パッシブ・ネットワークの装着 &
スピーカー・ケーブルの引きなおし
(2005 Feb.)


ツィーターの移設&角度付けでいくらか改善された高音域の違和感ですが,やっぱりまだびみょう。
そこそこの出費に抑えつつさらなる改善を狙ったのが,コレ。



ケーブル。スピーカー・ケーブル。
ネットオークションにて16ゲージ(1.25sq相当)を10m購入。
いろんなところから『純正ケーブルから替えるだけで音質は一変』とよく聞くので,それを信じて今回はかなり安価なものを選択。あとは今後の予算とコダワリ次第。
ちなみにこのケーブル,被覆がやけに硬く,配線が非常に難儀です。。。
今回Fスピーカー用に調達した,Nakamichiのパッシブ・クロスオーバー・ネットワーク「SP-65C」。
ネットオークションにて購入。発売時期は判りませんがどうやらけっこう古い(=ナカミチ気合入ってる)のは確かなよう。スピーカー本体よりもグレードが高いのも確か(^^;
ふつうセパレートスピーカーに付属の「ネットワーク」というと,多くはツィーター側にハイパスフィルター(高音域のみ通す)があるのみですが,これはミッド用のローパスフィルターもついてます。
ということは,「実は今までミッドSPには全音域が入ってました」というのが解消。
Nakamichi SP-65C。
ネットワークの設置場所。W95mm×D70mm×H35mmということでなかなかかさ張るので,両前席の下に設置(特に固定はせず)。「今後の整備性」と「運転中の安全性」の両立をねらった結果,ケーブルの配線場所は・・・フロアマットの下_| ̄|○
まぁ見た目が煩雑になるわけでもないし音質への悪影響も出ないだろうし。。。
ネットワークからミッドSPへのケーブルは,ドア・ハーネスに沿わせるようにして配線。運転席についてはキーレス用アクチュエーターの線とまとめて配線。
ダッシュ・ロアパネルを外したりちょっとオオゴトになるけど,あとあとの見栄えを考えるとここで手抜きはイケマセン。
ミッド用ケーブル。
ツィーターの18ゲージケーブル。ツィーターへのケーブルは,ドアモールに沿わせるように配線。これまた,運転席についてはレーダー電源線と並行させるように。
じつは,ツィーター純正ケーブルは長さが足りなかったこともあり,sa2さんから頂いた“BELDEN 708MK2”というケーブルに仕様変更。18ゲージということでひと回り細いけれど,値段はこちらのほうがよっぽど高い。。。しかも被覆がしなやかで扱いやすい!
『ツィーターのほうがいいケーブル?』というハナシもまぁあるんですが,そもそもの動機が「高音域が耳障り」ということなので,まぁこういう選択もアリかと。
ちなみにこれがSP付属のネットワーク(ハイパスフィルター)付属ネットワーク。

デッキからのネットワークへの配線は,先述の16ゲージケーブルにて。
純正SPケーブルに繋がれていた出力配線を繋ぎ替えてきます。
デッキ〜ネットワーク間のケーブルはセンターコンソール内側に通します。

激変っぷりに笑っちゃったぜ!! ( ̄ー+ ̄)

今回ケーブルとネットワークを同時に換えてしまったので
どちらの交換による効果なのかは不明ながら,とにかくビツクリするほど音質が向上。
今までの「左右それぞれにモノラル出力」的な張り付き感はもはや皆無。
ボーカルや楽器が“上下左右”どこから鳴ってるのか,ビシッと特定できるようになりました。
デッドニング効果も,今ままではろくに引き出されてなかったんじゃないかな。。。

現状でかなり満足度は高くなりました。
今後さらに発展させるとすると・・・『アンプ外付け』とか『サブウーファー装着』とか,
そこそこの投資が必要な域に入りそう。

耳障りな音質がなくなって,運転中のストレスが軽減だね☆ <いやホント。



改造日記TOPへ。

HOME。