アメリカ人権虐待レポート

1998年1月 チェリル・ウェルシュ


Mind Justice 日本


目次

国際的調査の必要性を確立する事実報告集
イントロダクション
問題
証拠文献
電磁気学及び神経学技術の軍事利用
実例
政治的利用
進化した装置
告発者の口封じ
監獄実験
合意なき政府機密実験
救護を得ていない犠牲者たち
健康と人権に関する問題
結論

Mind Justice 日本


イントロダクション

マインドコントロールは、もはやサイエンスフィクションではない。1997年12月17日、ラーニングチャンネルの科学番組「異様な未来、自 己、ロボット」は、ハン・モロヴェックを特集した。モロヴェック氏はロボット工学を研究する著名な科学者で、近い将来、人間の人格をコンピュータに組み込 み、コンピュータの人格を人間に組み込むことも可能になると予言している。番組では、アメリカ政府は人間の機能を機械やコンピュータの部品に置き換える、 極秘のサイボーグ計画を進めているとも報じた。

1997年12月29日、ディスカバリーチャンネルの番組「ノン・リーサル・ウエポン、殺さずに撃て」では、電磁気兵器によって、テロリストや 群衆、籠城者をマヒさせたり混乱させたりできることを実証した。1960年代以来、アメリカや他国の政府によって、同意なしに人々が、電磁気技術により精 神を操作する、高機密兵器実験計画の実験台にされているという訴えがなされてきた。これらの兵器は、外部からの電磁気信号が心や体の電磁気信号を模倣する ことができるという仮定に基づいている。訴えを裏付ける証拠は増加している。

大部分の科学者は、マインドコントロールは、現在、理論的に可能で、多くの人が、この分野の研究について論議しないという国家安全誓約書にサイ ンしたことを認めた。しかし、彼らはマインドコントロールの研究に対する論理的な示唆を行っている。マインドコントロールに関する多くの記事のひとつとし て、ニューヨークタイムスマガジン1970年11月15日から、「脳研究者ジョズ・デルガドが『どんな人間を製造したいと思いますか』と訊いている」を紹 介する。

「人類は飛躍的な進化の曲がり角にさしかかっている。遺伝子工学と、行動の背後にある大脳のメカニズムの知識を使い、我々自身の精神機能を構成 できる力をまさに得ようとしている(おそらく25年以内に完成すると私は考えている)。」

同じ記事でエール大学の精神医学科長モートン・レイザー博士は次のように述べる。

デルガドの研究には恐ろしい可能性が含まれているだろう。「コンピュータを使って無人飛行物体を月まで送ることができることから、そのうちコン ピュータが十分に洗練されて、人間の頭に考えを送り込むために使われることも、あながち不可能とは思えない。・・・例えば、もし、コントロールできない怒 りの反応している人がいて、原因を神経系に発見することができたとする。発達したコンピュータは、反応を抑制するために刺激を送り返すことができる。これ はサイエンスフィクションなどではない・・・。

アメリカ政府が、諜報目的の行動操作研究に出資しているという十分な証拠がある。「狂気への探訪、CIA秘密マインドコントロールと医療虐待の 実話」(ゴードン・トーマス、バンタンブックス、1989年)からの関連した引用。元 BBCのプロデューサのトーマス氏は、外国通信員のベテランで、調査ジャーナリストとして世界中の激戦地域から報告の経験がある。

「ゴットリーブ博士とORD[CIA(中央諜報機関)の研究開発事務所]の行動学者らは、技術が完成され、動物だけでなく、人間が電気的に伝播 された信号に操られる日が必ず訪れる、というジョズ・デルガド博士の意見を支持している。・・・「[エール大学の]デルガド博士のように、神経外科医 (チュレーン大学のヒース博士)は、ESB[脳の電気刺激]が、記憶、衝動、感情をコントロールでき、恐怖や喜びから幻覚までを引き起こせると結論した。 人間の意志を、文字通り自在に操作することができた。」

1940年代から現在までの政府機関の行動は、軍事マインドコントロール研究の機密史を裏付けている。アラン・シェフリン「精神操作者」 1978年214ページより。

1964年、CIAの企画副監督リチャード・ヘルムズは、ケネディー大統領暗殺についての大統領委員会の一般参考人、J・リー・ランキンによ る、ソビエト洗脳技術についての質問に答えた。「ソビエトは『人の心を奪うための戦争』で膠着している」。ヘルムズはアレン・デュルスの言葉を繰り返して いた。CIAの長官に新任したアレン・デュルスは、1953年4月10日、バージニアのホットスプリングスの、プリンストン大学同窓会の全国集会で演説を 行った。過去数年間人間の心を争奪する戦い―イデオロギー戦争―について多くのことを聞くのがあたりまえになってきた。現実に、政府は「冷戦」と呼んでい る国際的緊張によって駆り立てられ、心理学戦争を認知し、能動的に参加するために前進した。しかし、私は、問題の深さが明確に理解してされているのか疑問 である。ソビエトの手による人間の心を争奪する戦いが、いかに悪質なものになったかということを私たちは理解しているのか。「脳戦争」という新しい呼び方 をした方がよいかもしれない。ヘルムズの手記は1974年に機密化され、Warren Commission documentの1131番にある。デュルスの演説はU.S. News and World Report(1953年5月8日)の54ページに、「脳戦争−ロシアの秘密兵器」というタイトルで引用されている。

マインドコントロールの問題は複雑で、長い年月に渡り続いている。被害者の訴えを裏付ける歴史的な根拠がある。冷戦のメンタリティーは50年に もわたっていたるところにはびこっている。それは非人間的で必要のないものだ。この風潮によって、未公表のアメリカ市民への電磁気兵器実験計画までもが生 み出された。National Journal1994年11月26日の2806ページで、著者のデビッド・C・モリソンは「戦後時代のそのまた次の時代に否応なく到達しているのに、私 たちは、大かれ少なかれ、冷戦の殺人的対立の余波に無数の状況で苦闘している。その結果の一つとして、完全戦争的メンタリティーは、明らかに、人間モル モットを量産している、

同じ論文で、日本への恐怖の爆撃で90万人を殺すことを命令した、アメリカ陸軍航空大尉キュルティス・E・ルメイは、「無実の市民はいな い・・・、だから私は無実の傍観者を殺すことをためらわない。」と述べた。

政府の官僚主義により、公衆が否定することができないマインドコントロールの証拠をまとめ上げることを妨げられている、多くの関連する事実があ る。マインドコントロールは主流の出版には載っていないけれども、反駁は不可能であり、今日放射線の問題があるように、大衆の常識になることは避けること ができない。

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問題: 人間の心と体を電磁気技術でコントロールする巨大国家同士の機密兵器競争

大きな枠組みは次のようなものである。電磁気学、神経学の技術を使って人間の行動を増強及び統御するための、巨大国家間の機密化された兵器競争 がある。電磁気兵器についての国際協定の議論が、原子科学者紀要1994年9/10月44ページのサブセクション「ノンリーサルウエポンは条約違反の疑い がある」において、アメリカ科学者連合の化学生物兵器プログラム監督、バーバラ・ハッチ・ローゼンバーグにより報告された。電磁気兵器について彼女は、 「これらの 兵器は、一時的もしくは恒久的な盲目、心理過程への干渉、行動や感情の反応の変化、発作、激しい痛み、めまい、吐き気、下痢などの内蔵の機能の様々な混乱 を起こすと言われる。・・・さらに、CCWC(いくつかの通常兵器に関する協定)により、電磁気兵器を包括する新しい特別な議定書を指向する国際的議論が 行われてい る。・・・電磁気技術に対する現在の関心の急激な高まりによって、このような非人間的兵器の使用を明確に違法とする議定書の批准が緊急事である。

世界の最大のパワーであるアメリカが、この技術を発展させている証拠はたくさんある。例えば次のような記事、アトランティク・マンスリー 1987年 3月、28ページより、“The Zap Gap”、チュク・デ・カロ著。

スターウォーズが映画から抜け出し兵器システムになってから、多くの途方もない仮想の兵器がニュースにあがっているために、防衛秘書官カスパ ル・ワ インバーガーが、1983年の演説で「ラジオ波兵器」を手短に引用したとき、あまりに小さな反応しかなかったことは、おそらく理解できるだろう。 ほとんどの代議士や評論家は、新しい物理方程式の山を見せられることを最も嫌う。ラジオ波(RF)兵器は、主要紙にはほとんど言及されていないが、スター ウォーズのスーパーミサイル、エネルギービームとは違い、すぐそこに現実化している。

