西岳から星穴岳
 昨年の暮れ星穴新道から登って、星穴に行けず、宿題となっていた。
今回 5月連休の訓練を兼ね、妙義山表側、中之岳神社から西岳を通り、星穴岳からコルを懸垂下降して星穴につく。
このコースもザイルを持った人のみのコースだ。
星穴のコルから下って着いた時は結構感動ものだ。予想以上に大きい穴だ。
 登山実施  実施日(2005年4月24日) 
       
実施者   中村、村田、松本
 6 :00 マイカーで中の岳神社下の駐車場に着く。
 登攀の準備をして6:40出発。上の赤い鳥居をくぐり、
 急な石段を上って山道となる。
見晴台7:00 急坂を少し上ると見晴台。妙義独特の尖った岩峰が至る所。
    小休止後注意を促すロープの張られた山道を行く。
西岳8:10 西岳へは最初から50m懸垂から始まった。ほとんど下まで
    下る。小木が多く、ザイルをのばしながらの下り。回り込む。
    西岳頂上からは反対から東岳に登っているパーティーが見え、
    お互い手を振り合う。逆方向は星穴岳とP3のシルクハット峰が
    待ちかまえている。
岩小屋10:00 大きく張り出したハングの下で小休止。雨が降っても大丈夫。 
星穴のコル 岩場をトラバースやら、登ったり、懸垂したりで、コルまでくる。
   11:45 結構距離は短いがザイルを伸ばすことが多く、時間がかかる。
   コル手前の稜線上の太木に残置シュリンゲがあるが射抜き穴への
   下山地点か。
星穴岳11:50コルから滑りやすい両側が切れた登り。途中から星穴の
   一部が見える。頂上は狭く、2人が居ることができるくらい。
星穴12:45 戻ってコルの太木のシュリンゲに不安の為、1本追加して
   45Mザイルをつなぎ25Mくらいの懸垂。
   上から覗くと下が見えなく、垂直の懸垂だ。心配の為、ザイルに
   シュリンゲをプルージュク自己確保して下る。
   最後5m位は空中懸垂となる。降りた地点は岩が風化して、
   滑りやすいので注意。
   大きい、大きいとっても大きい。
中の岳神社15:00 下りは急な沢下りだ。何度か懸垂を繰り返しての下り。
   太木のビニールテープを頼りに、沢を、枝尾根を下り、
   最後は少しずれ、車道に飛び出した。
   まあ、そこそこのルートファイディングとしよう。
星穴岳
西岳から星穴岳を望む
 昨年暮れ、ひとりで星穴新道から初めてきたが時間切れのため、
登頂できなかった。
今回仲間3人で来て、2度目で星穴までこれた。
このコースも熟達者コースだ。ザイルをつけないで登ることはさけたい。
落ちたら大事故になりかねない。必ずザイルを2本持って登りたい。
初心者が居れば、懸垂時確保する意味でも3本もって行くと安心だ。
 下りは沢沿いに下るが下の駐車場を目印に左、左とルートを探して
行くことになる。
ですが本当に楽しいコースだ。
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過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
感動の星穴全景。