8月2日(日) “竹田監督が北米被爆者を追ったドキュメンタリー映画、広島と長崎で試写会”

映像作家の竹田信平さんがこのほど訪日され、広島と長崎で試写会をされますので、是非沢山の人にみていただきと思います。
竹田さんはメキシコ在住で北南米の被爆者を訪ね精力的に取材を続けておられます。
今回、北米の被爆者を基にドキュメンタリーを完成されました。
竹田さんは去年、ブラジル移民100周年に合わせた南米で始めての本格的な原爆展会場の設置をされ一ヶ月に及ぶ原爆展を成功に導いて下さいました。
→ ブラジル海外原爆展 「原爆 - 1945:広島、長崎」
彼の様に若い人が必死で核がもたらした傷跡を確実に後世に伝えていこうとする、その情熱に私達は心から感謝し、勇気づけられています。
(渡辺 淳子)
“ヒロシマ・ナガサキダウンロード”
竹田信平監督の在外被爆者を追った長編ドキュメンタリー映画(75分)。
2009年8月緊急初公開。
◆ 広島特別試写会
8月8日(土)6pm 広島平和記念資料館 (予約不要、入場無料)
◆ 長崎特別試写会
8月10日(月)7pm 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 (予約不要、入場無料)
趣旨:
終戦後、かつての「敵国」アメリカに移住した被爆者たちがいた。原爆の記憶に苦しみ、後遺症への恐怖に怯えながらも、アメリカの大地で半生を過ごしてきた人々。あの日の出来事を、誰にも語ることなく時は過ぎようとしていた。
2009年、春。「自分」を模索し続ける青年2人が、 日本人の記憶の奥底に刻まれているヒロシマ、ナガサキを辿る旅に出た。 原爆を体験していない世代が、頭だけではなく心で感じることは、可能なのか。残された世代は、被爆者から何を受け継ぎ、伝承していくべきなのか。アメリカ西海岸を南下しながら在米被爆者と共に笑い、共に泣いた彼等が、最終的に到達した答えとは。
過去5年間、南北米大陸へ渡った被爆者を収録し続けているメキシコ在住の竹田信平監督初の長編ドキュメンタリー映画。広大なアメリカ西海岸を背景に、在米被爆者の魂に迫るロードムービー。
監督:竹田信平
プロデューサー:若松英治/竹田信平
製作会社:Atopus Studio
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