巨大な力がこの技術の開発をはじめて以来、1970年代から1990年代にかけて、ロシアで25の記事が書かれた。ロシアマインドコントロール と電磁気技術の記事(1997年、フォート・ブラッグ、カリフォルニア、フラットランドブックス)を参照して欲しい。1978年に出版した、ウォルター・ ボワート「マインドコン トロール作戦」では、ベトナム退役兵のマインドコントロール技術の使用に関する証言が議論されている。デビッド・グイアットは、1996年2月、赤十字の 国 際委員会のシンポジウムの向けに記事を書いた。そのシンポジウムは、「医療職と兵器の効果」というタイトルだった。グイアットは1989年、マイクロ波や そのほかの技法がパレスチア人を偏向させるために使い続けられているという話を、国防省の医学 工学者から聞いたことを報告した。

新しい兵器は革命的で全ての市民の未来を左右する。ニューヨークタイムス1965年12月29日28ページに、科学進歩アメリカ委員会会合の 演説者が掲載されている。タイトルは「心をコントロールする」。カリフォルニア大学、デビッド・クレッチ教授は、人間の心を統御する将来の能力が、原子物 理学者の成功よりもまして、重大な影響をもたらすだろうという意見を述べた。「・・・時間を無駄にしてはいけない、もしこれらの新しい能力が、市民の破壊 や奴隷化といった邪悪な目的ではなく、自由な社会の利益のために装備されたとしたら・・・。」新しい兵器とその使用法について、公衆による学習と議論が遅 ればせな がら必要になっている。

ふたつの点をしっかり理解しなければならない。一つは、政府がアメリカ市民をこの技術で拷問していること、二つめは、アメリカの大衆は、この技 術の使用と発展について、物言いする権利があるということである。これは、アメリカ政府が執拗に隠し続けている、莫大な人権違反である。過去50年の 間、電磁気兵器と神経兵器の実験計画は、国家安全活動と政府の政策によって機密化されてきた。アメリカ市民は断固として機密解除を求めなくてはならない。 アメリカ大衆が今できることは、政府政策の事実と文書に目を通し、自らのために判定を下すことだ。

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国家安全活動の影響は大きいが証拠文書は存在している

犠牲者たちが国家安全活動を避けて通ることができないひとつの例を示す。NSA(国家安全機関)からチェリル・ウェルシュに宛てた1997年3 月19日付けの手紙。

「1996年10月21日、DIA(防衛諜報機関)は、NSAに起源する問題文書を参照した。この機関を標的としたソビエトマインドコントロー ルシステムについてのもので、問題の吟味とあなたへの返答のために・・・。この情報は、公開が国家安全に重大なダメージを与えうると予測されるため、機密 扱い とされた。」

被害者たちが、なぜこの人権問題を主流な出版に載せることができないかを示す例をここに挙げる。1992年4月27日と5月3日付けのワシント ン ポストの記事、週末版34ページ、「スパイが私をもてあそぶ、CIAに新しい公開性を要求する」ジョージ・ラードナー・Jr.。

この仕事は、当時、CIA公衆問題監督ジョゼフ・デトラニよって強要され推進されていた。既存メディア番組の諜報化をくまなく押しつけた。報告 書によると、「PAO(公衆問題事務所)は、国内にある全ての主要な有線サービス、新聞、週刊誌、テレビネットワークのレポーターたちに関係を持ってい る」という。「これは、諜報機関の失敗を、諜報機関の成功話に変え、数え切れない他の物事の正確さを左右している。」さらに報告書には「様々な場面におい て、国家安全の意向と逆の影響を及ぼすものや、情報源や手法を危険にさらすものに対しては、レポーターたちを説得して、変更を延期させたり、手元に差し控 えさせたり、破棄させることさえやってきた」とある。

政府による虐待を擁護するため、国家安全と個人の権利・自由とのバランスが、いちじるしくゆがめられている(CAHRA[現マインドジャスティ ス]ホームページ、国家安全という前科を参照のこと)。機密文書を法廷に出すことが、重要な解決策かもしれない。違法実験や違法諜報作戦計画の訴えに関す る法的証拠の基準として、政府が50年来隠蔽し続けててきた、電磁気技術とその身体に対する効果を考慮しなくてはならない(CAHRA[現・マインド ジャスティス]ホームページ、ルイス・スレシンによる事実年表を参照)。

電磁気の身体への効果について、ロシアの重要な研究がある。“Zapping of America(アメリカの電撃)” (ポール・ブロデュール、1977年)は参考になる。この本は、政治が電磁気兵器プログラムに関与していることについても扱っている。決して主要メディ アの一面を飾ることのない多くの記事のひとつに、「生物電磁気学、どのようにしてラジオ周期波と生命系が相互に作用するか」という題名の、ジェームズ・ W・フラザー博士と、ジョイス・E・フラザーよる記事がある(21st Century、1988年3−4月号50ページ)。副題は、「生命細胞に対する電磁放射のノン・リーサル効果が、生命とは一体何なのかという 問いと、ソビエトにおける人間の思想や感情経験をコントロールする可能性の研究にたいして手がかりを与えている。」というものだった。

ロシアにおける研究の例をもう一つあげる。機密解除されたDIA(国防情報局)の文書。

記録主題についてのメモ:「NIEMR(非イオン化電磁気放射)による生命効果ついて、NSC(国家安全議会)暫定委員会からの報告・・・1. 1975年2月26日水曜日、ソビエトによる非イオン化電磁気放射の生命にたいする効果の研究についての疑惑を調査するため、国家安全議会 [黒塗り(人名)]が招集した暫定委員会において、私は手短な報告を行った。内容は、諜報機関の最近のレポート、ソビエトと主要ヨーロッパ国によるこの テーマの研究について。2・大統領の執行機関である、海軍医学研究所の[黒塗り]と、遠距離通信政策事務所の[黒塗り]から、報告に関する援助を 受けた。

遅くとも1950年代から、ソビエトは軍事利用のために、電磁気技術を探求してきた。ポール・ブロデュールによる「アメリカの電撃」、1977 年、ISBN 0 393 06427 1、301ページに、ミルトン・ザレット博士からの引用がある。博士は、1965年にCIAのパンドラ計画という、1962年にロシア人がはじめ た、ソビエトの大使館へのマイクロ波爆撃の目的を解明するための計画に従事した。ジャク・アンダーソンが打ち明けた話。ザレット博士は、「60年代、私 は、パンドラ計画のために、ソビエト書籍の解析を行った。使用された波長に記録されている信号が、CNS(中心神経系)に影響を及ぼし得ることは極め て明確になった。」

エージェント・オレンジの集団訴訟裁判では、長年にわたる司法闘争が正義をもたらさなかった。化学製造者らには資金的に優位であり、エー ジェント・オレンジからの損害賠償を勝ち取るために法が要求する裁判証拠は、入手するが極めて困難であった。「GI人間モルモット、ペンタゴンはいか にして、私たちの兵士を、戦争よりも高い死の危険にさらしたのか: エージェント・オレンジと原子放射」(マイケル・ウール、トッド・アンザイン、 1980 年)を参照のこと。現在進行中の電磁気兵器実験計画は、エージェント・オレンジの裁判と同様に、正義の不均衡にある。実例はいくらでも挙げられる。答えは 分 かり切っているのに、犠牲者たちには問題を主要メディアに載せ、大衆に問題を気づかせ、疑惑を一掃し、反対運動を起こすことができない。

エキスパートと専門家、いくつかの個別の記事や情報源は、政府のマインドコントロールは実物であることを明らかに支持している。にもかかわら ず、大衆の認知からは完全に除外されてきた。電磁気技術についての、ニュース番組やシリーズ、会議、軍事文書、書籍、政府発表、国際規約の論議がある。最 も優れた文書の一つに、 「新しい対人兵器の発展」ルイス・ドスワルド−ベック、赤十字国際レビュー1990年11月1日がある。「この問題についての出 版の希薄さ、たいがい厳格に機密化されてしまう類の情報であるが・・・極めて少量の電磁放射が生命細胞の機能をはっきりとした変化をおこす。」さらに、 「こ の分野の研究は、建造物や兵器、人間を攻撃する目的で、ほとんど全ての工業国、特に巨大国家において、成し遂げられてきた。」

U.S.ニュース、ワールドレポート1997年7月7日では、行動を変化させる電磁気兵器が、一面記事で論じている。ディフェンス ニュース1993年は、ロシのアマインドコントロール兵器、特に兵士の脳にビームされる電磁気信号について、詳細な議論をしている。アメリカ空軍科学諮問 会 議1996年新世界展望は、電磁気技術の将来の利用や、マイクロ波をテロリストに使用することにより、声が聞こえる擬精神病理的現象の発生について記述し てい る。

