Dラー試乗記



三菱アウトランダー G (スポーツモード6CVT)
(2005.11.13)

久々となる三菱渾身の新規車種。エッジの利いたデザインとソリッドカラーによって車体サイズをあまり感じさせない(でも実際の全幅は1,800mm)。正直言ってこのデザインは,アリ。ブーレイ顔の呪縛も解けたしね。
  • 2.4L・170psのMIVECエンジンは,なかなか軽快感あったけれどもワクワクはしない。車重等もろもろあって,「フツウ」かな。
  • サードシートは,実際座ってみたけど失笑モノの狭さ。クッションは薄っぺらくて「ココにフレームが通ってる」というのが分かるw まぁ,Dラー自ら「緊急用」って声を大にして言ってたので(^^ でも差額たったの¥20kで乗車定員2名増えることを考えれば,じぶんであればこのオプション付けると思います。
  • 大感動ってか衝撃的だったのは,6CVTのパドル式マニュアルモード。過去,+/-シフトレバーやステアリングスイッチのマニュアルモード付車は乗ったことあるけれど,いざ使うときにどうも「無意識の操作」が出来ない。「あれ,シフトアップってどっち向きに押すんだっけ?」みたいな。。。 でもパドルシフトは1分と掛からずに身体が慣れた! しかもCVTだから(もともと無断変速であるのをムリヤリMTに模してギヤ比区切ってる),マニュアル変速のレスポンスがすごくいい! コレならATで妥協というのもアリかなぁ・・・と真面目に考えるほどの衝撃を受けました,個人的には。
    発売1ヶ月にして目標月販5,000台に対し受注30,000台突破なんだとか。いま注文しても年末納車なんだとか。「初期ロットとはいえ今のウチに不具合発生は許されません。」だそうです(^^;


  • スバル・フォレスター 2.0XS (4AT)
    (2005.11.13)

    よくあそびに行く(とはいえ,久しぶり)スバルのDラーで,アウトランダーの比較試乗ということで乗せてもらいました。アウトランダーのカタログを賄賂に(!)
  • たまたまあったのが2.0LのSOHC140ps仕様だったので「車重あるし遅いですよ」と恐縮されたけど,いやいやそんなことはなくて。吹け上がりがすごく良くて,それなりに回転数引っ張るけれども,回したぶんちゃんとスピードがのるというダイレクト感があり,感覚的にはとても軽快。ボクサーエンジン共通の最大の美点は,この吹け上がりの良さだと個人的に思ってます。高回転型であるはずのセフィーロRBエンジンでも街中で3,000rpmまでひっぱると「けっこう回してる」感じがするけれど(アウトランダーも同様),ボクサーエンジンは4,500rpm以上回してようやくそういう印象をもち始めるといった感じ。


  • スバル・アウトバック 2.5i (4AT)
    (2005.11.13)

    ATのみのラインナップという致命的欠点さえなければ,見た目もコンセプトもレガシィシリーズで最も好きなのがコレ。アウトランダーはコレとフォレスターの中間的位置づけになるんじゃないかということでハシゴさせてもらいました。
  • コレの試乗自体はもはや初めてじゃないけど,やっぱり,視点・ドラポジ・内装の雰囲気等々3台中もっとも乗用車的で落ち着く。高級感も過不足なし!
  • フォレスターと比して50kg重く約30psパワフル。・・・ギア比やアクセル開度のセッティングなのかなぁ,フォレスターと比べるとずいぶん吹け上がりが大人しい印象。それと表裏一体で「気がつくとスピードが上がってる」という印象もまた。3台中最もジェントル(不思議ともっさりした印象はない)な感じだが,これは今後仙台〜名古屋片道700kmも苦にならないのでは?という訳ワカメな結論で終了。ぜひともこのエンジンをMTで乗ってみたい。。。 ・・・・・・アウトバックのATがパドルシフト付になれば・・・(以下,妄想)


  • スバル・レガシィ 2.0R (4AT)
    (2005.07.28)

    レガシィのなかで最も興味あるグレードだったのに,これまで試乗の機会に恵まれず・・・ 改めて試乗車リクエストしてみたところ,社員の方の自家用車を貸してくださいました(Dラー勤務だと,そういうの前提に保険加入なんかもするらしい)。B型のAT。NA180ps。ドノーマル。率直に言ってかなり(・∀・)イイ!! 上位グレードのGTには繊細さ・静粛性など若干劣るものの,ノンターボらしい軽快な吹け上がり。セフィーロがターボ&MTだから,比較して相当もっさり感じるかと思いきやそれほどのこともなく。イモビライザーやらランバーサポート付パワーシートやら,オプションでも選べない装備格差は出てしまうものの,必要十分というかかなり楽しめそう。実は就職して最初に買うクルマ,何か気が変わって中古物色しないかぎりはNA車にしたいと思ってます。それでセフィーロのターボ感が恋しくなれば,さらに次の車でターボを選択すればよいだけのこと。


    スバル・レガシィ 2.0GT specB (5AT)
    (2005.07.28)

