11月23日(水) “日本政府からの医療費助成にあたり、会員に緊急アンケートを送付”

 現在 日本から被爆60年にして初めての実態調査の書類を受け、多忙な明け暮れを送っています。

 会では11月23日に被爆者会員に対し、(国の被爆者実態調査とは別に)次のアンケートを送付いたしました。
 これは医療保険助成事業に関する会員の意見を知るためのアンケートです。

 被爆者協会会員 アンケート

2005年11月23日

拝啓 お元気でお過ごしですか、今年も早くも終わりにちかづきました。
 さて ご存知のように私達、在外被爆者に対して日本国政府より60年にして初めて「平成17年度 原子爆弾被爆者実態調査(国外用)」が実施され用紙が日本より被爆者に直接配布されています。まだ受け取っていない方は 至急当協会に問い合わせてください。11月30日までに投函するようです。在外被爆者は残らず申請して国内と同じ援護を受けましょう・・・・・。
 次に保険医療制度について・・・・。

一、 あなたはブラジルのコンベニオ(保険会社)に加入していますか、次の□の中に○印をして下さい。
   □ 保険に入っている
   □ 保険に入っていない

二、 今回 領事館にて被爆者の為の諸手続きが出来る事になり 其の為に指定病院を決めるようです。予定では「サンタ・クルース病院と日伯友好病院」となっています。あなたが選ぶ病院に□の中に○印をしてください。
   □ サンタ・クルース病院
   □ 援護協会(日伯友好病院)

三、 保険に加入している方に質問いたします。
   指定病院が決まった時に貴方はそちらに変りますか、今まで通りの保険を続けますか。
   □ 続ける
   □ 指定病院に変える

四、 年の初めに日本から送られた在外被爆者保険医療助成事業について・・書類を
   □ 受け取り送付した
   □ 受け取らない

五、 今月被爆60年原爆被爆者実態調査(国外用)の書類を
   □ 受け取り送付した
   □ 受け取らない(至急 協会に連絡下さい)

 日本よりの書類は今後の援護対策の対象になる重要書類に成りますので送付をして下さい。
 内容についての質問は協会にお尋ねください。
 指定病院が決まりますと急病の場合に直ちに入院・治療が出来安心して老後が送れます、その費用は病院と日本国の関係機関の話し合いで決めて頂くことに努力しています・・・。
 被爆60年私達ブラジル被爆者は変動の年でした、今までにないブラジルの報道機関が原子爆弾の残虐性を特集として報道しました。私達夫婦も二回、二月、七月訪日いたしました。広島、長崎の式典に参列、広島高等裁判の時効裁判の証人として402号通達の無効を訴えました。帰途ニユーヨーク空港にて妻が体調を崩し緊急入院、三日後にブラジルに帰りました。老齢化の旅は危険であると実感いたしました。
 この、アンケートは至急に送り返して下さい。

在ブラジル原爆被爆者協会  森 田  隆

貴方の氏名:
電話番号:

(森田 隆、盆子原 国彦)

← 11月8日 へ戻る          12月1日〔@〕 に進む →