電磁気の身体効果について訴え出るための政府資金を、多くの科学者は失ってしまっている(CAHRA[現・マインドジャスティス]ホームペー ジ、事実年表を参 照)。このタイプの情報検閲は、電磁気の身体効果にたいするバランスのとれた理解と、ゆがんだ実態の裁判への反映を妨げ続けている。

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電磁気学と神経科学の軍事利用

政府によるこの技術の発展についての例を挙げる。未来についての研究国会議員センター、議長アルベルト・ゴア・Jr.、1982年、35 ページより、

兵器類の潮流。差し迫ってはいないが、遠い将来において、大規模破壊をもたらす、完全に新しい兵器が作られるという洞察がある。そのなかに は、気候兵器、高エネルギー直射ビームやマインドコントロール機構などの新しい電子装置が含まれるだろう。こういった兵器について、開発することができる か、開発 すべきかという問題、敵の配備に対していかに防衛するかという問題は、今後数年の論議の的になるかもしれない。

レポータージャク・アンダーソンの知人、ロン・マクレーによる、「マインド・ウォーズ」(1984年)は代表的な書籍である。マクレーは62 ページに、

「1977年、開発研究のための海軍秘書補佐サミュエル・コスロフは、海軍とスタンフォード研究所が、ELF[極低周波]とマインドコントロー ルについての研究のための契約をかわしたことを知った。・・・ELFの人間の脳への効果についての研究は、現在、多くの予算が付与され、高い機密にお かれている。」

ラーニング・チャンネルのケーブルテレビ番組「戦争兵器」(1997年9月21日)では、カナダにあるローレンチアン大学の、マイケル・パージ ンガー博 士が主演した。博士は、心理戦目的の、「精神破壊または影響技術」と電磁周波を使った、思考をコントロールする兵器について解説した。

「90年代の医療装置についての連邦法規」(1994年11月5日)などの会議が開かれている。基調演説者、ジョン・H・ギボンズ博士は、科学 と技術に関する大統領補佐および科学と技術政策監査局ホワイトハウス科学アドバイザーとして、1993年2月2日、局の誓約書を受け入れた。戦場のための 遠隔モニター、外科手術もしくは「テレポート」手術についての論議。高精細情報収集技術の最近の発展、離れた戦場からの解析と伝送についての解説があっ た。

軍事文献のひとつ「低強度戦争と現代技術」Lt.コル・ディーン、1986年6月で、ポール・チラー大佐が次のセクションを書いた、

「電磁波の軍事的応用の可能性。人工電磁場が、広範な応用可能性を持ち、多くの軍事的、準軍事的状況で利用できる。可能性の一部として、テ ログループへの使用、大衆操作、軍事施設の安全弁へのコントロール、戦略戦争における対人技術がある。これら全ての場合において、電磁システムは使用さ れ、穏和なものから激し い生理学的妨害または感覚の歪みや偏向を起こす。

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電磁気・神経兵器の作戦利用の実例

政府によるこの技術の乱用の事例はすでに存在している。電磁波と神経学の研究には、長い未公表の歴史がある。実際の応用に次のような例が ある。イギリスのグリーンハム・コモン軍事基地において平和キャンプを行った女性反対者たちは、1985年、電磁放射と対人兵器の標的にされた。The Nation244号、1987年3月14日、313ページに報告がある。彼女たちは、イギリス 南部にある、アメリカ空軍基地の巡航ミサイルに反対していた。報告された症状は「マイクロウェーブ病」と呼ばれるものと一致する。ロザリー・ベレール博士 と、元レーダー技術で平和のためのエレクトロニクスのメンバー、キム・ベスレーは、グリーンハムで計測を行い、周辺地区の100倍以上の強度にも上る、高 い電磁波 放射レベルを探知した。この事実は雑誌Peace and Freedom(平和と自由)1989年1/2月号24ページで報告されている。

Science for the People(人々のための科学)1987年9/10月、23ページの記事に次のような報告がある。The City Limits新聞は、イギリス防衛省が、新しい侵入者探知システム“CLASSIC”(侵入者判別秘密局地センサーシステム)を、おそらくグリーンハムで 使用していると主張した。The Manchester Guardian新聞は、「アメリカはBISS(基地施設安全システム)と呼ばれる、侵入者探知システムを採用している。それは・・・レーダー波が軍事基 地境界近辺の移動物体を探知するため十分に高い周波数で作動する。」1972年、アメリカ陸軍装備と研究センターは、バリア戦争のためのマイ クロ波解析というタイトルの研究を出版した。同様な情報源が他にも多く列記されていた。

Connexions 29号、1989年、3ページでは、セネカ女性のニューヨーク平和キャンプの女性たちが、1985年、同様の症状を被りはじめたと報告している。1988 年1月、ニューベリー地方裁判所で差し止め要求の書類を提出したあと、原告と名を連ねた女性たちが、家と車を強制侵入され、書類が盗まれ手紙を開封され た。しかし電磁波の襲撃は止まった。Peace and Freedomは、電磁波兵器が、モルスワース (USAFE)、Peace Farm(パンテックス爆弾工場、テキサス)、アメリカ中部その他の場所での使用されたことを報告した。由緒ある団体、平和と自由のための国際女性同盟 は、ニューヨークで電磁波兵器についての緊急委員会を立ち上げたりもした。

二つめの例を挙げる。「電磁気学と生命」(R.O.ベッカー博士著)227ページより。「ソビエトが電磁兵器でアメリカの先を行っている見込み は、 おそらく1953年、モスクワアメリカ大使館の電磁波入射の発見以来続いている。」ワシントン・タイムス1972年11月15日、「アメリカ公式筋によ ると、ロシア政府は、モスクワのアメリカ大使館を、マイクロ波放射で爆撃し続けている。「パルス」放射は、ロシア安全局があると信じられている、通りの向 かいに建つビルから発生している、 」1976年、the Globeは、Walter Stoessel大使が「白血病に似た希有な血液病を進行させており、頭痛や目の出血を被っている。放射被害を受けた二 人の前任者、チャールズ・ボーレン大使と、ルレウェリン・トンプソン大使が、ガンで死亡した。」と報告した。巨大パワーによるこの技術の使用について、ま だまだ多くの事例がある。

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電磁波諜報装置の政治利用とCIA作戦

この技術の政治利用について数え切れない事例がある。もちろん、必要な文書が機密化されているから、反駁できないわけではないが、調査を要求す る十分な証拠がある。1977年9月21日、CIAの行動修正研究における研究プログラム『MKULTRA』についての議員公聴会において、CIAマイン ドコントロー ル実験で監督を務めたゴットリーブ博士は、アメリカ政府にたいするロシア議会による現在の諜報兵器使用について警告した。博士によると、アメリ カ政府に影響するために、ニクソン大統領が、ロシア人によりある種の諜報ツールで標的にされた可能性が高いという。1972年ロシアを訪問した際、ニクソ ン大統領とその職員は、怒る理由もなしに叫び出すなどの「不適切な行動」があったことを報告している。同じ議員公聴会で、ゴットリーブは、CIAはラジオ 波が行動にどのような影響を与 えるかについて興味を持っていると述べた。UPIニュースレポータで、マインドコントロールに関するフィクション“The Power” の著した、ジェームズ・ミルズは、本を書くためにロシアの科学研究所を訪れている。1990年9月12日に生放送された、ラリー・キングとのテ レビインタビュー#127「異常な戦争−秘密軍事力?」において、ミルズは、ゴットリーブ博士が報告した事件で ニクソン大統領に電磁気兵器が使われたことを、多くの人々が信じていると述べた。

もう一つの例。1992年2月14日、USA Todayなどの主要新聞各紙は、サダム・フセインによる訴えを載せた。CIAが私をマインドコントロールのターゲットにしている。「CIAはサイコトロ ニックス、バイオコ ミュニケーションを使い、脳や心臓に血のかたまりを作った・・・。」心臓発作、自殺、暗殺、脅迫文が、すべて遠方で、犯罪者に結びつく何の痕跡も残さず に遂行できる。

サンフランシスコ・クロニクル1996年9月30日の記事、「自然法則の一部がほとんど未解明である。しかし、それは、投票や自由主義者の理 想、科学、超越的瞑想に関わっている」というタイトル。「・・・どのような表現も不適ではないとして「科学の光」を政治にもたらす道を探し求める−例え ば、 政治家の脳を『磁気解析』して、聡明さ・創造性・安定性の一覧表を作る」という論議をしている。この言明は、Natural Law Partyの副党首候補、マイク・トンプキンスが行った。彼は、「アンドヴァーとハーバードで 教育を受け、『人間開発』、健康ケア、教育と矯正のコンサルタントとしての経歴を持つ。この風評は、さらに調査が必要であり、すでに使用可能なものなの に、大衆が誤って導かれて いる一例である。