    2.0Rとの比較試乗を熱望したところ,これまた社員の方のクルマでした(^^; これまたB型ATで,260ps。今度はドノーマルではなく,ホイール・マフラー・シートは社外品。2.0Rと1インチ異なる(純正で18インチ)こともあってか,出だしでまず「ハンドル重いか?」という印象。絶対的パワーは2.0Rより80psも上回るものの,なんだか吹け上がり“感”では劣ってるかんじ。速いゆえ,思い切ってアクセルを踏めないというのもあるのかも。そんなわけで,じぶんにどうやらGTは必要ない,という結論がでました。次車がレガシィであるかぎり。 ・・・もうかれこれ半年近くもマターリと放置してたことに手をつけました。さしあたって成功とは言いがたいけれど長い目で見るべき・・・かな。


    三菱ランサー・エボリューション\ GSR (6MT)
    (2005.05.14)

    kaiteki GT-R』に管理人てつさんによる試乗記があったので,ちょいと触発されてみました。 ・・・土曜の午後に行ったのに,客はじぶん1人・・・(まぁ,これは後述ということで。)
  • まずはっきりと感じたのは「足が異常に硬い」ということ。インプレッサSTI ver.にも乗ったことはありますがここまでは硬くなかった気がする。ここまで硬くなくても・・・と思うのはワタシだけですかい? いくらクルマ好きでも,奥さん妊娠とかしたらこれは買い換えねばアカンです。
  • エンジンのほうは,そりゃもうトルクフル。殆どペダル踏まないのにあっという間に振り切っちゃう感じ。
  • 目立つ振動やがさつな音こそないものの,「元気のいいEgサウンド」ではあっても心惹かれるほどの音ではなかったかも。
    ・・・以上。冒頭に書いたとおりの目をそむけたくなるほどの閑古鳥状態は,ほぼ間違いなく,一連のリコール問題に因るんでしょう。しかしそれ以上に,同乗したDラーのおねーさん(注:30代半ば)がもう殆ど事務ノオバサンて感じで「商品説明」もイマイチな感じだったしテンションも低い人だった。つーか・・・たとえお客さんいなくてヒマそうにしてても,週末なんだからエネルギッシュな営業おにーさん配置しとこうよ,三菱さん。。。 おそらくそんな要因も作用してか,思いのほか盛り上がらない試乗ですた。。。
    お隣のスバルに寄って改めてインプレッサに乗り「乗り比べ」してみたかったんですが,残念ながらビッグ・マイナーチェンジ直前ということで試乗車を引っ込めちゃったんだそうな。うーん,記憶を手繰るかぎりでは,インプのほうがランエボよりもダイレクト感があって『人車一体』感も強かった気がするけど,このへんはじぶんの“インプ派”なところも考慮するとびみょうですね。てことで,フォレスターSTI Ver.の展示車両を眺めて終了。


  • ホンダ・レジェンド (5AT)
    (2005.05.14)

    コレはけっきょく試乗してないです。展示車両があるのみで試乗車がなかったというのが理由。店長クラス?のおじさまが相手してくれたんですが,どう考えても買うようには見えないこんな大学院生に『SH-AWD』やらBOSEの5.1chサラウンドシステム(なんと標準装備!)やら,丁寧にそして誇らしげに(自社商品を,ってこと)説明してくれました。そして,セフィーロのことも「“ネオ・クラシック”という感じでおいそれとは捨てられませんよねぇ」と言われたかな。解ってるね〜このおじさま。ただ業界人というのでなく,けっこうクルマ好きだな,ウン。帰り際にはまったく嫌味のない感じで「セフィーロ永く乗ってお金貯めて,そして買い替えのときに気に入ったホンダ車があればよろしくお願いします。」と言っていただき,かなり好感度あっぷあっぷでした。あとは,乗り手のモラルがアップすれば最近のホンダも悪くないんだがなぁ。。。


    スバル・レガシィ 3.0R specB (6MT)
    (2004.11.20)

    またもやスバルのDラーへ。「OUTBACKフェア」ということでアウトバックに乗る気満々で行ったのに肝心のアウトバックは試乗車がぜんぶ隣り近所のDラーに持ってかれたみたいで・・・ しかぁし!ちょうどきょうから試乗車が入ったという,レガシィの3.0R SpecBに試乗!死ぬほど新車!!オドメーター22km!!!今までは社員のかたが敷地内を転がすくらいしかしておらず,客の試乗としてはじぶんが初めてだったらしい。で・・・,
  • 最新の3.0L車ということで予想はしてたものの,あまりにも静か(エンジン音)。先日乗ったムラーノフーガよりも静かなんじゃないかってくらい。AT仕様の“ノーマル”3.0Rにもその後乗せてもらったけど,かえってこちらのほうがエンジン音大きかったかも。静か過ぎて,じぶんがどれくらいアクセルあおったのかよく分からず・・・試乗中エンスト3回_| ̄|○ この1年くらい全くしてなかったのに不覚なり。おねーさん(前回も相手してくれたおねーさん)が助手席から「スバル車のMTってクセがあるから皆エンストしますよ」とか必死でフォローしてくれてました(汗)ムチャクチャ静かかつ吹けの良いエンジンなので,何気なくちょっと踏むとあっさり4,000rpmとかまで回っちゃう。
  • インプSTi用をベースに味付けを変更したという6MTミッションは,節度感があってシフトレバーもクラッチペダルも程よい重さ。シフトするのが心地よいです。
  • おそらく購買層は車格や値段等考えると40〜50代なんだろうけど,こういう玄人好みで商売っ気のないモデルを出したっていうスバルの心意気だけでも,俺はコレ買っちゃいたい!(現実からは目を背けつつ) それこそ,コレ新車で買って15年乗れるな,ウン。


