〜梨花&インリン 面接編2〜

<性格ブス検定>
あなたが、友人男性と二人きりで食事をしていたところ、偶然あなたの彼氏と遭遇した
この時、彼氏が一方的に「あなたの浮気である」と誤認した場合の、あなたの対応を答えなさい

友 近「まずインリンちゃんからやっていただいて、えー、彼役をゴローさん
    そして男友達役をタクヤさんにお願いしたいと思います」
ゴロー「おお」
タクヤ「じゃあ僕と」
ゴロー「これはすごいよ」
タクヤ「インリンさんが最初、食事をしているという設定」
さやか「そうです」
友 近「よーいスタート」

<実演>
タクヤ「あ、そうなんだ、こないだそんな所に行ってきたんだ」
インリン「はい」
タクヤ「ロケで?」
インリン「ロケで行ってきたんだけど」
タクヤ「行きてぇな、そこ」
インリン「ねえねえタクヤさん、無人島に一つだけ何かを持っていくとしたら、何持ってく?」
タクヤ「DVD」
インリン「DVD」
タクヤ「うん」
インリン「なんで」
タクヤ「いや、だってさ、やっぱそれは」
ゴロー「ちょっと待てよ、おまえ、こんな所で何してるんだよ」
インリン「え?」
ゴロー「誰だよ、この男?」
インリン「え、なんで怒るの?」
ゴロー「怒るだろう、普通、俺という彼氏がいながら、誰だよこの男は?」
タクヤ「いや、俺はだから、まあ、別に、めしくってった…」
ゴロー「なんか無人島一緒にとかなんか言ってたじゃん、誰だよ?」
タクヤ「無人…それはそういう会話とかあるじゃないですか」
インリン「あ、もういいです、わかりました、別れましょう、さようなら」


友 近「はい、カット」
従業員「えー!」
ゴロー「ちょっと待って、わかんない」
タクヤ「なんか俺、すげー罪悪感を…」
(インリン・オブ・ジョイトイ「別れましょう! さよなら」)
インリン「あの、付き合ってる彼に、すごい、あの、束縛されたりとか、なんか、
    “俺と付き合ってなんで浮気するんだ”とか言われるのすごいやなんですよ」
タクヤ「あ、友達と会ってる時にね」
インリン「会ってる時に」
タクヤ「2人きりの時だったら、別に“おまえ何でさあ、なんで何も言わないでメシとかくいに
    行くわけ”とか言われるのはどうなんですか?」
インリン「あー、それも疑われたりとかするのイヤなんですよね」
ゴロー「でも、そこで別れちゃう」
インリン「そこでダメですね」
ゴロー「一気に」
友 近「どんだけ好きでも?」
インリン「一気に冷めちゃいますね」
タクヤ「すっごい、器の広い人じゃないと無理だな」
ゴロー「そうだね、相手はね」
タクヤ「だって、彼氏だったらさあ、逆に自分の彼女の写真集が“私できたの、見て”って
    パッと見た時に“おまえ、なんだよ、これ”って、なってしまうでしょう」
ゴロー「そうだよね」
タクヤ「で、それを」
ゴロー「そうだよね」
タクヤ「ならない彼氏じゃないといけないんですよ」
ゴロー「そう、しかもこういう…」
タクヤ「“あー、今回もとってもキレイな衣裳だね”、普通にこう…」
インリン「でも」
タクヤ「“蚊はなかったか、ここ?”」
ゴロー「ねえ、“さされなかったか”とか」
タクヤ「“虫除けちゃんとしたのか”、そういう、こう…」
ゴロー「人だよね」
タクヤ「彼氏じゃないと」
インリン「でも、そういう人がいいですね」
(インリン・オブ・ジョイトイの好きなタイプ 過激な写真集を出しても妬かない男性)
友 近「え、そういう人がいいんですか?」
タクヤ「これ難しいぞ〜」
ゴロー「難しいよ」
友 近「やっぱり、ちゃんと自分の体について、コメントして欲しくないです?」
インリン「え、体…」
友 近「まあ、コメントっていうか、その…」
インリン「“このポーズいいね”とか」
友 近「やきもち妬いて欲しくないですか?」
インリン「欲しくないです」
ゴロー「だって、これだって今、やきもちだよ、愛情があるから言ってるんだよ」
タクヤ「ちょっと待って、もう1回…(写真集を見る)」
ゴロー「やきもち妬いてんだよ」
友 近「(写真集)見たいだけでしょう」
インリン「イヤですね…」
タクヤ「イヤ、でもさ、でもさ、すごく…」
ゴロー「こういう(兄貴・タクヤ)人がいいんでしょ、こういう人がいいの?」
タクヤ「これは裸足で、足が冷たそうだね…とかっていうことですよね、それで…」
ゴロー「そうだよ」
インリン「私も、あの、あんまり干渉したくないんですよ
    あの、月に2回ぐらい逢えばいいかな…」
(インリン・オブ・ジョイトイの好きなタイプ お互いに干渉せず月2回逢えれば十分)
従業員「え〜!!」
タクヤ「ちょっと待て、ちょっと待て」
梨 花「そんなことないよ」
友 近「ホントに好きな人と付き合ってないんじゃないって、なんか思ってしまうんですけど」
インリン「えーホントですか?
    でも集中型っていうのかな」
さやか「集中型?」
従業員「(口々に騒ぐ)」
友 近「彼氏だったら毎日逢いたいと思わないんですか?」
さやか「それだと分散型ってことなのかなぁ」
インリン「あの、スゴい期待があるじゃないですか、次に逢うのがこの日で…
    その時に集中するんですよ、楽しく」
ゴロー「あー、それが恋愛のだいご味なんだ、自分の中で」
インリン「はい」
みゆき「ダメだよ…インリンちゃん、それは」
タクヤ「お、きた」
ゴロー「きたね」
さやか「みゆきちゃん、きました」
みゆき「ホントにダメ、それはまだ恋愛したことないんだよ、やっぱり」
タクヤ「お、きたきた」
みゆき「だって、好きだったら毎日逢いたいんだよ」
友 近「うん」
みゆき「ホントに」
さやか「今日は力が入るよ」
みゆき「今日は悪いけれども…
    今日はタクヤさんとかに会えてね、ものスゴいうれしいゆ
    でもね、ダンナ来てることが、もっとうれしいの」
全 員(拍手)
(みゆきちゃんの旦那様で当店の構成作家・鈴木おさむ氏が、実は本日来店しています)
みゆき「あのね、今すぐにでもイチャつきたい感じ」
さやか「それは勘弁して」
タクヤ「すごい討論番組になったよな」
ゴロー「そうなんですよね」