ロシアによるマインドコントロール技術の政治利用の例。1981年6月16日、デビッド・ブリンクレー・ニュースプログラム47592回で、デ ビッド・ブリンクレーは、「電子工学的方法で遠方から人間の心をコントロールすることをロシアが熱心に研究している」と述べた。同じ番組で、彼はウィリア ム・ファン・バイズ博士にインタビューした。1970年代、ロシアからアメリカ合衆国に送信された、キツツキのようなラジオ信号を調査したエンジニアであ る。ファン・バイズは、ロシアのラジオ信号は「人間の身体などが動作する周期で、10ヘルツ生物学的周波数帯のちょうど真ん中に位置している」証拠を持っ ている。質問にたいして博士は、最も容易に精神プ ロセスを妨害する方法は、マイクロ波使うことであると答えた。

アメリカ大衆は、無関係に見える多くの事柄が、政府隠蔽工作のために使われていることを知らなければならない。ハイテク諜報機器・兵器は、公衆 認 知やなすべき説明のないまま、長い年月にわたり使われ、今日も稼働している。

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進化した電磁気諜報ツール−Cointelpro後の新たなる機密プログラム

被害者のひとりデロール・ヘジャジや調査レポーターアレックス・コンスタンティンらは、CIAやIRSといった機関について苦情を言ったり、異 議を唱える とき、Cointelpro(FBIの諜報計画)の戦略が使われていると報告している。ヘジャジは、IRSに手紙で苦情を 訴えてから、身の回りに問題が起き始めた。彼女は信用を組織的に傷つけられ、自殺傾向になり、のどのガン治療さえも拒絶した。彼女は最近死亡し、91年6 月 28日Cleveland Plains Dealer新聞で報道された、「ビーム兵器類とレーザー技術により、政府機関により継続的に攻撃され拷問を受けた。」という彼女の主張は、調査されぬま まだった。

Los Angeles誌のレポーター、アレックス・コンスタンティンは、McMartinの児童虐待訴訟の調査をはじめてから、電磁波諜報機器の標的にされるよ うになった。不信と混乱の技術に もかかわらず、彼は、今日まで持ちこたえている。コンスタンティンは、今や、政府マインドコントロールについての二冊の本を書いている。

ブリタニカ百科事典に記述されているように、Cointelproは、1960年代におけるFBIの対敵スパイプログラムで、監視収集諜報技術 を使い、ターゲット に対する不信及び迫害を行って、集団を混乱させ、国内安全に脅威がある人物を中性化するというものだ。マーティン・ルザー・キングにたいして激しい使用が あったことが知られている。今日諜報機関は、同様な不法な目標を成し遂げるために、ハイテク電磁気機器を使っている。

1970年代に、FBIが反ベトナムグループと労働組合を標的にしたことは、国会報告ではっきり文書化されている。下院審議委員会、市民と 憲法の権利についての分会(公聴会1975年11月pp 9,44)は、FBIの「対敵スパイ計画」についてのものだ。実にひどい不適切な品行の実態があげられたにもかかわらず、FBIの膨大な数の計画は、明確 に 合法とされた。12の合法な目標が列挙された。集団の活動を混乱させるための密告者の利用、混乱を目的とした詐欺組織の設立などがあった。FBIの 不法な活動の例として、報告書には、グループリーダーの恋愛関係を調査し、新聞でばらまくなどがあった。1974年11月17日The Berkeley Barb新聞では、組織の浸透を目論んだ、CIAとソビエトによる心理-性的洗脳計略が、労働委員会国家幹部会により報告され た。あまりに奇妙な主張であったので、「狂っている」とこけにされた。これは、真剣な調査が全く行われずにいる、数え切れない主張の一つである。

市民軍は、今日、政府による迫害を訴えている。いくつかの新聞記事がこの主張を取り上げた。「政府が私を殺そうとしている」” (Associated Press”95年5月14日)。裁判記録によると、インディアナ州の市民軍リーダーで弁護士のLinda Thompsonは、「政府が彼女をラジオ波兵器で殺そうとしていると、マリオン地区検事事務所の保安官に訴えた」という。1997年12月29日に放送 されたディスカバリーチャンネルの番組「サイ・トレック、殺さずに撃て、ノン・リーサル・ウエポン」を参照すれば、これの主張はもっともである。反対者を 止め るために、腹部の痛みを起こし、音響波兵器で、デモグループを偏向させるために、電磁気兵器が使われている。国中にある多くの警察署は、ノン・リーサル・ ウ エポンを持っている。1997年7月7日のU.S. NewsとWorld Reportの電磁気兵器についての記事によると、「ゆうに40年もの間、アメリカ軍はこの種の兵器を隠密に追求し続けてきた。大部分の成果は現在も秘密 のままである・・・。」

1995年6月26日の「タイム・マガジン」は、「マイクロチップの埋め込みによって、奴隷化されているアメリカ人がいる」と信じる、ミシ ガン市民軍マーク・コエルネケを取材した。政府は、1970年代に、ハーバード医学学校教授その他による、電極インプラントによる暴力のコントロールなど の、行動制御研究に出資していることから、この主張には信憑性がある。

政府によるインプラントとマイクロチップについての、見込みの高い証拠はまだたくさんある。Southern California Law Review、1974年2月、Vol.47 No.2、マイケル・シャピロは、「行動制御を統制ための法律制定」という記事を著した。彼は239ページに、「行動制御」4−5、1969年の、P. Londonによる論文を引用している。

個人的行動、思考、感情、気質、意志の大部分を正確にコントロールすることを近いうちに実現しうる方法が、工業技術と人間・社会・生命の科学に 散見する。

・・・様々な行動機能を司る脳の精密な部位の知識が、電子工業的小型化と外科技術の進歩によって急速に利用されている、

・・・てんかん発作、性衝動、会話パターンにたいする遠隔ラジオ操作が、すでに稼働している。

アメリカ大衆は、事実を知り、判断力を得なければならない。残念ながら、アメリカ政府は違法な活動や機密研究について話そうとしない。革命分 子、社会の反政府要素とよばれるもの統制するため、アメリカ政府が電磁気兵器を長年使い、今も続けられていることを、アメリカ大衆は知らなければならな い。電磁気兵器の使用についての、数え 切れない訴えを認識しなければならない。不運なことに、CIAその他の政府研究所は、虐待の訴えにたいする責任を持っていなかった。政府公式は、国家安全 法のもと機密任務について違法な行為の報告を免れる異なるルールを持ったり、治外法権な組織であってはならない。

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電磁波攻撃技術・装置が告発者の口を封じている

サンフランシスコ・クロニクルは、1988年4月10日、「連邦政府の役人のための秘密機関が、政府の脅威を受けながら生きている」という記事 を載せた。レックス・ニールスはFBIの告発者で、彼の「前例のない協力」によって、19の産業の仕入れ屋や監督が、詐欺や脱税、リベートなどをやって いるという有罪判決をもたらした。政府公式は、ニールスは大手電子機器会社との契約で何百万もの裏取引をしていたとの見解を述べた。ニールス氏は、連邦目 撃者保護計画に 参加し、現在、裁判で政府を訴えている。「マイクロ波とエックス線による襲撃」を訴え、高い強度の電磁放射の証拠文書を作成した。彼は、睡眠の略奪、騒音 キャンペーンなど、「意識だけでなく潜在意識までもを煮えくらせる」数多くの迫害を受けた。

さらに事実を紹介する。電磁気技術の知識は、民間レベルでも高い機密源においても流布されている。ちょうど次のような例がある。1986年 CNNニュース特別レポート番組、チャック・デカロは、マイクロ波兵器についてペンタゴンに繰り返し尋ねた。何ヶ月も待たされた後、ペンタゴンは次のよう に答えた。「ラジオ波兵器は、論議するにはあまりに微妙な問題である。」NSA, FBI, CIAなどの諜報機関などが呼んでいる、反政府型人間に対する、違法国内監視や迫害について、最近、議員レポート文書が出た。

加えて、政府の嘘や偽装は日常茶飯事になっている。イラン−コントラの裁判(イランへの不法に武器を輸出した問題)や湾岸戦争シンドロームがそ の実例である。マイロン・ペレツ・グラザーとペニナ・ミグダル・グラザーによる本、「政府と産業における腐敗を暴露する告発者たち」(1989年)は、告 発者たちの失業や迫害の歴史を著した。有名な告発者の一人、カレン・シルクウッドは、ニュースレポータに会いに行く途中、奇妙な交通事故で殺された。放射 線労働者の危険な環境関する重要文書が、なぜか失われていた。レックス・ニールスは、成功したやり手のビジネスマンで、強度のラジオ波レベルについて物理 的証拠を持っている。にもかかわらず、彼は精神病と判定され、主張は調査されなかった。