  • スバル・インプレッサWRX STi (6MT)
    (2004.09.18)

    ゼータクなことに!? 中1日おいて今度はインプレッサに試乗してしまいました。しかもSTiバージョン!!
    をとうと選手の用事にアッシーでついていって,そこからふたりでゲリラ的にDラーを襲撃し。。。いやぁこのテのクルマが“麻薬”と表現されるのがわかりますね。ウン
    きょうは先日のムラーノよりもかなり長い距離を走らせてもらうことができました。しかしねぇ,Dラーのおにーさん(じぶんと同じかちょい年下)がまた勿体ぶるんですよ。「かなり独特なのでまず私が少し走ります」とか言いながら。
    まぁ実際走り出しこそ多少緊張するものの,あとはいたってフツーに乗りこなせますね。クラッチはセフィーロと同等かむしろ軽いくらい。でも一旦アクセル踏み込むとキョーレツ!! 先日のムラーノは「うわーすげー」っていう漠然とした感動だったけど,今回ははっきりと「うひゃー楽っしー!(^^)v」でした。動きがクイックだし,ブレーキ強力だし,ボディやステアリングの剛性感は先日のムラーノ以上。そりゃそうか。。。何つっても先日のラリージャパンの優勝車ですからね。
    メーターは,最近の車種にみられる「IGNオン時に一度針が振り切れてもどる」という演出つきです。これは欲しい!一方,純正のHIDは思ったほど明るくなかったですね。セフィーロのほうが明るいかも☆あと,ボンネットのエアインテークはちょっと演出過多かなぁ。前方視界が・・・まぁ実際に必要なサイズなんだろうけど。
    そんなところで先日の自論につなげてくわけですが,この前書いた「いちばんオイシイ車格」にはレガシィやインプレッサがバリッと当てはまるんですよねー。ここのカテゴリーにいる日産車は,個人的に魅力を感じないプリメーラのみ。いつかこの先自分が新車を買うとき,今のままいけばほぼ確実にレガシィさらにはアウトバックを買うでしょうね!・・・以上,タラレバでした(憧)日産がんばれ!


    日産ムラーノ 350XV FOUR (エクストロニックCVT-M6)
    (2004.09.16)

    セフィーロのオイル&エレメントの交換。帰りには,再び日産のDラーに立ち寄ってムラーノを見に行ってきました。そして今度は試乗成功。ODOメーターなんと「000,131」kmのバリバリ新車でっせ!でも発売から2週末経った時点の試乗車としてはけっこうなペースとのこと。
    で,乗ってみて,「カネさえあればぜひとも所有してみたい車だね☆」というのを実感しました。エンジンフィールもいいし,内装の質感・機能とも申し分ないし,この外観デザイン好きだし,試乗に付いてくれたおねーさんキュートだったし。
  • ボンネットが殆ど見えない見切り性を考慮したのか,運転席パワーシートは座面がむちゃ高くなります。ホントいすみたい。。。いちばん低い座面位置でもセフィーロのMaxくらいはありますたぶん。まぁこれは車のキャラがちがうのでいいか。
  • 試乗車は3500ccの4WDモデルだったけれど,とてもこれがSUVモデルとは思えないくらい静かで,エンジンの吹け上がり方もジェントル。同じ型式で50ps上回るスカイラインにも乗ってみたくなります。
  • 高剛性ボディからくると思われる‘包まれ感’もしっかり感じました。まぁこの辺は,セフィーロのボディ劣化を含んだ‘隔世の念’というところか。
  • ただ,AT⇔MTの差によるところが大きいとは思うんですが,ムラーノにいかに上質なエンジンが載っているといえども,走りの小気味よさやダイレクト感は15年モノのセフィーロくん全然負けてないです。
    思うに,今の日産ラインアップは「サニー以下クラス(1800cc以下)」と「スカイライン以上クラス(3000cc以上)」の中間がないんですよね。P12プリメーラに魅力はないし。そこがいちばん取り回しがよく適度にパワフルで存分にブン回せる車格であると思うんです。けっきょくそこに愛車セフィーロくんがドンピシャでいるわけで,こりゃあ今後もうかつにセフィーロから降りられないなという気持ちも新たにしました。以上,おわり。(この結論に誘導しようとしたのでなくて,自然と行き着いたのですよ)




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