8月8日(火) “8月の、平和の祈りinブラジル〜4都市からの報告”
6日 ブラジリア
日本の暑い夏。昨年も6日は(広島滞在中で)暑い日でした。
今年は(冬の)ブラジリアで快適な日を迎えました。
森田会長と2人、9時半現代文化スペースの会場で、飾り付けの途中を写しながらのTVのインタビューを受けました。午後も含めて3社のTVインタビュー。
ブラジリアでは午後6時から、600名の招待客を招き「広島平和のメッセージ」と題して、
・ 広島原爆資料館にあります被爆者が書いた中から選ばれた86枚の絵のコピーと、森田会長が描かれた10枚の絵の展示と、
・ 1995年フェルナンド エンリッケ カルドーゾ大統領が日本を訪問した時、広島祈りの石の会から贈呈された「平和を願う婦人像」を掘り込んだ石が展示されました。(この石は広島の爆心地から200メートルはなれた相生橋付近の188個の電車の敷石で、世界各国が夫々持ち合い平和の意義を再考していただくために作られたもの)
・ その他ブラジルの映像作家、Rachhel RosalenさんのBLACK RAIN#AN ANTI WAR PROJECTと題する展示、
・ 又 日本大使館から、日本の着物、鎧、金閣寺などの模型も飾られ、ブラジリアに住む子供たちの太鼓の演奏なども行われ、9月19日までの展示会の幕が開かれました。
これはサンパウロ大学、日本大使館、ブラジリア大学が共催で開くもので、当日はまたブラジリアの連邦区がこの日を記念して8月6日を平和の日と定めた記念する日ともなりました。
又 長崎の高校生一万人署名運動を引き継いでこの期間中会場で学生たちが署名運動を行うことになりました。
6日 オザスコ(サンパウロ州)
サンパウロ市に隣接するオザスコ市でも平和式典が開かれました。
6日 サンパウロ
サンパウロでは西本願寺で8時から被爆者と一般の方々のお祈りが行われました。被爆者協会が出来てから一度も欠かすことなく行っています。
9日にはサンゴンサーロ協会で11時からミサがもたれます。
5日 フロリアノーポリス(サンタカタリーナ州)
サンタカタリーナ州、州立大学でも「絶対に広島や長崎を繰り返さないで」と題して8月5日午前9:30〜17:00時まで、広島で落とされた原子爆弾の被害状況、その後の世界の原子爆弾開発状況、とかサンタカタリーナ州の日系社会のことなど数名の大学教授、日系農業者などの発言も含めたセミナーが開かれました、最後に黒沢明監督の「8月のラブソデイー」?・・も上映されました。
このような事がブラジルで開かれたことをお伝えします。
(盆子原 国彦)