1986年に投資の詐欺をFBIに報告した、40才の女性専門家が、後に標的とされた。彼女は、環境・健康・安全エンジニアで、現在監視の標的 され、高レベルの放射や水銀汚染、仕事書類の盗難など様々な被害を公表している。告発活動を止めさせるために、組織的に信用をけがされ、迫害 を受けていると信じている。

痛ましいもう一つの事例。ある看護婦が1996年に、ゴムグローブのアレルギーとの診断された労働者の補償を要求する書類を提出した。2、3ヶ 月後、電子的迫害が開始された。看護婦は、諜報機関の知られた攻撃テクニックと合致する、一群の徴候を報告した。車や邸宅への数え切れない強 制侵入を受け、物が移動される、電話の故障、不自然な電子装置の故障、睡眠を妨害する騒音キャンペーン、物理的電磁波迫害の訴えにたいする不信テクニッ ク。徴候について平然と論じると、音に対する偏執病のように解釈され「狂人」あつかいされる。物理的証拠が黙殺され、病人のたわごととして訴えが無視され る。うわべで払いのけてはならない、深い調査が必要な事例が噴出している。

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監獄実験のレポート

1960年代以来、アメリカの囚人たちは、遠隔電磁気技術による肉体的・心理学的拷問を訴えてきた。ジョン・ジンターと他の多くの囚人は、電磁 気技術の発展と描写と合致する、きわめて似通った一群の拷問技術を訴えている。

囚人に対する行動制御実験には、長い歴史がある。例えば、1974年に開かれた「行動修正における個人権利と連邦の役割について」という題名の 議員公聴会では、1970年代初期におけるカリフォルニア・ヴァカヴィール監獄における虐待には、精神外科手術や、アネクティンと呼ばれるマヒ薬を使用し た行動制御作薬品実験が含まれていた。アネクティンは、呼吸系の持続的な発作を引き起こし、「殺された方がずっとましだ」いう証言もあった。研究者らは、 「危険な行動を抑制する方法(例えば繰り返しの暴行、自殺未遂)」として、忌まわしい治療プログラムの試験を行ったと主張している。1974年、南カリ フォルニアLaw Review47巻247、「行動制御を統制するための法律制定」というタイトルの記事で、マイケル・H.・シャピロは、違法なヴァカヴィール監獄での実 験について意見を述べた。

「個人の自治権にたいするこういった甚大な襲撃についてのあらゆる考えを急いで表明し、特に官公庁一般や医療職は安全な状況におかれ、精神と行 動のコントロールの実現を目的とする人間精神活動への干渉がおこなわれている、地域と機会を判別しなければならない。」

UCLA神経精神医学研究所長、L.J. West博士は、暴力的行動を研究する新しい施設の設立を提案した。ヴァカヴィールやそのほかの監獄の囚人を、おそらく利用するつもりでいた。ゴヴァ ナー・レーガンは、提案を熱烈に支持した。1973年4月1日付けサン・フランシスコ・クロニクルの記事によると、「脳手術が行われるか明確に は表現していないが、ウエスト博士は暴力的行動をコントロールする方法のひとつの可能性と発言している。・・・最も物議をかもす可能性が高い「暴力 の予測と脳波」と呼ばれる計画がある。

ロサンジェルス・タイムス73年4月16日の記事、ウエスト博士は精神外科手術がセンターで実施されることを否定した。しかし、よそで表明した 計 画書のコピーが漏れだしていた。公衆の激しい反対の効果もあって、センターは許可されなかった。

ウエスト博士は、行動制御研究の長い経歴がある。1953年1月14日付けの「対話技術」という題名の政府メモによると、「もし、アメリカ 空軍(戦功十字章)Louis J. West少佐のような訓練を積んだ催眠術師を利用できて、伝統的な心理学対話に精通した人物をもうひとり用意できたなら・・・とても均整のと れた対話研究センターが設立できる・・・。」ニューヨークタイムスによると、ウエスト博士はCIAの資金によってLSD研究に従事したことがある。

ウエスト博士は、まだカリフォルニア大学ロサンジェルス校にいて、1996年「USAF新しい世界展望」の科学諮問委員の一員に加えられた、報 告書にある匿名の論文「生物学的家庭制御」の著者であると信じられている。論文では、将来、電磁気技術を人間システムにたいして使用し、 「敵を操作して、高度な機械操作(例えば、兵器の使用、追尾システムの稼働)などの、どんな有意な行動を不可能ににさせる」と記述している。

誰も認めたくないと思っているが、拷問は社会化した人間の行動として、古来から高く確立された制度である。ニューヨークタイムスマガジン 1997年12月28日「地獄からの生還」という記事。「拷問の第一の目的は自白ではなく―たいていは真実より嘘が出るものだ―犠牲者の人格を破壊するこ とである。この点において拷問は凄まじい効果を上げている。」拷問が現在ハイテク化したり、刑務所で利用されたり、告発者に使われたり、「反対者」をコン トロールしたりしているが、拷問行為の形態が変化しているだけであり、それは常に警戒し防止しなければならない人間気質である。

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合意なき政府機密実験

サクラメントのカリフォルニア州立大学で政治学を専攻する、チェリル・ウェルシュは、自らの経験を「電子的監獄のようだ」と表現した。「周囲 の環境にある、脳を含んだ、あらゆる電子システムが、標的にされ、コントロールされ、一日24時間いじり回された。心理学実験のような刺激、応答の技術 が、弱 点や破壊目標を見つけるために使われた。」CIAのLSD実験と軍の人間破壊実験では、同じような方法で極限のストレス加害が行われた。ウエルシュの話 は、病院に行って実験台にされてしまった、無認識の放射線犠牲者らと似ている。彼女自身も、アメリカ政府が無認識な標的を軍事目的の基礎研究を確立するた めに探している、間違った時代に間違った場所に居合わせてしまったのだ。

ウエルシュは、科学者が彼女の脳を研究に使って、技術の限界まで試そうとしていると訴えた。1940年代、プルトニウムビタミンの放射線服薬 が及ぼす効果は知られていなかった。同様に、科学は、軍事利用によるマイクロ波や他の電磁周波数が、身体にどのような効果を及ぼすかを解明していない。か つ ての放射線被害者のように、電磁気被害者は今日黙殺されている。乗り越えなければならない大きな障壁があるにもかかわらず、チェリルは、継続中の実験を停 止 させ、たとえ目に見えなかったり機密であるとしても、現実の問題であることを証明すると決意した。

彼女の訴えを裏付ける、書籍からの抜粋。「マインド・ウォーズ」ロン・マクレー著(セント・マーティン誌、1984年)から。マクレー氏は、海 軍に 5年間従事した後、コラムニストのジャック・アンダーソンとともに、1979年に本を出版した。アンダーソンは「エコノミスト」の通信員である。

人間の心を電磁気操作する真の脅威に直面しているという、極めて信頼の高い情報ある。電磁気的にテレパシーを説明しようという研究によって、可 能性が現実となった。研究者たちが探していた、思考が長距離電磁波放射を生む現象は見つからなかったが、不運にも、長距離電磁気放射が心に影響を 与えうることが発見されてしまった。バーバラ・ホネガー[かつてのレーガン大統領時のホワイトハウス職員]によると、超能力戦争への急激な関心の高ま りと、ペンタゴンが年間600万ドルと推定される予算のほとんどを超能力とその関連の研究分野に費やした「根本的理由」は、「アメリカとカナダの研究所か らの初期の結果によって、脳波の周波数範囲にある、ある種の振幅と周波数を組み合わせた外部電磁放射が、人間を含んだ生命体の外部感覚機構を迂回して、高 次の脳の神経機構を間接的に刺激するひとがわかったからである。この電子的刺激は、遠方から、様々な感覚(特に聴覚)の混乱など、精神的変化を起こさせる ことが知られている。

この問題の資料を作成している人権グループの一つである、人権虐待に反対する市民の会(CAHRA)によると、1000人以上の被害者たちが連 絡をとりあっている。犠牲者たちはみな拷問を訴えている。アメリカ政府は、殺人のための電磁気兵器を開発していることから、これは十分に考え られる。被害者たちは、いくつかのパターンの組み合わせや、一群の症状を説明しており、今日、異なった多くの機密政府実験や関連計画が行われ ているため、多様な訴えがあるのではないかという、論理的帰結がある。心と体の全ての神経が遠距離から標的にされ、いじくり回されコントロールされる。苦 痛が 加えられ、行動修 正技術にたいして併用される。

