とものお花知識 知っとるけ〜 コーナー



お盆の花
  

大阪はハスの花を中心に入れますが、地方によってはホオズキを入れるところもあるよ。

なぜ、ハスを入れるのかって。

ハスの葉っぱに乗ってお釈迦様に少しでも近づきたいとか。

ハス:流浪 たみちゃん

下草は、お釈迦様の後ろの後光の輪を意味し、大菊の白は、頭。大菊の黄は、胴体。中心のカーネーションや、ハスの赤は心臓や魂とか。スターチスの紫は、座禅の足を意味してるんだよ。座禅の紫は、昔は仏様か、位の高い人にしか使ったらダメだったけど、亡くなったら仏様になるので、紫のスターチスをいれるんですね。

仏壇の中からこの世が見えるように、仏花に五つの色を入れるようです。その時、白い花は、見えないと言われ、五色など奇数の色を入れます。

盆、正月、春の彼岸、秋の彼岸は10色と言われているのは、あの世にいった先祖に四季の報告だとか言われてるよ。
ほおずき:季節の花 300

昔は、49日までは、色花は、入れなかったようです。この世に未練のない人はいないのですが、あの世に行く時に後ろを振り向かないように、白一色だったんですよ。今は寂しいからと言って、色花を入れてしまうみたいだね。

仏教の世界は奥が深いから、宗派によっては違うけど、先祖を敬い感謝する気持ちは大切ですよ!!


  
お花の写真をお借りしました
次回、お楽しみに!  とも