12月1日(木)〔@〕 “高校生一万人署名運動 ブラジルの高校生も長崎に負けず頑張っています”
先週はオブジェチーボ・タマンダレー高校に被爆体験を話しに行きました。
この高校は東洋街の中心と言う事で、1000人の生徒のうち60パーセントが東洋人と聞き驚きました。予備校もあります。
昨日はETF Prof. Camargo Aranha高校に被爆体験を話しに行きました。
この高校は州政府が間接的に援助していて、授業は午前中、午後、夜間と三部に分かれていて、午後は普通科、夜間は工業科というように分かれていて、授業料は要りません。夜間に通う生徒はほとんど昼間働いていて熱心だそうです。卒業すれば直ぐ就職できるそうです。生徒数は3部で3000人との事です。
被爆体験は小講堂で行われ180人の生徒さんが聞いて下さいました。森田会長は大きな声で原爆の悲惨さを、そして平和の大事さを話され、生徒の中には涙を流しながら聞いている姿が印象的でした。
またこの高校では事前に長崎の高校生「核兵器の廃絶と平和な世界の実現をめざす」1万人署名運動に協賛して、生徒達が街頭に出て約一万人の署名が集まりそうだとの報告を受けました。
出来たらこれは私達の願いなのですが、来年長崎の高校生が署名を持ってスイスのジュネーブにある国連本部に行かれる時、この運動に賛同して頑張っているブラジルの高校生の誰かを一緒に行かして上げたいと考えています。
(盆子原 国彦)