被害者の訴状を肯定する多くの事実のひとつを引用する。ノンフィクション「精神操作者」(アラン・W・シェフリンとエドワード・M・オプトン・ Jr.、パディングトンプレス、1978年)。シェフリン氏は、ジョージタウン大学で教鞭を執り、オプトン氏は、エール、デューク、カリフォルニア大学 バークレー校 を卒業している。本のカバーには、次のように書かれている。

一万ページのアメリカ陸軍とCIA最高機密文書によって、25年の間アメリカ政府機関が、世界の歴史上かつてない広範な、精神操 作計画を続けていたことが証明された。心を鋳造するために、考えられるあらゆる方法が試され、洗練された。その多くは、何も知らないアメリカ市民にテス トされた。

心理学者、精神科医、医師、刑務官、科学者、弁護士、政治家らは、何十年もの間、病院、研究所、大学、心理研究機関、医療機関、刑務所、学校に お いて、マインドコントロール研究に携わってきた。

思考を遠方から読み取り再生することができる。被害者が今思いついたことが他人によって正確に反復される。洗脳と人格破壊の技術が利用されてい る。被害者の頭にマイクロ波をビームし音声を聞かせる、マイクロ波音声が、多数の場合報告されている。「マイクロ波音声」は、多くの出版の記事で公に議論 さ れている。ベッカー博士は「身体電気」という書籍を1985年に出した。その中で、「1973年、ウォルター・リード軍事研究所のジョセフ・C・ シャープ博士が、遮蔽された無音響室で、音声波形のマイクロ波パルスの脳へのビームによって、脳に送られた話し言葉を聞きとり理解した。そのような装置に よっ ては、標的者を「声」によってターゲットを狂わせたり、探知されない指令によって、暗殺者を仕立て上げるなど、機密作戦に明らかな使い道がある。

被害者らは、夢や記憶が操作されているとも訴えている。動作や意識、心拍数、多くの身体機能の監視や制御が報告されている。これらやその他の 症状は、過去の出版されたマインドコントロール研究との類似が見られ、まるでマンハッタン計画のように機密化 されたまま、マインドコントロール研究が継続されている可能性がきわめて高い。マインドコントロール研究についての歴史書の一例として、 「Manchurian Candidate の探求」(ジョン・マークス、タイムスブックス、1979年)164ページから引用する。

第10章 ジッティンガー評価システム。CIAに従事し、人々を操作するための方法探しに苦心していたジッティンガーは、人格を評価し未来の行動を予測する独自のシ ステムを作り上 げた。彼はその方法を、人格評価システム(PAS)と呼んだ・・・諜報機関の秘密作戦に係わる、皮肉なトリック破りの検察官にPASシス テムを売り渡したのは、心理学者スタッフのジッティンガーであった。キューバのミサイル危機において、クルシェフがアメリカの圧力にたいし、どのように反 応するかについてアドバイスを聞くため、ホワイトハウスに招集されたのもジッティンガーである。・・・彼は、人間の全ての段階の行動についての独自のデー タベースを建造中であり、可能 な限り多くの異なったグループの標本を必要としていた。・・・莫大な数のWechslers (人格テストのひとつ)の結果が、一人一人の履歴データ付きで−1970年代初期までに29000セット−流用 された。・・・1962年、ジッティンガーと彼の同僚は、作戦基地をニューヨークの人間環境本部から、ワシントンに特別にあつらえたCIA所有の 会社に移し、心理評価協会と呼ばれた。・・・1973年、ジョン・ジッティンガーと長い間の同僚ジョン・ウインは、・・・PASの基礎的な解説を 専門誌に公表した。・・・1974年、ジッティンガーの仕事について、私は、ローリング・ストーン・マガジンに寄稿した。CIAのコネが公表されれば職業 名 声を傷つけられるとして、ジッティンガーは苛立った。・・・やつは、人々の弱点を探るのに何の倫理問題もないと考えていた・・・。・・・1977年8月、 ジッ ティンガーは下院公聴会で公開証言を行った。

The Mind Control Papers(ISBN 0-915509-35-3, 1980年)よりもう一つの例を挙げる。フリーダムニュースジャーナルに掲載された、CIAの公開文書に基づく内容。

1963年12月17日、CIA副長官へのメモ、タイトル:精神化学物質と関連する材料のテスト。脳−コンピュータラジオ通信によって、思 考や視覚的印象、感情などの認知的発現、行動、心理的反応を連続的に記録することができる。それによって、秘密警察権力、医療科学者、国は、個人をより深 く、完全にに観察することが可能になる。観察に遭った人は、自分自身を害するかもしれない。私たちが確認できる限りでは、このぞっとする科学の発展の記録 を残す文書は、CIAが陸軍、海軍、空軍と協力することを決意し、アーティチョーク 計画が生まれた、遅くとも1951年にはすでに起草されている。1952年のメモは任務を次のように記述している。人から意志に反して気づかれることなく 情報を探り出す、あらゆる方法の評価と発展。人物を完全にコントロールして、意志に反して私たちの命令通りに行動させたり、個体保存といった基本的な固有 の法則にさえ逆行させることができるだろうか。そのような測定が私たちにたいして使われたとき、いったいどうやって対抗したらよいだろうか。

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数え切れない被害者が救助を受けられずにいる: ある大きな障害

ほとんどの被害者は精神病のレッテルを貼られていることが多いが、現に被害者らは、似通った一群の症状を訴えながらも、病気が原因ではないとい う物理学的証拠を持っている。技術に関する知識を持っていない親戚や警察、弁護士らが、たいがい、精神科医の評価を要求し、被害者にとっての正当な訴えの 機会にピリオド を打つ。通例、精神科の診断は、患者の説明と医師またはセラピストの訓練に基づいて行われる。被害者は、高レベルで不自然な電磁放射や、新聞に掲載されて いる衛 星による囚人監視の潮流についての説明したり、機密電磁気兵器についての科学論文、非機密のノン・リーサル・ウエポンの40年にわたる開発レポートなどを 持参したりするが、精神病という診断が繰り返されている。長い期間心理的な健康を保つ経歴があったとしても、精神科医は統合失調症と診断し続けてきた。 「マイクロ 波音声」や「合成テレパシー」が、文献にある軍事兵器だという事実は、意味がないと判断されている。

「FBIはマインドコントロール装置をコレシュに使おうとした」といった1994年3月3日の新聞協会ニュースファイルの見出しなどは、現在の 被害者の状況とは関連づけられていない。アメリカ政府が今日、電磁気兵器を目の前の犠牲者にたいしてテストしているとは、たいていの精神科医は考えてこな かった。訴えられているこの実験は、冷戦期のメンタリティーに深く根ざし、捕まりたくない有罪科学者や大衆に抗議を逃れたいアメリカ政府のせいで、 横暴な違法実験は機密保持され続け、止むことを知らない。「Manchurian Candidate の探求」ジョン・マークス、59ページより例を挙げる。

CIAの秘密作戦は、家に帰った人々まではっきりと向けられている。1963年の調査長官は報告書で「人間の行動を操作する研 究は、多くの医学と関連する領域の権威によって、職業的に非倫理的と考えられている」と述べた。ゆかに、研究の公表は外部研究者の名声を「危うくす る」。さらに、CIA調査長官は、MKULTRA活動のある部分を公表すれば、アメリカ大衆による「深刻な拒絶反応」を招きうると公言した。

科学者たちは電磁気兵器の人間に対する効果を知る必要があっただろうから、被害者の訴えは妥当なはずだ。今政府はこの技術を利用した いと考え出し、部分的に機密解除をはじめていることから、証拠は増大している。被害者の徴候に適合する兵器を掲載した記事を挙げる。「いまだ覆い隠された まま」週間航空と宇宙技術、1993年6月7日、35ページ。

最近、テキサス州ワコーで起きた、ブランチ・デイヴィディアンの立てこもりをきっかけに、新しいノン・リーサル、不能化兵器の配備について、機 関を越 えた議論が、議会の援助によって促進されている。陸軍、空軍、CIAは、皆、特殊化された兵器を開発している。ひとつは、高輝度レーザー光を発生し、一時 的な盲目をもたらす光学軍需品。低周波音響ビームは、苦痛によって敵を不能化させる。ハイテクエネルギー発生器は、通信装置などの電子機器を 破壊することができる。兵器に関する情報は、結局、覆い隠されたままになった。どの程度技術が進んでいるかを、潜在的な敵に知られたくないという理由で。