友 近「じゃあ、梨花さんのね」
さやか「やってもらいましょうか」
友 近「答えも聞いてみましょうね、実演でやってもらいましょう」
梨 花「はい」
タクヤ「じゃあ、ゴローは友達…」
さやか「はい」
友 近「さあいきます、よーいスタート」

<実演>
ゴロー「そうだね、無人島行きたいんだ」
梨 花「うん(笑い出しゴローの肩をたたく)」
ゴロー「ねえ、無人島行きたい」
梨 花「無人島にね」
ゴロー「俺が?」
梨 花「一つだけ何か、持ってくとしたら何もって行く?」
ゴロー「DVDかな、俺もね…ねえ、でも、いいじゃんね」
タクヤ「おいおいおいおい」
ゴロー「ねえねえねえねえ」
タクヤ「おまえ何やってんだよ」
梨 花「え?」
タクヤ「何やってんだよ」
梨 花「何が?」
タクヤ「誰だよ?」
梨 花「知らない(と、タクヤの方にいく)知らないよ、知らない私」
タクヤ「なに、なに」
梨 花「全然知らない、何、え?」
ゴロー「ちょっと、今…」
タクヤ「おまえなんだよ」
梨 花「誰、あんた」
ゴロー「無人島行くって…」
梨 花「何あんた」
タクヤ「なんで今、めしくってんだよ」
梨 花「知らない、あたし、この人」
ゴロー「付き合って…」
梨 花「あなた、誰?」
ゴロー「あなた誰!? あなた、私の彼…」

友 近「はい、カット」
梨 花「もう彼氏、第一優先なんで、その時はとっさに知らないって出ると思います」
(梨花「(男友達のことを)こんな人知らないよ!」)
従業員「えー!!」
ゴロー「とっさで出るんだ」
梨 花「絶対、知らない」
ゴロー「友達、立場ないじゃん」
友 近「その男の人のために、何かを犠牲にしたっていうのも、結構あります?」
梨 花「あー、昔ね、生放送やってたんですよ、その当時
    もう逢いたくて逢いたくてしょうがなくて、なんで私がここにいるのかが
    全然わからなくなって、帰っちゃったの」
(梨花の恋愛タイプ 仕事よりも何よりも、まず彼氏優先)
従業員「え〜!!」
タクヤ「まじで?」
ゴロー「どうなったの、問題…」
梨 花「なんのためらいもない、ただ、マネージャーが泣いてたね」
タクヤ「月に2回っていうのはどうですか?」
梨 花「あり得ない! 死ぬね!」
さやか「私も、あの、仕事をキャンセルして、連絡が取れなくなった彼の家の前まで行ってしまった
    ことがあるんですけど、彼の家がその時沖縄だったんですよ
    事務所にはおばあちゃんが危篤になりましたと言って、行っちゃったんですよね
    でも帰ってくる時に、日焼けしてたんでバレちゃったですね」
友 近「あの、もう、それついでに言いますけど、私も全く同じなのがあって…」
梨 花「マジで?」
さやか「結構あるの、そういう…」
友 近「旅館の仲居さんしてた時なんですけれども、でも、いても立ってもいられなくなって
    着物のまま原付に乗って、その人の職場にパーって行きまして
    そのカッコのまま、何も言われず、また旅館に帰ったっていう…
    さみしい経験があるんですよ、私も」
梨 花「あるんだね」
さやか「みんなあると思う」
梨 花「うん」
さやか「インリンちゃん、言っちゃってよ」
インリン「ないですよ」
    


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