことでけんかしちゃいけないとか思って我慢して、
その類のことが結婚してからいっぱいあって、そんでもう、毎日チェックを入れて反省会して(笑)
だからねあの頃の話し合いを録音して書いたら、
かなり掘り下げた夫婦論とか男女論・人生論だったりすると思う。
K ; ほお〜
C ; 毎日話してたの。だから、私が今考えているものの考え方とか、伝え方とかで、
あの時期にだんなとの会話で育ててもらったこといっぱいあるのね。
思うことは思うんだけど、言葉になかなかできなかったのが、
もうとにかくね、わかってもらえなくて泣くでしょ?泣いたんです、昔ね、若かったから。
そうすると、もう全然相手にしてくれないの。
泣かないでちゃんと言葉で言ってごらん、とか言うから、そうかーっとか思って。
それで、だから気持ちを言葉にするっていうところを訓練されたというか。
K ; だんなさまは、ディベートの・・
ま ; はいっ??あ、ディベート。。
C ; ディベートの指導者なの。
K ; だから、ねえ、議論の達人じゃないですか
そこで、丁々発止と渡り合えるって、・・・トレーニング受けたようなものですよね〜
C ; そうですねーだけど面白かったことがあって、
単身赴任でね、何年もいなくて、ま、2・3回行ったり来たりしたんだけど、
初めて戻ってきた時に、全然、言葉が通じなくなってたの、お互いに。
K ; えー!
C ; もうねえ、面白かったよ、あれは。
えーどうして、前だったらこのことで、こう言ったらこうなるって、それが当たり前だったのが、
どうしたんだろうねって。で、分析してみたら、
あっちはあっちで、そのディベートの、論理的に話をするっていうので面白くてしょうがなくてやってて、
私は私でだんながいないから、もう、ものすごい自由にどっぷり音楽の世界にいたじゃない。
だから、こっちはもう感性だけの人になってて、向こうがもう論理だけの人みたいになってて。
K ; 右脳と左脳。。
C ; そう、あれはでも面白かった。で、あの後でまた再構築したかもしれない、関係を。