アメリカ政府が行った違法な行動制御研究の歴史について、多くの資料があるという事実は、最近のアメリカ市民に対 する大量の実験の存在、湾岸戦争シンドロームなどの政府による虐待の事例には関係づけられていない。湾岸戦争では、虐待された帰還兵たちがストレスに関連 する病気と誤診されている。この事実は、また、現在の被害者とは関連づけられず、政府の動機や技術は出版され現存するのに、患者が政府の監視について論じ た場合、精神病や妄 想と診断されている。

たいがいの犠牲者にとって、ラジオ波兵器の証拠を自力で提出するためには、莫大な経済的・現実的問題が立ちはだかっている。マイクロ波による病 気は、いまだに物議を起こすため、アメリカの医学書籍にはあまり書かれていない。被害者が、とても高価なスペクトル解析器を使って、信号をモニターし ようとしたとしても、犯人は容易に信号を切ることができるなど、他にも多くの困難が存在している。

拷問やトラウマ的体験の被害者は、経験を他人に説明することが困難がある。しばしば、「ばかげた」ように聞こえることもあり、詳しく話すにはた いへんな苦痛を伴う。次の例にみられるように、これは決して小さな問題ではない。ニューヨークタイムス、1997年12月21日の記事、「拷問の訴えを評 価する方法を学ぶ」は、移入管理官らが、「難民が本当に拷問の犠牲者か、政府の保護に値するかをよりよく判断する」ため、拷問のサインを確証するための講 義を受けている と報じた。移入管理官は、なぜアメリカに滞在しなければならないのか、難民に説明を求めるとき、「難民の猛烈なラウマ的記憶を忌諱しないように」と教 えられた。・・・「拷問の生存者たちのは、はっきり見分けるのがますます困難な徴候を呈してやってきている。」・・・「悲惨なことに、世界中の拷問は急速 に使われる手段が高度化している。」とアレン・S・ケラー博士はいった。訓練では、睡眠の剥奪や暴力的嘲笑、その他の肉体的痕跡を残さない、心理学的拷問 の形態について 論議された。

医師たちは、徐々に、技術は存在し、犠牲者の訴えは現実に即していることに気づきはじめている。 USAFの軍赤十字および予備大佐を引退した医師、バイロン・T.ウィークス博士は、1997年11月24日のスポットライト誌において、州警察による6 週間の包囲を受けているイリノイの女性、シャーリー・アレンを 援護する記事を書いた。親戚が、メンタルヘルスの検査に行かせようとするのを彼女は拒否した。51才の未亡人で看護婦のアレンさんは、「・・・社会に対し て罪を起こしたことはない、模範的な経歴を持つ市民で・・・。彼女が近所に脅威を与えているという根拠はなく、立派な市民として、だれからも尊敬される存 在だった。」水道、ガス、電気、暖房が、包囲が強制終了するまで、権力によって遮断された。イリノイ・サン−タイムス、1997年10月31日の記事によ ると、警察にたいする大きな批判が国家レベルで広まった。アレンさんは、何者かが彼女に「レーダー波を照射している」と訴えた。ウィークス博士は、 「これは見た目ほど不合理ではない。人間の脳波と同調し視覚や聴覚の混乱を起こす、極低周電磁波の使用についての報告がある」といった。

ある弁護士と精神科医が、二人のマインドコントロール被害者を支持する手紙を提出した。手紙は、「子供にたいする アメリカ政府マインドコントロール実験」(ジョン・ラッパポート編集、TEL.(213) 243 9005)において、追加の予備知識とともに再掲された。著者ノート: バレリー・ウォルフと その患者によって、マインドコントロールの実行に関わっていると名指しされた医師らが、大量の放射を加えたとして、以前にも放射線被害者によって名指しさ れ たことがあったため、二人は委員会の証言に招かれた。放射線人体実験諮問委員会、1726 M ST. N. W., SUITE 600 WASHINGTON D.C. 20036。

放射線人体実験についての諮問委員は、生命倫理、科学史、放射線生物学、腫瘍学、疫学、法、核医学の、国家的名声のある 14名エキスパートによる委員からなる。委員会には一般代表も参加した。1994年4月大統領によって指名されたメンバーらは、イオン化放射線を利用した 連邦資金による 研究での、人体実験台の利用について、1995年までに報告書を準備することになっていた。

セラピスト、ヴァレリー・ウォルフ : 「1940年代に始まった、放射とマインドコントロール実験法の関連可能性について話した い。マインドコントロール研究をとりあげる第一の理由は、人々が子供時代に、マインドコントロール、放射、薬、化学物質実験にさらされたと訴えていて、そ れを実行したのは、放射とマ インドコントロール双方の推進に携わった知られる、同一の医師であったからである。研究者名や研究プロジェクト名を解明する、国中の人々の言明によって、 この書類文書が作成された。また、こういった特定の研究対象者が政府研究による被害について話さないよう脅すために、マインドコントロール技術と成人後の フォローが継続されていたことを知ることが重要である。」

精神科医で解離性同一障害(多重人格)についての書籍の著者、コリン・ロス博士 : 「DID患者から、軍事基地や病院施設におけるマインドコントロール研究との関わりについての話を聞き、私は、CIAと軍のマインドコントロールに興味を 持つようになった。・・・マインドコントロールについての予備読書と研究を1992年に開始した。・・・オルン博士とウェスト博士(UCLA)は、いまだ に存命している。・・・彼らや他の多くの生存する人物を、公聴会の証言に呼んだらどうか。・・・研究の存在についての文書は公表されていないけれども、存 在する九分九厘の見込みがあり、公式の調査を保証しなければならない。たとえ何人か、もし くは、多くのDID患者の記憶がゆがめられ正確ではなかったとしても、CIAや軍事諜報機関の言うとおり、研究が1973年にすっかりなくなったとは考え に くい。・・・CIAや軍事マインドコントロールについての公聴会には、いつでも私はすすんで長時間の証言に立つつもりである。コリン・ロス、医師、敬具。

1995年3月9日、関係者一同 : 私はアラン・W・シェフリンといいます。サンタ・クララ大学法学校の法学教授で、心と行動の制御についてのエ キスパートとして裁判所に知られています。「精神操作者」というタイトルの、何十もの国々で出版された、政府マインドコントロール計画についてのノ ン・フィクションの共著者でもあります。・・・、クローディア・S・ミュレンの証言にたいする支持と、放射とマインドコントロールとの関係についての政府 の機密ファイルの公開を支援するためにこの手紙を書いています。・・・目撃者の語る多くの話が信じがたく受け取られやすいことをよく知っています。彼らの 訴えをどうか放り出さないでください。・・・秘密政府実験について、残りの文書を公開することが大衆の要望であり、国家安全を危険にさらしたりはしませ ん。・・・要望があれば、喜んで、さらに情報を提供するつもりです。アラン・W・シェフリン、法学教授、敬具。

外科医で、赤十字国際委員会のSIrUS計画部長、ロブリン・M・クープランドによる、「ノン・リーサル・ウエポン、新しい兵器競争の急進によ り、医学は兵器発展に使われている知識について備えを固めなければならない」という記事(イギリス医学雑誌315巻、1997年6月12日、72ペー ジ)。 彼は、「・・・超低周音波や電磁波を生成する装置、謀反者を操作するための装置」について説明した。さらに、「縫い合わされた傷跡や皮膚の 接ぎ、切断よりではなく、むしろ、未来の戦場を生き残った兵士たちは、症状を起こすために精密に設計された兵器による、精神失調やてんかん、盲目を伴って 帰還するのだろうか。一般医や精神科医がこの問題を認識することはきわめて重要である、調査し声を上げよ。

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被害者の救助は進まない:現在のシステムはどのように健康と人権の問題を扱っているのか

なぜ犠牲者たちが救助を得られていないのか、どういった問題がかかわっているのかということについて、喫煙とたばこ会社の歴 史によい類似がある。1960年代以来、たばこ喫煙が健康に有害であることが知られていた。しかし、たばこ会社のたばこからの搾取や利益は、50年間止め させら れなかった。人間気質の影の部分とがちがちの政府官僚主義は、背後にある理由の一部だ。同様に、電磁気技術を使った非同意政府実験は、50年間にもわ たって解決されていない。

1997年8月31日、ニューヨークタイムスマガジンのマイケル・D.アントニオによる記事、タイトルは「原子のモルモットたち」は次のように 述べる、

何十年もの間、アメリカ政府が主導した秘密放射線実験の被害を訴える人々は、偏執病であるとして無視されつづけてきた。アメリカの核兵器実験を 監 督するエネルギー省では、これらの人々をまとめて「ザ・クレイジー」と呼称していた。ところが、冷戦の書庫が開かれ、クレイジーたちが辺境から復帰した。

