2月1日(日) 〈『中国新聞』より−〉森田会長、広島平和記念資料館で講演

 当協会の森田隆会長は1月31日午後1時から、広島市の広島平和記念資料館(東館地下会議室)で「森田隆さん半生を語る」と題する講演を行いました。

 これを2月1日付『中国新聞』が報じてくださいました。以下に紹介します。

(ホームページ管理者)

伯の被爆者協会長が半生語る
(「中国新聞ホームページ」2月1日付から全文抜粋)

 ブラジル被爆者平和協会(旧在ブラジル原爆被爆者協会)会長で広島市佐伯区出身の森田隆さん(84)が半生を語る会が31日、広島市中区の原爆資料館であった。市民ら約90人が被爆や移住、被爆者運動などの体験談に聞き入った。

 当時、憲兵だった森田さんは爆心地から1.3キロで被爆。大やけどを負いながら2日間廃虚を歩き回り、2年後には白血球が異常に増える症状に苦しんだ。「奇跡的に生かされたという実感が私の原点」と語った。

 1955年にブラジルへ移住し、84年に同協会を設立。訴訟などを通じて日本の被爆者との援護格差解消を目指す活動が始まった。「同じ被爆者なのに政府は国外へ出た日本人に冷たかった」と、悔しさを思い起こしながら振り返った。

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