8月8日(月) “祈念行事 いろいろな人々から励ましの言葉 決意を新たに”

 8月5日(金)

 19時30分より、ジョウジ羽藤・サンパウロ市議の主催による「平和の日」祈念式展がサンパウロ市議会で開かれました。

 広島県人会、長崎県人会、沖縄県人会始め サンパウロ総領事、日系団体の代表者が出席して、原爆が投下された8時15分に合わせ1分間の黙祷を捧げ、南米大神宮による神事が行われ、広島県人会の神楽、沖縄の太鼓と催されました。

 協会からはやす子さん、岡田公生さん、岩崎清孝、渡辺と出席しました。
 森田さんの代りにやす子さんが花束を頂き、私達被爆者もいただきました。

 8月6日(土)

 8時より西本願寺で原爆投下追悼ミサを行い、今年は21名出席しました。
 毎年だんだん少なくなり寂しくなります。

 11時よりサンパウロ大学(USP)の主催による原爆絵画展示会「ヒロシマ 証言と対話」。
 広島の被爆者が被爆当時の記憶を描いた絵画を撮影した広島平和記念資料館所蔵の86点と、森田会長の描かれた10点が展示されました。
 その開会式にやす子さん、岡田公生さん、岩崎清孝、渡辺と出席しました。

 会場はイピラプエラ公園のビエナル館3階で、10月9日まで開かれます。
 7日には900人の来場があったそうです。

 今回の事で協会との連絡をとり奔走してくださった同大学歴史学科博士課程のタケウチ・ユミ・マルシアさんは
「原爆について知る機会がブラジルでは少ない。
会場で核兵器廃絶署名活動も行い、戦後60年に改めて平和を考える場にしたい」
と話しておられます。

 今日8日(月)は午前11時にやす子さんとイピラプエラの原爆絵画展示場にテレビ局グロボ(O Globo)の取材で行きました。
 同会場ではあらかじめ折っておいた折鶴を会場に来た人に一つずつ渡し、木につるしてもらっています。
 2ヶ月の間にはたくさんの鶴が木で羽ばたいていると思うとひじょうに楽しみです。

 明日9日(火)は長崎被爆の追悼ミサがサン・ゴンサルベス(Sao Goncalves)教会で朝11時からあります。

 森田会長、盆子原さんの留守中 ブラジルの留守をあずかっている我々は本当に沢山のいろいろな人から励ましの言葉をいただき 決意を新たにしています。

(渡辺 淳子)

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