被害者たちを狂人と呼ぶのは、決まり切った、人間気質のパターンである。これは、何百もの電磁波被害者たちに繰り返されている。また、ロシ アなどの政府は、アレクサンドル・ソルツェニシンとアンドレ・サカロフなどといった、「国家の敵」を陥れるために精神病を利用した。程度としてはまだ 低いが、アメリカは対敵諜報活動において、「革命分子」に悪評をたてた、(ウォーターゲートの強盗が、ペンタゴン・ペーパーで有名な、ダニエル・エルス バーグの精神科医事務所を襲い、記録を盗んだ。損害の証拠さがす目的だとおもわれる。)人間の性質と政治的抑圧のこういった事実を知っているのなら、問題 の改善に協力すべきだ。とても尊敬されている調査ジャーナリスト、セイムール・ハーシュが、1960年代の生物兵器戦争についての 本と記事を書いたとき、彼は、「洗脳とマインドコントロール、フランケンシュタイン技術、UFO怪物との陰謀といった、驚愕のCIAベンチャーをうったえ る様々な 人々から、20ページのレポートを定期的に受け取っていた」といわれる。これは、「超能力戦争」(ジョン・ホワイト、1988年)に書かれている。マ イケル・ロスマンのエッセイ、142−3ページでは、彼もまた、軍事心理学者が主導するテレパシー・コントロール実験の被害者についての手紙を受けとった と言っている。超心理学的方 法によるスパイ謀略について報告する被害者もいた。ロスマンはこう締めくくった、「あんたはクレイジーかと思ったよ。・・・CIA等の機関が、本当に、あ ん たらがいう方法や目的を持っているというデータを収集しようとは、つい最近まで思わなかった。」

私には、国連、ACLU(アメリカ市民自由連合)、FBI、法務省、FCC(通信監査局)、議員、弁護士その他にたいして救助を求めている、被 害者 たちの数え切れない説明を付け加えることしかできない。UCLAのロス・アデイ博士などの何人かの電磁気学者と、(「電磁気人 間」を書いたロバート・ベッカーや「アメリカの電撃」のポール・ブロデュールなどの著作家は、みな、1960年代以来、被害者たちから何百もの手紙を受け 取ったことを言明している。マイン ドコントロール研究者、マーティン・キャノンが、ブリティッシュ・マガジンとロブスターに、「マインドコントロールとアメリカ政府」というタイトルの記事 を書いた(1993年)。多くの上院・下院・国家代表者らが、’ウエイヴィー’ファイルと呼ばれる、非イオン化放射線物質やマイクロ波による爆撃の秘密陰 謀の被害者からの訴えと救済の嘆願書を持っている。上院議員グレン事務所のメアリー・アン・デュフレスンは、違法実験を訴える被害者からの膨大な手紙を受 け 取った(1997年11月の電話による)。グレン上院議員は、1997年の人体研究被実験者保護運動S193の発起人で、それは労働と厚生の委員会にお いて暗礁に乗り上げた。

とても長い年月の間、大勢の人々が救助を得ていない。今こそこの問題に動き出さなければならない。

ブライアン・ウロンジは、救助を得ていない、典型的なインプラント被害者である。シティー・サン新聞のマイテファ・アンガザが、1993年12 月21日の記事「科学事実−フィクションではない : これがハイテク奴隷だ」において、ウロンジによる実験の訴えと、問題を暴露すれば痛めつけられるのではないかという、恐怖について書いた。ウロンジは「将 来彼が起こすどんな訴えに対しても悪評をたてるために、犯罪と精神病の経歴を埋めつけ、い くつもの監獄と精神医学施設をたらいまわしにされたと信じている。」

人権のための医師会(PHR)のロジャー・フッチョンは、シティー・サンの記事「インプラント犠牲者たちは人間主義的医師による救済を拒絶して いる」で、ウロンジの話をフォローした。「PHRのボストン支部は、先月、何人かのメンバーの抗議にもかかわらず、政府インプラント被害者ブリアン・ウ ロンジの検査と診療を拒否した。」ともにニューヨークの、MRI-CT Scanning Inc.と映像診断協会による、1991年のCTスキャンとMRI検査結果ではでは、頭と胸の中に「金属磁性体の異物」が存在することが濃厚であった。

「連邦東部地区裁判所判事、レーナ・ラッジは、ウロンジがニューヨーク州を相手取った裁判を審議している途中である。ウロンジに外科医を見つけ てイ ンプラントを取り除くよう命令を出した。しかし、1991年5月の研究所レポートから3年の間、外科医たちは、たいていFBIの報復を理由として引用し、 誰もインプラントを取り除こうとしなかった。」「監督エリック・ストヴァーによると、PHR幹部は、6月中旬の会議でウロンジへの協力を拒否する決定を していた。」PHRは1986年に設立され、多数のメンバーをもち、グループの任務は、1.政府が犯している拷問を止めると書いてある。

またもや、これは政府マインドコントロール実験の歴史と一致している。ワシントンポスト1977年8月7日、ジョン・ヴィルヘルムによる記事 は、ア ンドレア・プハリチ博士は、1950年代、おそらくCIAのためにミニ歯形ラジオを発明したと報じた。彼は、1952年、「心理学戦争におけるESPの実 際的有効性ついて」という論文をペンタゴン会議に提出した

国家安全運動が、救助を得るための被害者の努力に、マイナスの衝撃をおよぼしていることは、繰り返し強調しなければならない。50年もの機密研 究のあと、軍隊と企 業がマインドコントロールに関わっているという圧倒的な証拠が存在している。電磁波技術虐待の連鎖を止める監視機構は存在しない。注目すべき例がある。 「天使はこんなハープ(HAARP)を弾かない、テスラ技術の進歩」(ニック・ベギッチ博士とジーン・マニング著)、アースパルスプレス1995年 より。

5ページ、HAARP(高周波動的オーロラ研究計画)の話を、限られた外部視点からはじめて眺めたとき、害のない研究計画だと思われた。しか し、より広い視野から眺めてみると、HAARPには原子爆弾をもたらしたマンハッタン計画と、まさにそっくりな、秘密があることに気づいた。

104−6ページ、Eシステムは、ワシントンポストの専属記者ジョン・ミンツによる長い記事につけられた題目(1994年10月24日、A1、 A10ページ)である。Eシステムの技術は、「国家諜報集団の中心神経系の一部」だと明かした。総益21億ドル中18億ドルが、機密計画によるものだっ た。計画の大部分は、国家安全機構(N.S.A.)と中央諜報機構(CIA)その他の諜報組織によって作成された。多くの企業従業員は、N.S.A.、 C.I.A.の元職員および軍の退職者からなる。ワシントンポストの記事によると、高度な技術経験を持ち、政府諜報関連の仕事の経歴がある人々が、その会 社にほとんど自動的に雇われているという。リンドン・B.・ジョンソンの下でC.I.A.局長を務め、長い年月局長ボード139に参加した、海軍大将退役 者ウィリア ム・ラボーンは、C.I.A.と尤も親密な契約者でハイテク発信者の世界に入り、HAARPプログラムに参加したのか?

Eシステムは、1995年2月26日に放映された、60分間のCBS特集シリーズ番組の題目の一つだった。 特集の中で、ワシントンポストの記事に掲載された主張が繰り返された。その企業は、「暗黒世界」で活動している組織と表現され、高く秘密にされていて、従 業員は、公式の「知識者」等級持っ ていない限り、仕事内容についての論議がいっさい法律で禁止されている。企業の年間セールスは、85パーセントが機密業務によるもので、8億ドルが、政府 が計画の存在すら 否定する、かなりきわどい計画に関連していると見積もられている。話は続き、C.I.A.とN.S.A.および軍事諜報組織140によって繁盛していると いう、組織についての素描ができあがった (Eシステム、60分、CBSニュース、ニューヨーク、ニューヨーク州、1995年2月26日)。

106ページ、これらの企業の技術を結合して、無血の諜報戦争や精神機能の操作において考えられている、その種の利用が可能にならないだろう か。Eシステムは、ほとんどの国内秘密組織のために、巨大な能力を集積し、HAARP技術の主導権を握ることができた。(著者によると、Eシステムは現在 レイソン 社に所有している。)

政府マインドコントロール問題には、複合した要素が寄与している。主要ポイントの概観を終える。

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結論

証拠は増加している。政府マインドコントロールはもはや空想科学ではない。この問題は、とても深刻で、全てのアメリカ国民の未来に関わる。これ は、諜報機関、軍事、警察機関が、常に追及し続けていた兵器であり、敵を完全にコントロールすることができる。世界のスーパーパワーは、この強力な 技術を機密扱いして、被害者たちが手にしていない資源を所有している。電磁気学、神経科学技術を使った、非同意実験と違法国内諜報計画が食い止められる かどうかは、アメリカ大衆自身の手にかかっている。

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