H14.9.15更新
八ヶ岳・ジョウゴ沢左俣
実施日(1993年3月14日) 実施者 中村、中島、飯島、御津園
八ヶ岳お決まりの氷雪コース。赤岳鉱泉より大同心、小同心を見ながらジョウゴ沢に入り、易しい左俣に入る。
12本歯アイゼンとダブルアックスで登る。氷が硬く、小気味よい。アイスハーケンが入らない。スクリュウハーケンが
良い。どのようにルートをとったかは記録無し。
6:15美濃戸口 9:15ジョウゴ沢に出発 17:50 赤岳山荘テント場に戻る
丹沢・水無川本谷遡行 実施日(1993年6月 日) 実施者 中村、山口、土橋、西片、増村、
戦後から登攀ルート開拓をしてきた70才の現役とともに何度目かの本谷。新大日から塔の岳に登る。
年寄りは元気だ。
時間は記録無し。
北アルプス・前穂四峰正面 松高ルート
実施日(1993年8月) 実施者 中村他数名
山岳会集中登山ということで前穂高岳四峰正面を集中登山した。生憎私ともう1人は遅れて入山となり、
涸沢で合流する事になった。先発隊は北穂南陵でテント場をベースにし、前日滝谷を登攀している。
私たちは午後涸沢に着き、テントを張って待っていると先発隊が夕刻南稜を下ってくる。
翌日は早立ちし、前穂にむかって雪渓を詰め、北尾根五・六のコルより奥又白側に入り、四峰正面のC沢を
回り込んで取り付く。運動靴の為雪渓に足を取られる。
甲南、松高、北条・新村ルートと別れ登攀開始。私たちの松高ルートは草付ルンゼからはじまり、核心部は
松高ハング上の凹状だが,あぶみまたはシュリンゲの4,5回の掛け替えで乗越。確認の為ハーケンを触ると、
抜ける。注意してあぶみをかける。
登攀後待っていても北条組がこない。エールを送っても帰ってこない。すでに暗くなって待っていると岩場の影で
明かりが光る。聞いてみると無線をかけても繋がらないので互いに心配していたとの事。暗くなって北尾根を
ヘッドランプで下る事になった。
遠くが見渡せないので一部懸垂下降をして下る。真夜中涸沢テント場に到着。次の日はゆっくり下山する。
時間詳細不明
1日目
6:30頃上高地 10:00頃横尾 13:00頃涸沢
2日目
5:00頃出発 11:00頃登攀開始 16:00頃登攀終了点 多パーティー待ち。
19:00頃下山開始 20:00頃涸沢
3日 10:00頃下山開始
北アルプス・北方稜線から剣岳
実施日(1993年5月1〜5日) 実施者 中村他数名
剣岳は冬季は富山側馬場島からが入山口となる。白萩川沿いに進み、赤谷尾根に取り付く。2000m地点で1日。
最初の日から風雪が強い。2日は赤ハゲ、白ハゲを越え、風が強くなり大窓でテント。ザックの中の水筒が凍っている。
午後停滞。
3日一日中停滞。寝袋の生活。トイレに行くのが面倒。4日大窓の頭、小窓の頭は池の谷側を巻きここでは落石あり、
スタッカットにて行動。三の窓でテント。5日三の窓から凍った急な稜線を登る。1時間半で剣岳頂上。雪一面。
頂上で雪洞を掘っている猛者もいる。下りは早月尾根だが最初の下りが岩場。ザイルを固定し、注意して下る。
伝蔵小屋まで来ると後はゆっくり下山するのみ。富山に出て、長岡で乗り換え、東京に戻る。
5月1日 5:58滑川着 6:40上市 8:30馬場島発 9:30水取り入れ口 14:30 2000m地点
5月2日 4:50出発 5:40 2200mピーク 8:40白萩山 10:30大窓その後停滞
5月3日 停滞
5月4日 5:40大窓出発 6:50大窓の頭 8:00小窓の頭 13:30三の窓
5月5日 4:30三の窓出発 6:00剣岳 9:30伝蔵小屋 12:30馬場島 14:36富山発