9月23日(木曜日)
今日は、列車でケルンへ行き、一日観光して、夕方デュッセルドルフに戻ってくるというスケジュールです。明日は帰国するので、今日が実質的にドイツ最後となります。
ケルンといえば、ケルン大聖堂。非常に巨大な建物なので、ライン川の対岸くらいまで離れないと全体像を写真に収めることはできません。
(写真:ケルン大聖堂)
ケルン大聖堂内部は、なぜか撮影禁止ではありませんでした。柱や壁に施されたの彫刻や、細かいステンドグラスを見ていると、その厳粛な雰囲気に圧倒されると共に、当時のキリスト教会に良くも悪くも権力が集中していたのだなぁということについて、いろいろ考えさせられます。
(写真:ケルン大聖堂の祭壇と、ステンドグラス)
ここケルンとデュッセルドルフの2つの街は、昔からお互いにライバル心を燃やしてきた間柄のようです。デュッセルドルフにアルトビールがあれば、ケルンにはケルシュビールという地ビールがあります。早速飲んでみました。見た目は日本のビールと同じ黄金色。味は日本のビールよりも甘い・・・というか、濃い感じ。おいしくて飲みやすいビールでした。
夕方、デュッセルドルフに戻りました。夕飯は「アイスバイン」を食べてみようという話になりました。これは塩漬けにした豚肉の塊を丸ごと茹でたもので、ドイツのこの辺りの名物料理だそうです。せっかく食べに行くのなら評判の良い店がいいねということで、親切なホテルのおじさんに「アイスバインを食べてみたいんだけど、どこの店がいいかな?」と聞いてみました。すると、我が意を得たり!とばかりに「アイスバインか!それならいい店があるんだよ!!“シューマッハ”という店でな、行きかたはホテルを出たらこう行ってここで曲がって・・・」と丁寧に解説してくれました。・・・って、シューマッハって、私達が昨日行った店じゃん(笑)。昨日はよく知らないで適当に入ったんだけど、地元の人が太鼓判を押してくれた店ということで、改めてシューマッハへ出撃。
店内は夕食時ということもあって、混雑していました。テーブルに着くと、やっぱり問答無用でアルトビールが出てきます。アイスバインとソーセージ類の盛り合わせセット3人分を頼んだら、出てきたのがこれ。とにかくひたすら豪快!見た目は無骨だけど、豚肉がとろけるように柔らかくて、とても美味しかった。
(写真:アイスバイン盛り合わせセット)
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