12月12日(火) “厚労省から朗報 「医療保険未加入者にも医療費を助成、来年度から」”

 在外被爆者保健医療助成事業について、次のような連絡が厚生労働省からありました。

平成19年度の事業からは
「南米地域については、これまでどうり医療保険の保険料を助成対象とする取り扱いは変更致しませんが、何らかの事情により医療保険に加入されていない方々については、医療費の自己負担額を助成対象とする
取り扱いに改正し、皆様のご要望にお答えしたいと考えています。

 と言う書簡をいただきました。

 これで支給される人と支給されない人の格差が無くなると本当にホットいたしました。
 今年4月に厚生労働省の係官と話し合って断られた問題だけに安心致しました。

(盆子原 国彦)

(『中国新聞』ホームページ12月16日付掲載分より)

保険未加入南米被爆者を救済

 国の在南米被爆者支援の保健医療助成を多くの被爆者が受けられない問題で、厚生労働省が来年度から医療保険に未加入の被爆者にも助成する方針であることが15日、分かった。
 改正を求めていた現地の関係者は「被爆者間の格差が解消される」と歓迎している。
 南米では経済的理由などで保険未加入者が多く、助成を受けられない問題が生じていた。
 厚労省は、医療費の自己負担分を直接支給する方向で検討している。

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